東京に新しい飲み屋街が爆誕!民家を改装した「ほぼ新宿のれん街」がサイコーらしいので行ってみた

東京都、代々木駅から徒歩1分の場所に登場した「ほぼ新宿のれん街」。古民家を改装した飲み屋が集まっており、フードはアジア料理からイタリアンまで、お酒はタイビールからシャンパンまで楽しめます。それぞれの店舗が異なる個性を持っているので、行けばお気に入りのお店に出会えるはず。また、「ほぼ新宿のれん街」の中で、はしご酒するのも良さそうです。古民家らしい昭和な雰囲気が好きな方も、変わったお店が好きな方も楽しめるのでは?

IMG_9557はじめまして!ツマミ具依(@tsumami_gui_)申します。
ライター業の傍ら、新宿歌舞伎町のバーで店番をやっております。

「うわ~!!新宿混みすぎ!人多すぎ!!」
そんなことを口にししたくなるほど、新宿をはじめとする飲み屋街が人でごったがえすこの季節。

ちょうど新社会人、新入生の歓迎会などが行われる時期ですよね。

そんな中、今年の3月から「ほぼ新宿のれん街」という飲み屋街ができたのはご存知ですか?

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じゃん!
代々木駅から徒歩1分の立地で、新宿駅からも歩いて行けるアクセスの良さ(新宿だと新南口から徒歩7分くらい)。
民家を改装した趣のある建物。多種多様なお酒や料理……。

これは、ま ず い!

歌舞伎町のバーで店番をやっている身としては、こんなステキそうなお店、見過ごすわけにはいきません!

ライバル視察(という名目の飲み歩き)で、取材に行ってまいりました!

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じゃん!
早速、ハシゴ酒してみようと思います!

 

「ほぼ新宿のれん街」とは?

懐かしいに『未来』を感じる、新旧混在な業態が勢ぞろいと公式コピーにあるように、古民家7棟を丸ごと利用したこの飲み屋街は、昭和にタイムスリップしたような雰囲気が漂います。大通りから少し路地に入った住宅地にあり、都会の喧噪から離れた落ち着きもまた魅力的。

平日はサラリーマンの方で賑わっているので、ゆっくり楽しみたい人は土日がおすすめ。古民家という共通点はありながらも、店づくりやコンセプトは一軒一軒に個性があるので、お気に入りの店が見つかること請け合いです!

敷地に入れば一目瞭然なのですが、ゴチャッとした新宿には珍しく飲み屋全体に一体感があるので一気に引き込まれます…!恐ろしい!

 

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こちらが「ほぼ新宿のれん街」の見取り図。

店舗には、「い」「ろ」「は」「に」「ほ」「へ」「と」と屋号がふられています。

店名がメニュー板のように並んでおり、店に入る前から客に「選ぶ楽しさ」を味あわせるという憎い演出が施されています。

……とはいっても、よく考えたら、新宿でキャッチに捕まるとありがちな見かけ倒しの店の可能性もありますよね。
みんなも気を付けよう!お通しで「揚げたパスタ麺に塩振っただけのやつ」が出て来るお店はだいたいアレな感じだぞ!(偏見)

 

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実力のほどを確かめるべく、いざ入店! 楽しみだなー!

 

 

「泡泡 シャンパンマニア」

さて、順々に行ってまりましょう。まずは「い」。「泡泡 シャンパンマニア」さんです。

え、シャンパン…?

 

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って、いきなり洋風ですか! てっきり和がコンセプトの飲み屋街かと思ったら、初っ端から裏切らされました。

 

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しかもなんですか、店前の大量モエシャンパンは!

日本酒とかビールの瓶ならともかく、昭和古民家の前に大量のシャンパンなんて初めて見ました!
昔この古民家に住んでいた人は、まさか将来モエに囲まれた家になるなんて思ってもいなかったはず!

 

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店内には、厨房をコの字型に囲ったカウンター席と、サイドにテーブル席が設けられ、死角となる場所がないので、注文したいときはすぐに店員さんが駆けつけてくれます(意外と大事)。

モエとコラボ店というだけあって、モエシャンパンは一日30~40本も注文されるとのこと。
ですがシャンパンの印象とは裏腹に、変にお高く留まった感じはなくてとても居心地がいいです。

 

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モエシャンパンは1杯1,500円。速攻で予算オーバーしましたが、この店でモエ以外の選択肢はありえるでしょうか(いや、ない)。

 

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泡包餃子(500円)。にんにくの有無が選べます

そして泡包餃子がウリなようです。古民家にシャンパンに餃子ってもうわけわかんないですね!

餃子とともに運ばれてきたタレは、この4種類。

  • 自家製のバジルソース
  • 自家製胡麻味噌ダレ
  • 馬路村の柚子ソース
  • ボリビア岩塩です。

図工で使った絵の具のパレットのようにカラフルでおしゃれです。

テーブルには自家製チリソース、トリュフオイルが置いてあり、餃子ソースは計6種類。つまり、6つの餃子をすべて違う味でいただくことができる!

 

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オススメというトリュフオイルから。スポイトでかけていたら、理科の実験を思い出しました。

 

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いただきます!

 

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おいしい!(何故かマズそうな表情になってしまいましたが美味しいのは本当です)

ニンニクはキツくなくて、肉に甘みがあります。こんな上品な餃子は初めて食べました! なるほど、シャンパンに合うわけだ!
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店長さんが高級なモエシャンパンを見せてくれました! 価格は1本で24,800円!月給!月給が飛ぶ!

本気さが伝わるお値段なので、ここぞというときにぜひ注文しましょう!

 

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持つだけならタダなので記念撮影させてもらった

高級感と居心地の良さを兼ねそろえたお店でした!

 

牛タンいろ葉 別邸

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続きまして「ろ」の「牛タンいろ葉 別邸」さんです。
店に入ると牛タンのいい香りがしてきます。

 

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1階

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2階。新宿とは思えん。

1階は掘りごたつ式のカウンターで、2階は座敷になっています。

 

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注文したのは、自家製塩レモンサワー(490円)と茹でタン(999円)。このお店で、間違いない組み合わせと言えるでしょう。

サワーは、約1週間漬け込んだ自家製塩レモンがたっぷり。
1日100杯オーダーされるそうなのですが、塩味と酸味が絶妙で、人気の高さも納得の味です。

 

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絶対おいしいやつじゃん、この茹でタン。

5時間も煮込んでいるそうで、箸で切れるほど柔らかいです。もはや食べる必要性も感じないほど、おいしそう……(?)。

 

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おいしいかな~?

 

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はい、やっぱりおいしい!

焼いたタンとは違って、油っぽさが無いぶん、肉の甘さとダシのうまみが口全体に広がります! タンの万能さを思い知らされました。

 

 

spanish Italian Azzurro520

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「は」は、ナポリとカタルーニャの家庭料理が楽しめの「spanish Italian Azzurro520」さんです。

 

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入店するとイタリアの名画から飛び出してきたようなカラフルな食材たちが迎えてくれました! 視覚から食欲が刺激されますね。

 

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2階席も用意されており、店内はゆとりのある感じ。机が広いので、ゆっくりできます。

 

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暖かい日は外の席もいいですね。縁側のようなテラス席で座布団に座り、イタリア料理をつつくというのもまた新しいです。

 

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名物は、自家製のカンパニア・塩リモンチェッロ(580円)です。
国産ウォッカにシチリアの塩とノンワックスレモンを使っていて、何杯でも飲めるさわやかな味。お通しもカラフルでおいしそうです。

 

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ホウボウのアクアパッツァ(1,280円)を注文。

なんと美しい! インスタ映えする料理ですね!

 

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魚の白身は、ふっくらしています。ほのかなガーリックとともに野菜と魚介の旨みがしっかり出てて、たまりません!

 

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洒落ているのは料理だけじゃないんです!

見てください、このワインセラーを開くと……

 

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トイレでした!!

徹底されたイタリアンの雰囲気に包まれて、自分までオシャレになった気分になれるお店です!

 

 

炭火焼アジアン酒場 アローイ兄弟

「に」はアジアがテーマです! 4件目は「炭火焼アジアン酒場 アローイ兄弟」さん。

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こうやって店前に店員さんが立っていると、さらにアジア感が出ていいですね!

 

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店内もアジアテイストで、銀のテーブルと赤青のプラスチックの椅子が、古民家にあるのも面白い。

 

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タイビールの「レオ」(630円)と、シンガポールの名物ペーパーチキン(680円)を注文。

 

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ペーパーチキンは、鶏肉が特殊な紙にキャンディ風に包まれていて、開くとショウガの香りが広がります。

 

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口にすると甘塩っぱくて、とてもおいしい!

紙に包んでいるので、チキンのうまみを逃がさずとてもジューシーな仕上がりです。ビールにも合いますね!

 

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ヒョウがデザインされたレオのパッケージ。とてもカッコよいので、オススメです!

 

 

神鶏

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「ほ」は、いろいろな鶏料理が楽しめる「神鶏」(しんけい)さん。
のれん街で一番建物が大きく、とても賑わっています!

 

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店内は吹き抜けなので、混み合っていても広く感じます。2階席から下を眺めるのも気分がいいです。

 

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箸には、おみくじを付ける遊び心。

 

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大吉でした!! しかも超大吉!

ひねくれたカメラマンが「こういうのは全部大吉なんですよね」とおみくじを開いたら「末吉」でした。素直な気持ちで臨みましょう。

 

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白レバーのたたき(880円)とサムライロック(450円)を注文。

サムライロックは、氷を敷き詰めたロックグラスに日本酒を注ぎ、豪快をライムを絞ったもの。日本酒特有のキツさがない、さわやかな味になっています。

 

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このレバーの輝き。早く口に運びたくなります。

 

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おいしい!!

新鮮で味が引き締まっており、見た目通り、おいしかったです!

 

 

貝焼酒場 カイフォルニア

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「へ」は、「貝焼酒場 カイフォルニア」さん。名前の通り、新鮮な貝を中心に海の幸が味わえるお店です。

こちらはもともとは車庫だったようです!驚き!

 

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席には網が用意され、各自で貝焼きができます。

 

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漁港直送の貝の盛り合わせ500g(990円)とカイフォルニアライムサワー(499円)をいただきます。ライムは期間限定で、レモンが通常メニューです。

 

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焼いていると貝の香りが漂ってきました。早く焼けないかな、と待ち遠しくなります。

 

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カキをいただきます!

 

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……お、おいしい!! カキっておいしかったのか!

…ここだけの話、実はカキが苦手だったのです。

これまでずっと「本当においしいカキを食べたことないんでしょ」といじられてきたけど、結局そういうことだったのかなあ……。

 

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カイフォルニアさんは、立ち飲みスペースもあります。古民家時代はお風呂だった場所を利用しています。

 

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その証拠にタイル跡が残っています。

 

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すりガラスの窓も当時のままです。
お店の方に聞くと、なるべく古民家の素材をそのまま残したかったそうですが、食品衛生法上、細かく改装を求められたようです。

それでも何とか残すことができた古民家の名残に気づくと、建物の歴史の厚みを感じて愛着が湧きます。
さらに、遅い時間でなければ、2階のテラス席も使えます!10人以上の大人数での貸し切りも受け付けているようです。

 

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取材にもノリノリで応じてくれる対応の良いお店ですので、貸切利用時もいろいろサポートしてくれそうです!
ぜひ歓迎会に利用してみてはいかがでしょうか。

 

もつ焼きとワイン★キャプテン

ついに来ましたラストのお店! 「と」は、「もつ焼きとワイン★キャプテン」さん。

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現在の姿がこちら!すごい…!かなり年季が入った建物だったようです!!味わい深い…!

 

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比較的こじんまりとした店舗なので、一緒に行った人と距離が一気に縮まりそうです!

 

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階段にワインがずらりと並んでいて、豚の人形の存在感に負けないくらいのインパクト。

 

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キャプテンのカレーもつ煮込み(480円)、赤ワインのコセチア(500円)

カレーもつ煮込みは、ニンジンと玉ねぎを細かく刻んだルーに、お肉がゴロっと入っていました。
バケットと一緒にいただくと、肉はほろっとやわらかく、カレーのスパイスがよく効いてます。

ワインはコセチアを注文。味の詳細は、川島なお美のような味覚になれたらお伝えしたいと思います。
今の私に言えるのは、「おいしいワイン」だけです(すみません)。

もつとワインという新しい組み合わせをぜひお試しください!

 

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すっかり夢中になってましたが、全7店舗回るということは、単純に7杯飲んだことになります。完全に酔いました。

「どの店も最高すぎるでしょ~」と夢見心地なまま、その場で眠りたくなるほど、素敵な空間でした。今後、歌舞伎町のバーの売り上げが悪かったら、「ほぼ新宿のれん街」の魅力のせいにさせてもらいますね!

(その辺で寝るのは迷惑なのでやめましょう!)

ライター:ツマミ具依(tsumami_gui_)

 

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