【保育園の送迎に公用車】ベビーカーを押しながら、議員宿舎から議員会館まで歩いてみる【実験】

実際にベビーカーを押しながら、赤坂の議員宿舎から永田町の議員会館まで歩いてみて、ベビーカーでの送迎がどんなものかを検証してみることにしました。

こんにちは。

インターネットでライターをしている長橋です。
クールビズ期間中のため、ノーネクタイで失礼します。

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さてみなさんは、先日話題になった、

国会議員が議員会館内の保育園に子どもを送る際に、公用車を私的利用していると週刊誌で批判された件をご存知でしょうか。

「金子恵美」代議士に公用車の私的使用疑惑 また“魔の2回生”(デイリー新潮)
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06281700/

このニュースを受けて、テレビを中心とするメディアやTwitterなどのSNSでは「公用車の私的利用は問題」という意見が出た一方、「出勤時のついでに子供を送るくらい良いだろ」という意見も多く、更には「ベビーカーを押して通勤する事でママ達の励みになる」という趣旨のツイートを投稿した東国原元宮崎県知事に批判が殺到して炎上状態になっていたりします。

「ベビーカー押せば、母親の励みに」 東国原氏のツイートが「わかってない!」と炎上(J-CASTニュース) Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000003-jct-soci

その後、渦中の金子政務官は自らのブログを更新し、「公用車の利用を中止して議員宿舎から職場までの1キロをベビーカーに押して歩くことにした」という旨の投稿をしています。

2017年が始まってすぐ、世間を騒がせていた「ベビーカー 初詣騒動」。
男性しかも独身の私は「ベビーカー」について詳しく知らなかったので、ベビーカーと一緒に都内を歩いてみて、メリット・デメリットを確かめてみたのですが、実際に歩いてみたうえで、気付いたことがたくさんありました。

ということで今回も……

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実際にベビーカーを押しながら、赤坂の議員宿舎から永田町の議員会館まで歩いてみて、ベビーカーでの送迎がどんなものかを検証してみることにしました。※議員会館内に認証保育所があります

恐らく、金子議員も今回のルートをたどるはずです!

なおベビーカーには、赤ちゃんを想定したお米を入れています。

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(前回は10kgのお米を使用しましたが、近所のスーパーで売り切れだったため、今回は止むを得ず5kgのお米を使っています。こしひかりは美味い)

持ち物は、普段使いのビジネス用バッグと……

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赤ちゃん用の諸々のグッズが入っているという想定の、リュックサックを背負って歩きます。

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それでは行ってきます。

議員宿舎まで来るのに、めっちゃ迷った件

そもそも議員宿舎前まで来るのに、めっちゃ迷いました(道が複雑)

ベビーカーを押して議員宿舎から議員会館を目指そう!

あらかじめお伝えしておきますと、私は身長180cm、体重は52kg。
簡単に言うと、虚弱体質のモヤシっ子です。(すぐお腹も痛くなる)

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「この記事を書いているライターは、一般の女性よりも筋力がない」という前提を覚えておいていただき「女性は力が無いんだからもっと大変!」「もっと女性の身にもなれ!」などと怒らないでいただければと思います。

赤坂にある議員宿舎から、永田町の議員会館まではおよそ片道1km。この金子議員も通っているであろうルートを歩いている際に「面倒臭いな……」と感じた箇所がいくつかありましたので、下記に分けてご説明します。

■ ポイントその1 けっこう危ない

「議員宿舎」があるのは、溜池山王駅と赤坂見附駅のだいたい中間くらい。
そこから約1kmの場所に、「議員会館」があります。

今回は実際にベビーカーを押してみて歩いてみたのですが、いくつかのトラップがありました。

ひとつめに、道幅が狭い道路を通らなくてはならないこと。
朝ということで荷物を運ぶトラックが多く走っており、ベビーカーを押している身にとってはすこし危なっかしい、というか怖い。

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更に広めの道でも、歩きスマホをする人が多くいました。
ベビーカーを押している身としてはこれもけっこう怖いです。

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歩きスマホ、ダメ、ゼッタイ!

■ ポイントその2 坂道がつらい

今回のルートの最大の難所が、この議員会館横にある、長い坂道
議員会館に到着するには、200mくらいの坂道を登っていかなければなりません。朝からこれは普通に疲れる。

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毎日だと思うとやってらんなくなるな

なお、今回歩いた「議員宿舎から議員会館までの道のり」に限定しないでも、同じような、もしくはこれ以上のトラップが、日本各地に無限にあるかと思われます。
歩道橋を渡らざるを得ない場合や、人ごみの中をかき分けて歩かなければならないってこともあるでしょう。

■ ポイントその3 とにかく暑い

撮影を行った日は、最高気温30℃。要するに、めっちゃめちゃ暑い日でした。

歩いていた議員会館の横の坂道は、何も遮るものがなく、日陰はありません。
ゆえに、直射日光が赤ちゃん(お米)に当たるため、日射病を防ぐためにも赤ちゃんに気を使わないとならないのです。

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暑い。本当に暑い。家に帰りたい。

赤ちゃんがグズらないように、あやしながら進みます。

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今はまだ7月の初旬ですが、これから先もっと暑くなると大変さが増すのでは。
また、スーツを着ているせいで全身が真っ黒なので、普段スーツを着ない私からするといつもの2倍暑く感じます。

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「偉い人はみんなジャケットを着ている」という持論に基づいて歩いているため、私もジャケットを着ているのですがとにかく暑い。

 

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首相官邸の近く。警備中のおまわりさんも暑そう。

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別に全く悪いことをしていないのに、おまわりさんがたくさんいる場所に出くわすと逃げ出したくなる衝動に駆られるのは、私だけでしょうか?

偉い人がたくさん歩いているであろうこの地域なので、おまわりさんがたくさんいます。

ちなみにベビーカーの中身がお米ということで、「職質されないかな?」と少し心配になったのですが、問題ありませんでした。(安心した)

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これが首相官邸。安倍さんいいとこ住んでんな……

■ポイントその4 走れない

ベビーカーを押していると、走ることができません。「時間ギリギリ!」みたいな時でも必然的に走れないのです。

それが坂道ならなおさらのこと。

「あともう少し! ちょっとだけ走れば間に合うかも」ってところで走れないのは、本当に辛いのです(だから早く起きろよっていうことですが)

また今回巻き起こった議論の中で、「自転車に乗れば?」という意見があったのですが、この坂道は結構傾斜があるので自転車だとキツイかもしれません。(赤ちゃんがいるとなおさら)

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僕のように遅刻常習犯の人は、子育てに向いてないかもしれない

ベビーカーを押してみて、わかったこと

さて、議員会館に到着しました。
約20分をかけて歩いてみた結果、わかったことがいくつかあるのでご紹介します。

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■ ベビーカーを押しながら送迎するのは体力を使う。

これは私が虚弱体質なせいなのかもしれませんが、やはりベビーカーを押して1kmを歩くのには相当なエネルギーを使うと思われます。
赤ちゃん(約10kg)+バッグ(約1kg)+ベビーカー(約4kg)=合計15kgを、毎日朝から移動させなければならないといえば、想像がつくでしょうか。しかも記事内でお伝えしたように、いくつかのトラップが道のりに存在しているのです。しかも夏は暑くて冬は寒い!

■ 晴れた日だけではない

今回ポイントとして挙げた「炎天下」「狭い道」「坂道」は元より、日常的にベビーカーを利用している人達からすると「歩道橋」「電車の中」「階段」など、更にベビーカーを使いづらい環境に出くわす事も想像に難しくありません。

このように、実際にベビーカーを押してみて歩くと、街中には様々なトラップがあることに気付かされます。

更に言えば雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も保育園に行かなければなりませんから、例えば傘を差しながら荷物を持ってベビーカーを押して保育園まで送る、というのはかなりの重労働になる事は容易に想像出来ました。

■すべての赤ちゃんを持つ家庭に言えること

今回は「議員宿舎」から「議員会館」までの道のりをベビーカーを押してみましたが、日本中の働くお父さんお母さんにとって、「こどもの送り迎え」は必須。どの街にもたくさんのトラップがあって大変、ということは、他のベビーカー利用者にも同じことが言えると思います。

確かに公用車の私的利用というのはあまり良くない事なのかもしれませんが、政府も少子高齢化問題や、子育てのしやすい社会作りに対応していくのであれば、こういった子育て目的での利用については別途規則を作って認めてしまっても良いのではないでしょうか。

政治家だから、偉い人だからなど関係なく、子育ては皆が同じ立場でやっていかなければなりません。みんな大変、みんな辛いのです。その上で、少子化と騒がれるいまの日本に住んでいる我々オトナが、子育てをしづらい空気を作ってしまうのはあまり良くないのではないかと思いました。
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と、真面目なことを言ってしまいましたが……

「まじで暑くて辛いんで、タクシーに乗りたい」と序盤で思ってしまった私は、まだまだ結婚への道のりは遠いのだと思います。

あと最後に、偉い人が乗っているあの「黒塗りの車」
この黒塗りの印象が悪いっていうのも少なからずあるかと思うので、すべて「マーチ」とかのかわいい車に変更したらイメージがググッとアップすると思いました。黒塗りの高級車怖い。

(撮影に使用した米は、スタッフが美味しくいただく予定です)

ライター : 長橋 諒 (@nagahashiryo

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