誰でもモータースポーツを楽しめる!レンタルカートのF.ドリーム平塚でレースをしてみた

関東でカートレースがしたい方に、神奈川県平塚市のカート場、F.ドリーム平塚がおすすめ。初心者もベテランも気軽にモータースポーツを楽しめるレンタルカートのサーキットです。都内からのアクセスは1時間程度という好立地!カートレースイベントの様子をレポートします

カートレースをやってみたいけど難しそう!

F.ドリーム平塚』はそんな初心者でも気軽にモータースポーツを楽しめるレンタルカートのサーキットです。

都内からのアクセスは1時間程度という好立地のF.ドリーム平塚。今回SPOT主催のカートレースイベントを開催させていただいたので、実際の体験がどのようなものなのかご紹介します!

SPOT編集部からも新入社員たのうえが参加させて頂きましたが、カートレースは大盛り上がり。大興奮の時間となりました。

初心者もベテランも一緒になってレースを楽しむことができる場所だったので、モータースポーツに少しでも関心のある方はぜひ最後まで読んでみてください!

開会

イベントの開催地、F.ドリーム平塚東京近郊では貴重な屋外サーキットです。

悪天候が続いていましたが、この日の平塚は快晴。

午前10時という早めの時間設定ながら、参加者の皆さんが続々と集まってきます。

おひとり、お友達同士、カップル、ご夫婦……。幅広い年齢層の方にお集まりいただきました。

申し込みの際にアンケートを取ったのですが参加者の経験値はバラバラ。「地元のカート場にたまに行くんです」という人もいれば、「普段はバイク乗りだけどカートは初めて」という人、「そもそも運転免許持ってない」という人も。

実はこのF.ドリーム平塚、普段も初心者の女子大生グループの思い出作りからカートレース世界大会出場者の練習まで様々な層が利用する、本格的なのにユーザーフレンドリーなサーキットなんです。

全員揃ったところでピットに移動。スタッフさんが優しく丁寧にレクチャーしてくれます。

レンタルカートの運転方法や、フラッグ(旗)の色の意味、ブレーキを踏む箇所などの説明が。所要時間は10分程度です。

ヘアピンコーナーでのスピンやクラッシュの話が出たときは不安そうな顔になる人もいましたが、そこは安全第一。無茶せず楽しく遊びましょう。

予選走行会

まずは予選走行会で個人のタイムを計測します。通常営業時も貸切プランの場合は同じ流れ。

予選走行で軽く練習をしながら、実力が均等になるようにチーム分けをして決勝レースを行います。

予選走行は8人ずつ行いました。5周して、1周ごとのタイムを機械が計測します。

まずは経験者グループから、第1回目の走行。

えっ、こんなに飛ばすの……!?

さすが経験者、初っ端からかなりのスピードです。

勢いがつきすぎたのか、途中でスピンしている人もいました。

続いて、初心者の皆さんもスタート! 緊張した様子です。

1周目はおっかなびっくりだった人も、2周目以降はギュンギュン飛ばしていました。

予選走行でかなりいいタイムを出していたこちらの男性。「カートは20年ぶり」と話す経験者です。今回はカート初心者の奥様を連れてきたとのことで、熱心に応援されていました。

クラッシュをしている人も。ちゃんとレクチャーで教わった通りに手を上げ、スタッフさんを呼んでいました。えらい。

走行が終わると、1~5周のラップタイムが記載されたタイム表をもらいます。

こちらは、2回目の走行で1位だった男性のタイム表。2周目と3周目で37秒台を出しています。初めての方は100秒以上かかることもあるので、37秒は素人目にはとても早く見えます。

乗るまでは緊張していても、走行を終えてみると自然と笑顔に。

「最初は追い越しされるたびにビビったけど、だんだん慣れてきた。楽しい!」
「久しぶりだけど、やっぱり気持ちいいですね!」

などなど、いろんな声が聞けました。

 

耐久レース

予選走行も終わり、いよいよ耐久レースです。

レースはチーム戦。1台のカートをドライバーチェンジしながら乗り、45分間でもっとも多く周回できたチームが勝ちとなります。

F.ドリーム平塚のスタッフさんから、チームが発表されます。

1チームは4人。予選走行の結果をもとに、チーム分けをしてくれました。

チームごとに自己紹介&作戦会議タイム。走る順番などを決めます。

交代のタイミングも、チームによって「疲れたら交代」だったり、「ひとり〇分走ったら交代」だったり、作戦はそれぞれ。戦略性が鍵となります。

初対面同士と思えないほど馴染んでる人たちも。すでに「チーム」の雰囲気です。

第一走者がスタート位置につき、いよいよレース開始!

各チーム、第一走者は実力者が担っている様子。レース序盤から接戦が繰り広げられます。すごいスピードと迫力!

自分の番じゃない人はチームメイトを応援。

応援席も次第に白熱し、「がんばれー!」「行けー!」などの声援が飛び交っていました。予選走行のときよりも「マジ」の雰囲気です。スポーツって感じでいいですね。

各チーム、それぞれのタイミングでドライバーチェンジ。どのチームもスムーズに交代できていました。ナイスチームワーク!

電光掲示板には、残りの分数とチームの順位が表示されます。

応援している人たちも、電光掲示板を見ながら

「やった、今2位!」「ヤバい、抜かされた!」

などなど、意外と勝ちにこだわるガチの応援をしていました。ですがチームメイトがコースアウトやスピンをしてもギスギスせず、ビギナー&ベテラン混成チームならではの気軽な雰囲気で進行していました。

追い越し、追い越され……の手に汗握る戦い。でも、皆さんマナーを守って運転してくれたため、無茶な追い越し等はありませんでした。

初心者たちもカートに慣れてきたのか、予選走行よりもずっとスピードが出ていました。カーブもお手のもの。

仲の良さそうなチームがいたのでグループ参加かと思いきや初対面とのこと。チーム対抗耐久レースは一体感が生まれます。

チェッカーフラッグはレース終了の合図。

45分は長いかと思いきや、あっという間に終わってしまいました。

 

表彰式

レース終了後は順位発表。

1位チームの記録は45分間に64周。数字だけ見てもいまいちすごさがわかりませんが、前半の引き離しは圧巻でした。

1位~3位のチームの代表者が表彰台に上がります。

炭酸水でシャンパンファイト! 寒いので、かけあいはナシです。

残念ながら表彰台に上がれなかったチームの皆さんも、良い笑顔。

レースは真剣勝負でも、レースが終われば和気あいあいとした雰囲気。イベントが始まる前は緊張していた様子の人も、いつの間にか和やかな表情になっていました。これぞスポーツの醍醐味です。

最後は全員で記念撮影。参加者の皆様、お疲れさまでした!

 

参加した方の感想は……

今回のイベントは、さまざまな方に参加していただきました。

ご夫婦です。カート経験者の旦那さんは、耐久レースでチームを優勝に導いた立役者。連れてこられたという初心者の奥様も、「また2人で乗りに来たい」と話していました。夫婦で共通の趣味、いいですね!

ほかにも「カートは性別・年齢問わずに楽しめるのがいい。おじさん・おばさんでも若者と互角に戦える」という感想もあり、カートレースの懐の深さを感じました。

カートは初めてという大学生グループ。耐久レースですっかり疲れたそうですが、「ハマりそう」「またやりたい!」と盛り上がっていました!

終始楽しそうだったこちらのカップル。彼女さんはかなり飛ばしていたので、経験者かと思いきや「今日初めてカートに乗った」とのこと。センスある……!

今回のイベントを通して、カートレースには熱い真剣勝負の面白さ勝ち負けにこだわらないスポーツとしての面白さの両方があることがわかりました。

カートをやってみたくなった人は……

今回のイベントではスタッフさんたちの流れるような解説・進行のおかげで、初心者と経験者が一緒にエンジョイできました。F.ドリーム平塚は間違いなく全ての人にオススメできるサーキットなので、一度乗ってみたいと思っているかたはぜひ行ってみてください。

F.ドリーム平塚

住所:〒254-0021 神奈川県平塚市長瀞1-13
アクセス:JR平塚駅からバス・タクシー(15分程度)
営業時間:平日12~22時 土日祝10~22時
電話:0463-24-3786

タイムトライアル周回料金(ビジター):
3周 ¥1,100(平日) ¥1,600(土・日・祭日)
5周 ¥1,600(平日) ¥2,100(土・日・祭日)
10周 ¥2,700(平日) ¥3,200(土・日・祭日)

貸切料金:1時間(60分) ¥65,000 (平日)¥108,000(土・日・祭日)より

詳細:http://www.f-dream.jp/

その他のカートプラン・料金はこちらからご確認ください。

運転免許もライセンスも不要で、身長130cm以上なら小学生から楽しめるカート。

「カートやってるんだ」ってちょっとかっこいいので自慢になるし、写真映えもします。

そして何より、めちゃくちゃ楽しい! 風を切って走る爽快感はクセになること請け合いです。

スポーツの秋、興味がある方はぜひ、F.ドリーム平塚でカートを体験してみてください!