そうだ修善寺へ行こう。誰もが癒される伊豆の小京都

伊豆市の修善寺を観光!温泉・そば・竹林の小径・修禅寺など見どころ満載。メインとなる修善寺温泉場から徒歩10分以内に行けるスポットを紹介します!バスに乗ればベアード・ブルワリーガーデン修善寺でクラフトビールも楽しめます。

ああ……癒やされたい。

そう思ったときには修善寺へ行こう。

まるで京都を思わせるような歴史ある建物をめぐったり、

侘び寂びを感じる風情ある小径を散歩したり

川の音を聴きながら美しい橋を渡る。

あまりの美しい景色に夢中になって歩きすぎてしまっても大丈夫。

足湯に浸かって体の芯までポカポカに温め疲れを取る。

もうここかから出たくない。

小腹が空いたら新鮮な山の幸を。

豊かな名水で作られた蕎麦の豊かな香りと山葵のツンと鼻に抜ける香りが舌だけでなく五感で味を楽しませてくれる。

 

ああ……本当に癒やされる。

 

こんな天国のような場所が

伊豆半島の中心にある修善寺温泉です!!!

修善寺は古くから温泉場として栄え、源氏にゆかりのある歴史ある土地です。

竹林の小径や歴史ある寺社仏閣、風情ある街並みから伊豆の小京都なんて呼ばれています。

伊豆半島といえば海の幸が有名なイメージがありますが、実は山葵などの山の幸や名水と言われる豊かな湧き水など山の観光もめちゃくちゃ良いんです!!

竹林の中からこんにちは!
SPOTライターの茂野(@yuta3822)です。

いきなり全力でカッコつけてスイマセン。
あまりにも美しい場所だったのでついつい調子に乗ってしまいました。

 

さて、今回はこれから秋が深まるにつれて紅葉のシーズンを迎える修善寺温泉。

これから1年で最も良いベストシーズンの修禅寺の観光スポットをご紹介していきます。

美しい街の風景にグルメ、そして温泉……。

最後は地ビールまで。

修善寺に来れば、どんな人でも最高の癒やしを得ること間違いなしです。

修善寺温泉への行き方

修善寺温泉は伊豆半島の中心に位置する場所にあります。
新宿から直通のバスが出ていたり、もちろん車で行くことも可能ですがオススメは電車です。

車窓から見る風景が穏やかで和むし何より渋滞にハマらないのが良いんです。

まずは東海道線の三島駅まで来ます。

三島駅は東京駅から新幹線で約40分、東海道線で2時間弱の場所にあります。

この三島から修善寺までを繋ぐローカル線・伊豆箱根鉄道に乗って修善寺に行くのがオススメです。

車内は昔ながらのローカル線といった感じで趣がありますし、窓の外から見える穏やかな景色が非常に心地よいんです。

ローカル線での移動って旅をしてる感じが出やすいですよね。

ちなみに伊豆箱根鉄道はローカル線とはいえ本数は多く約15分に1本の電車が出ています。

そのため田舎あるあるの乗り換えに失敗すると1時間待ちみたいなことはありません。

三島から修善寺までは片道520円。

約40分間、のどかな風景に揺られていると到着しました!

修善寺駅に!

新幹線を使えば東京から2時間弱で気軽に来れてしまいます!

ベーシュ色の明るい駅舎が特徴的で、よくテレビのロケなんかも修善寺駅からスタートすることが多いですね。

ここで電車以外で修善寺まで来る方法をここで紹介しておきます。

直通バスで行く場合

新宿バスタから平日は1日1便、土日祝日は1日2便の高速バスが出ています。3時間半ほどで修善寺に到着します。

往路:8時30分新宿発⇒11時30分修善寺着
13時15分新宿発⇒16時43分修善寺着(土日)

復路:14時00分修善寺発⇒17時15分新宿着
9時00分修善寺発⇒12時45分新宿着(土日)

料金:片道2620円

詳細:東海バスの公式HP

 

自家用車で行く場合

東名高速道路の沼津IC・新東名長泉沼津ICから
伊豆縦貫道、伊豆中央道(200円)、修善寺道路(200円)を通って約30〜40分。

修善寺温泉、修善寺駅ともに周辺に有料駐車場あり。

修善寺駅から観光のメインとなる修善寺温泉へはバスで向かいます!

西伊豆側は修善寺より先は電車が通っていないため修善寺は西伊豆観光の拠点になります。

ここからバスで松崎や下田や天城や戸田など様々な場所へ移動することが出来ます。

それでは修善寺駅から修善寺温泉場に向けてバスを乗っていきましょう。

料金は大人220円、所要時間は10分程度です。

バスに揺られること10分後、修善寺温泉場に到着しました!

中央に見える独鈷の湯という川の中にある足湯がある場所が修善寺温泉場の中心です。

今回ご紹介する修善寺の観光スポットは「地ビール工場」以外はすべてこの場所から徒歩で10分圏内の観光スポットをまとめています。

修善寺温泉といえば修禅寺は外せない

やっぱり修善寺温泉の観光といえば修禅寺は外せないでしょう。

なんかめちゃくちゃ紛らわしい。

1回整理をすると

修善寺は温泉街の名前で、
修禅寺はお寺の名前です。

つまり修禅寺は修善寺温泉の中心にあるお寺で修善寺温泉のシンボル的な建築物です。

 

ちなみに平安初期の807年に弘法大師(空海)が開創し、この寺が修善寺温泉の名前の由来になったと言われています。

修禅寺は源氏のゆかりの地で、源頼朝の弟の範頼や鎌倉幕府2代目将軍の頼家が謀反の疑いをかけられ幽閉のちに殺害された場所なんです。

階段を登っていくと境内に。

こじんまりとしたお寺ですが、キレイに手入れされていて山を背後に凛とした雰囲気が漂っています。

お寺と言ったら手を洗う手水舎ですよね。

暑い時期にはいいんですが、寒い時期は凍えるほど冷たい水が辛い。

でも安心して下さい。

修禅寺は冷たい水ではなく温泉が出ているんです。

温泉街ならではの粋な計らいですね。

このお湯で手を洗ってからお参りをするのが習わしです。

僕が訪れた10月はまだ緑豊かで美しい雰囲気でしたが……

もう少し秋が深まり11月後半から12月前半にかけて紅葉が有名な場所でもあるんです。

今の時期は紅葉シーズンかと思うと行ける人が羨ましい。

他にも境内には竹林や立派な鐘もあって本当に美しい。

神社やお寺に行くと心がスッと穏やかになるのはやはり日本人だからでしょうか?

自然との調和の美しいお寺です。

立派な杉に囲まれる日枝神社

続いてやってきたのは日枝神社です。

日枝神社も源氏ゆかりの地で謀反の疑いをかけて殺害された源範頼が幽閉されていた信巧院があった場所でもあります。

境内には立派な杉や天然記念物の樫の木などがあり、子宝祈願や縁結びにご利益があるそうです。

こんな感じの杉の木の高い間を通って本殿へ向かいます。

途中に立派な杉があるんですが、大きすぎて全貌を入れるのは不可能。

階段を登りきると本殿がありました!

大きくはないですが周りを巨木に囲まれ厳かな雰囲気が漂っています。

隣には「子宝杉」と言われる樹齢800年を越す大きな二股に分かれた杉の木があります。

2本の杉が真っ直ぐに天まで伸びるこの子宝杉は夫婦円満や子孫繁栄を祈っていると言われています。

まあ僕にはあまり関係のないご利益ですが、厳かな雰囲気と立派な杉は見ていても楽しいです。

そばを食べるならここ!独鈷そば大戸

さて歩いていたらちょっとお腹が空いてきませんか?

そんな時にオススメなのが独鈷そば大戸さんです!

水が命と呼ばれるそば。
名水の多い伊豆半島に多くの有名店ありますが、その中でも特に全体として評判が良いのがこの修善寺エリアです。

修善寺の奥には天城という高い山があり、湧き水が豊富です。
天城は清らかな水でしか育たないわさびが名産でもあるんです。

そんなそば激戦区の中の激戦区である修善寺で、僕がオススメしたいのが独鈷そば大戸さんなんです。

メニューはなんと2種類のみ。

暖かいかけそばと冷たいざるそば。

ぜひ冷たいざるそばを食べて欲しい。

そばを食べ終わったあとにでる蕎麦湯が豊かなそばの風味に若干まろやかな口当たりなのが絶品なんです。

むしろ、蕎麦湯だけで商品化して欲しいレベル。

実際に頼んでみるとこんな感じ。

よく味の染み込んだ懐かしい煮物に採れたてのわさびまで付いてきます。

わさびを自分ですって食べるなんて伊豆ならではの贅沢。

このそばとわさびの組み合わせが本当に最高なんです。

食べた瞬間にツンと鼻に抜けるわさびとその後に口の中を包むまろやかなそばの香りが絶妙なコントラスト!

わさびってこんなに味があるんだ。
そばってこんなにいい香りと風味があるんだ。

繊細だけど確かにそこにある旨味を感じることが出来ます。

独鈷そば大戸

電話番号:0558-72-0247
営業時間:11:00~15:00
定休日:火曜日

一休みするには最高な一石庵

ええ。

わかってますよ。

そばだけじゃ物足りない。

甘いものも食べたくなりますよね。

そんな時におすすめしたいのが修禅寺温泉場の中心にある一石庵さんです。

ここの白玉クリームあんみつは絶品。

口の中に優しく広がる甘みが心地よくめちゃくちゃ美味しいんです!

最初はバニラと餡とあんみつなんて甘いものと甘いものだけの組み合わせ。
甘ったるいだけでしょ

なんて思っていましたが、その甘さが絶妙な調和を保っていて……

大げさですがクリームあんみつから和の骨頂みたいなものを感じてしまった。

一石庵さんは食事をした方限定の足湯もあるんです。

甘いものを食べて足湯で体を癒して、

こんな最高の体験しちゃって良いんでしょうか?

今回食べたクリームあんみつは700円。
700円だけでこんな贅沢を。

一石庵

電話番号:0558-72-2063
営業時間:10:00~16:00
定休日:火曜日(変更の場合あり)

竹林の小径(ちくりんのこみち)で癒やされよう

この竹林の小径も修善寺の観光に来たら絶対来たい場所の1つです。

よく伊豆のポスターなんかにも使われる場所ですね。

温泉街の中央を流れる桂川沿いに作られていて竹の間を通る爽やかな風を感じることが出来ます。

中央には大きな竹で出来た円形のベンチがあって、ここで一休みすると本当に気持ちいい。

このベンチに寝転んで上を見上げると……

竹林の間から空を眺めることが出来るんです。

竹の間から入ってくる優しい太陽の光。
そして竹の間を通る爽やかな風。

ここにいると心が洗われていく。
清らかな気分になってきます。

僕はここに20分もいました!

ちなみに温泉街の中央を流れる桂川には5本の橋がかけられています。

この5本の橋は恋愛にご利益があると言われていて願い事をしながらすべての橋を渡ると想いが成就すると言われています。

僕もきれいな女性と出会えますよに。

良いご縁がありますように。

優しい彼女が出来ますように。

とりあえず彼女が欲しいです。

 

などなど全力で願掛けして参りました!!!

清らかな気分はどこかに消えてしまいました。

伊豆半島最古の木造建築「指月殿」

少し温泉場の賑わったエリアから離れた小高い場所にひっそりとあるのが指月殿(しげつでん)です。

伊豆半島では最古の木造建築物で、北条政子が殺害された鎌倉幕府2代目将軍の頼家の冥福を祈って寄贈したと言われています。

この指月殿、建物の佇まいもひっそりとして侘び寂びを感じる雰囲気なんですが…

ここに行くまでの道が風情があってとても良いんです。

こんな苔の生えたゆるやかな坂道があったり、

最後も柔らかな光が差し込む石畳の階段を登ったり。

修善寺の温泉場の裏側にあり、ちょっと静まり返った裏道を通っていきます。

建物の中には釈迦像があり、これも北条政子によって寄贈されたものだそうです。

鎌倉時代ってものすごい時の流れを感じますが、いまもこうして残っているのは本当にすごいですね。

疲れを癒やしに足湯へ!独鈷の湯

はい。
少し街歩きに足が疲れてきたら足湯で癒やされちゃいましょう。

修善寺の中心には独鈷(とっこ)の湯という伊豆の七不思議の1つでもある有名な足湯があります。

修善寺を訪れた弘法大師(空海)が持っていた武具をで川の石を打つと霊泉が湧き出し温泉になったという伝説があり、伊豆最古の温泉と言われています。

せっかくなので早速入ってみたいと思います!

 

靴を脱ぎ、ズボンの裾をめくり……

どんな湯加減かな〜と足を入れると……

めちゃくちゃ熱い!!!!

思わず飛び上がってしまうほどの熱さ!!

どうやら温泉の湧き出し口の近く入ってしまったようです。

まじでやけどするかと思った。

なんとか入れました。

反対側の川に流れ出ていく方ならギリギリ入れるくらいの温度です。

それでも相当熱かったですが。

安心して下さい。

ちゃんと桂川の両サイドに独鈷の湯を囲むように2箇所の足湯が設置されています。

ああ、めちゃくちゃ適温で幸せ。

川の流れる音や観光地のざわめきを聞きながらのんびり過ごせます。

体の芯までポカポカに。

近くで売っていた修善寺の地ビールなんか飲んだらめちゃくちゃ旨いんだろうな。

今はビールは我慢しましたが、僕の隣でお手製のおにぎりを食べている老夫婦がいました。

見ているこっちまで見ていて幸せな気分になりました。

なんて穏やかな場所なんだ。

古き良き公衆浴場へ「筥湯」

んんん〜〜〜。

もう足湯だけじゃ我慢できない。

そんな方にオススメなのがすぐ近くにある筥湯(はこゆ)です。

修善寺にかつては7つの外湯があったそうですが唯一残っているのが筥湯だけだそうです。

中は古き良き温泉という感じでした。

檜の香りがする浴槽に源泉かけ流しの湯があふれ、湯船1つのシンプルな温泉だけど、非常に良かったです。

人がいなければ中を撮影をしても良いとのことでしたが、温泉に入る人が途切れず湯船の撮影は出来ませんでした。

温泉でサッパリしたあとは、修善寺の街並みが一望できる展望楼に登りましょう。

なんて爽やかな風景なんだろう。

山間を通る爽やかな風が火照った頬を伝わり本当に気持ちいい。

都会にもスーパー銭湯やサウナはたくさんありますが、この気持ちいい風はやっぱり温泉に来ないと味わえないですよね。

 

こんなに素晴らしい景色を見て言うのもなんですが……

やっぱり風呂上がりは……

ビール……

ビールが飲みたい。

ということで行っちゃいましょう!!!

筥湯

料金:350円
電話番号:0558-72-5282
定休日:なし
営業時間:12:00〜21:00
(最終入場は20:30)

 

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺へ

こだわりのクラフトビールで有名なベアードビールさんの醸成所が修善寺駅からバスで約10分の狩野川のほとりにあります。

土日祝日にはビールの工場見学やキャンプ場などの設備もあり観光に来ても楽しめる要素が多いが、やっぱり1番の魅力は修善寺の大自然を目の前にクラフトビールが飲めることでしょう。

タップルームには20種のビールが並んでおり、

それぞれ好みのものを飲むことが出来ます。

好みなどがわからなければ3種の飲み比べセットや店員さんにオススメを聞いて決めると良いです。

 

僕は1杯目はライジングサンペールエールという柑橘系のホップの効いた清涼感あるビールを頂きました!!

なんか飲み口はまったりした感じなのに味は柑橘が効いた爽やかな感じでめちゃくちゃうまい!!

今まで大手メーカーのビールしか飲んだことなかったのですが、ビールの味の豊富さに感動しました。

これは本当に飲みすぎ注意ですね。

 

ちなみにべアード・ブルワリーガーデン修善寺のタップルームでは食事の提供はしていないので、食べ物の持込みは自由です。

なにかおつまみを持っていくのが良いでしょう。

またタップルームからも醸造設備を見ることができます。

ぜひ週末訪れた人は工場見学も一緒に行ってみて下さい。

 

ホントはこのままビールを飲み続けたかったんですが、今回は取材なので1杯いや2杯に押さえてもう一度、温泉場に戻ります。

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺

住所:静岡県伊豆市大平1052-1
アクセス:修善寺駅よりバス停4番または5番より乗車し「ラフォーレ入口」で下車
営業時間:月曜~木曜 – 12:00~19:00
金曜 – 12:00~21:00
土曜 – 11:00~21:00
日曜 – 11:00 – 19:00(ラストオーダーは30分前)
電話番号:0558−73−1225
公式HP:https://bairdbeer.com/ja/taprooms/brewery-gardens-shuzenji/

 

夜の修善寺はライトアップが美しい

修善寺の温泉場は夜になるとライトアップされます。
これがまた昼とは違った雰囲気で美しいんです。

ライトアップは日没から夜の11時まで行われています。修善寺に泊まっている人なら夕食のあとや湯上がりの散歩に最適ですね。

1番美しいのはやっぱりここ。

竹林の小径です。

風情のある白熱灯のような外灯と竹がマッチしてめちゃくちゃ美しい。

昼の爽やかな感じとは違って幻想的なロマンチックな雰囲気が漂う場所に様変わりしています。

修善寺は中には入れませんが、門のところには明かりが灯されていて、なんとも荘厳な雰囲気を漂わせています。

また最近始まったというのが日枝神社のライトアップ。

ここは人が少なく、静寂な中に照らされた社が異世界に迷い込んでしまった感覚に!

昼間は生命の強さを感じるようなパワー溢れる魅力がありましたが、夜は静寂の中に佇む美しい魅力を漂わせています。

もちろん足湯も。

今回の修善寺は歴史に自然に美味しい蕎麦にビールに夜景。

本当に癒やされました。

取材、ある意味仕事で訪れているのにこんなに癒やされたのは初めてかもしれません。

おわりに

伊豆の小京都と呼ばれる修善寺。

しかし個人的には癒やされ度合いで言えば京都を軽く越えていると思います。

それは京都に比べて人が少ないし、観光スポットがすべて徒歩圏内で回れること、そして京都には少ない温泉があること。

東京から日帰りで訪れるも良し、1泊2日でのんびりするのも良し。

都会で疲れた体をリセットするには最高の場所だと思います。

ぜひ皆さんも疲れた体を癒やしに修善寺に。

 

ライター しげ
ツイッター:yuta3822
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