埼玉の温泉「おふろcafé 白寿の湯」で極上の“癒し”をとことん味わおう!

近頃話題になっている「お風呂カフェ」をご存知ですか?オシャレなインテリアやフリーWi-Fiなど設備が充実した温泉施設です。お風呂カフェのオススメ店として、今回は東京からも行きやすい埼玉県の「おふろcafe 白寿の湯」をご紹介。国内有数の濃度を誇る泉質の温泉で有名なだけでなく、風呂上がりの休憩エリアには本や漫画なども充実していてまったり楽しめそう。今回はそんな埼玉県「白寿の湯」を、ライターがとことん満喫してきました。

DSC_0995こんにちは、完全に魂が抜けた顔をしている埼玉秩父のローカルメディア「ちちぶる」編集長のあざみっくすです。

突然ですが、みなさん、癒されていますか?

僕はいま、究極に癒されすぎて、放心状態にあります。どんな場所で癒されているかというと…「温泉」です!と言っても、有名な温泉街に出かけているわけではありません。

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実は、埼玉県のとある温泉で癒されているのです。
埼玉とは言え、この見事に濁った「濃い」温泉を見よ。

それがこちら…

 

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骨の髄まで癒される温泉施設『おふろcafé 白寿の湯』です!

この『おふろcafé 白寿の湯』、何がすごいって、国内有数の濃度を誇る泉質の温泉なんです。関東で良質な泉質としては草津が有名ですが、それと肩を並べるほどの名湯が、なんと!東京のお隣、埼玉県にあるんです。

今回は、埼玉の究極の癒しスポット『おふろcafé 白寿の湯』をご紹介したいと思います。

 

おふろcafé 白寿の湯とは?

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『おふろcafé 白寿の湯』は、埼玉県児玉郡の神川町という場所にある温浴施設。古くからこの地で親しまれてきた「白寿の湯」という温泉が、2016年10月に『おふろcafé 白寿の湯』としてリニューアルオープン。泉質の高さや料理へのこだわり、充実の癒し施設が評判となり、都内からもわざわざここをめがけて出かける人がいる人気スポットです。

埼玉県の北西部にある『白寿の湯』。都内(新宿付近)からも車で2時間弱の距離です。

 

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というわけで、早速きてみました!

 

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それでは中に入ってみます!

 

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靴を玄関に預けたら、まずは受付に。ホテルのエントランスのような綺麗さですね!内装にもこだわりが見えます!

 

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入館料がリーズナブルなのが特徴。通常の時間であれば、大人は平日750円土日祝850円とお手頃価格で一日中楽しめてしまいます!

そんな充実な施設、せっかくなので偉い人にご案内していただくことにしましょう。

 

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本日ご案内をいただく、運営会社「温泉道場」の執行役員 宮本昌樹さん。

あざみっくす①_3本日はよろしくお願いします!最初に、この施設の特徴をざくっと教えていただいてもよろしいですか?

宮本さん①_2はい。『おふろcafé 白寿の湯』は「:名湯 白寿の湯」、「:くつろぎの空間」、「:地産地消の美味しさ」の3つのポイントで楽しんでいただける場所となっています。

あざみっくす①_3なるほど、泉質の高い「温泉」だけでなく、その他も充実しているのですね?

宮本さん①_2はい、やはりこれからの時代「温泉」一つで勝負してもなかなか人が集まる魅力的な場所にはなりにくくて…付加価値を合わせて提供することで、お客様に満足いただけるように工夫しています。

あざみっくす①_3そういうことですね、わかりました。では、早速ご案内をお願いできますでしょうか?

宮本さん①_2かしこまりました。えーっと、ひとまず着替えましょうか。

あざみっくす①_3はい!っと、宮本さんも着替えるんですか?

宮本さん①_2もちろんです!一緒に楽しみながらでないと、なかなか魅力は伝えられませんからね(笑)

 

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というわけで、二人揃って着替え完了!『おふろcafé 白寿の湯』では、施設内を館内着でゆったりと過ごすことができます。

それでは、まずはメインの「温泉」から行ってみましょう!!

 

 

一般的な温泉の基準値の約30倍の濃度!「名湯 白寿の湯」を堪能

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「白寿の湯」といえば、国内トップクラスの泉質の温泉として、温泉好きの間では昔からとても有名な場所です。

 

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脱衣室・洗面台は広々、ゆったりと着替えられます。

 

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浴場内も、シャワーは一つずつ区切られています。

 

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シャンプーなどもブランドもの、嬉しい。

 

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そしてこちらが名湯、白寿の湯!ひとめでわかるその「濃さ」と、立ち上る湯気がなんともいえません!

 

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そしてこちらが露天風呂。山が見えて開放感がハンパないです!そして、泡立つ濁ったお湯も気になります(笑)

 

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お湯はがっつり赤褐色に濁っています。

それもそのはず、成分は「ナトリウムー塩化物強塩温泉」で、温泉の濃度を表す溶存物質計は31,050㎎/㎏。これがどれだけすごいことかというと、温泉と認められる基準の濃度の30倍の濃さなんです!これほどの濃さの温泉は全国的に見ても稀らしく、関東のしかも埼玉でこんな泉質の温泉があるというのは驚きです。

そんな泉質の温泉にたっぷり浸れるのは、めちゃくちゃ贅沢ですね(笑)

 

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『白寿の湯』名物の「千枚田」。温泉があまりにも濃すぎて、浴室の床に温泉成分が千枚田状に蓄積されてできたもの。なんと…これほどまでの濃さを誇るとは…

というわけで、温泉の中に入ってみましょうー!

 

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え?宮本さんも入るの?

 

DSC_0939あざみっくす②うわーーーー!めちゃくちゃ気持ちいいですね!!!

宮本さん②いやー、ほんと最高ですよね〜。僕も仕事終わりとかにここのお湯に入りに来たりしますもん。

あざみっくす②しっかし、この温泉の濃さはすごいですね。あまりの濃さにお湯がしょっぱいです(笑)

宮本さん②はい、そうですね。海水と同程度の塩分濃度ですから(笑)。この温泉から出た後は、めちゃくちゃ体がポカポカになるんですよ。特に冷え性の方にはオススメのお湯ですね!あと、弊社ではおふろcaféをいくつか運営しているのですが、それらの施設にはこの「白寿の湯」のお湯を輸送して使っています。

あざみっくす②おお!さすが!これほどの泉質のお湯が、ここだけで…というのは少しもったいないなーと思いました。

宮本さん②あ、でも他の場所では少しお湯を薄めて使っています。濃度が濃すぎて通常のろ過機では壊れてしまうんです(笑)

あざみっくす②ひえーーーー

 

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あざみっくす②ちなみに、こちらにはどんなお客さんが多いんですか?

宮本さん②リピーターの方が非常に多いですね。『白寿の湯』自体は昔からこの地にあり、親しまれてきた温泉ですから、地元の人にも根強い人気があります。あとは、純粋に温泉好きの方ですね。そもそも泉質が良いので、温泉マニアの間では有名な場所でしたから、様々な場所からお越しいただくことも多いです。

あざみっくす②なるほどー、「おふろcafé」にブランドを変えても、地元の人が通い続けているってところが素敵ですね。

宮本さん②そうですね。こちらの「食」も地産地消を売りにしていて、地元の食材を活かすなど、地元とのつながりを大切にしていることも大きいかもしれません。

あざみっくす②ところで、宮本さん、いまお仕事中なのに温泉入ってていいんですか?

宮本さん②あ、これも仕事です。経費も落ちますし。

あざみっくす②な、内情…。

 

くつろぎの空間で極上のひとときを過ごす

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温泉にゆったり浸かって、体がぽっかぽかになったら、今度は館内でゆったりとくつろぎましょう。『おふろcafé 白寿の湯』では、様々な休憩スペースや癒しグッズが充実しており、入浴後のゆったりとした時間を贅沢に使って過ごせるようになっています。こちらは「ライブラリースペース」。

 

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もう、絶対に揺られたいやつですね!

 

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ハンモックには目がありません(笑)

 

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施設のテーマのひとつ「糀(こうじ)」になぞらえて「桶」をイメージしたスペース。むちゃくちゃ収まりが良いです(笑)

 

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桶の中にコンセントもあるので、意識高い系のノマドワークすらできてしまう。(ちなみに全館フリーwi-fi完備)

 

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マッサージチェアは無料で利用可。温泉でも普通100円入れて動き始めるイメージがあったので、これは嬉しい!

 

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「ベッドシェルフ」。ドラえもんの寝床のごとく、箱の中に収まって本が読めます。

 

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たくさんの種類の雑誌が並べられている。全て宮本さんのこだわりのセレクト!ナイスセンス!

 

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漫画もがっつりありますー!好きな漫画や雑誌をチョイスして、心いくまで自分の時間を過ごせそうですね。

 

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コーヒーも無料で自由に飲めます〜。

 

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「うたたね処」。仮眠をとったりできます。

 

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「リラクゼーションサロン」ボディケアやアロマエステを受けられます。

 

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こんなテラス席もあり。あったまった体で外の風に当たるのも良いですね〜

 

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1,000円/時間で有料の個室も借りられます。家族だけでゆっくりする空間としても使えますね。

 

あざみっくす③いやー、どこまでも癒されますし、贅沢すぎる時間ですねー

宮本さん③そうですね、実際みなさんの滞在時間は長いですし、コンセントやwifiも完備しているので、お仕事をここでするという人もいますね。

あざみっくす③確かに、僕達みたいなフリーなら全然ありですね。

 

入館をしてしまえば、1日中館内には居られるので、好きな本を読みふけるもよし、意識高い感じでノマドワークするのもよし。何の制限もなく、贅沢に時間を過ごせるのが、究極の癒しですね!

 

地産地消のこだわり食に舌鼓!食事スペース「俵屋」

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『おふろcafé 白寿の湯』のもうひとつの目玉に「食」があります。こちらでは、蔵前の定食屋さん「結わえる」と地元の糀商品を扱う「ヤマキ醸造」とのコラボレーションで、「俵屋」という飲食スペースを運営しています。コンセプトとして「地産地消」があり、地元産の糀・地味噌、地醤油を活用した料理、県内の地酒・地ビールを提供しているのが特徴です。

 

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テーブル席や…

 

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座敷席…

 

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半個室といった、バリエーションある席でくつろぎながら食事ができます。

 

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「俵屋」のこだわりがまとまっています。特に特徴的なのはこの「寝かせ玄米」。炊いてから3日間もの間熟成をさせる玄米ごはんです。

 

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埼玉県内の蔵元のお酒もしっかりとラインナップ。若い人たちで蔵元を盛り上げよう!と動いている人たちのお酒をよく扱っているようです。

というわけで、早速料理を注文させていただきました!

 

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こちらが一番人気の「寝かせ玄米の糀御膳(税込1,380円)」!主菜は肉か魚を選べます。

 

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麦豚の糀漬け焼き、めちゃくちゃ美味しそう!!

 

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早速いただきます!

 

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うわーーーー、めちゃくちゃ柔らかいですね!糀漬けにすることによって、肉が柔らかく味わい深くなっています。いやー最高!

 

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こちらがこだわりの「寝かせ玄米」。玄米とは思えないほど、もっちもちで柔らかく、味も甘く香ばしいのが特徴。これもまた、最高に美味しい!

 

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こちらは農民カレー(税込880円)、採れたての野菜を贅沢に素揚げしてトッピング。

 

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カレーを一気にかけて食べる、この幸せたるや!!

 

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野菜の存在感が出ていて、健康的な印象を受けますし、地元産のものを食べてる!という感じを受けます。

 

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秩父産の蕎麦粉を使った「地粉蕎麦御膳(税込1,380円)」

 

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季節ものの野菜の天ぷらがとにかく美味しい!

 

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埼玉産の地ビールといえば「COEDOビール」!こちらは生でしか飲めない「毬花・まりはな(税込 580円)」。温泉浸かって、最高のご飯を食べて、ビールを飲む!この贅沢…どうしてくれましょう(笑)

あざみっくす①_3いやー、ご飯もめちゃくちゃ美味しいですね!

宮本さん①_2やはり「地産地消」にこだわって、厳選した食材を提供しているのがポイントかと。食事は「結わえる」さんの監修のもと、全て自社で運営をしていますので、コンセプトをしっかり活かしたり、クオリティを保ったり、お客様に満足頂くための工夫を常にしています。

あざみっくす①_3あと、コンセプトの「糀」にもこだわってらっしゃいますが、これはなにか理由はあるんでしょうか?

宮本さん①_2基本的に、弊社では「こういう温浴施設があったらな〜」という、新しいコンセプトを取り入れるようにしています。「白寿の湯」のもともとのコンセプトである「健康長寿」を、より進化させようと思った時に、「糀」が出てきました。

 

温泉の質が高いからといって、その他のサービスに手を抜くことはなく、食の部分でもお客様に満足してもらう努力を常に行ってらっしゃるのは、本当に素晴らしい姿勢です。だからこそ、こんなにも贅沢な時間を過ごせる空間になっているのでしょう。

 

 

お土産も充実!この地でしか買えないグッズをゲットしよう!

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最後は、充実のお土産ショップに立ち寄ります。お土産についても、この地“ならでは”の品揃えで、とても楽しい買い物ができます。

 

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お!極上の「寝かせ玄米」がレトルトパックで売られています!これでいつでも「寝かせ玄米」を味わえますね。

 

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地元の野菜やお米も販売。

 

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「白寿の湯」の入浴剤!泉質を再現した温泉の素ですね。

 

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おしゃれな手ぬぐいもあります〜

館内を一通り楽しんで、ゆったり過ごしてからお土産を購入して…もう最高の1日でしたね!

あざみっくす①_3いやー、今日は本当にありがとうございました!骨の髄まで癒されましたよ(笑)

宮本さん①_2それはよかったです!これからの季節、テラス席でご飯を食べる企画など、いろいろなことを考えていますので、是非またいらしてくださいね!

あざみっくす①_3はい!また来ます!ところで宮本さんはこの後どうするんですか?

宮本さん①_2

そうですね、まだ時間があるのでもう一眠りしてから仕事します。

あざみっくす①_3じ、自由ですね…

 

 

まとめ

いかがでしたか?全国トップクラスの泉質を誇る温泉が、東京のすぐ隣にあるとは驚きですよね。しかも、くつろぎ空間も食事もこだわり抜き、1日中過ごせるように工夫されているのにはとても感動しました!

ぜひ、東京からすぐ近くの究極の癒しスポット『おふろcafé 白寿の湯』に出かけてみてくださいね!

文・写真:ちちぶる編集長 あざみっくす ちちぶる
 

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『おふろcafé 白寿の湯 』
営業時間 :10:00~23:00(最終入館22:30)
料金   :平日 → 大人 750円 小人400円 土日祝 → 大人 850円 小人400円
※深夜受付(21:00−22:30)全日 → 大人 420円 小人200円
アクセス :車 → 関越道「本庄児玉IC」約25分
電車・バス→本庄駅南口または丹荘駅から神泉総合支所行きのバス「下渡瀬」で下車
公式HP:http://ofurocafe-hakujyu.com/
参考サイト:アソビュー 割引前売りチケット