新大久保で「本当に美味しい店」が知りたかったから、100人にアンケートしてみた

新大久保のグルメはは韓国料理のお店が豊富で、チーズタッカルビやサムギョプサルなど、本当のおすすめはどこ?と気になりますよね。ロペス岸さんと共に実際に新大久保で100人にアンケートを取り、本気のランキングを作成いたしました。

こんにちは。ライターの たにやん と申します。

 

以前から新大久保の駅を降りると、感じることが一つある。

「今日もまた、めっさ混んでる」

休日だけでなく、平日の夜でもこの混みっぷり。

それも日本人だけではない。欧米人、インド、韓国、さまざまな人種が行き交う。

 

インターネットで「新大久保」と一緒に検索されているキーワードを調べてみると、「タピオカ」や「サムギョプサル」、「韓国料理」といった『グルメ』に関する検索が大半を占めている。

実際、『食』のトレンドの発信地といっても過言ではない。

 

昨年は話題の「ハットグ」のお店が山ほど立ち上がり、

新大久保の行列の正体は?人気のハットグを食べ比べてみた

タピオカミルクティのお店も数十件存在する。

他にも新大久保には、インスタ映えで味も抜群の韓国グルメが盛り沢山だ。

カロリーの権化「悪魔のオレオシェイク」

 

骨の間の肉が旨い「カムジャタン」

 

唐揚げ+チーズ=神「UFOチキン」

 

そんなグルメの街「新大久保」で、私は知りたいことがある。

「新大久保で本当に美味しいお店はどこなのか」

 

ただし、グルメサイトで調べてランキング上位のお店に行くのでは、「自分の足で取材する」というSPOTの意図に反し、編集部から怒られる。

そもそも私はグルメサイトをあまり信用していないのだ。

ということで、今回の取材では、新大久保を行き交う人々の『生の声』を聞きにいくため100人に本気のアンケートを実施してきた。

 

それっぽいアンケート用紙も作成。1人につきオススメの店は3店舗まで教えてもらう。

新大久保に普段からいそうな人たち、その人に声をかけ、今までで美味しいと思ったお店を教えてもらう。これならばきっといいランキングができるのに違いない。

 

しかしここにきて問題発生。

ぜんっっぜん立ち止まってもらえない。

いきなり「すいまっせーーん!おすすめのお店教えてくださ−い!」と声をかけても、返ってくるのは「あ、急いでるんで」とか「…………..(無視)」みたいなリアクションばかり。そもそも1人でアンケート用紙持ってウロウロしてる時点で若干怪しい。

 

そんなこんなで結局立ち止まってくれたのは1時間でたったの2人。100人は絶望的に思えた。

だが、神は救世主を遣わした。

 

 

谷「!?」

 

 

降臨した男の名は「ロペス

TBS「金スマ」の社交ダンス企画に出演中の芸人さんだ。ちなみに筆者も社交ダンサー、彼とは同じ釜のメシを食った仲である。しかもロペスさん、新大久保周辺にお住まいとのこと。曰く「新大久保は俺の庭」だそう。

 

さっそく聞き込みに向かう。

ロペスさんが言うには、「おまえには筋肉と知名度が足らない」とのこと。
たしかにこんな筋肉の人が立ってたら嫌でも目がいく。それに金スマといえば、もはや国民的な人気番組だ。その出演者ともなれば、知名度に関しては言うまでもないだろう。100人のアンケートなんてあっという間に終わってしまうかもしれない。

 

そんな期待の中、ロペスが第一声をかける。

ロペス
「すいまっせーーん!おねぇさん達のおすすめのお店をおしえて下さーい!」

 

 

 

ロペス
「………………」

 

 

ロペス
「……………………あれ?」


「………は??」

 

そもそも、筋肉芸人とタンクトップを着た変態との違いは紙一重。

思いのほか世間の風当たりは強い。

 

まったく相手にしてもらえないまま、時間だけが過ぎていく。ロペスは気力も感情も、そして存在意義すら失いかけていた。

ロペス
「俺さ、地上波でてるんだよね?谷くん?1人も振り向かないっておかしくない?谷くん??」


「乳首たってますよ」

 

 

こうして、服を着ることでただの取材の人になったロペスとしばらくの間、取材は続いた。

服を着たからか、なんとかアンケートに答えてもらえるように。

というか2人の方が取材っぽいから答えてくれているような気もする。

 

おすすめのお店を聞いては実際に食べに行った。
聞いては聞いては、実際に食べに行った。

そうして、気がつけば取材を始めてから1ヶ月以上が経過した頃。ついにその瞬間は訪れた。

 

 

 

気になるアンケート結果は!?

回答者:102
無視された人数:500(推定)
総投票数:225

 

お店を紹介する前に、どのような人が今回のアンケートに答えてくれたのだろうか。集計結果から、新大久保ユーザーの実態が見えてきた。

 

まず驚いたのは、道行く人のほとんどが女性だということ。

フォトジェニックな「映えグルメ」が多い新大久保は、女子会の場としても重宝されているようだ。また忘れてはいけないのが、韓国アイドルの存在だ。お目当ての男性、女性アイドルを求めて遠方から訪れる人も多い。

 

「年齢」については少し意外な結果に。

てっきり若い世代ばかりがデートや女子会で訪れているかと思いきや、20〜40代のOLさんも多く見かけた。たしかに新宿駅から1駅という立地の良さもあって、会社帰りにブラっと立ち寄るにはちょうどいい。それに新大久保には落ち着いて本場の韓国料理がたのしめる店もあるので、ちょっとした大人のデートとしても最適だ。

 

 

アンケートで得票数が多かった3店舗を発表!

まずは上位3店舗から!

 

第3位 『韓国料理マニト(本店)』(12票)

 

第3位にランクインしたのは、コスパ最高の焼き肉店『マニト』。

新大久保が誇る人気店の1つだ。

なんといっても肉肉肉が旨い!!そして安い!
このボリュームで2,380円なのだから「赤字セット」の名もうなずけるというもの。

 

 

その肉の輝きにロペスも失禁寸前の表情である。

 

ロペス
「うぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 


「大変っす!ロペスさん!キムチとサラダもおかわり自由だそうです!」

 

ロペス
「ききキムチとサラダしゅびどぅふっっっっっっ!?」

 

韓国料理マニト 新大久保本店
営業時間:11:00~翌1:00
電話番号:03-6380-3531
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目13−6 旭商事明優ビル
地図:https://goo.gl/maps/qUSRP4NJEvWcJcP78
1人あたりの予算:3000円前後
参考サイト:ぐるなび

 

第2位 ソジュハンザン(13票)

 

第2位にランクインしたのは、「ソジュハンザン」。
こちらのお店はなんと24時間営業。眠らぬ街、新大久保を象徴する存在だ。
カラオケも近くにあるので、新大久保で終電を逃したらとりあえずココにくればいい。

また、メニューの豊富さでも他の追随を許さない。
チヂミやチーズタッカルビなどの定番はもちろんのこと、普段あまり口にしないようなコアなメニューも愉しめる。
お酒の種類もバラエティ豊かなので、飽きがこないのも大きな特徴だ。

活気あふれる店内にはK-POPが絶え間なく流れているので、韓国好きにはたまらない雰囲気だろう。

あまりのメニューの豊富さに混沌の極みロペス。

なにを頼むかあまりに悩ましい。

何品か試しに頼んでみたが、どの料理も味は折り紙つき。

ハズレ無しなので、どんなお料理も気軽にチャレンジできる。価格もリーズナブルだ。

 

実はソジュハンザン、店員さんがイケメンばかりなので有名。
ロペスのめんどくさい絡みにも、このポーカーフェイスである。

 

ロペス
「お兄さん韓国の人なの?何歳???」

イケメン
「……………..」

ロペス
「お兄さんは韓国料理で何が好き?好きな子とかいるの??乳首何色???」

イケメン
「…………..。」

ロペス
「おーーーーーい!」

 

ソジュハンザン
営業時間:24時間営業
電話番号:03-6233-7544
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目12−14
地図:https://goo.gl/maps/PfBzie1tTXZRrQSt8
1人あたりの予算:3000円〜4000円
参考サイト:ホットペッパーグルメ

 

第1位 元祖 春川タッカルビ(春川鶏カルビ)(14票)

 

堂々の第1位は、本場の韓国料理がウリの「元祖 春川タッカルビ」だ。

韓国人のお母さんが作る料理の味は、まさしく韓国の家庭料理そのもの。
本物が食べたい!!」という韓国通の心を掴んで離さないその味は、まさしく『新大久保の裏番長』だ。

ちなみに、お昼に店の前を通るとオモニ(お母さん)が一生懸命料理の仕込みをしている姿を目にすることがある。
来てくれるお客さん1人ひとりに愛情を込めて料理を提供している姿勢は、1位を飾るのにふさわしいのではないだろうか。

 

店内は決して広いとは言えないが、かえって韓国の屋台に座っているかのような風情がある。

肩を寄せ合って食べる本場の味は、その美味しさも格別に感じるものだ。

 

メニューの多さも第2位の「ソジュハンザン」に負けず劣らず豊富だ。

韓国風巻きずしのキンパ、甘辛く味付けしたトッポギ、そして絶品ギョーザ…..
すべてが最高のクオリティで提供されている。

ロペス
「ぐすっ….うっ……..うっ………..」

 


「ど、どうしたんすか急に…」

 

ロペス
「旨い、旨すぎる……なみだが止まらん……」

 


「同感です……」

 

元祖 春川タッカルビ(春川鶏カルビ)
営業時間:11:00~翌3:00
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目15−7
地図:https://goo.gl/maps/oeJmFiHZ7be3WLmZ7
1人あたりの予算:3000円〜3500円
参考サイト:ぐるなび

 

票が集まったお店をジャンルごとに紹介!

さて、ここまではランキングに沿ってご紹介してきましたが、
ここから先はアンケート回答者の口コミをもとに、様々な分野に分けてお店を紹介したいと思います。

それでは、いってみよう!

 

ヘルシーフード部門 金賞 「くるむ」(6票)

 

新大久保で最もヘルシーなお店としてご紹介するのは、「くるむ」。

熱々のサムギョプサルを15種類のお野菜に包んで食べるという、暴挙のようなメニューが特徴だ。
サムギョプサルは豊富な種類の中から、好きな味を2種類選ぶことができる。もちろん追加での注文も可能だ。

 


圧巻なのは、その野菜のボリューム。
それぞれの野菜で違った風味や食感、味がたのしめるので、お野菜好きにはまさしく天国。

サムギョプサルが見えなくなるまで、これでもかと野菜を包んで頬張る。こんな幸せなことはないだろう。

 

「くるむ」の魅力はそれだけではない。

なんと、余ったお野菜をスムージーにして最後にだしてくれるのだ。
しかもめちゃくちゃウマい……

 

ロペス
「え?このスムージー異常に美味くない?」

 


「ほんとだww ウマいwww」

 

ロペス
「最早このスムージーだけでお店ができそうなやな…」

 

くるむ
営業時間:11:00~23:00
電話番号:03-3200-6969
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目32−2
地図:https://goo.gl/maps/NYpv2kDiLLw1dTdK7
1人あたりの予算:2500円〜3500円
参考サイト:ぐるなび

 

サムギョプサル部門 金賞 「ヨプの王豚塩焼き」(6票)

 

韓国料理の代表選手、サムギョプサル。
新大久保に焼き肉店は数あれど、サムギョプサルにおいては「ヨプの王豚塩焼き」に一歩譲らざるをえない。

その理由は、熟成された上質な「」にある。

 

 

専用の熟成室で寝かされた豚肉の旨味は、食べる頃にはピークに達している。

薬味とサンチュに包んで食べれば、病みつき間違いなしだ。
もちろん、薬味とサンチュはおかわり自由ときているから、文句の言いようがない。

 

 

ロペス
「バリバリバリバリもぐもぐもぐもぐ」

 


「もしゃもしゃもしゃもしゃ」

 

ロペス
「……..最高のやね。谷くん??」

 


「…………….仰る通りで。」

 

ヨプの王豚塩焼き
営業時間:11:00~24:00
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目16−21
地図:https://goo.gl/maps/MvvbsnApQv9h5zuY9
1人あたりの予算:3000円〜3500円
参考サイト:ぐるなび

 

くつろげる大人の店部門 金賞 「松屋」(3票)

 

新大久保は若者達の集う街。
じゃあ、大人の男女が落ち着いて食べれるお店は無いのかというと、それは大きな間違いである。

新大久保の中心から少しはずれた場所にある韓国料理店「松屋」。

 

少しアダルトな雰囲気が漂う、本格派韓国料理店だ。

店内は、開放的なテラス席

 

落ち着いた雰囲気の座敷席が選べる。

 

中でも度肝を抜かれたのが、トイレのゴージャスさ。思わず「店員さーん!仏壇が置いてあるんですけど!!」と叫んでしまいそうになる圧巻のインパクトであった。

もちろん、料理のクオリティもトイレに負けず劣らず最高級だ。

名物は「カムジャタン」。

豚肉の部位でも最高の旨味を持つ骨付近の肉。骨からこそぎ取った肉は量こそ多くないもののとても柔らかく、味も濃厚だ。

そして本番は、豚骨のダシが存分にでているスープ。これが大変ウマい。
辛さの中にも旨味が溶け出して、一滴残らず飲んでしまいたくなる。


ロペス
「こ、これは…俺のオカンの〇〇よりデカい…..!!」

 


「え…….ロペスさんのオカンの〇〇ってこんな……….!!!」

 

ロペス
「みんなには内緒やで??」

 


「ええどすなぁ….」

 

松屋
営業時間:11:00~24:00
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1-1-17 ひかり荘1F
地図:https://goo.gl/maps/yGLRtTQRWYxztonF7
参考サイト:ぐるなび

 

タピオカ部門 金賞 「香好茶」(2票)

タピオカミルクティーといえば、今や人気スイーツの代名詞。食べ歩きには必須のアイテムだ。

新大久保でもその人気は変わらず、競うようにタピオカドリンクの店が乱立している。どこの店で飲んでも同じ味かと思いきや、とんでもない。味も種類も店舗によって違うので、どのお店にしようか心底迷ってしまうのが実状である。

今回、タピオカ部門でノミネートしたのは「香好茶」。

しばしば長蛇の列を作ることもあるタピオカドリンクだが、「香好茶」は中心街から少し外れた場所にあるのでほとんど並ぶ必要がない。にもかかわらず味のクオリティは高いので、新大久保の隠れた穴場といえるだろう。

名物は「オリジナル黒糖ミルク+ミルクフォーム」。

カップの底に溜まる程たっぷりの沖縄産の黒糖が入っている。
ねっとりとした甘さの黒糖とサッパリとしたミルクのコラボは、まさしく神が作りしの飲み物。タピオカはモチモチながらも少し固めな極上の食感。

普段は減量のため甘いものは口にしないロペスも、神スイーツの誘惑には勝てない。

ロペス
「うおおぉ!!タピオカに吸い寄せられる…!?」

 


「黒糖への誘惑が強すぎて、もはや引力すら感じる………!!」

 

ロペス
「た、タピオカおそるべし!」

香好茶
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1-11-1
地図:https://goo.gl/maps/8zcEKsbNpiavGkEL7
参考サイト:食べログ

 

夜カフェ部門 金賞「CAFE du Riche」(4票)

韓国ディナーを楽しんでお腹も満足、でもあと少しおしゃべりしたい!

そんなときは「CAFE du Riche」にいってみるといい。ウマ辛い韓国料理でピリピリした舌を、スイーツがやさしく癒やしてくれる。

営業時間も終電ギリギリなので、新大久保の夜を満喫させてくれることだろう。

店内は、落ち着いた雰囲気のテーブル席と

 

開放的なテラス席があり、夜風を感じながら過ごすこともできる。

またメニューの種類もほんとうに豊富で、タピオカミルクティー、パンケーキ、パスタ、サンドイッチとバラエティーにも富んでいる。

なかでも名物のソフトクリームは超濃厚。暑い季節にはたまらない一品だ。


ロペス
「なんだこのソフトクリームの美味さは!?ここはマザー牧場か!??」

 


「いえ。違います。」

 

ロペス
「うおおおぉぉ!!マザー牧場サイコォォォ!!」

 


「牧場に帰れ!!」

 

CAFE du Riche
営業時間:平日 9:00~23:30(L.O.22:30)、土日祝 9:00~24:00(L.O.23:00)
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1-17-10
地図:https://goo.gl/maps/GCnoZ6MapJh8RJjW6
参考サイト:ぐるなび

昼カフェ部門 金賞 「Factory45」(3票)

韓国で流行りの人気スイーツを余すところなく堪能できるのがココ「Factory 45」。

冒頭に紹介した「悪魔のオレオシェイク」はこの店の看板商品だ。その他にも韓国風かき氷の「パッピンス」や、各種シェイクをたのしめる。

メニューも豊富。定番の味付けから一風変わった話題の人気スイーツまで、メニューをみているだけでもワクワクしてくる。

また、どのメニューを頼んでも「映える」のが大きな特徴だ。見た目にも美味しいスイーツ達だが、なんといっても「悪魔のオレオシェイク」のインパクトは新大久保の中でも最強クラスだ。

ロペス
「うpopopo…..まるで直接カロリーを飲んでいるかのようだ」

 


「一体これで何カロリーぐらいあるんですかね(汗)」

 

ロペス
「バカ野郎!!新大久保では何食ってもノンカロリーなんだよ!!邪念を捨てろ!!!!!!」

 


「すいませんでしたぁぁ!!!!!!!」

 

Factory45
営業時間:
月~木、日、祝日…11:00~翌1:00(料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:30)
金、土、祝前日…11:00~翌2:00(料理L.O. 翌1:00 ドリンクL.O. 翌1:30)
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1-16-27 KMプラザ2F
地図:https://goo.gl/maps/GeCUMivSq3MZykZU9
参考サイト:ぐるなび

チキン部門 金賞「ホシギ2羽チキン」(7票)

韓国ファストフードの王様といえば「チキン」。韓国の人々はとにかくチキンが大好きなのだ。

そんなチキン部門でノミネートしたのが「ホシギ2羽チキン」。新大久保を中心に4つの店舗を構える、今話題のチキン屋さんだ。

普通のチキンだけでも数種類の味があり、どれも大変美味しいのだが、忘れてはいけないのが名物「UFOチキン」。まさしくカロリーの破壊神と呼ぶにふさわしいインパクトと食べごたえだ。

3種類のチーズの合わさったチーズの海に甘辛チキンをダイブさせる。これ以上の背徳感があるだろうか。まさしく神への冒涜である。

1口食べればお腹いっぱいかと思いきや、そんなことはなかった。盛り付けられたチキンの味も4種類に分かれており、意外と飽きが来ないのだ。

もちろん、これらはすべてノンカロリーである。(たぶん)

いくら飽きが来ないといっても、終盤戦に差し掛かると流石のロペスもこの表情。
体内はチキンとチーズでパンパンである。

だが心配することはない。余ったチキンは残らずテイクアウトできるのだ。友達にあげるなり、トースターで焼けば翌日でも美味しく頂くことができる。

ロペス
「テイクアウト最高ぉぉぉ!」

 


「やりましたねロペスさん!これで朝はチキン、夜はUFOチキンを無限ループできますよ!!」

 

ロペス
「……..げふぅ。」

 

ホシギ2羽チキン 1号店
営業時間:
月~金、祝前日…11:00~翌1:00 (料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:00)
土、日、祝日…10:30~翌1:00 (料理L.O. 翌0:00 ドリンクL.O. 翌0:00)
住所:〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目2−2
地図:https://goo.gl/maps/9ug16SLqK5pSKaeq6
参考サイト:ぐるなび

ロペスのイチオシ 部門金賞 「クッパヤ」(ランク外0票)

最後にご紹介するのは、新大久保在住のロペスがイチオシする豚クッパ・サムギョプサル専門店「クッパヤ」。

ロペス曰く、史上最強の豚クッパが食べられるお店とのことで、取材をしてきた。まさしく知る人ぞ知る名店である。

注文したのはもちろん名物の「豚クッパ」。

お好みの調味料を入れて食べると、その味はまさに宇宙。無限の可能性がそこに広がっていた。

特に「アミの塩辛」とクッパの相性がとにかく抜群で、少しやさしいクッパのスープの味を磯の香りと塩気で引き締めてくれる。自分好みの味にカスタマイズできるので、ぜひ自分だけのスペシャルクッパを作ってみてほしい。

もちろん付け合わせの調味料やキムチは、店員さんに言えばおかわり自由だ。最高かよ。

ロペス
「これだよコレ!!このクッパを食わなきゃ新大久保にきた意味がない!」

 


「…….旨い、、たしかに定期的にたべたくなる不思議な味ですね。」

 

ロペス
「どうだね谷くん?新大久保の魅力、少しは伝わったかね?」

 


「もちろん!これなら毎週来ても飽きないっすよ!」

 

クッパヤ
営業時間…11:00~16:00、17:00~24:00(L.O.22:30)
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保1-7-19 保坂ビル 1F
地図:https://goo.gl/maps/31qzzTt8Uw1kgSN6A
参考サイト:ぐるなび

いかがだったでしょうか?

これが気合いと根性、同情と哀れみの視線など、様々な喜怒哀楽の感情が凝縮された、本物の現地の声です。

ただ案の定、100人への聞き込みに加えて店の取材をする労力は尋常ではなく、取材時間が述べ190時間を超えてしまった。よし、ちょっと時給を計算してみるか……。

 

【60,000(執筆料) – 32,000(経費)】÷190(取材時間) 

147.3円(東京都最低賃金:985円

なるほど。やりすぎた。

※編集部注
「新大久保で本当に美味しいお店を現地の人に聞いて記事にしたい」という企画を頂いたので軽々しく「いいですよ」と答えたのですが、上がってきた原稿がこれだったので、何かしらのご褒美を考えておきます。

今回取材をさせていただいたお店はあくまで新大久保のごく一部なので、

お気に入りの店を自分で探してみるのも面白いかもしれません。

まだまだ未開拓の魅力が溢れる新大久保に、是非一度、足を運んでみてください。

 

 

取材協力:岸英明/ロペス(ぱいんはうす) 2014年5月お笑いコンビぱいんはうすを結成。

2016年から、TBSキンスマの社交ダンス企画に出演。
キンタロー。さんとのペアでは、世界選手権最高7位を獲得している。
Twitter @hideaki_kishi