新大久保の行列の正体は?人気のハットグを食べ比べてみた

新大久保の混雑・行列が話題です。最近の混み具合はニュースになるほど。その行列に並んでみたところ、ほとんどがハットグ(韓国式アメリカンドッグ)でした。混雑の原因を調査しつつ、食べ比べてみました。

こんにちは。ひきこもりライターの吉玉サキです。

ひきこもりなので人ごみは苦手ですが、本日は新大久保に来ています。なぜなら……

この人混みの原因を探るため!

コリアンタウンとして有名な新大久保。最近、特に「新大久保に行列ができてた!」「新大久保が若い女の子で溢れてる」などともっぱらの噂です。

いったい、何がそんなに人気なの?

新大久保で行列の原因を調べてきました!

行列の正体は……

やってきたのはJR新大久保駅の周辺。

ご覧の通り、駅前の「大久保通り」は大勢の人でにぎわっています。

さすがコリアンタウン、韓国料理店や韓国コスメのお店、K-POPアイドルグッズのお店などがひしめき合っています。アジア人だけではなく、さまざまな人種の人が歩いていて、なんだか日本じゃないみたい。都内なのに旅行気分が味わえます。

噂どおり、行列ができているお店もちらほら。

結論から言うと、行列ができているお店のほとんどがハットグ屋さんでした。

ハットグとは、韓国風のアメリカンドッグのこと。

アメリカンドッグといえば普通、ソーセージに串を刺して、衣をつけて揚げて、ケチャップとマスタードをつけたもの……ですよね。

しかし、ハットグは違います。

夫です。おじさんなのでインスタ映えできませんでした。

なんと、衣の中身はソーセージではなくたっぷりのチーズなんです。しかも、お砂糖とケチャップとハニーマスタードをつけて食べます。

これがチーズハットグ。お店によって「チーズホットドッグ」「モッツァレラハットグ」など、呼び名はさまざまです。

中身がチーズだけだったり、小さなソーセージの周りにチーズがついていたりと、お店によって違いがありますが、どちらにせよ圧倒的にチーズの存在感が勝っていることには変わりありません。

どのお店にも、メニューにはふつうのソーセージのホットドッグもあります。だけど、ほとんどの人がチーズハットグを食べていました。

おそらく、チーズをびろーんと伸ばして食べるほうがインスタ映えするからでしょう。食べながら自撮りしている女の子もたくさんいました。

こういう感じ(私です)。インスタで「ハットグ」とハッシュタグ検索すると、こういうポーズの写真がたくさん出てきます。

多くのハットグ屋さんは店内にイートインスペースがありません。路上に並んで、買ったらその場で食べます。そのため、ハットグ屋さんの前の路上がめちゃくちゃ混雑するんです。

混み具合をレポートするために、片っ端から行列に並んでみました。

行列のできているハットグ屋さんに並んでみた

どれも同じに見えるハットグですが、はたして味に違いはあるのでしょうか?

アリランホットドッグ

ネットでよく見るアリランホットドッグ。有名店だけに、多くの人が並んでいました(写真は開店前です)。

公式サイトでは10:30開店とありますが、この日は少し早めにオープンしていたようです。10時にはすでに長蛇の列ができていたのですが、待ち時間15分ほどで購入できました。

アリランホットドッグの特徴はこのココナッツパウダーときな粉。白砂糖の店が多い中で異色です。

一番人気のポテトレーラ(480円)を食べました。

衣にサイコロ状のポテトをまぶして揚げたポテトレーラ。ポテトのホクホク感とアツアツのチーズ、さらに揚げ物というジャンクな美味しさが病みつきになりそう!

お店によって「ポテレラ」だったり「ポテトモッツァレラ」だったり、呼び名はさまざまですが、どこのお店でもこれが一番人気のようです。

アリランホットドッグ新大久保本店
住所 東京都新宿区百人町2-1-2
営業時間 10:30-21:00

 

あと、なぜか公式サイトにもグーグルマップにも載っていませんが、細い路地にもアリランホットドッグの別店舗がありました。

新大久保本店から見て、大久保通りの反対側に、ガストと「ホシギ二羽チキン」というお店があります。その間の路地を少し行くと、この店舗がありました。

こっちのほうが空いているので、穴場かもしれません。

ジョンノハットグ

ハットグ発祥を謳っているジョンノハットグ。こちらも有名店です。この日、一番たくさんの人が並んでいました。

路地をはさんで「ジョンノハットグ」と「ジョンノ屋台村」の2店舗があります。

一列に並んでいると、スタッフのお姉さんに「チーズですか? ソーセージですか?」と聞かれます。チーズと答えると、屋台村のほうに並ぶよう誘導されました。

スタッフが多く(誘導スタッフだけで4人!)、商品が出てくるのが早いです。一番お客さんが多かったわりに、並び時間は15分程度でした。

一番人気のポテトモッツァレラ米ハットグ(450円)。

店による味の違いは、正直わかりませんでした。この店のも美味しい。

ちなみに、大久保通りと交差する「イケメン通り」にも2店舗あります。イケメン通りのお店のほうが空いていました。イケメン通りってなに?

ジョンノハットグ新大久保店
住所 東京都新宿区百人町1丁目7−16 フォーラム新大久保
営業時間 9:30-23:59

ソウル市場

韓国食材のスーパー・ソウル市場の一角でも、ハットグを売っています。

ここと、隣のハットグ屋さん(このあと紹介します)は隣り合っています。

ソウル市場とお隣は9時開店と、開店時間が他のお店より少し早め。そのため、9時頃はこの辺りだけが賑わっていました。10分ほど並んで購入。

ポテトレラドッグ(450円)。やっぱり味の違いがわかりません。ぜんぶ美味しい。どうしよう、これレポートになってるかな。

併設のスーパーにも寄ったのですが、品揃えの豊富さに大興奮! キムチの試食だけで28種類もありました。韓国食材好きの方はここでお土産もゲットできます。

ソウル市場
住所 東京都新宿区大久保1丁目16−15 豊生堂ビル
営業時間 9:00-23:50

DEM KEBAB(デムケバブ)

ソウル市場のお隣にある、トルコ人のおじさんがやっているデムケバブ。ハットグ屋さんです。

ケバブ屋さんじゃないの……?

と思って聞いてみたところ、7ヶ月前にケバブ屋をハットグ屋にしたそうです。

9時頃は「モッチモチだよ~、今なら30分も並ばないよ~」と道行く人に声をかけまくっていたおじさん。お昼頃に戻ってくると、店にいるのがおじさんから韓国美女になっていて、ちょっと笑いました。

大混雑の中、おじさんは店の外で誘導に専念。20分ほど並びました。

このお店はソースの種類が豊富。明太マヨネーズはここだけだと思います。

ポテレラ(450円)。オーロラソース+マヨネーズだとなんだか物足りなかったので、ホットソースを加えたところ、すごく美味しくなりました。

DEM KEBAB(デムケバブ)
住所 東京都新宿区大久保1丁目16−15 豊生堂ビル
営業時間 9:00-15:00

33コマキンパ

ここはハットグ屋さんというより、ハットグもあるお惣菜屋さんという感じ。

アリランホットドックのすぐ近くにあるのですが、10時頃はアリランばかりが並んでいてここは空いていたのに、お昼頃には行列ができていました。待ち時間は20分ほど。

メニューが豊富。ハットグと同じくらい、トッポキを買っている人もいました。

ちょっとハットグに疲れてきたので、トッポキ(小・420円)を購入。ピリ辛でモチモチで美味しい! お酒が飲みたくなります。個人的に、この日一番のヒットでした。

33コマキンパ
住所 東京都新宿区百人町 Unnamed Road, 2丁目-1

ナンマンホットドッグ&タピオカ

看板が真新しいお店。グーグルマップで見ると「モゴモゴ」という謎の文字が表示されるので、リニューアルしたのかもしれません。

食券を買う列と、商品を受け取る列がそれぞれ行列していました。韓国人のお姉さんが誘導していましたが、食券を持っている人と持っていない人が入り乱れてしまい、大変そうでした。15分ほど並び、購入。

ピザモッツァレラチーズホットドッグ(480円)。ピザがめずらしいので、これにしてみました。

めちゃくちゃピザ味です。私は気に入りましたが、夫は「ポテトのほうがいい」と言っていました。

ナンマンホットドッグ&タピオカ
住所  東京都新宿区百人町2丁目2−2

青春ホットドッグ

イケメン通りにあるお店。お昼頃は数組が待っているくらいでしたが、2時台はけっこう行列ができていて、10分ほど並びました。

「他とは違う毎朝120分間発酵熟成」「ホットドッグは揚げるのに約4分お時間をいただきます」など、こだわりを感じさせるPOPが貼ってあります。

注文が入ってから串にチーズをつけていたのはこのお店だけ。やっぱり、製法にこだわっていそうです。

ジャガイモレラ(450円)。

衣がふわふわで柔らかい! しかし、なぜかチーズが伸びませんでした。インスタ映えはしないかも……私たちだけ?

青春ホットドッグ大久保店
住所 東京都新宿区大久保1-15-8

今回は行列店で6つのハットグを食べました。

その結果、味も待ち時間も大差ないことがわかりました。

どこも時間帯によって10分~20分くらいは並ぶし、味は微妙な違いこそあれ、どこで食べても美味しいです。

ハットグ以外で行列のできていたお店

ハットグ以外にも行列のできているお店があったので、並んでみました。

Chatime日出茶太

タピオカ入りドリンクが人気の台湾のお店。駅から少し離れた職安通りにあります。

一応カフェなのですが、店内があまりに混み合っていて、ゆっくりとお茶できる雰囲気ではありません。ほとんどの人がテイクアウトしていました。外で5分、店内で15分ほど並んでようやく購入。

パールミルクティー(R・470円)。氷の量と甘さを選べるのが嬉しい。こういうドリンクはだいたい私には甘すぎるのですが、甘さ控えめにしたので美味しかったです。

それにしても、タピオカのストローって肺活量いりますよね。歩きながらだとけっこう疲れます。

Chatime日出茶太 新大久保店
住所 東京都新宿区百人町1丁目5−4
営業時間 11:00~22:00

POPOホットク

韓国のおやきのようなお菓子、ホットクのお店です。名前が似てるんですが、ハットグとは別の食べ物です。

ちょうど3時のおやつタイムに並んだせいか、30分並びました。

ハチミツホットク(250円)。どのインターネットなんだろう。

クレープより厚くてホットケーキより薄い生地に、ハチミツと砕いたナッツ、シナモンがサンドされています。

あったかくて美味しい……!

寒空の下で30分並んだ体に、温かさと甘さが染み渡ります。

POPOホットク
住所 東京都新宿区大久保2丁目32−3
営業時間 11:00~22:00

ここからは、「今回は並ばなかったけど行列のできていたお店」を紹介します。

GoobneChicken

韓国で人気のグリルチキンを出すお店。ここが日本一号店です。

プレーンなチキンのほかに、カルビソースや蜂蜜とカレーのソースで味付けしたものなど、味のバリエーションが豊富だそう。

そういえば昨年の今頃、韓国に行った友人が「いろんな味のチキンが流行ってた」と言っていました。なるほど、韓国で流行ってから日本に来たんですね。

グッネチキン新大久保本店
住所 東京都新宿区大久保2-32-1 2F
営業時間 11:00~24:00

カンホドン 678チキン

こちらも韓国で人気のチキン店。メニューを見た限り、こっちはグリルではなくフライドチキンだと思われます。

修学旅行生なのか、制服姿の女子高生がたくさん並んでいました。ハットグの次なるブームはチキンなのでしょうか……?

カンホドン678チキン新宿店
住所 東京都新宿区百人町1-1-26第三サタケビル2F
営業時間 11:00~25:00

くるむ

サムギョプサルを野菜で包んで食べる「サンパ」の専門店。女子会なのか、女性がたくさん並んでいました。

3時台も行列していたため、夫は「お昼ごはんなの? それともおやつなの?」と首を傾げていました。

くるむ サンパ店
住所 新宿区大久保2-32-2 林ビル2F
営業時間 11:00~23:00

Cafe de Kave

元・東方神起のジェジュンが経営するカフェ。

実は、この日(11/24)が新大久保店のグランドオープンでした!

隣の公園には、朝8時半からたくさんの女性が並んでいました(写真は10時台です)。

何も知らずに行ってしまった我々。近くにいたマスコミ関係者らしいお兄さんに

「すいません、皆さんなんで並んでるんですか?」

と聞くと、なんとオープンイベントでジェジュン社長本人が来るとのこと!

イベントは13時からだそうですが、そりゃあファンは朝から並びますよね。お昼頃には警察の人もいて、厳戒態勢になっていました。

イベント終了後に通ると、まだ行列ができていました。今後も、行列のできる人気店になるかもしれません。

Cafe de Kave新大久保店
住所 東京都新宿区大久保1-17-16第2玉屋ビル1F 
営業時間 10:00~24:00

ハットグも、それ以外も美味しい新大久保。特に韓国ファンというわけではない私も、食べ歩きだけで丸一日楽しめました。ぜんぶ美味しかった。

週末はどこも混んでいますが、11時前だと比較的空いています。美味しいもの、流行りものが好きな方はぜひ行ってみてください!

ライター/吉玉サキ(@saki_yoshidama