都内の猫寺・猫神社「豪徳寺」「今戸神社」 招き猫発祥は果たして…?

猫が流行の昨今ですが、商売繁盛などのラッキーアイテムの招き猫発祥の地が気になったライターがそれを自称する地2箇所を訪れました。いくつか自称しているところがあるらしいですが、その2箇所とは中でも有名な世田谷にある豪徳寺と浅草の今戸神社です。招き猫の数に圧倒される豪徳寺、かわいい縁結びの絵馬がある今戸神社、真相は判明したのでしょうか。

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こんにちは、凝り性ライターのちぷたそ(@chip_potekko)と申します。

みなさん、招き猫はお好きですか?

私は、小学生の時に「招き猫」にハマり、少しだけ収集していた時期があります。

 

アメリカの招き猫はドルだし手の形が日本と違う

アメリカの招き猫はドル通貨持ってるし、手の形が日本と違う

実家の招き猫コレクションです。青い目の招き猫は少しレアなんじゃないでしょうか。いや~こうした娘の収集癖に付き合ってくれた両親には本当に頭が上がりません。

 

そしてそんな招き猫、実は「招き猫発祥」を自称している場所がいくつかあるようでして、一体招き猫発祥はどこなんだってばよ! と思ったので、そのうちで有名な「豪徳寺」「今戸神社」の2か所に行ってみることにしました。

 

 

豪徳寺

まずは東京都世田谷にある豪徳寺へ

まずは東京都世田谷にある豪徳寺へ

まずは「ものすごい数の招き猫がいる」という噂を元に豪徳寺へ。豪徳寺駅前に降り立つとまず招き猫がお出迎え。

 

豪徳寺駅からは徒歩10分ほど

豪徳寺駅からは徒歩10分ほど

世田谷線山下駅からも近く、世田谷線が走るのんびりとした風景を横目に歩きます。

 

豪徳寺山門に着きました

豪徳寺山門に着きました

そうだ、京都行こう(東京だけど)

そうだ、京都行こう(東京だけど)

山門をくぐると、「そうだ、京都行こう」ってボソッとつぶやきたくなる光景が広がっています(ここ東京だけど)。

 

豪徳寺・三重塔

豪徳寺・三重塔

山門をくぐると三重塔が視界に入ります。普通の建造物に見えますが、よーく目を凝らしてみると……。

 

三重塔に猫が隠れている!

三重塔に猫が隠れている!

招き猫や猫の人形が隠れているのでぜひ探してみてください。猫要素を探すだけでとても楽しい。

 

 

豪徳寺

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豪徳寺の招き猫伝説は次の通り。

2代目の井伊直孝というお殿様が鷹狩り……今で言うゴルフにお供5、6人を連れてここに来た際に、豪徳寺の住職が飼っていた白猫が手招きした。住職が珍しいお客さんも見えたものだと奥へ案内し、お茶を出したりもてなしをしたところ、今までお殿様がいたところに落雷があった。「もし猫に招かれなければ死んでいたかもしれない。しかもありがたいお話が聞けた。私は江州彦根城主井伊直孝です」と名乗って帰られたのがこんな立派なお寺になるきっかけになったという。

大谿山 豪徳寺

交通:豪徳寺駅、山下駅から約徒歩10分

住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7

電話:03-3426-1437

拝観時間:開門6時~閉門17時

 

 

数で圧倒してくる招き猫

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招き猫(豪徳寺では招福猫児と呼称)が多数奉納されているという招福観音へ。こちら左側に回りますと……。

 

ウワー

ウワー

ギャアアアアア

ギャアアアアア

招き猫が地面にびっしり!!

招き猫が地面にびっしり!!

招き猫がいすぎてびっくり! 気持ち的にはえのき茸をクローズアップして見ている気分です。

 

こちらに奉納されている招き猫は社務所で頂くことができます

こちらに奉納されている招き猫は社務所で頂くことができます

サイズは一番小さい「豆」(300円)から大きな尺(5000円)まで9種類ありました。

ちなみに招き猫を奉納するタイミングは、人によって違うのだそうです。招き猫を頂いたその足で奉納する人もいるし、願い事が叶ってから奉納する人もいます。

 

私も豆サイズの招き猫を頂きました。

私も豆サイズの招き猫を頂きました。

願い事が叶ったら奉納に伺おうと思います。

 

こちらで招き猫の起源について聞く

こちらで招き猫の起源について聞く

ちなみに、こちらで「招き猫発祥の地」であることについて聞いたところ、「他にも唱えているところは実は5か所ほどあるのよね。うちは白い招き猫の発祥の地よ」と教えてくださりました。なるほど……?

 

 

今戸神社

浅草・雷門

浅草・雷門

次は奥浅草エリアに所在する今戸神社へ。浅草駅から歩くなら浅草寺を抜けて15分~20分程度。

バスでも向かうことができます。「浅草7丁目」からは5分程度、もしくは「リバーサイド・スポーツセンター」のバス停から2~3分程度です。

 

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今戸神社

交通:浅草駅から約徒歩15~20分

住所:東京都台東区今戸1-5-22

電話:03-3872-2703

拝観時間:9:00~17:00(社務所受付時間)

HP:http://members2.jcom.home.ne.jp/imadojinja/T1.htm

招き猫発祥の地でもあり、沖田総司終焉の地でもある

招き猫発祥の地でもあり、沖田総司終焉の地でもある

着きました。丸くてかわいらしい看板がかかっています。

 

絵馬もかわいい!

絵馬もかわいい!

こちらの絵馬は縁結びを”円”とかけ、丸い形をしているそう。また、赤い糸で”縁”が結ばれますように……という祈りも込められています。

そして「祈願絵馬」と「成就絵馬」は別に用意されているので、願いが叶ったらお礼しに行きましょう。

 

でっかい招き猫がおでむかえ

でっかい招き猫がおでむかえ

本殿の招き猫、でっかい! かわいい! 干支のさるも一緒に福を招いていますよ。

 

しっぽが注ぎ口になっているのかわいい

しっぽが注ぎ口になっているのかわいい

境内には猫のジョウロがいて、かわいいなーと思って数を数えてみたところ、その数はなんと85匹超!

 

振り返ったらまだたくさんいた

振り返ったらまだたくさんいた

ギャーめちゃくちゃいる! とにかく多くて、見落とさないように数えるのが大変。さっきの数字が間違えていたら、すいません。

 

 

そして、ここも招き猫の起源のひとつ

こちらは今戸焼という焼き物の招き猫の起源なのだ

こちらは今戸焼という焼き物の招き猫の起源なのだ

いわゆる「招き猫」の登場は江戸時代。「人形としての招き猫」は今戸神社のある今戸のあたりで16世紀から焼かれていた今戸焼が始まりといわれているんだそうです。

今戸神社で伝わる説によれば、江戸末期に浅草に住む老婆が、貧しさゆえに愛猫を手放したところ夢枕にその猫が立ち、「自分の姿を人形にしたら必ずや福徳を授かる」と言ったそうです。老婆がその言葉通りに人形を作り、浅草寺の参道で売り出してみたら大評判になった……という出来事が招き猫の起源のひとつになったんだとか。

 

なで猫の石碑

なで猫の石碑

本殿の階段を降りたところにある石碑の「石なで猫」。この石なで猫をなでた後に待ち受け画像にして、毎日祈ると願い事が叶うという話もあるそうです。私はなで忘れました。

 

個人的なお気に入りビューポイント

個人的なお気に入りビューポイント

狛犬越しに本殿を仰ぎ見ると、犬(狛犬)と猫が一気に見えて得した気分になれますよ。

 

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こちらでも「招き猫の発祥の地」であることについて直接聞いたところ、「豪徳寺は生き猫の招き猫なのよね、うちは焼き物の招き猫発祥の地よ」と教えてもらえました。「招き猫の発祥の地」とひとくくりにしても、いろいろな解釈があるそうです。

 

 

御朱印もゲットした

豪徳寺と今戸神社の御朱印

豪徳寺と今戸神社の御朱印

豪徳寺と今戸神社で御朱印もいただきました。豪徳寺は中央に釈迦牟尼佛の文字がドンと、今戸神社の方は招き猫の判子も押されています。

 

招き猫発祥にもいろいろな解釈があった

招き猫発祥にもいろいろな解釈があった

実際に聞いてみましたが、豪徳寺は「白い猫の招き猫」発祥の地で、今戸神社は「焼き物(今戸焼)の招き猫」。「招き猫発祥」についてもそれぞれの解釈によるところがあり、その解釈をお互いに尊重し合っているような印象を受けました。しかし、さらに他にも「招き猫は中国から来た説」、「稲荷神社の総本社といわれる伏見稲荷神社が招き猫発祥とする説」、「新宿区にある自性院を招き猫発祥の地とする説」もあるそうです。

 

何はともあれ、猫も猫モチーフもかわいいなあ

何はともあれ、猫も猫モチーフもかわいいなあ

古くから猫は人間にとって身近な動物として、そして猫自体、「幸福」「商売繁盛」「金運」を呼ぶラッキーなモチーフとして愛されてきました。かわいい猫ちゃんに歴史を感じることができる招き猫寺・神社に行ってみてはいかがでしょうか。

 

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