東京スカイツリーの観光ってどんな感じ?ソラマチと合わせて現地からお届け
東京観光といえば東京スカイツリーや浅草が人気なので、編集部が取材してきたました。東京スカイツリーにはタワーの展望台だけでなく、ソラマチというショッピングモール、すみだ水族館、プラネタリムまであります。美味しいグルメもそろっていて、1日中遊ぶことが出来るスポットです。是非今後のデートやおでかけ・旅行の参考にしてください!
東京は、「日本で一番観光客が訪れている街※」だということをご存知でしょうか。
「当たり前だろ! 首都なんだから!」
という声が聞こえてきそうな気もしますが……、観光客の多さに比例するように、東京には「観光地」も数え切れないくらい点在しています。
とはいえ、そんなたくさんの「観光地」があるのであれば、東京の街を観光するには、一体どこに行ったら良いのでしょうか?
という疑問にお応えするため、都内の「定番観光地」を、SPOT編集部があらためて解説していきます!
第一弾は、言わずと知れた世界一の電波塔「東京スカイツリー」をご紹介。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
※参照元/国土交通省 観光入込客統計
「東京スカイツリー」がある「スカイツリータウン」は、電波塔「東京スカイツリータワー」、 商業施設「東京ソラマチ」、オフィス施設「東京スカイツリー イーストタワー」の3つの施設を中心に、水族館やドームシアターなども併設した広さ約36,900平方メートルの広さで成り立つひとつの街。
この「街」は1時間やそこらじゃ観光しきれないくらい、さまざまなスポットが盛りだくさん。
2017年5月22日(月)にて開業から5年となった「東京スカイツリー」を、改めて徹底解剖します!
目次
東京スカイツリータワー
東京スカイツリーは高さ634m。自立式電波塔として、「世界一」の高さを誇ります。
一番大きな役割は、2011年7月に完全移行した「地上デジタル放送」の送信。都心部にたくさんある「高層ビル」の影響を受けないよう、634mの新タワーが作られたんだとか。
ちなみにそれまでテレビ局の電波を発信していた「東京タワー」の高さは333m。東京スカイツリーは、その約2倍の高さということになります。(東京タワーだって十分高いのに……)
余談ですが、東京スカイツリーはその「高さ」が注目されますが、重さは約36,000t。
計算すると、人60万人分となるんです!(ひとり60kgと換算)
さて、スカイツリーに登る際は、上の写真にある「北エントランス」(ソラマチ4階)を目指しましょう。
ここでチケットを購入したり、整理券を受け取ることができます。(土日は混んでいるので、整理券が必要な場合があるそうです)
チケットを購入して、季節によって変化するエレベーター(この時期は、隅田川花火大会がモチーフでした)に乗れば、天望デッキ(350m)に向かうことができます。
天望デッキとはここの部分。
天望デッキ
350mの高さを一気にエレベーターで上がり、天望デッキに到着。
窓から外を見ると……
そりゃあ350mは高いよね……
ってくらいの、ため息が出るほどの景色を見下ろすことができます。(訪れた日は曇っていたので見にくかったのですが、たとえ曇っていても肉眼だとこれ以上綺麗に見えるってこと!)
なお、この展望デッキにはドリンク、軽食、オリジナルスイーツなどを楽しめる「SKYTREE CAFE」や、東京スカイツリーオフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」などのお店が常設。
「SKYTREE CAFE」では地上350mの高さでビールも飲めちゃいます!
展望台ショップ限定の商品を取り揃えている、「THE SKYTREE SHOP」。
お土産を買うなら、間違いなくココ!
そして、お約束の「ガラス床」もあります!
写真で見てもちょっと怖い…。歩くともっと怖い……です!
また、持参のカメラなら無料でスタッフが撮影してくれる「フォトスポット」。
こちらはこのフロアに3箇所もあり、東京スカイツリーならではの景色をバックに写真を撮ることが可能です。
このほかにも、天望デッキからの眺望をタッチパネル式で楽しく見ることができる「東京時空ナビ」があったり、東京スカイツリーからの眺めと酷似している「江戸一目図屏風」(鍬形恵斎・作)が飾られていたりと、正直ここだけで1時間以上楽しめるんじゃないかなってくらいです。
展望台の営業時間は、朝8:00~夜22:00まで。(最終入場21:00)※年末年始などの特別営業を除く
展望台の混雑予想は公式ホームページから確認することも可能です。
※表記の価格は、当日券の価格になります。
天望回廊
そして、東京スカイツリーのすごいところが、さらにこの上に行くことができること。
なんと450mの高さまで登ることができるんです!(チケットは別に必要)
さらなる高みを目指し、エレベーターに乗りましょう。
「天望回廊」という名前の通り、回廊状になっている道をまるで空中散歩を行うように楽しむことができます。
ちなみに2017年7月14日まではアニメ「進撃の巨人」とのコラボ企画を行っており、巨人が出迎えをしてくれます。巨人マジでかい。
最高到達点にもいらっしゃる巨人。(巨人の身長は約60mほどらしい)
下のフロアとどれほど見える景色が変わったのかは、実際に訪れてみてご覧になってみてください!
東京ソラマチ
東京スカイツリーのお膝元には、「東京ソラマチ」があります。
訪れたことがない方でも、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
「ソラマチ」とは、要するにショッピングモール。
なのですが、普通のショッピングモールとはワケが違います!(今回訪れて、改めてそう思いました)
約312のショップやレストラン、そしてプラネタリウム、水族館など、とにかく敷地面積が広くて店舗数が多い! 近くに住んでいる人が羨ましくなるほどです。
また「ソラマチ」はスカイツリーを隔て、「イーストヤード」と「ウエストヤード」の2箇所に分かれていますが、主にお店があるのは「イーストヤード」。今回はぜひ訪れておきたいスポットと交えながらご紹介していきます。
ソラマチ商店街(イーストヤード1階)
イーストヤード1Fには「ソラマチ商店街」という全長約120mの通路に食品、雑貨、カフェなど35店舗がが隣接している商店街があります。江戸切子を使ったショップの入り口など、新しさもありながらちょっぴり懐しい雰囲気で、歩いているだけで楽しい!
若者に大人気の「マリオンクレープ」、東京中の美味しいカレーが集結している「東京カレー屋名店会」(エチオピアのチキンカリー/トプカのポークカリー/デリーのバターチキンカリー/ドンピエールのキ―マカリー/プティフアラカンパーニュのビーフカリー)、ご当地ピンズが一気に揃う「ご当地ピンズプラス」、これぞ大阪のたこ焼き「道頓堀くくる」など、ジャンルを問わずさまざまなお店が軒を連ねています。
ファッションゾーン(イーストヤード2階)
イーストヤード2Fは、女性の様々なシーンをサポートする等身大のファッションゾーン。
「BEAMS」や「ZARA」などでおしゃれになっても良いし、点在するカフェでコーヒーブレイクを楽しむことも可能です。
ファッションゾーン(イーストヤード3階)
ファミリーリラックスした生活を提案する店舗が揃う、イーストヤードの3階。2階と同じく、大手セレクトショップやブランドショップが揃います。
ジャパンスーベニア(お土産/雑貨エリア)
イーストヤード4Fは、日本の”イマ”にこだわる専門店が出店。「UNDER COVER(MADSTORE)」や「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」などのブランドショップがあったり、「ポケモンセンター」では2,500種類以上のグッズを取りそろえ、限定グッズなども多数展開したりなど、バラエティ豊かな日本の”イマ”を垣間見ることができます。
ジャパンエクスペリエンスゾーン(観光・イベントスペース)
日本を代表する企業の歴史・文化・技術といったオリジナルなアイデンティティを発信する、イーストヤード5F。懐かしい銭湯をモチーフに88,000個ものボールを使用した史上最大級のボールプール温泉「こどもの湯」や、J:COMの最新サービスを体験できる「J:COM Wonder Studio」など、ちょっと休憩がてら訪れてもいいフロアとなっています。
ソラマチダイニング
イーストヤード6Fは「ソラマチダイニング」と題し、日本の地方発の名物料理を代表するような専門店が数多く出店! 餃子が有名な「銀座天龍」や、仙台の名店「牛たん炭焼 利久」、日本屈指のつけめん行列店「六厘舎 TOKYO」など、「前から行きたいと思ってた!」とつい口に出してしまうようなお店がたくさんあります。
コニカミノルタプラネタリウム“天空”
7Fにある「コニカミノルタプラネタリウム“天空”」では、は光と音の演出により臨場感あふれる星空とCG映像を見ることができます。アロマ演出のヒーリングプログラムでは、癒しのひとときを楽しめるんだとか。家族やカップルで観光に来た際には、プランのひとつに入れても良いかも!
千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス
8Fには、「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」があり、ここでは原発災害対応レスキューロボットや記念切手モデルになったヒューマノイドロボットを間近で見ることができます。
月面を体感できる「ムーンウォーカー」やアニメ「マクロスF」のバルキリーVF-25F、映画「宇宙138億年の旅」(15分間 無料 11時、14時、15時、16時、17時の5回上映)など、化学好きでなくても楽しめる施設が盛りだくさん!
郵政博物館
日本最大約33万種の切手や郵政と通信の関係資料約400点が展示されている「郵政博物館」。郵政文化がもたらす心のつながりを体感できる博物館です。スカイツリーを模したポストに手紙の投函もでき、来館の思い出を作ることも出来ちゃいます。
この他にも、各階にフードコートが用意されていたり…
毎週のようにイベントが開かれる屋外スペースあったりなど……
時間を忘れてしまうくらいの多くの施設が「ソラマチ」にはあるのです!
ただもう一つだけ、お知らせしなくてはならない場所がありまして……
すみだ水族館
それは、「すみだ水族館」です!!!
すみだ水族館とは、「水族館の新しいあり方を提案」する次世代水族館。
水槽内の水の完全人工海水化を実現した、関東では初の施設なんだそう!
(年間を通して一定の水質を維持できるため、水槽内の生物にとっても快適な環境を提供することが可能)
また、決められた順路は無く、さまざまな角度や視点で水槽を鑑賞することができるので、心行くまで水族館内を回遊することが可能です。(好きなところから見ることができるってこと!)
展示されているスペースも、他の水族館とは少し異なり…
例えば飼育スタッフとのコミュニケーションができる「アクアラボ」では、飼育設備や飼育スタッフがいきものの世話をする姿など、水族館のバックヤードを見ることが出来たり…
大小さまざまな水槽の中に、多数の美しく幻想的なクラゲが漂う「クラゲがただひたすらいるだけのコーナー」があったり……
ベンチも多数あるので、座ってゆっくり見ることが出来ちゃったりします。(休憩ポイントとしても使えます)
肝心の海の生き物たちですが、
みんなだいすき「チンアナゴ」はもちろん……
国内最大級の屋内開放水槽にて、間近でペンギンやオットセイを見ることができます!
ペンギンたちとの距離を極力近づけたこの展示空間では、ペンギンたちの行動や表情を間近に観察できるのです!
一般的な水族館は、ガラス越しに見ることがほとんどだと思いますが、ここでは昼は自然光に近い明るさの照明で元気に泳ぐ姿を、夜は薄暗い照明で寝ている姿のペンギンたちを肉眼で見れちゃいます。ああ、ペンギンって本当に可愛いですね。
また近くには、伊豆諸島・小笠原諸島をはじめとする219の島々「東京諸島」の海をテーマとした大水槽もあり、ここでは約1,000km離れた世界自然遺産である小笠原諸島の海の世界を見ることが可能。とっても綺麗です。
少し疲れたら、軽食やデザート・ソフトドリンク、オリジナルメニューなどを提供する「ペンギンカフェ」や……
日本最大の金魚展示ゾーン「江戸リウム」にてまざまな色や大きさの金魚たちを見て癒されてはいかがでしょうか。
このほかすみだ水族館では、毎月水族館の内外を使ったイベントを開催していたり、SNSに載せたくなるフォトジェニックな展示があったりと、この施設ならではの“東京体験“をすることができます。
デートや家族で行くのはもちろんですが、「会社や学校がちょっとしんどいなぁ……」なんてため息がでてしまうような方にもぜひオススメです。ひとりでぼーっと海の生き物たちを見ているだけで、心が浄化されていく……なんてこともあるのではないでしょうか。
■営業時間9時~21時
※入場受付は閉館の1時間前まで
※季節により変動あり
■休館日なし(年中無休)
※水族館のメンテナンスやイベント等により、ご入場ができない場合があります。
■参考サイト (並ばずに入場できるWEBチケットも販売しています)
https://www.asoview.com/
東京スカイツリータウンに行ってみたくなりましたか?
5年前にオープンをし、今や東京観光の定番になった「東京スカイツリー」。
「もう何回も行ったよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、改めてもう一度訪れてみると新たな出会いがあったり、新しくオープンしたお店があったりと、何かしらの発見があるかもしれません。
ぜひ次回のデート、おでかけの参考にしてみてください!
最後に……
「スカイツリーをもっと綺麗に撮りたい!」という方に向け、編集部からのオススメフォトスポットを紹介しておきます。
場所はここ! このエスカレーターの周辺から上を見上げると……
レンズに全てが収まったスカイツリーを撮影することができます!
(近すぎると、スカイツリーいち部分だけしか収まらないなんてことも)
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!
SPOT編集部