よみうりランド完全ガイド!乗り物だけじゃない、さまざまな楽しみ方

よみうりランドは東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる、大型の遊園地。アクセスや料金はもちろん、アトラクション・バンジージャンプ・アシカショー・グルメ・イルミネーションと、丸一日遊び倒せるよみうりランドの魅力を徹底解説いたします。

こんにちは、ライターの吉玉サキです。

突然ですが、今日はよみうりランドに来ています。

よみうりランドは50年以上の歴史を誇る遊園地。京王線「京王よみうりランド駅」、小田急線「読売ランド前駅」などの駅名でもおなじみです。

でも、「知ってるけど行ったことない」と言う人もけっこういるんですよね。かくいう私もそんなひとり。

というわけで、意外と知らないよみうりランドの魅力を知るべく、開園から閉園まで遊び尽くしてみました!

結論から言うと、乗り物以外も見どころ満載。10時間半いてもまったく飽きず最高でした!!

 

アクセス・料金

よみうりランドへのアクセスです。

・小田急線「読売ランド前駅」からバスで10分
・京王線「京王よみうりランド駅」からバスで5分、ゴンドラで5~10分

住所 〒206-8725 東京都稲城市 矢野口4015-1
電話番号 044-966-1111
公式サイト http://www.yomiuriland.com/
営業時間 月~土 10:00~20:30/日祝 9:00~20:30など

料金はこちら

※画像は公式サイトよりお借りしました

 

 アトラクション

よみうりランドはなんと43ものアトラクションがあります。

取材日は平日だったこともあり、ほとんど待つことがありませんでしたが、それでも体験できたアトラクションは全体の1/3ほど。

今回は、体験した中から特におすすめのアトラクションを紹介します!

 

大観覧車

よみうりランドの大観覧車は一周が約10分。広大な園内や、その向こうの街並みを見渡すことができます。

とはいえ、観覧車ってスリルもないし、他の乗り物に比べてそこまで楽しいわけでもないですよね。

しかし……

夜はこんな光景が見られるんです!

とてもロマンチックなので、カップルで来たら絶対に観覧車に乗ってください!(イルミネーションについては後ほど詳しく紹介します)

 

メリーゴーランドドッグ

遊園地の定番といえばメリーゴーランド。

ですが、よみうりランドのメリーゴーランドは一味違います。

なんと、馬だけではなく、よみうりランドのキャラクター「ランドドッグ」にも乗れるんです!

無表情の犬がゆっくり近づいてくるのがシュールで面白いです。ランドドッグ、じっと見てるとだんだん好きになっちゃいますね……。普通の馬や馬車もいいですが、せっかくなので、ぜひランドドッグに乗ってみてください!

 

バンデット

よみうりランドには3つの屋外型コースターがありますが、花形はこのバンデット!

同行したジェットコースター好きのカメラマンいわく、「富士急とかに比べたらそこまで怖くないはず」とのこと。ジェットコースターにはあまり乗ったことがない私ですが、それなら大丈夫かも。

カタカタカタ……と少しずつ高度を上げていくコースター。園内や周辺の景色がきれいです。

……なんて景色を楽しむ余裕があったのは最初のうちだけ。ある程度の高さまで来ると心臓バクバクです。

この、ゆーっくり上がっていくのが恐怖心を煽るんですよね。さっさと落ちてしまいたい。

いよいよ高さ約50メートルのてっぺんに到達、ドキドキも最高潮。

緊張のためか、時間がやたら長く感じられます。い、いつ落ちるの?

と思った次の瞬間……

急降下!!

すごい速さと浮遊感! 他のお客さんはみんなキャーキャー叫んでましたが、私はそんな余裕もなく、気づけば目をつぶって息を止めてました。失神するかと思った……。

ですが、急降下が終わって目を開けると森の中。風が爽やかで気持ちいい!

降りた後は足がプルプル震えていました。

カメラマンは「いや~、舐めてたら想像以上にヤバかったです!」と言ってました。ご乗車の際はそれなりの覚悟を持つことをおすすめします。

ちなみに、本来は乗車時の撮影は禁止です。今回は特別な許可を得て撮影しています。他にも撮影禁止のアトラクションが多数あるので、詳しくはアトラクションの前に設置されている看板をご確認ください!

 

わんわんコースターわんデット

バンデットは怖いから無理という方には、こちらのわんデットがおすすめ!

バンデットでは怖くてできなかった「両手を上げるやつ」も無事にできました。

バンデットは小学生以上じゃないと乗れませんが、わんデットは3歳から乗れます(それぞれ身長制限があります)。

乗り物ごとの年齢制限&身長制限はガイドマップに記載があるので、お子さん連れの方はぜひ参考にしてくださいね。

 

お化け屋敷「ひゅ~どろ」

アトラクションは乗り物だけではありません。乗り物による物理的な怖さに疲れたら、お化け屋敷で心理的な怖さを味わいましょう。

怖がりの方もいるかもしれないので、一応モザイクかけますね。実際はもっと暗いです。

真っ暗な通路を進むと、急に人形が動いたり人の声がしたり。「ビックリはするけど、よくあるお化け屋敷だな~」と思っていたら……

凄惨な殺人現場に出ました。人形が生々しくてイヤすぎる。

よみうりランドのお化け屋敷は期間限定で内容が変わるので、その度に楽しめますよ。

 

ルーピングスターシップ

これも、よく遊園地にありますよね。ジェットコースターよりは軽い気持ちで乗ることができます。

しかし、このときの乗客は私ひとりでした。まわりに人がいないとすごく心細いですね。キャーキャー言いにくいし……。

ぐるんと一回転!

ジェットコースターのようなスピード感はないものの、けっこうな高さで逆さ吊りになるのでスリリングです。

絶叫マシンは苦手だけど程よいスリルを味わいたい方には、これと「ハシビロGO!」というアトラクションがおすすめですよ。

 

SHATEKI

地味だけど意外と楽しかったのがこちら、ダーツと射的。縁日みたいで懐かしい!

ぬいぐるみが欲しかったのでダーツをやってみました。同行者と「あと○点!」などと言いながら投げると盛り上がります。

3回投げた合計得点で景品のランクが変わります。2セットやって高かったほうの得点が採用されるのですが、残念ながら、2回とも最低ランクの4等賞でした。

4等賞の景品の中から好きなものを選べます。私はピカピカ光る謎のクリスマスツリーにしました。

このエリアは、ゲーセンがあったり、お金を入れたら動く乗り物があったり、古き良き遊園地のノスタルジーがあっておすすめです。

 

スピンランウェイ

暗い中を走る屋内型ジェットコースター、スピンランウェイ。

他の遊園地に例えていいのかわかりませんが、ディズニーランドのスペース・マウンテンのような感じ。派手な急降下はないものの、カーブを曲がるときのスリルはちゃんとあります。個人的にイチオシ!

壁に映像が映し出され、いいタイミングで手元のボタンを押すと、ファッションアイテムがゲットできるルール。なんだそれ。

しかも、アイテムをほとんどゲットできませんでした。はだかんぼでごめんね……。

屋内型コースターは他に「スプラッシュU.F.O.」もあります。こっちはスプラッシュマウンテンみたい。どっちも楽しいですが、遊園地っぽいスリルという点では、このスピンランウェイがおすすめです。

 

バンジージャンプ

遊園地としては珍しく、バンジージャンプがあります!

園内の最深部にひっそりと存在するバンジージャンプ台。

行ってみると、ちょうどスーツ姿の男性が飛ぶところでした。ヘルメットにはカメラをつけ、スーツ姿の男性が他にふたりいます。

飛んだ!!

それにしても、いったいなぜスーツでバンジー……?

ご本人を直撃したところ、実はこちらの男性、もうすぐご結婚されるんだとか。

「結婚式で絶叫マシンに挑戦するVTRを流すんです。今日はその撮影のために、会社の同僚と午後休とって来ました」

絶叫系が大の苦手だからこそ、奥様のために克服したいそうです。いいエピソード……。ご結婚、本当におめでとうございます!

バンジージャンプの受付にあった張り紙。「だよ~」って言われても。

ここで取材を終えたいところですが、そうもいきません。でも、私にはバンジーを飛ぶ勇気はないし……

カメラマンの男性に飛んでもらいました。ビヨンビヨンしてた。

飛べたことが自信になったようで、「今ならなんでもできる気がする」と言っていました。

「最近ついてないな~」という人、自信を持ちたい人は、是非バンジーに挑戦してみてください!

怖かったら戻っても恥ずかしくないので、くれぐれも無理はしないようお願いします。

 

アシカショー

約20分間のアシカショー。

ジャンプやフラフープなどオーソドックスな芸の他に、スクリーンを使ったアシカ3択クイズもあり、まったく飽きることがありません。

たとえばこの問題。

Q.トレーナーのお姉さんが泣いていたらアシカはどうする?
①むし ②なぐさめる ③もらいなき

正解は……

②なぐさめる。なぐさめてるー! めちゃくちゃ可愛い……!

お姉さんたちの盛り上げ方が上手なこともあり、子供たちだけじゃなく、大人も歓声をあげていました。

客席が近いので目の前でアシカを見られます。

アシカって近くで見るとすごく表情豊かですね。

実はこのアシカショー、こんなに可愛いのにいまいち知名度が低いそう。アシカのゆず君にSNSでの投稿をお願いされました。

アシカショーは休園日以外なら毎日見ることができます。公演時間は、園内の入口や会場前に掲示されているので、そちらをチェックしてください!

 

ワークショップ

モノづくりをテーマにしたエリア「グッジョバ!!」は、CAR factory・FOOD factory・BUNGU factory・FASHION factoryの4つの建物からなるエリア。

それぞれにアトラクションが入っているほか、さまざまなワークショップを体験できます。車の模型やタイダイ染めのTシャツ、ノートなど、お土産代わりにオリジナルグッズを作れちゃう。

今回は「マイU.F.O.ファクトリー」で、自分だけのオリジナルカップ焼きそばを作りました!

カップ焼きそばの蓋に、自由に絵を描きます。

蓋をガラスの向こうのスタッフさんに渡し、具材を選びます。

マシンでパッケージングされたら完成!

エアポシェットに入れて持ち帰ります。これを斜めがけして園内を歩いていると、すごくよみうりランドを満喫してる感じが出ます。

私は蓋に「HAPPYBIRTHDAY」と書き、カメラマンさんへの誕生日プレゼントにしました。記念品にしてもいいし、ご家族へのお土産にしてもいいですね。

 

アイススケートリンク「ホワイト・ジュエル」

体験したわけではないのですが、冬季はスケートリンクもおすすめ!

夜は、キラキラ輝く光の中で滑ることができます。

よみうりランドは都心からのアクセスがいいので、漫画とかでよくある「デート中にふと思い立ってスケートに行くやつ」もできちゃいますね。安全のため、手袋をお忘れなく。

スケートリンク、今シーズンの営業は2020年3月1日まで。営業時間は日にちと曜日によって異なるので、詳しくはこちらのページでチェックしてください!

 

フード

よみうりランドは飲食店も充実。軽食から本格的なレストランまで、園内のあちこちに15以上の店舗があります。ランチもディナーもおまかせあれ!

ロブソンフライズ

カナダのフライドポテト「プーティンの専門店。

プーティンとは、ポテトにチーズと「肉のうまみを凝縮したグレイビーソース」をかけたものだそう。

グレイビーソースは甘じょっぱくて、チーズとよく合って美味しいです。

ベーコンやソーセージがトッピングされたプーティンもありました。小腹が空いたときにどうぞ!

 

FOOD STATION

こちらはバンデッドエリアにあるフードステーション。屋外型のフードコートです。

タピオカ以外は同じ店で買いました。おでんとからあげとハットグがひとつの店で買えるの、いいですね。

どれもワンコイン以下のお手頃価格で若者に人気! ランチにおすすめです。

 

レストラン ラ・ピシーヌ

落ち着いて食事ができるレストランもあります。

先払い&自分で運ぶスタイルで、ハンバーグやカレー、ラーメンなど、安心の定番メニューが多数。

しっかり食べられるので夕食におすすめです。

 

イルミネーション

よみうりランドといえば毎年恒例の「ジュエルミネーション」

名前のとおり、色とりどりの宝石のような美しさ。園内が丸ごとイルミネーションに彩られ、どこを歩いても写真映えしかしません。

暗くなってからのほうが圧倒的に人が多かったです。

仕事や学校帰りに来て、アトラクションに乗らずイルミネーションだけ楽しむのもアリですね(16時以降のナイト入園料についてはのちほど)。

夜はアトラクションもライトアップ。昼とはまた違う景色が見られます。

こちらは期間限定の噴水ショー。

音楽に合わせて噴水が上下したり、プロジェクションマッピングで水に映像が映し出されたり。とても綺麗です。

荘厳な音楽とド派手な演出に圧倒されました。

噴水ショーの上演スケジュールは噴水の近くに掲示されています。こちらからも確認できますよ。

こちらは光の滑り台をソリで滑るアトラクション。一生の思い出になりそうです。

今季のジュエルミネーションは2020年の5月6日まで。
期間中、お休みする日もあるので営業カレンダーをご確認ください!

 

アトラクションにアシカショー、グルメにイルミネーションと、丸一日遊び倒せるよみうりランド。

開園から閉園までいましたが、時間があっという間に感じるほど楽しかったです。

最高におすすめなので、ぜひ一度行ってみてください!