【湯布院の日帰り温泉18選】温泉好きライターが現地徹底取材しておすすめをジャンル別に紹介!

湯布院の温泉はとにかく豊富。観光の際も、どの旅館の日帰り温泉や家族風呂がいいのか迷ってしまいます。ホテルや宿によって特徴も様々、山水館や梅園、夢想園など有名スポットはもちろん。地元民おすすめの温泉も現地で徹底取材。ピッタリの湯がこの記事で見つかります。

こんにちは! ライターのちえ(@kirishimaonsen)です。今回は、大分県湯布院エリアのおすすめ日帰り温泉を紹介しましょう。

湯布院エリアは、

・温泉湧出量全国3位&源泉数全国2位を誇る由布院温泉
・古くから湯治場として栄えた湯平温泉
・鉄イオンやアルミニウムイオンが日本トップクラスの含有量。日本三大薬湯の一つといわれる塚原温泉

など、素晴らしい温泉に恵まれています。

街並みも美しいです。

温泉好きの私が湯布院に滞在して現地を徹底取材しました。「泉質が特徴的な湯」、「絶景露天風呂」、「共同湯」、「その他」とジャンルごとにおすすめの日帰り温泉を紹介します。

温泉に求めるものって人それぞれですよね。他にないガツンとくる泉質を体感したかったり、地域の人に愛されている素朴な共同湯が好きだったり、開放感あふれる絶景露天風呂が好きだったり。

幅広く紹介しますので、それぞれの興味に応じて行きたい温泉を選んでください!

■泉質が特徴的な温泉

1.塚原温泉 火口乃泉(かこうのいずみ)

湯布院の温泉街から車で20分。標高約800メートル、噴気がもくもく立ち上がる伽藍岳(がらんだけ)の中腹に「塚原温泉 火口乃泉」はあります。

泉質は、酸性-含硫黄・鉄・アルミニウム-カルシウム-硫酸塩泉。PHは1.4と日本でトップクラスの強酸性温泉。さらに鉄イオンが日本一位、アルミニウムイオン日本二位と成分濃厚で、日本三大薬湯の一つに数えられています。ぜひとも体験していただきたい泉質です!

大浴場、露天風呂、家族風呂の3タイプのお風呂があります。

こちらは露天風呂。この日はお湯がエメラルドグリーンに輝いて見えました。温度は少しぬるめ。成分が濃厚なので、一度に長く浸かるよりも、入浴して、休んでと繰り返した方がいいそうです。

成分濃厚な温泉成分が、あたりの岩を赤や黄、緑と鮮やかに染めています。温泉の力強さを感じます。

こちらが大浴場。

家族風呂。窓からは外の景色が見えます。

温泉成分がとにかく濃いので、長時間入浴する場合は湯あたりに気を付けてください。あと、温泉から上がるときかかり湯をした方がいいかもしれません。私はそのまま上がったら、自分から金属の匂いがしました…!

温泉から山道を5分ほど登ったところには、蒸気が湧き上がる地獄があります。見学可能で、料金は大人200円、子ども100円。

受付では温泉卵の販売もあります。6個500円、1個100円。温泉の蒸気で20時間蒸しているので、成分が中まで染み込んで卵の白身が茶色になっています。味は燻製のような独特の風味があり、塩をつけなくてもそのままおいしく食べられました。

塚原温泉 火口乃泉(かこうのいずみ)
住所:大分県由布市湯布院町塚原1235番地
TEL:0977-85-4101
定休日: 年末年始 ※台風や大雪などの悪天候時は休み
日帰り入浴:6月~8月9:00~19:00(最終受付18:00) 9月~5月 9:00~18:00(最終受付17:00)
料金:
大浴場 大人500円、小人200円(※ご利用時間は2時間以内となります)
露天風呂 大人600円、小人200円(※ご利用時間は2時間以内となります)
家族風呂 2,000円(1時間以内・大人2人、小人2人まで)
※人数追加・・・大人一名に付き500円増し / 小人一名に付き300円増し
家族風呂離れ 2,500円(1時間以内・大人2人、小人2人まで)
※人数追加・・・大人一名に付き500円増し / 小人一名に付き300円増し
URL:http://www.tukaharaonsen.jp/

2.ゆふいん泰葉

「ゆふいん泰葉」は湯布院の街中から坂道を上った高台にあり、由布岳を背に開けた景色が広がっていました。源泉の温度が98℃と高温なので、常に勢いのよい噴気が見られます。これぞ温泉情緒ですね。

温泉の析出物が白い珊瑚のような美しさ。

日帰り入浴で利用できるのは、男女別小浴場か貸切露天風呂(家族湯)です。こちらは女性用小浴場。男性用も同じような作りです。

お湯は神秘的な青湯。湧き出した源泉は透明ですが、時間が経つごとに青みを増していきます。透明に近い淡い淡い青の日もあれば、コバルトブルーのような色合いの日もあります。泉質は炭酸水素塩泉。とろみのある感触です。メタケイ酸が豊富で、湯上りは肌がしっとりします。

さらに、ゆふいん泰葉では源泉にこだわりがあります。新鮮な98℃の源泉に、タンクに貯めて数日かけて冷やした源泉を足して適温にしています。加水されていない源泉100%の温泉を堪能できます。

貸切露天風呂・川側。

貸切露天風呂は山側と川側の2タイプあり、山側は一部屋2,000円、川側は一部屋2,500円です。

日に照らされた青湯が輝いてきれいでした。

ゆふいん泰葉
住所:大分県由布市湯布院町川上1270−48
TEL:0977-85-2226
定休日: 無休。ただし、年2回の清掃休館あり。
日帰り入浴: 10:00~20:00最終受付。ただし、混雑時は早めに受付を終了することも。
料金: 男女別小浴場 700円、貸切露天風呂一部屋50分 山側2,000円 川側2,500円
URL:http://www.yasuha.co.jp/

3.束ノ間

「束ノ間」は、先ほど紹介した「ゆふいん泰葉」と同じ鳥越地区にあります。私がこの写真を撮影したのは夕方。暗くなっていく空の色と噴き上げる蒸気、ブルーの温泉のコントラストが美しく、しっとりした温泉情緒がありました。

温泉は地下500mから吹き上げる自墳泉。肌をしっとりさせてくれるメタケイ酸が豊富です。源泉の温度は97.4℃。温泉は湧いた瞬間は透明で、その後空気に触れ、光を浴び、時と共に色が変化していきます。そのため、訪れる日によっては透明に近い色の日もあるんです。

私が訪れた日は、神秘的なブルーでした。このお湯の色を見ているだけで満たされます…。さらに、露天風呂からは由布岳が見えます。

浴室も広く、幸せな入浴時間でした。

温泉パスタ(1,080円)スープ、デザート付き。

「束ノ間」には築120年の古民家の食事棟があり、ランチが提供されています。時間帯は11:30~15:00(L.O14:00)。早めに閉まったりすることもあるので、予約が確実です。

私は温泉パスタ(1,080円)を頼みました。温泉で蒸した鶏に、野菜、ゴマダレがトッピングされています。パスタは温泉で茹でた後に蒸しているのだそう。もちもちしたおいしいパスタでした。

他にも、山の地獄蒸しランチ(1,700円)など。温泉の蒸気で蒸したジビエと野菜に温泉卵、スープ、デザートが付いてくるメニューで、こちらは事前予約必須です。

さらに、リラクゼーション施設「湯るりと」もあり、足つぼやアロマボディトリートメントなどが受けられます。こちらを事前に電話予約して利用すると、温泉料金が無料になるサービスも。合わせての利用がおすすめです。

私は連日の取材でバテ気味だったので、最終日に足つぼマッサージ20分(2,400円)を受けて、温泉に入ってから鹿児島まで帰りました。マッサージからの温泉、最高でした!

束ノ間
住所:大分県由布市湯布院町川上444-3
TEL:0977-85-3105
定休日:水曜
日帰り入浴: 9:30~18:30(18:00最終受付)
料金: 大 人 800円 、小中学生 500円  タオル別売り 100円
URL: https://tsukanoma.club/

4.奥湯の郷

湯布院市街地から車で20分。のどかな里山風景を進んだ山の中に「奥湯の郷」があります。湯布院で一番標高が高いエリアにある温泉であたりの空気は澄み渡っています。

不定休なので、必ず電話で問い合わせの上訪問してださい。長い道のりをドライブして定休日だったら悲しいですもんね。でも本当にわざわざ行く価値ありの素晴らしい秘湯です。

道中ヤギに出会いました。「奥湯の郷」がある集落は人口わずか13人。(2019.5月時点)地域で飼っているヤギだそうです。このかわいい子ヤギの名前は令和ちゃん。「奥湯の郷」の女将さんが名付け親です。

入浴施設手前には昔ながらの竹の冷却装置があり、ここで源泉を冷やしています。源泉の温度は99℃と超高温。

脱衣所、内湯、露天風呂がある貸切風呂。1時間500円で利用できます。この青いお湯を貸切で楽しめるなんて贅沢ですよね。

里離れた山の中、風が木々を揺らす音や鳥の鳴き声だけが静かに響いています。お湯に浸かっていると身体から力が抜けて、心からくつろいで過ごせます。

このあたりでは夏は蛍が飛び交うそうです。宿泊でゆっくり過ごしてみたくなりました。

奥湯の郷
住所:大分県由布市湯布院町川西2044
TEL:0977-84-2789
定休日: 不定休(月・火・水が定休日になることが多い) ※要事前問い合わせ
日帰り入浴:10:00~15:00
料金: 500円
URL: https://hpdsp.jp/okuyunosato/

■由布岳が見える絶景露天風呂

5.山のホテル 夢想園

「山のホテル 夢想園」は由布院盆地の高台に位置しており、温泉街の喧騒からは少し離れた場所にあります。取材時は5月末、敷地内はまばゆいばかりの新緑が輝いていました。吹き抜ける風が爽やかです。

日帰り入浴は露天風呂か家族風呂が利用でき、どちらも700円。家族風呂は予約制ではないので、扉の前まで行って空いていれば利用できるシステムです。※家族湯はご家族、グループでのご利用に限ります。

こちらは女性専用露天風呂「空海の湯」。約150畳の圧倒的な広さは開放感に溢れています。由布岳がよく見え、太陽の光を反射してきらきら輝く温泉がきれいです。

こちらも女性専用露天風呂「弘法の湯」。緑に囲まれて落ち着いた雰囲気です。

男性専用露天風呂「御夢想の湯」。約100畳の広さで、手前は茅葺屋根の建物で半露天です。

売店では氷で冷やした水やラムネ、牛乳が売られています。湯上りにいかがでしょう。

敷地内にある「喫茶BANBAN」で一休みするのがおすすめです。営業時間は9:30~16:00(L.O)。アイスコーヒー432円。その他、自家製プリンや自家製パンナコッタ、ピザトーストなどのメニューがあります。

クラシックが心地よく流れる店内。窓の外の景色を楽しみながらいただくアイスコーヒーの味は格別でした。

山のホテル 夢想園
住所:大分県由布市湯布院町川南1243
TEL:0977-84-2171
定休日: ※休館日はあるのか要確認。
日帰り入浴:10:00~15:30(受付は15:00まで)
料金: 入浴料 大人700円、子ども(5才~12才)600円、5歳未満無料
設備:シャンプー、リンス、ボディソープ有。フェイスタオル200円、バスタオル1,000円。
URL: https://www.musouen.co.jp/

6.ゆふいん山水館

「ゆふいん山水館」は明治44年創業、湯布院の随一の老舗旅館です。由布院駅から歩いて8分くらいの場所にあります。

日帰り入浴は12:00~16:00で、男性は1Fの「ゆふの湯」、女性は2Fの「あさぎりの湯」を利用できます。(宿泊の場合は、時間帯ごとの男女入れ替えがあるので両方楽しめます。)

まずは1Fの「ゆふの湯」からご紹介。日帰りなら男性専用の時間帯で、露天風呂、湧水風呂(水風呂)、サウナ、内湯が利用できます。露天からは由布岳がよく見えます。

天然水を利用した「ゆふの湧水風呂」。宇奈岐日女神社(うなぎひめじんじゃ)から湧き出している水です。冷たくて爽快です。見ているだけで気持ちいい!

温泉、水風呂とくればこれ、サウナもあります! 窓からは由布岳が一望できる開放感のあるサウナ室です。さらに、後ほど紹介しますが「ゆふいん山水館」では、併設されている「麦酒館」で地ビールが楽しめるのです。サウナ、水風呂、温泉、ビール、素晴らしい休日になりそうですね。

さて、次は2Fの「あさぎりの湯」を紹介していきます。日帰り利用では女性専用の時間帯です。

屋根には庇が付いていて、日焼けを気にせずゆっくり過ごせます。

壺湯もあります。この日はルイボスティーの湯、みかんの湯でした。目の前に広がる由布岳が壮観です。

「あさぎりの湯」には脱衣所の他にパウダールームが設けられています。仕切りがあり、ゆっくり身支度できます。ただし、湧水風呂、サウナがありません。1Fのゆふの湯は5:00~9:30が女性専用の時間帯なので、女性で利用したい方は宿泊する必要があります。私は取材で利用させてもらいましたが、朝いちばんの湧水水風呂とサウナは爽快でした。

併設された「麦酒館」では、ここで作っている地ビール「ゆふいん麦酒」が購入できます。11:30~14:00(土日祝は14:30)で大分の郷土料理をいろいろ楽しめるランチビュッフェ(1,620円 ※2019年9月30日までの目安です)の営業も。

ゆふいん山水館
住所:大分県由布市湯布院町川南108-1
TEL:0977-84-2101
日帰り入浴:12:00~16:00 ※当日の状況によりご入浴できない場合があります。
料金: 入浴料 大人700円(フェイスタオル付)、子ども(4才~12才)400円(フェイスタオルなし)、※100円でフェイスタオルの販売あり。
(年末年始は料金変更となります/料金は2019年9月30日までの目安です)
URL:http://www.sansuikan.co.jp/

■ゆふの湯 12:00~16:00(男性専用)
■あさぎりの湯 12:00~16:00(女性専用)

■ゆふの湯 12:00~25:00(男性専用)、翌朝5:00~9:30(女性専用)
■あさぎりの湯 12:00~25:00(女性専用)、翌朝5:00~9:30(男性専用)

7.名苑と名水の宿 梅園

1万坪を超える広大な敷地を有する「名苑と名水の宿 梅園」。敷地内は自由に歩いて散策できます。梅や桜、水芭蕉、菖蒲など四季折々の花が咲き、夏は小川や水路の上をホタルが飛び交います。

敷地内には「cafe&bar えんじ」が併設されており、ここで、「豊後牛のせいろ蒸しセット(4,104円)」「耶馬溪産 錦雲豚と季節野菜のせいろ蒸しセット(2,268円)」「焼きカレー半熟卵とチーズ乗せ(1,296円)」のいずれかのメニューを注文すると無料入浴券をもらえるのです! ランチタイムと合わせての訪問がおすすめです。

私は焼きカレーを注文しました。スープとサラダ付き。半熟卵を焼きカレーとチーズに絡ませながら食べるのがおいしかったです。

さて、ランチタイム後は無料入浴券を使ってお風呂へ。露天風呂「天心の大湯」は、この通り素晴らしい景観が広がっています。

ガラス窓で覆われた半露天風呂もあります。雨の日はこちらでゆっくり入浴できますね。お湯が景色を映しこんでいて荘厳です。

内湯は檜風呂。檜のほのかな香りと優しい肌触りにほっと和みます。

貸切風呂もあります。10名くらいは入れそうな広さ。これを貸切るのはなかなか贅沢ですね。

名苑と名水の宿 梅園
住所:大分県由布市湯布院町川上2106-2
TEL:0977-28-8288
定休日: 年2回の休館日あり。
日帰り入浴:天心の大湯 11:00~16:00(15:00最終受付)
貸切家族風呂 11:00~14:00(利用は50分まで)
料金:天心の大湯 大人700円、子ども(3~12歳)350円、2歳以下無料
貸切家族風呂 大人1,500円、子ども(3~12歳)750円、2歳以無料
URL: http://www.yufuin-baien.com/

8.袖富(ゆふ)の郷 彩岳館(さいがくかん)

由布岳と湯布院の街並みを一望できる高台にある「袖富(ゆふ)の郷 彩岳館」。施設前には飲泉所があり、温泉水と天然水を飲めます。温泉の泉質は弱アルカリ性の単純泉、癖がなく優しい口当たりです。湯布院はさほど飲泉ができる場所が多くないので、ここで飲泉してみましょう!

お風呂は「望岳の湯」と「天空の湯」の2種類で週替わりの男女入れ替え制。それぞれに露天と内湯があります。また、家族風呂は一室50分2,100円で利用できます。

こちらは「望岳の湯」。名前のとおり由布岳を望みながら入浴できる絶景露天風呂です。

こちらが「天空の湯」。

どちらのお風呂にも打たせ湯が付いています。

貸切風呂は岩風呂と酒樽の2タイプあります。この景色を独り占め! 貸切風呂には内湯もついています。

談話室・楓林は日帰り客の利用も可。冷水サービスがあります。入浴後はここでゆっくりくつろげますね。

袖富(ゆふ)の郷 彩岳館(さいがくかん)
住所:大分県由布市湯布院町川上2378−1
TEL:0977-44-5000
定休日: 不定休 ※要事前問い合わせ
日帰り入浴:11:00~16:00 (15:00最終受付)
料金: 大浴場 620円 貸切風呂 一室50分2100円
URL:https://www.saigakukan.co.jp/

■共同湯

9.湯平温泉 銀の湯

石畳の道沿いに温泉宿と共同湯が軒を連ねている湯平温泉エリア。鎌倉時代からの歴史があり、江戸時代後期にこの石畳の道が作られました。隣には渓流・花合野川が流れています。

湯平温泉の共同湯は5つありますが、金の湯、砂の湯、橋本温泉の3つは現在休業中で、営業しているのは銀の湯と中の湯の2つです。(2019年5月時点。最新情報は湯平温泉観光協会へお問い合わせを。)

「銀の湯」は石畳通りの入口近くにある共同浴場です。料金は200円、入り口でお金を入れて入りましょう。

大正10年の銀の湯。

昔は川の中にあったのだとか。銀粉のような白い結晶物が湯の中に混じっていたことから銀の湯と呼ばれるようになりました。

施設は丁寧に管理され、掃除されており清潔です。源泉が常にかけ流されていてお湯が湯船から溢れていました。

お湯はPH8.8アルカリ性の単純温泉。加水なしでかけ流されており、熱めの温泉でした。さらに、ナトリウムイオンも豊富で湯上りは身体がぽかぽかします。

湯平温泉 銀の湯
住所:大分県由布市湯布院町湯平351番地7
TEL:0977-86-2367 湯平温泉観光案内所
定休日:なし
日帰り入浴:6:00~21:00
料金:200円
URL:http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/ginnoyu/(由布市公式ホームページ)

10.湯平温泉 中の湯

石畳の道をさらに進むと、通りの中ほどに「中の湯」があります。「中の湯」の浴槽は一つだけなので、日替わりの男女入れ替え制です。偶数日が男性、奇数日が女性ですので、お出かけの際は日付にご注意ください。私は奇数日に入浴してきました。

浴槽からは花合野川(かごのがわ)を見下ろせ、川のせせらぎを聞きながらゆっくり入浴できます。外の緑が輝いて浴室全体を明るく照らしているようです。

源泉はじゃんじゃん注がれており、浴槽の中は常に新鮮なお湯で満たされていました。少し熱めなので、場合によっては水を足して入浴した方がいいかもしれません。泉質は、PH5.8の弱酸性単純温泉。銀の湯はアルカリ性ですが、中の湯は弱酸性なんですね。さっぱり爽快な湯上りでした。

大正10年の中の湯。

湯平温泉の石畳の道を歩き、銀の湯、中の湯と湯めぐりをしてすっかりのぼせたので、湯上りに「ゆのひらアイス」を頂きました。ゆのひらの旅館の女将さんたちが手作りしているアイスだそうです。

中の湯隣の売店で買いましたが、販売しているお店はいくつかあります。6種類あり、私はそばの実アイスをチョイス。そばの香りが豊かで、さっぱり食べられるおいしいアイスでした。

湯平温泉 中の湯
住所: 大分県由布市湯布院町湯平353番地1
TEL:0977-86-2367 湯平温泉観光案内所
定休日:偶数日は男性、奇数日は女性が入浴可
日帰り入浴:6:00~21:00
料金:200円
URL:http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/nakanoyu/(由布市公式ホームページ)

11.由布院温泉 加勢の湯(西石松)

明治14年に建設された湯布院で最も古い公衆浴場「加勢の湯」。樹齢1000年以上の大杉がある神社・大杵社(おおごしゃ)の参道入り口にあります。

入浴料はわずか100円。入り口で100円を投入して入浴しましょう。

入ったらすぐ脱衣所と浴槽があるだけの簡素な作りです。ドア一枚ですぐ浴槽なので少し落ち着かない気もしますが、ドアを開けてすぐ浴室が見えるようにはなっていないので一安心です。

泉質はPH8.0の単純泉。歴史を感じさせる板張りの浴室や石造りの浴槽が渋くていい感じです。とても静かでした。

加勢の湯に入った後は、参道を登って大杵社(おおごしゃ)の大杉を見に行きました。

由布院温泉 加勢の湯
住所: 大分県由布市湯布院町川南394−1
TEL:0977-84−3111(地域振興課)
定休日:なし
日帰り入浴:7:00~22:30
料金:100円
URL:http://www.yufuin.gr.jp/supa.html(由布院温泉観光協会ホームページ)

12.由布院温泉 ゆのつぼ温泉

土産物屋や飲食店が立ち並ぶ「湯の坪街道」は常に観光客で大賑わい。そんな湯の坪街道から少し奥へ入った先にあるのが「ゆのつぼ温泉」。

江戸時代には名があった歴史ある共同湯です。近くの喧騒が嘘のようにひっそりとしています。

料金200円を自分で入れて入浴するシステム。

提供:(公社)ツーリズムおおいた

檜が使われた浴槽。シンプルながら清潔で心地よい空間です。泉質は単純泉。優しい湯ざわりで、温度も少しぬるめでゆっくりと過ごせる温泉でした。「湯の坪街道」観光の合間の休憩にぜひ。

由布院温泉 ゆのつぼ温泉
住所:大分県由布市湯布院町川上1087番地1
TEL:0977-84−3111(地域振興課)
定休日:なし
日帰り入浴:10:00~22:00
料金:200円
URL:http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/yunotubo/(由布市公式ホームページ)

13.由布院温泉 由布岳温泉

「湯の坪街道」などでにぎわう湯布院の中心エリアから少し離れた、のどかな田園風景の中にある「由布岳温泉」。共同湯と家族風呂12棟のある温泉です。私は共同湯だけ入浴しました。

脱衣所。漢数字で番号を書いたロッカーは古き良き温泉の趣がありますね。

露天風呂には由布岳の絵が描かれています。実物の由布岳も奥に見えるので、なんだか不思議な感じがしました。湯布院エリアの温泉で、浴室に絵が描かれているところはかなりレアです。由布岳を望む眺望のよい温泉が多いのも壁画の少ない理由の一つかもしれません。

内湯もあります。泉質はPH7.9の弱アルカリ性単純泉。

温泉施設前には、天然水を飲んだり汲んだりできる場所があります。由布岳の裾野から自噴している水で、癖のないまろやかなお水でした。湯上りに水分補給をして帰りましょう。

由布院温泉 由布岳温泉
住所:大分県由布市湯布院町川南394−1
TEL:0977-84-2453
定休日:なし
日帰り入浴:9:30~19:00
料金:500円 家族風呂1h 2,000円
URL:http://www.yufuin.gr.jp/supa.html(由布院温泉観光協会ホームページ)

14.由布院温泉 乙丸温泉館

由布院駅から歩いて5分くらいの場所にある「乙丸温泉館」。6:30からの営業で、朝一番のタイミングで通っている常連さんが何人かいらっしゃいました。

入り口近くに薬師如来様が祭られています。入浴料の200円はこの賽銭箱に入れましょう。

浴室はこのようにシンプルなつくり。曇りガラスなので、外の風景は見えませんが明るい自然光が差し込んでいます。

泉質はPH8.2の弱アルカリ性単純温泉。時間帯によって温度が少し変わるそうですが、私が入ったタイミングでは適温で、肌触りの優しいお湯でした。

乙丸温泉館
住所: 大分県由布市湯布院町川上2946番地1
TEL:0977-84-3573
定休日:なし
日帰り入浴:6:30~21:00
料金:200円
URL:http://www.city.yufu.oita.jp/kankou/onsen/otomaru/(由布市公式ホームページ)

15.由布院温泉 かわにし温泉

「かわにし温泉」は、農産物直売所「里の駅かわにし」と川西地区公民館のある敷地内にあります。買い物や公民館への帰りに温泉にも寄れるって、さすがは温泉県・大分です!

200円を投入すると、ゲートが動かせるセルフ方式。アトラクションっぽくて楽しいです。

脱衣所はシンプルで清潔。

扇風機の下に張り紙がしてあり、「この扇風機は温泉を利用しておりますお客さんからの心遣いでいただいた品です。皆さん大事に使ってくださいね。使い終わったらスイッチを切ってください」とありました。地域の温泉っていう感じがいいですよね。

アルカリ性単純温泉。適温でゆっくり浸かれる心地よい温泉でした。

かわにし温泉
住所:大分県由布市湯布院町中川1358−2
TEL:0977-84-5022
定休日:なし
日帰り入浴:9:00~21:00
料金:200円
URL: http://www.yufuin.gr.jp/supa.html(由布院温泉観光協会ホームページ)

■その他おすすめ

16.湯布院ほてい屋

金鱗湖から歩いて5分。新緑の緑が眩しいこちらのお宿は「湯布院ほてい屋」。茅葺屋根の建物は昔懐かしい雰囲気で、心に沁みるような風情があります。

日帰り入浴は、その日の宿泊状況次第なので事前に問い合わせする必要があります。でもここの雰囲気は素晴らしいので、タイミングが合えばぜひ足を延ばしてほしいです。

男性専用風呂「大黒の湯」。昔ながらの日本の温泉情緒がありながらも、どことなくモダンで洗練された印象。浴槽を囲むように植えられた木々の木漏れ日が美しいです。

もみじの緑がきれいでした。秋になると鮮やかに色づくのでしょう。

日帰り入浴の紹介でしたが、やはりこういうお宿は泊りでゆっくり過ごしてみたいですよね。伝統とモダンがほどよく同居した、どこか心の奥底の郷愁を刺激するようなお宿です。

湯布院ほてい屋
住所:大分県由布市湯布院町川上1414
TEL:0977-84-2900
定休日: 不定休 ※要事前問い合わせ
日帰り入浴:11:00~14:00
料金: 570円 フェイスタオル付
URL:https://www.hoteiya-yado.jp/index.html

17.中川温泉 蛙乃湯

のどかな田園風景の中にある「中川温泉 蛙の湯」。男女別の共同浴場のほか、貸切内風呂が6部屋、貸切檜風呂が2部屋、貸切露天風呂が3部屋あります。今まで紹介してきた温泉も貸切風呂ありのところが多いですが、蛙の湯で特筆すべきはお湯が総入れ替え制であること。

受付で料金を支払い、ドライヤー、温度計、コインを受け取ります。

浴槽に栓をしたら、このコインを投入しましょう。すると、新鮮なお湯がじゃんじゃん湯船に流れ込んできます。全部溜まるまでだいたい5分程度。源泉の温度は熱めなので、水を足しつつ温度計で測りつつ温度調整しましょう。

まだ誰も入浴していない、新鮮そのものの温泉を堪能できます。泉質はアルカリ性の単純温泉。静かな環境でリフレッシュできました。

中川温泉 蛙乃湯
住所:大分県由布市湯布院町中川1176−1
TEL:0977-85-4460
定休日:木曜(ただしお盆、正月、GW、祝祭日の木曜は営業)
日帰り入浴:9:00~20:00
料金:公衆浴場320円、露天・檜の貸切風呂2,100円、屋内貸切風呂 1,600円
※貸切風呂の利用は1時間です。

18.湯治宿 とくなが荘

最後に、私が取材中に滞在した湯治宿「とくなが荘」をご紹介します。昔から続く湯治宿で日帰り入浴も受け付けています。由布院駅から歩いて約10分。

日帰り入浴は、夏場は16:00~20:00、冬場は12:00~20:00で利用できます。なぜ夏と冬で受け付け開始時間がこんなに違うかというと、掃除をしてお湯を溜める時に、夏場は源泉の温度が下がりにくく貯めるのに時間がかかってしまうからだそう。宿泊客の利用もあるので、事前に電話問い合わせの上訪問しましょう。

時間をかけて適温にしながらお湯を注いでいる源泉100%かけ流しです。料金は400円。
窓からは由布岳が望め、のんびりくつろいで過ごせます。

とまあ、日帰り入浴もできる「とくなが荘」ですが、個人的には宿泊がおすすめです。
湯めぐりの拠点に最適でした。

宿泊は一泊3,600円~5,000円(入湯税込)。こちらは私が滞在した一泊4,000円の部屋です。冷蔵庫、テレビ、物干しと必要な物はそろっています。Wi-fiが使えたので仕事もできて快適でした。(部屋によっては繋がりません)

2018年にリニューアルされていますが、ほとんど値上げすることなく長く温泉に滞在したい人に代わらず宿を提供し続けてくれています。

とくなが荘のすぐ横を流れる大分川。ここから眺める由布岳が最高でした。

とくなが荘
住所: 大分県由布市湯布院町川上2892-3
TEL:0977-85-2589
定休日:なし
日帰り入浴:夏16:00~20:00、冬12:00~20:00 ※事前に電話問い合わせをするのがベスト。
料金:立寄り湯 一人400円で貸切できます。
URL:https://tokunagasou.web.fc2.com/

■さいごに

たくさん紹介してきました。行きたい温泉は見つかりましたか?

もし湯めぐりをするなら「泉質が特徴的な温泉」「絶景露天風呂」「共同湯」「その他」のカテゴリからそれぞれ1~2ずつ選んでめぐってみるのを私はおすすめします。

湯布院が面白いのは、大きな絶景露天風呂も昔ながらの共同湯も両方たくさんあるところです。また、泉質的にも「塚原温泉」のような成分濃厚で力強い温泉や、「ゆふいん泰葉」「束ノ間」「奥湯の郷」のような神秘的な青湯もあります。この記事をきっかけに、バラエティ豊かな湯布院の温泉の魅力に触れていただけたら嬉しいです。

あと最後に注意点を。

夏は日差しが強くて暑いので日中あちこち湯めぐりするとバテるかもしれません。夏は早朝や夕暮れ時、夜に温泉を楽しんで、日中は無理をしないでくださいね。冬は結構寒いです。エリアによっては積雪しますので、車での訪問はスタッドレス、チェーンが必要になることも。事前に天候や交通状況を調べておきましょう。

それではよい湯旅を!