地上の楽園「インド・アムリトサル」に潜入!湖に浮かぶ光り輝く聖地や、毎日お祭り騒ぎの国境を見てきた

今回ご紹介するのは、シク教の聖地「インドのアムリトサル」。「ハリマンディル・サーヒブ」という黄金の寺院や、毎日お祭り騒ぎのパキスタンとの国境「アターリー・ワガ国境」等、刺激的なスポットがたくさん存在する場所に潜入してきました!非日常的な観光が好きな方は是非チェックしてみてください。

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みなさんこんにちは!
穴場・秘境・祭り・聖地
というキーワードをモットーにインドを旅をしている鈴木サラサです。

インドは年中お祭りをやっているので、「なんかいいお祭りないかな〜♪」と探していたところ、毎年10 月末から11月初めに行われる「ディワリ」というヒンズー教の新年を祝うお祭りがあるとの情報をget!
ディワリは別名「光の祭典」とも呼ばれていて、街中がキャンドルの光で彩られ、花火や爆竹で派手にお祝いするとのこと。これは楽しそう・・・!!!!

ディワリの日はインド全土がお祭り騒ぎになるそうですが、特に派手な飾りをするのがガンジス川が有名なバラナシ、インドの首都デリー、ピンクシティと呼ばれ人気の観光地ジャイプールなどなどメジャーな場所が多い中で、聞いたことのない北インドのパキスタンとの国境近くにある「アムリトサル」という聖地。

なんでも黄金の寺院を中心にライトアップされる街は地上の楽園とも思えるほど幻想的な眺めだとのこと!

穴場・秘境・祭り・聖地!まさにこれだ!ということで行ってきました!

 

インドでも2%未満?!珍しい宗教の聖地・アムリトサル

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アムリトサルはシク教という宗教の聖地なのですが、そのシク教はインドでも1.7%という珍しい宗教なのです。
ヒンズー教が79.8%というからその少なさに驚き!(2011年国政調査より)だけど、日本人がイメージするインド人って大体ターバン巻いたヒゲ面のおじさんですよね??

あのイメージこそがシク教徒です!!!
なぜならシク教以外のインド人はターバンを巻かないからっ(へぇ〜)ちなみにこのおじさんは黄金寺院番人の方。ターバンの中がどうなっているのか気になります・・・(重そう・・)

シク教とは・・・16世紀初頭にナーナクが創設した新宗教でヒンドゥー教のバクティ信仰とイスラーム教を融合し、偶像崇拝や苦行、カースト制を否定した。パンジャーブ地方に勢力を保持し、19世紀にシク王国を建てたが、2度にわたるシク戦争でイギリスに征服された。名称はナーナク師(グル)の前に忠実な弟子(シク)に由来する。

「世界史用語集 山川出版」

シク教徒は髪とヒゲを切らず、髪の毛はターバンで隠すので異教徒も寺院に入るときはスカーフなどで髪の毛を覆うのがマナーだそう。
ちなみにアクセスはデリーから飛行機で約1時間。列車で約6時間。

私は成田〜台湾〜シンガポール〜アムリトサルという気の遠くなるようなトランジットでアムリトサルに到着しました(疲)

 

 まるでヨーロッパ?!美しい街並み

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アムリトサル空港〜鉄道駅〜街の中心にある黄金寺院の間は無料のシャトルバスが走っています。
真っ黄色で目立つバス〜!インドのバスとは思えないほど綺麗です!

 

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ここはヨーロッパ・・・・?????(いやインドです)
トランジットのしすぎで飛行機間違えたんじゃないかと思うほどインドに来たとは思えない綺麗な街並みは、イギリス植民地時代の名残だそう。

 

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街並みはヨーロッパなのにたくさんのインド人というミスマッチさがなんか面白い・・!

 

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ロンドンバスのような2階建の赤いバスは外国人向けの観光バスで300Rs(約600円)からで市内観光してくれます。

 

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ターバンを巻いているシク教の警察官たちも笑顔で写真撮影に応えてくれました!
シク教の人は穏やかな人が多く治安も良くて女子一人でも安心して観光できます(気をつけるに越したことはないですが)

 

一度見たら忘れられない・・湖の上に浮かぶ黄金寺院

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黄金寺院(golden temple)と呼ばれる寺院・ハリマンディル・サーヒブは土足厳禁&靴の持ち込みも禁止なので、寺院横にある窓口で靴を預けましょう(無料!)

 

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寺院内には荷物預かり所もあるのですがこれまた無料!親切すぎる・・

 

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入り口手前にある水道で手と口を清めます(日本の神社に似てる!)

 

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ここから先はスカーフかバンダナで髪の毛を覆わないと寺院の番人に厳しくチェックされます!
無料のレンタルもありました。

 

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足を洗いながらいよいよ寺院に入場!!!そこには・・・・

 

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・・・・・!!!!!!

 

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・・・・・!!!!!!!?????

 

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あまりの幻想的な美しさに時間を忘れてただただ見とれ立ち尽くしてしまいました。。

湖に浮かぶ黄金寺院のまばゆく幻想的な輝き・・・・。
この日はディワリ祭りの当日だったのでライトアップもいつもより派手だそうで・・・時折花火も打ち上がります。

 

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湖の端はシク教徒がつけた祈りのろうそくで彩られていて、こちらも綺麗。。この方は預かったろうそくに火を灯す寺院の番人。

 

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シク教徒にとってこの寺院は特別で神聖な場所なので、寺院を見つめながら目頭を熱くする人や、這いつくばって祈りを捧げ床にキスする人など、「ここに来れて本当に嬉しい!」という気持ちが伝わってくるほどみんな幸せそうな顔をしていました。

 

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そんなシク教徒の人々にとって大切な場所に無宗教の日本人である私が来てよいのか?!と思ったのですが、シク教徒は他の宗教や国籍に寛容で、とてもあたたかく迎えてくれました・・(涙)

 

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綺麗だとは聞いていたけどここまでの絶景だとは・・・・!!!!!インスタ映えとか言ってるレベルじゃない・・・!!!!

 

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寺院が浮かぶ湖の周りは回廊になっていて、神様の近くに居たいというシク教徒の人々はそのままここで朝を迎える人も。

 

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なんと無料の巡礼宿もあるとのことでしたが(外国人も無料)この日はお祭りで満員でした!
でも、宿をとるよりここで一夜明かしたくなるほど本当に魅惑的な美しさなんです・・・・!!!!

 

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一度、寺院の外に出てみるとインド全土から巡礼に来た人がこんなにも!!!!
大理石の床の上に布を敷いてすでに爆睡している人々も。

 

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真夜中ですがお祭り期間中は子供も大人も朝までオールナイト(笑)
特にイベント的な何かがあるわけではなく、花火や爆竹が無作為に打ち上げられて爆音が響きます(笑)

それでもずーーーっと見ていられる美しさはきっと写真では伝わらないんだろうな・・・。

1J8A0897_1beautiful girlすぎる彼女はインド人男性に写真を撮られてまくっていた私に(日本人がここにいるのは相当珍しいらしい)声をかけて助けてくれました。
「どこに泊まってるの?」と聞いたら「ここよ。神様の近く♪」と即答!

ハリマンディル・サーヒブ(通称・黄金寺院・Golden temple)
住所:Golden Temple Rd, Atta Mandi, Katra Ahluwalia, Amritsar, Punjab 143006
TEL +91 183 255 3957
時間:夏季4:30~23:00/冬季5:00~22:00(ディワリ期間は24時間)
アクセス:空港&鉄道駅から無料のシャトルバスあり

寺院で神聖な朝を迎える

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結局、、私も寺院で朝を迎えてしまいました(笑)

どの角度から見ても美しすぎる光景に心奪われすぎてしまい・・・建造物に全く興味がなく、スペインのサグラダファミリアも5分で出る(ガウディごめん)というスーパー飽き性の私なのですが、謎の魔力がここにはあります(怖いよ)

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朝日と共にお祈りタイム。
シク教の教えで「人間は生まれながら平等である」という教えがあるので日本人でも宗教が違ってもあたたかく迎え、一緒にお祈りに参加させてくれました。

ここで見た朝日、涙が出るほど綺麗で、こんなにたくさんの人と同じ朝日を見ていることに感動してすごくあたたかい気持ちになりました・・・。

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この湖は不老不死の湖(池)と呼ばれていて、聖なる水に浸かると良いエネルギーをもええるとあって沐浴する巡礼者がたくさんいました!(私は前にガンジス川で沐浴したのでもういいです・・笑)

 

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ちなみに聖なる水(湖の水とは別っぽい)は誰でも飲み放題!
バラの香りを少しつけているということでしたが、香りはわかりませんでした・・これで私も聖なる私に・・!

 

24時間無料で食べられる!寺院のスーパー食堂

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さすがに長時間いるとお腹がペコペコです・・・。
しかし!なんとこの寺院には24時間食事ができる食堂があるのです!!!しかも無料・・・!!!!(えっ)

日本人の私たちからするとびっくりですがインドでは巡礼者に無料で食事と宿泊を提供している大きな寺院が珍しくありません。
隣で黄金寺院を眺めていたインド人達に誘われて食堂にお邪魔しました〜!

こちらも「カースト、年齢、性別、社会的地位等に関わらず全ての人々は平等である」という教えからみんな肩を並べて一緒に同じものを食べます。

まずは入り口で食器を受け取り、案内されたところに座っていると・・・

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バケツに入っているカレーやごはんを配りに来てくれる形式(係の人カレーまみれ)

 

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この時にメニューはクミンシードの入ったジーラライスに、チャパティ(薄いナンのようなパン)、豆カレー2種類でした。

これがもう激ウマ!!!!絶対美味しそうに見えないと思うのですが(笑)本当に美味しいんです!!!!!

食べていると満たされてくるというかなんか幸せな気持ちになってきて・・・魔法でもかかっているのか?!と言うくらい不思議な食事なんです。

なくなったら注ぎに来てくれるので何回もおかわりしちゃいました・・・。ちなみに食べられなさそうなものは注いでくれる前に手でお皿を覆うサインをすると注がれないので気をつけたほうが良いです。

この食事は神様からの施しなので残すのが厳禁だからです。最初にこの食堂に訪れた時、ミルクライス(神様からの祝福のデザートと言われるもの)を大量に注がれて、なかなか全部食べられずにいたら隣のインド人が見かねて食べてくれました・・(優しすぎる)

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ちなみに1日に10万人位の食事を作っているこの人たちも

 

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すごいコンビネーション力で食器を片付けていくこの人たちも

 

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大量の食器を洗う人も

 

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絶妙なバランスを保ちながら片付ける人も(お皿何枚持ってるの・・)

 

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掃除する人も・・・・全てが無償で働くボランティア!!ボランティアの人にお話を聞くと「神様の元で役に立てるのが嬉しい」と笑顔で答えてくれました。なんだろうこの平和な感じ・・・。こんなに愛が溢れている寺院、今まで見たことがありません・・・。

なお、食事や宿泊など全てが寄付で賄われているとのことなので、寄付(お布施)は忘れずに!!

 

最長10時間待ちの御本尊に参拝!

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昼間の黄金寺院も美しい・・・見る時間や角度によっても違う輝き方をするのでずっと見ていて飽きないんですね(しみじみ)

さて!あまりの美しさにもうお腹いっぱいでしたが、実はまだ参拝してませんでした!(笑)

それはそれはものすごい行列だったので「どのくらい並ぶの?」と聞いたら「8〜10時間くらいだよ(笑顔)」と返ってきたので心折れまくっていたのですが、黄金寺院にいる間中、行列の動向に注目していたので「あれっ?今少ないんじゃない?!」と思った時に並びました(ササッ)

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少ないといってもこの行列・・・

 

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男女別のレーンに並ぶのですがこの時圧倒的に女性レーンがすいていたのです(なぜ?)

 

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小さい子供も赤ちゃんもおしくらまんじゅうのようにぎゅうぎゅうにされます・・苦しい〜!

 

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頭上の液晶画面にはヒンズー語が映し出されているのですが解読できず・・・

 

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ただ、周りが女性だけなのは安心だし、チャーミングすぎる子供達とふざけて遊んだりしていると時間はあっという間に・・・・

 

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過ぎてはくれません・・(笑)

結局2時間半ほどでハリ・マンディール・サーヒブと呼ばれる聖堂内に入ることができました!
中は撮影禁止でしたが黄金寺院の中も黄金が貼られピカピカに輝いていました!

そして、みんなが必死になって祈りを捧げている場所には何があるのかというとなんと聖典!!!
グラント・サーヒブという分厚い聖典が祀られていて、その周りではタブラ(インドの太鼓)などの楽器が演奏され聖歌が歌われていました。

2時間半並んだにも関わらず次から次へと人の波が押し寄せてくるのでお賽銭を投げるので精一杯!聖堂の中にいたのは30秒位だと思います(笑)

とりあえず、食堂で食べたごはんのお礼を唱えて出て来ました(ごちそうさま〜!)

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ちなみにディワリが終わったあとの通常営業寺院も圧倒的な美しさでした・・・!!

 

ハイテクなレーザーショーが見られるミュージアム

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黄金寺院の地下にレーザーショーを見られるミュージアムがあると聞きやってきました。こちらももちろん無料です!(もうなんか申し訳ない)

並んでいると警備員につまみ出され(ここは外国人だめなの?)と思っていると、英語のオーディオガイドを貸してくれました。(パスポートを預ける)名称未設定-39

そして通されたのが、巨大なダイヤモンドのような物体があるホール。
このダイヤモンドに映像が写り、今回のレーザーショー(?)の序章的な映像が流れます。

偉そうな人(シク教を開いたグル・ナーナクという方)が馬に乗ってきて、草を植えたらそこがお花畑になり、やがてお城(黄金寺院のある場所)になった的な内容でした。
約5分の上映が終わると(短っ!)次の部屋に通されます(えっ?!)

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ダイヤモンドの部屋での時間はなんだったのか・・・
次に通されたのは広いスタジオのようなつくりで180度よりも広い200度以上の迫力のシアターです!こんな施設がインドにもあるなんて・・・。

 

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こちらではシク教の始まりから1919年に起きた「アムリトサル大虐殺」といった悲惨な歴史まで、アムリトサルの歴史を見ることができます。

 

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シク教徒は平和を愛する穏やかな人たちなのに目を覆いたくなるような悲惨な歴史を辿ってきたんですね。。

シク教徒の偉い方が映し出されると観客から歓声があがり、悲惨なシーンでは祈りを捧げていたのが印象的でした。

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上映が終わると3つ目の部屋に通されます(どんだけあるの?笑)

ここでは精巧な寺院の模型を見ながら(映像に合わせてライトも点灯)寺院の紹介映像を見ることができます。

名称未設定-46そして最後の部屋は、まるで寺院の聖堂の内部を再現したかのようにキラキラしていて、聖典の紹介映像が流れます。
レーザーショーというよりはシアターツアーという感じでしたが全部で約1時間のとっても興味深い時間でした。

一つの部屋で良かったんじゃないか・・と何度も思いましたがアトラクション的で楽しいのでおすすめです!

黄金寺院レーザーショー
住所:Golden Temple Rd, Atta Mandi, Katra Ahluwalia, Amritsar, Punjab 143006(靴預り所の前の階段を降りる)
営業時間:10:00~16:00
料金:無料(無料のオーディオガイドあり)

パキスタンとの国境は毎日大盛り上がり?!

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アムリトサルに来たら是非行ってほしいのがパキスタンとの国境、アターリー・ワガ国境です。
なんでも、毎日国境を閉める時間になると両国による応援合戦のようなものが始まって大盛り上がりなんだそう。国境ってそういうものなの・・?

全然想像つかないのですが行くことにしました。アムリトサル市内から約30km、車で1時間程。街の旅行代理店で頼んだり、黄金寺院の前で「ワガボーダー!ワガボーダー!」と客引きしているのでオートリキシャ(三輪自動車)のツアーで行くことができます。往復送迎で1人100Rs(約200円程)でした。

安いな〜!と思っていたら・・・

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・・・・乗り過ぎ!!!!!(つぶされる〜!!)

いつも1人で乗っているリキシャに12人乗ってるんですが(笑)

どう考えても定員4名くらいだと思うんですけど・・・これは安いわけだ。多分女性だからという理由で一番安定している席に座らせてくれたのですが座っているだけで全身筋肉痛になりそうな変な体制で砂埃もめちゃめちゃ入ってくるし、乗っているだけで疲れました・・。

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リキシャや車が入れるのはここまで。このゲートから約1km程は徒歩で歩きます。そしてカバンの持ち込みができないので(パスポート、財布、携帯、カメラはOK)ゲート近くのツーリストセンターで預けます(荷物預け料金30Rs約60円)

国境に行くまでに何度もセキュリティチェックがあるのでパスポートは忘れないように!!!!

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この先に国境が!!!!!(なんか可愛い)

 

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国境を取り囲むようにスタンド席が用意されていて、スタジアムのような熱気に包まれています。(国境だよね・・?)

ちなみに外国人はパスポートを見せると外国人専用のVIP席に通してもらえるのですが、(会場の上のほうの席でプラスチックの椅子がある)
私はインド人の熱気を感じたかったので(物好きか)インド人達と同じ席に座りました。

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インドの国旗を持って歩く人々や・・・

 

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爆音のダンスミュージックで踊る人々・・・

何を見に来たのかわからなくなっていた頃、突如兵士の行進が始まります。

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インド人とは思えない(失礼)一糸乱れぬ行進をする女性兵士。

 

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屈強な兵士が国境に近づき、相手側を威嚇するような超大げさな動きをすると・・・

 

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\ おおおおおおぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!!/

と、大盛り上がりの観客(笑)

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それに比べてパキスタン側の人々・・・観客もみんな起立して国歌斉唱中・・・騒がしくない・・・(笑)

なんかパキスタンに行ってみたくなりました・・・(笑)

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マッスルポーズで筋肉自慢(?)するインドの兵士。
若干コントみたいなのですが、その一挙手一投足に観客は大喜びで歓声をあげています!

 

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小さい子供も国旗を降って応援!
こんな調子で国境が閉まり、両国の兵士が敬礼をし握手を交わし合って国旗が降ろされるとクロージングセレモニーは終了。

国境を閉めるだけなのに、毎日こんなにも大勢の人たちが来て盛り上がっているなんて・・・こんな国境他にあるんでしょうか・・??(笑)

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頬に国旗のペイントをしている若者もたくさん!みんな自分の国大好き!って感じで、日本でこんなことしたら「集会だ!」とか言われちゃいそうですが、自分の国をこんなに愛せるのって素敵だなぁと思います。
パキスタンとの日々の応援合戦もこんな平和な戦いなら良いよなぁ・・・。

ちなみに・・・国境からの帰り道、屋台がたくさん出ていたので何気なく見て見ると・・・

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インドでやきそばバーガー発見!!!!!?(笑)

1個50Rs(約100円)のこちら、もちろんスパイシーなカレー味でした(さすがインド)

アターリー・ワガ国境(通称Wagha Border)
住所:Attari-Wagah Border | AttariAmritsar 143001, India
時間:日没30分前(季節により異なる)
アクセス:アムリトサル市内から車で約1時間。14時頃には市内を出発したほうが良い。

まとめ

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(黄金寺院を守る、シク教の伝統衣装を来ている番人さんたち)

何度訪れても違う輝きを放っていて人々の心をつかむのは、ここに巡礼にくる人々の想いが寺院に集まって一緒に輝いているんじゃないかと・・・そんな不思議な魅力を放っている場所でした。

シク教の人々は優しくて穏やかだし、なんといってもあのカレーの味が忘れられません(笑)美味し過ぎてアムリトサル滞在中、他のレストランでほぼ食べてないくらい(笑)

ごちそうさまでした!!!!

撮影&執筆 鈴木サラサ(twitterinstagram