北海道地震でキャンセル続出の阿寒湖温泉。行ってみたら魅力詰まりすぎで最高だった

北海道釧路市の阿寒湖観光は、阿寒湖温泉やまりもが人気。有名な遊覧船でゆっくりと景色を楽しめます。温泉街の近くにはアイヌコタンがあり、文化に触れることも。おすすめの食事・グルメや、アクティビティも実際に体験してレポートしました。

IMG_3929retouch

こんにちは!釧路で「クスろ港」というローカルメディアを運営しているなづーです。
今日は、阿寒湖に来ています。
阿寒湖と言えば、年間160万人以上が訪れているという北海道でも人気のエリアです。
まりも・アイヌ文化・温泉等、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

こちらの写真を撮ったのは朝5時半。誰もいません。
この時間なら当たり前か…!
なーんて、冗談ばかりも言っていられません。
9月6日に発生した胆振東部地震の影響で、北海道全体の観光客が激減。
阿寒湖もその影響を受け、キャンセルが相次いでいるそうなのです。

阿寒湖温泉、キャンセル相次ぐ 「打撃、大震災に匹敵」(どうしん電子版)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/226912
114万9千人が宿泊キャンセル 北海道地震から1カ月(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASLB65D4YLB6UTIL019.html

実際のところはどうなのか?本当に安心して行けるのか?みなさん気になりますよね??
これは現場に聞いてみないとわからない…ということで、聞きに行きました。

本当に観光客は減っているのか?観光協会に聞いてみた

IMG_3685retouch

さっそく、NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構の三亀(みき)さんにお話を伺いました。

人物アイコン_なづーいきなりですが、阿寒湖に来る予定だった観光客はかなりのキャンセルがあると伺いましたが、実際のところはどうでしょうか!?

人物アイコン_三亀さんかなり減ってますね…

人物アイコン_なづーやはり…減っているんですね!

人物アイコン_三亀さんとはいえ、少しずつ戻ってきてはいます。例年に比べると賑わいは少ないですが。

人物アイコン_なづー地震の被害はいかほどでした?

人物アイコン_三亀さん震度3程度だったので、幸いにも地震による直接的な被害はありませんでしたね。震源地の胆振地方とここ阿寒湖は200km以上離れていて、車でも4時間近くかかりますから。

北海道図

 

人物アイコン_なづーたしかに。200kmというと東京ー浜松間くらいですね。(北海道は規格外の大きさですね、まったく)

人物アイコン_三亀さん翌日の朝まで停電が続きましたが、コンビニも商品は少し残っていたし、休業しているホテルもなかったですね。
ただ…その後キャンセルが相次いでいたりと、ホテルのみなさんは大変なようです。

人物アイコン_なづーなるほど…ホテルさんに話を聞くのが良さそうですね!三亀さんありがとうございます!

 

震災の影響を受けたホテルの支配人に聞いてみた

今回の震災の影響をもろに受けていそうなホテル…大丈夫かな…こんなこと聞いて怒られないかな…とドギマギしなからお話を伺ったのは、あかん遊久の里 鶴雅 / あかん湖 鶴雅ウイングスの鈴木支配人(左)と、ホテル阿寒湖荘の伊藤支配人(右)。
お二人ともインタビューにご快諾いただきました…感謝!

人物アイコン_なづー鶴雅さんは1,000人以上、阿寒湖荘さんは400人収容できる2つとも大きなホテルですが、地震が起こった時のことをおしえてください。

人物アイコン_鈴木支配人僕はたまたま出張で札幌にいて、そこが震度5強の揺れだったものですから、慌ててホテルに電話しました。
ホテルの揺れは大したことはなかったとのことでしたが、その後すぐに停電になったと聞き、急いで車を走らせて昼前には阿寒湖に帰ってきました。

人物アイコン_伊藤支配人確かに揺れは大きくなかったですね、でも長く揺れたのが気になりました。
とりあえずスタッフがすぐに全員集合してくれたので、館内を点検後「よし、問題ないな!」と言った瞬間に、バチンッと停電が…。びっくりしましたね。

人物アイコン_なづーその後、停電はしばらく続き、営業は通常通りにはいかなかったと思いますが、いかがでしたか?

人物アイコン_鈴木支配人当日のお客様は350人ほどでした。
非常用電灯はつきましたが、それだけでは暗すぎるので、無数に用意してあったランタンでお部屋・廊下・階段に置いて明かりを確保しました。
一部自家発電に切り替えましたが、エレベーターは止まり、水を上の階に上げるポンプも動かなかったので、大浴場もお部屋のお風呂も使えず、お客様には大変ご迷惑をおかけしたと思います。

 

rsuruga_gaikan_sashikae

鶴雅は阿寒湖を代表するホテル。

人物アイコン_伊藤支配人当日のお客様は100人でした。発電機を使って、お部屋のユニットバスのシャワーは使えたのですが、一番のウリである源泉100%の大浴場は総元から止まってしまったので使っていただくことはできませんでした。

階段の上り下りの負担を軽減するために、承諾をいただいて、下の階に移っていただくケースもありましたね。

 

rokumeinoyu

阿寒湖荘の源泉100%の温泉は宿泊客からも人気。

人物アイコン_鈴木支配人そんな中でも、ホテル間の連携は素晴らしかったと思います。ニュー阿寒ホテルさんが大きな自家発電を持っており、通常通り大浴場が使えたので、そこに我々他のホテルのお客様も受け入れてくださって…。その寛容さに驚きました。

人物アイコン_なづーそんな風に連携していたんですね…!その後も停電は夜まで続きましたよね?お食事はどうだったのでしょうか?

人物アイコン_鈴木支配人お食事の提供自体に問題はなかったのですが、何箇所かあるレストランは1つしか開けられませんでした。
なので、せっかく割烹を予約したのにバイキングになってしまった…というお客様もいらっしゃいましたね。

 

sashimi_sashikae

バイキングが超豪華と言われる鶴雅。

人物アイコン_伊藤支配人和食のお膳だったので通常通り営業はできましたが、いつまでこの停電が続くのだろう…という不安はありました。1週間は続くかも…という噂も出ていましたから。

それでも、料理長が「1週間続いてもなんとかするよ!」と心強いことを言ってくれたので、信頼していつもと同じサービスができましたね。

 

kosou_dinner_sashikae

阿寒湖荘の和食膳。季節によって旬の食材に変わる。

人物アイコン_なづー停電が1週間続くという噂、ありましたね。24時間ほどで電気は復旧したかと思いますが、キャンセルとかは…??

人物アイコン_鈴木支配人翌日は600~700人お越しいただいく予定が250人まで減りました。海外のお客様からのキャンセルが多かったですね。
停電中は「100%のサービスでない以上は100%の料金はもらえない」と一律の宿泊料金でお泊りいただきました。

人物アイコン_伊藤支配人キャンセルはすごかったですよ。でも当日・翌日・翌々日まではキャンセル料はいただきませんでした。
さらに、私どもの方からご予約いただいているお客様に電話をして「電気はつきません、お湯も出ません、それでも来ていただけるなら全力でお迎えします」と、通常の半額の料金で対応をさせていただきました。

人物アイコン_なづーこのハイシーズンにキャンセルはかなりの痛手なはずなのに…それぞれのホテルの心意気が素晴らしいです。
ち、ちなみに…言いづらいかと思うのですが…被害額は…??

人物アイコン_鈴木支配人9月は壊滅なので被害額は秘密です(苦笑)。なんたって1ヶ月で3,000人以上のキャンセルですから。予想できたことではありますが、やはり残念ですね。10月に入ってから、お客様も大丈夫だということもわかって、だいぶ戻ってはきましたね。ふっこう割の効果も期待したいところです!

人物アイコン_伊藤支配人団体様も修学旅行もキャンセルが相次いでいますので、9月だけで1,300名以上、被害額はウン千万ですね。
10月も11月もキャンセルが相次いでいるので、このまま冬のシーズンに突入かな?とは思っています。

 

IMG_4507retouch

人物アイコン_なづーうぉぉ…やはりすごい損害なのですね。阿寒湖温泉がここまで被害を受けたのは初めてでは?と思っています。
これからの対策等あればおしえてください。

人物アイコン_鈴木支配人これは持論なのですが、ホテルはある一定を超えた時点で「避難場所」として開放できるように考えをシフトさせなければいけないと思うんです。
幸い、今回はそこまでいかなかったけど、これがもう少し大きい被害だったら…と考えると、宿泊客はもちろんのこと、地域の人たちの避難場所としてホテルを使えるように物事を進めないといけないですよね。
その中でやはり思うのは、冬でなくて本当によかったということ。冬の北海道だったらきっと何倍もの被害があったと思います。
今回のことで弱い部分も見えたので、もともとあった危機管理マニュアルの作り直しも始めています。

人物アイコン_伊藤支配人実は阿寒湖は、地震よりも、火山活動がある雌阿寒岳の噴火の方が怖いんです。
だから噴火が起こった時のマニュアル作りはもちろんのこと、普段からスタッフには危機管理を徹底的に叩き込んでいます。
今回も特別なことは何一つしていません。
いつもと大差なく営業できたのは、日常的に伝えている災害時の対応を、スタッフが一丸となって実践してくれた結果だと思っています。

人物アイコン_なづー地震が起きても噴火があっても、お二人がいるホテルなら安全に過ごせそうな気がしてきました…最後に一言お願いします!

人物アイコン_鈴木支配人大きな温泉や豪華な食事もホテルの魅力ではありますが、何よりの魅力は阿寒湖の大自然です。ぜひ堪能してください!

人物アイコン_伊藤支配人アクティビティ・自然・異文化体験が一挙にできるのは日本でもここ阿寒湖だけ!満喫してください。

人物アイコン_なづーありがとうございます!キャンセルが相次いだ阿寒湖観光、精一杯満喫してPRします~!

あかん遊久の里 鶴雅 / あかん湖 鶴雅ウイングス

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-6-10
電話:0154-67-4000
参考サイト:
あかん遊久の里 鶴雅 https://www.tsuruga.com/
あかん湖 鶴雅ウイングス https://www.tsurugawings.com/

ホテル阿寒湖荘

住所:北海道釧路市阿寒湖温泉1-5-10
電話:0154-67-2231
参考サイト:http://www.akanko.com/

 

さて…その阿寒湖って…どこにあるの?

阿寒湖があるのは北海道の東にある釧路市のさらに北側です。
最寄りの釧路空港まではで羽田空港から1時間45分、今年の8月に関西空港から就航したPeachでは2時間半。
釧路空港から車やバスで1時間10分です。
北海道は遠い…というイメージがあるかもしれませんが、実は東京からなら3時間あれば来れちゃうんです。
バスの本数は限られているので、時間を気にせず自由に回りたいならレンタカーを借りましょう。
飛行機の到着時刻に合わせた、釧路空港から阿寒湖までの直行バス「エアポートライナー」も便利なので、車のない方はこちらの利用もおすすめです。

 

森と湖と火山のある唯一の国立公園で大自然を満喫する

IMG_4021retouch

阿寒湖があるのは阿寒摩周国立公園の阿寒エリア。
国立公園とは、一言でいうならば「国が認めるほど、とてもいいところ」
どこがとてもよいのかと言うと「火山・森・湖が織りなす豊かな原生的景観」とのこと。
ふむふむ、そろそろ気になってきましたよね?
では!おまたせしました!この3つが堪能できるスポットをご紹介いたします~~!

 

原始的な森を歩いて、泥火山「ボッケ」に出会う

IMG_3808retouch

時間のない方や、気軽に自然を堪能したい!という方にまず行ってほしいのが阿寒湖エコミュージアムセンター
こちらにある遊歩道では森と火山を一度に堪能できるのです。

 

IMG_3706retouch

今回、案内していただいたのは自然解説員の野竿陽平さん。
軽快なトークで阿寒湖の魅力について教えていただきました。
なんと野竿さん、かつてはお笑い芸人の道に進んだこともあるとのこと。
どうりで素人じゃないと思いましたよ!

 

IMG_3770retouch

阿寒湖エコミュージアムセンターの裏の遊歩道に出ると…
エゾマツやトドマツなどの針葉樹とカツラやミズナラなどの広葉樹が混じってできた原始的な森が広がります。
このマイナスイオン…控えめに言って…最高です。

 

IMG_3725retouch

さらに進んでいると「カリカリカリ」という音が。
「お…これは…」とニヤニヤする野竿さんが指さした先には…エゾリス~~~~!!!
カリカリカリの音はエゾリスがクルミをかじっている音でした。

北海道在住歴20年になる私、恥ずかしながら初めて野生のエゾリスを見ました。
ごめん、シマリスのほうがかわいいなんてずっと思っててごめん。
エゾリス…控えめに言わなくても、あなたはとてもかわいいかった…

 

IMG_3750retouch

遊歩道を歩くこと15分、なんだか少し硫黄の香りがしてきました。
そこを覗き込むと、灰色の沼からボコボコあぶくが出ているではありませんか!

これが泥火山と言われる「ボッケ」。アイヌ語で「煮え立つ場所」という意味です。
火山性のガスが地下から泥や水をウワーッと巻き上げながら、上がりきった時に、地上でガスがあぶくとなってはじけ、ボコボコと鳴っているそうです。
吹き出す泥は97℃ほどにもなるので、安全のためにも柵の中からご鑑賞くださいね!

阿寒湖エコミュージアムセンター
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-1-1
電話番号:0154-67-4100
営業時間:9:00~17:00 夏期期間(8/1~8/20)は9:00~18:00
定休日:火曜休館(火曜祝日の場合翌日休館)
参考サイト:http://business4.plala.or.jp/akan-eco/

 

川の中で温泉発見!胴長をはいて清流を歩く「リバーウォーク」

IMG_4390retouch

続きまして、阿寒湖から流れる阿寒川を胴長をはいて歩けるガイドツアーがあると聞き、参加してみました!
阿寒川に降り立った瞬間、目の前に広がる清流…!!圧巻!

 

IMG_4414retouch

川の中を進んでいくと…あれ湯気が出ている??
そうなんです、火山活動が活発なエリアらしく、ところどころで温泉がわいているのです。

 

IMG_4409retouch

そこで…さっそく、入っちゃいました。川なのに温かい…!!
なにこれ、控えめに言って最高じゃない?

 

IMG_4417retouch

さらに進むと、熱いお湯が吹き出すラスボス的な場所にたどり着きました。

 

IMG_4460retouch

ここでもまた浸かってみると、地熱で川底も温かくお尻もぽかぽか。
ガイドさんからコーヒーもいただき、
控えめに言えなくなるくらいに最高です

森も歩き、川の中も歩ける。さらに温泉まで浸かれるという約2時間半のリバーウォーク。
川の中を歩けるのは5月~10月ですが、冬も川のすぐそばを歩くことができるトレッキングコースがあるそうです。
前日までの要予約なので、気になった方は必ず事前予約を!

NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構(※要事前予約)

集合場所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20 阿寒まりむ館1F
電話番号:0154-67-3024
開催期間:5月1日~10月31日
参加料金:大人1名 4,500 円

 

阿寒湖を占領。至福の阿寒湖カヌー

阿寒ネイチャーセンターでは阿寒湖でのカヌーが体験できます。
今回は一番人気のカヌーと森散策が体験できるアドベンチャーコースをご紹介します!

IMG_4181retouch

以前の記事で釧路湿原カヌーを体験した私。
カヌーと言えば湿原でしょ…と思っていたのですが…
目の前にこれでもか!と広がる湖。そびえ立つ雄阿寒岳。
観光船も入ってこないエリアなため、とても静かです。
え…控えめに言いますが…最高かよ?

 

IMG_4146retouch

自分たちでパドルでカヌーを操縦し、ヨシをかき分け進みます!
これぞ…アドベンチャー!

 

IMG_4195retouch

途中で湖岸に降り立ち、いざ森の中へ。
湿った草木と光のバランスが絶妙で、幻想的な雰囲気が、控えめに言って…(最高)

 

IMG_4206retouch

苔むした木々

 

IMG_4283retouch

絵に描いたような毒キノコ

 

IMG_4263retouch

森の中を少し散策した後はお茶とお菓子のブレイクタイム。
良い森で良い光を浴びて一息つく…もう控えめに言わなくてもいいですか?最高!!!

 

IMG_4338retouch

休憩の後は、雌阿寒岳を背に出発地点へ戻ります。あっという間の120分!
阿寒湖の雄大な自然を全力で感じたい方にはぜひ体験していただきたい!
こちらも予約制なので、事前予約をお忘れなく

阿寒ネイチャーセンター(※要事前予約)

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉5-3-3
電話:0154-67-2801 (電話受付時間8:00~18:00)
カヌー実施期間:5月〜10月 ※冬季はスノーシューや氷上散歩等のツアーがあります
参考サイト:http://www.akan.co.jp/

 

忘れちゃいけない…ま・り・も!!

IMG_3796retouch

阿寒湖といえば、そう「まりも」ですよね!
「阿寒湖のまりも」は国の天然記念物に指定されており、球体が特徴です。
この球体のまりも、なんと自然に生息しているのは世界2箇所のみ!その1つが阿寒湖なのです。
(もう1つはアイスランドのミーヴァトン湖。残念ながら今は絶滅の危機に瀕しています)

 

IMG_3790retouch

阿寒湖の球体まりもの群生地は保護区になっているため立ち入りはできませんが、2つの施設で見ることができます。
1つは先にご紹介した阿寒湖エコミュージアムセンターの展示室です。

 

IMG_3792retouch

緑の水槽に、まりも発見!
まりもが自然に球体になるためには、光合成のため太陽の当たる場所であること、転がるための風が吹くこと、成長するための塩分があること等、複数の条件が絶妙に重ならないといけないそう。
そうか、丸いのは奇跡だったのか…
もう控えめに言わないぞ。
阿寒湖よ、よくやった!

 

IMG_3984retouch

もう一つは、観光遊覧船に乗って行くことのできるチュウルイ島のマリモ展示観察センターです。
こちらは25cmの大型まりもも展示されています。

 

IMG_3997retouch

ちなみにまりもは大きくなると中が空洞になり、崩れてしまうそうです。
それと、ほわほわな見た目に反して、触るとゴワゴワなのだとか…!
そんな奇跡のまりも、阿寒湖に来たらぜひご覧くださいね!

阿寒湖観光汽船

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-5-20
電話:0154-67-2511
実施期間:4/15〜11/30
営業時間:6:00~18:00(時期により異なる、1日8~11便)
参考サイト:http://www.akankisen.com/

 

アイヌ文化を堪能する

IMG_3672retouch

阿寒湖に来たからにはぜひアイヌ文化にも触れて欲しい…!
まずは今もアイヌの人々が暮らす「アイヌコタン(村)」。
阿寒湖アイヌコタンは北海道の中でも最大のアイヌコタンです。

 

IMG_3677retouch

温泉街のすぐ近くなのですが、一歩足を踏み入れるとまるでテーマパークのような異国感が漂います。
各お店の装飾が凝っていて、とてもかわいい…!

 

IMG_3680retouch

古い時代のアイヌ民家を再現したかわいらしい「ポンチセ(小さな家)」。
貯蔵庫は高床式。アイヌの人々の暮らしが少しずつ見えてきます。

 

熊の家でアイヌの木彫作品とオリジナルのお土産を

IMG_3662retouch

数あるお土産屋さんの中でもぜひ立ち寄ってほしいのが「熊の家 藤戸」。
お土産もさることながら、木彫家の藤戸竹喜さん・藤戸康平さんの作品に圧倒されます。
藤戸竹喜さんの作品である「エカシ(長老)像」はJR札幌駅西口に設置されているので、見たことのある方も多いはず!

 

IMG_3665retouch

入口で出迎えてくれるのは、先日惜しまれながら逝去された藤戸竹喜さんの大型作品。
作品の精密さに、手彫り?と聞きたくなるほど。(もちろん手彫りです)
その他にもお店の中には多く作品があり、見ていて飽きません。

 

IMG_3634retouch

こちらは息子さんである藤戸康平さんの作品。
iPhoneケースと時計は千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館にも展示されています。
かなりの繊細さに、さすが血は争えませんね…と思わず口にしたところ
なんと康平さんはお父様から教えてもらったことはなく、見よう見まねで彫り始めたそう…!
それも幼少期からではなく、ほんの十数年前からだというのにびっくりです。

 

IMG_3635retouch

その他にも康平さんがディレクションをしたアイヌ文様が入った手ぬぐいや帆布グッズなどの、熊の家オリジナル商品はお土産におすすめです。

 

IMG_3617retouch

最近のおすすめは?と聞いたところ、おしえてもらったのはこちらの「腹筋熊」!!
起き上がれず腹筋し続ける愛らしさ…思わず私も購入してしまいました笑

藤戸竹喜さんの作品はあかん湖 鶴雅ウイングスロビーギャラリー「イランカラプテ」にも数多く展示されていますので、ぜひそちらもあわせてご覧くださいね!

熊の家 藤戸

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-12
電話:0154-67-2503
営業時間:9:00〜22:00(5月〜11月) 9:30〜21:30(12月〜4月)
定休日:不定休
参考サイト:http://www.kumanoya.com/menu.html

 

アイヌシアターイコロでアイヌ古式舞踊を鑑賞する

ainuikoro

アイヌシアターでは、アイヌ古式舞踊や、イオマンテの火まつりを見ることができ、踊りを通じて阿寒の自然やアイヌ文化を楽しむことができます。
なんと!こちらの劇場の中の踊りは、2019年の3月にリニューアルされ、映像と踊りを融合した新たな表現になるそうです。
どんなステージになるか今から楽しみですね!

アイヌシアターイコロ

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-84
電話:0154-67-2727
営業時間:季節によって異なりますので参考サイトをご確認ください
参考サイト:https://www.akanainu.jp/about/ikoro

 

朝一番の遊覧船でアイヌの伝説や歌を楽しむ

IMG_3935retouch

まりもの箇所でもご紹介した阿寒湖遊覧船
11/10まで朝6時に運行される第1便の「早朝遊覧」では特別に、アイヌの語り部付きで遊覧を楽しめるのです。

 

IMG_4052retouch

アイヌに伝わる伝説や、民謡・伝統楽器のムックリやトンコリの演奏を聞くこともできます。
早起きして、朝ごはん前に遊覧船もいいですね!

 

阿寒湖ならではのグルメのご紹介

アイヌ料理が食べられる「民芸喫茶ポロンノ」

IMG_3858retouch

アイヌ文化に触れるならば、ぜひ胃の中まで。
阿寒湖温泉のアイヌコタン内にある「民芸喫茶ポロンノ」では、アイヌの人々が昔から食べていた料理を気軽に食べることができます。

 

IMG_3904retouch

注文したのは、一番人気のメニュー「ユックセット」。
オハウとはアイヌ語でお汁の総称。
こちらの「ユックオハウ」はユック(鹿)やキノコ、季節の山菜などが入っています。
味付けは、昆布出汁と塩のみ。素材の味が際立ちます。
その横の「アマム(ご飯)」は白米といなきび、豆、乾燥した行者にんにくが入った炊き込みご飯。
ドリンクはキハダの実を煎じたシケレベ茶。柑橘系の香りがし、後味のちょっとした苦味がクセになります。

 

IMG_3882retouch

こちらの小皿は「めふん」という鮭の背わたの塩辛。
鮭一匹からちょっとしか取れない貴重な珍味です。これがまたアマムによく合う!

 

IMG_3917retouch

食材のほとんどは店主の郷右近さんが近隣で採ってきているとのこと。
奥様のご実家で、民芸店と喫茶店だったこちらのお店。
どうせならアイヌコタンらしく、お母さんやおばあちゃんが昔から食べているアイヌ料理を食べてほしい、と日頃から奥様のご家庭で食べていた料理を提供し始めたそう。
「アイヌ料理って言うと馴染みがないけど、言うならば代々伝わってきている北海道の郷土料理」と語る郷右近さん。
たしかに、真の北海道のローカルフードはこれなのかもしれない…!!

民芸喫茶ポロンノ

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-8
電話:0154-67-2159
営業時間:12:00〜22:00(5月〜10月)
12:30〜21:00(
11月~4月 冬季は事前予約をお願いします
     ※15:00〜18:00は仕込みのため準備中になることもあります
参考サイト:https://www.poronno.com/

 

厄介者のザリガニがグルメに!「温泉工房あかん」

IMG_7515retouch

パスタの上に…ザリガニ…??
こちらのパスタはザリガニのカルボナーラ、その名も「ザリボナーラ」!!
ザリガニはまるでエビとカニを足して2で割った味。
なので濃厚カルボナーラとの相性も抜群です。

 

IMG_3830retouch

ザリガニを使ったメニューはそれだけではありません。
ザリガニのトマトクリームソースもあります。
こちらもトマトとザリガニの風味がよく合う…!

 

IMG_3841retouch

なぜザリガニかって…??
実は、特定外来生物であるこの「ウチダザリガニ」が、在来種のニホンザリガニやまりもを食べてしまって、生態系に悪影響を及ぼしているのです。
この状況を逆手に取って、邪魔物なら食べちゃえばいいんじゃない?とこのメニューを開発したそうです。

 

IMG_3819retouch

温泉工房あかんは、なんと足湯つきの席もあり、スイーツも充実。
休憩にももってこいのお店です。

温泉工房あかん

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-4-29
電話:0154-67-2847
営業時間:11:00~15:00(月〜金)/ 11:00~18:00(土日祝)
定休日:不定休

 

これから来たる、冬の阿寒湖を楽しむなら!

banana

冬の阿寒湖も魅力はたくさん!
阿寒湖は湖一面が凍り、一気に陸地が広がったような光景になります。
その氷上で行われるのが「あいすランド阿寒」。
ワカサギ釣り、スノーモービル、アイススケート、四輪バギー、バナナボートなど、たくさんのアトラクションを体験することができます。

あいすランド阿寒

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目
営業期間:2019/1/1〜3/31(予定)
開催時間:8:00〜17:30
参考サイト:http://www.koudai-akan.net/iceland.html

 

hanabi

また、阿寒湖氷上フェスティバルICE・愛す・阿寒『冬華美』では、2月から約1ヶ月毎夜花火が打ち上がります。
冬の澄み切った空に、大輪の花火。ロマンチック…!!

阿寒湖氷上フェスティバルICE・愛す・阿寒『冬華美』

住所:北海道釧路市阿寒湖温泉
開催期間:2019/2/1〜3/17予定

 

IMG484retouch

寒い日にはマイナス20℃を下回ることも。
熱々のお湯をまき散らせば一瞬でキラキラの氷に変わります。
極寒の土地でしかできないこれらの体験、控えめに言わずとも最高だ!!
阿寒湖最高だ!!

 

今こそ阿寒湖へ行こう!

IMG_3932retouch

季節によっていろんな楽しみ方ができる阿寒湖。
北海道への旅行費用を割引きするクーポン「北海道ふっこう割」の発売も開始され、より来やすくなりました。
(あっという間に売り切れるので、ちょこちょこチェックしてくださいね!)

アクティビティ・自然・異文化体験が体験できる阿寒湖。
あ~~これ1泊じゃ全然足りない!2泊3泊しても足りないくらい。
釧路出身・在住の私もちょっとなめていたのですが、そんな私を叱り飛ばしたいくらいに魅力がつまりすぎていました…!!
ちょっと盛りすぎでしょ~と思ったあなた!!盛り話じゃそうじゃないかはぜひその目で確かめてみてください!!
この記事を読んで「阿寒湖行きたい!」と思ってくださった方も、この機会にぜひ阿寒湖にお越しくださいね~~!

JALのふっこう割サイト
http://www.jal.co.jp/domtour/jaldp/hok_fukko/index.html

ANAのふっこう割サイト
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domtour/theme/recommend/hokkaido/

楽天トラベルのふっこう割サイト
https://travel.rakuten.co.jp/special/prj/201809/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10001464

近畿日本ツーリストのふっこう割サイト
http://meito.knt.co.jp/contents.aspx?f=hokkaido_fukkou/index.html&20181022114405

\ 現場で取材した“生”の体験をレビューするメディア /

SPOTをフォローする
  • 最近の投稿
  • 都道府県
  • タグ