日本一にも選ばれた道の駅「川場田園プラザ」で24時間過ごしてみる

群馬県に人口3,500人程の川場村という小さな村があります。この小さな村に日本一とも言われている道の駅「川場田園プラザ」があります。この道の駅のパンフレットには、「家族で一日楽しめる道の駅」と記載されています。  

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群馬県に人口3,500人程の川場村という小さな村があります。この小さな村に日本一とも言われている道の駅「川場田園プラザ」があります。この道の駅のパンフレットには、「家族で一日楽しめる道の駅」と記載されています。

 

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パンフレットに書いてあります!

こういう表記よく見るのですが、本当に1日楽しめるのでしょうか。「1日楽しめる」と「必ず痩せる」の表記にはだまされないぞ、というのが我が家の家訓なので、実際に楽しめるのか24時間滞在して調査してみようと思います。

 

 

群馬県川場村「道の駅川場田園プラザ」

道の駅とは休憩機能や地域の情報の発信等を目的に作られた施設で、全国には1,000箇所以上が設置されています。川場村の道の駅「川場田園プラザ」はその全国モデルの道の駅であり、道の駅アワードNo.1など様々な賞に輝いているのです。

 

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ということで、来ました!

この道の駅のある群馬県川場村は、武尊山の麓に広がる里山と田園風景の美しい村です。

花寺として有名な「吉祥寺」や村指定の重要文化財に指定されている「能満山虚空蔵堂」、日本酒の酒造会社など観光スポットがあるだけでなく、夏は川遊び、冬はスキーといった自然を活かしたアクティビティも楽しめます。

 

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武尊山や最高のスノーパウダーのスキー場もあり

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花寺で有名な吉祥寺

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文化財に指定されている虚空蔵堂

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酒造会社もあります

ただ今回はそんな場所には行きません。パンフレットに「一日楽しめる」とあるので、私は道の駅から一歩も動きません。パンフレットを信じて24時間、ここで過ごすのです。そのためにここに来たのです!

 

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昼12時、24時間道の駅生活のスタートです

 

まずは腹ごしらえ

ちょうど12時にはじまったので、まずは昼ごはんです。川場村の美味しい水をふんだんに活かしたソバを食べることにしました。店で毎朝打っているソバは、大人気でこの日もお客さんが並んでいました。

 

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そば処「虚空蔵」

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川場の地粉と水で毎朝手打ちします

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おソバが来ました!(2,360円)

川場の観光名所の一つに「虚空蔵」があったので、ここに来ればある意味、見られたということになります。本当の「虚空蔵」はお堂ですが、道の駅ではソバ屋です。存分に堪能しようと大きいのを頼んでしまいました。

 

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一人なら天ぷらは別で一人前の物(650円)を頼むのがおすすめです

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おいしかった〜

 

 

お昼を食べたらデザートタイム

次はデザートタイムです。実はそんなに広い面積はない「川場田園プラザ」ですが、ソフトクリームを販売しているお店は3店舗もあります。メーカーや味を店ごとに変えているので、様々なソフトクリームを味わえるのが魅力です。雪が舞っていますが、ソフトクリームは食べなくてはいけません。好きだから。

 

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早速「COWBELL」へ

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川場村産のブルーベリージャムをかけたソフトクリーム(350円)

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おいしい!

 

 

食後の運動タイム

ソフトクリームも食べたし、食後の運動をして、晩ご飯のためにお腹をすかせたいところです。そこで、道の駅にあるブルーベリー公園を散策します。ここにはブルーベリーの木が6千本植えられており、7月〜8月のブルーベリー収穫時期は無料で摘んで食べることができます。天国かな、ここは。

 

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この世の天国!

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夏はブルーベリーを無料で摘んで食べることができます

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暇になったらここで田んぼの数を数えよう

 

 

おやつを食べながら駅長に話を聞くタイム

ゆっくり山を歩いて下りると、午後3時、おやつの時間です。本当は川場田園プラザの駅長さんに24時間道の駅にいるとしたらなにしますか? とお話を聞くことになっていたのですが、おやつの時間だけは動かせません。大昔からおやつは3時と決まっているのです。

 

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ミート工房でおやつを買います!

ここには、おやつにふさわしい食べ物もあります。ミート工房で作られ販売されている、ソーセージやハムの盛り合わせ「山賊焼き」です。私はこれを「おやつ」と呼ぶ生き物です。道の駅中に広がる香ばしい匂いに抗うことはできませんでした。

 

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その場で焼いてくれます! いい匂い!

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てんこもり!

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道の駅川場田園プラザ駅長の小海一則さんに

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おやつ(山賊焼)を食べながら話を聞く

 

 

日本一の秘密

川場田園プラザには年間180万人が訪れ、毎年20万人ずつ来場者が増加しつづけています。それだけでもすごいのですが、その7割がリピーターで、年に何度も来るお客さんもいるそうです。

 

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この日も多くの観光バスが来ていました

お客さんに一日中楽しんでもらうために、子供用のプレーパークや、大人向けの散策路、メニューの見直し等を定期的に行い、また川場村や群馬県産の物にこだわる、本物を出すことにこだわるなどオンリーワンになるための工夫を凝らしてきたそうです。

 

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子供が思いきり遊べるプレーパークや

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大人も楽しめる体験教室も用意されています。この日は休みだったけど……

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駅長さんはここが特にオススメだそうです!

駅長さんのおすすめは、地元野菜等を販売しているファーマーズで、地元の新鮮野菜や加工品を買うことができます。地元の方と協力して道の駅や村を盛り上げるという気持ちが一番感じられる場所だそうです。

 

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私も買いました! 買いまくりました!

 

 

川場村の名産を使った一品タイム

川場はリンゴが名産品で、アップルパイも美味しいとのこと。リンゴとパイなんて、ごはんにみそ汁と並ぶ最強の組み合わせです。食べないわけにいきません。

 

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Kawaba Premierへ

この道の駅は決して広くはないのですが、いろいろなお店があり、各お店への移動が楽、という素晴らしさを生み出しています。ファーマーズからKawaba Premierへも1分もかかりません。30秒です。

 

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これがそのアップルパイです!(2,332円)

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さくさく甘さ控えめで、おいしい!

日も暮れてきて、寒さがマックスですがアップルパイのおいしさだけは私を暖かく包み込んでくれます。パイの中に私もリンゴと包まれたい。そんな幸福感です。

 

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周りは誰もいなくなってきたけどね!

 

 

夜が来た

あっという間に暗闇に包まれました。冬は夜が来るのが早いです。ここまで7時間、まだまだ回っていない店もあり、あっという間です。灯りがともり幻想的な夜の道の駅を散策します。

 

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と思ったけどお腹がすいたので、夜ごはん食べにいきます

川場田園プラザでは夜までオープンしている店もあるので、夜ごはんもばっちりです。川場ビールレストラン武尊では、道の駅内で醸造された川場ビールと上州もち豚や川場村特産のニジマス「ギンヒカリ」の料理を楽しむことができます。

 

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この日は上州もち豚のしゃぶしゃぶバイキング開催中!(1名2,000円)

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美味しさに言葉はいらない

お腹もいっぱいになり、外に出ると夜9時。まだ朝まで時間はあります。とりあえず、人工芝にごろんと寝転んで星空を観察することにしました。豚を食べたのに、牛になりそうです。

 

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芝生に寝転んで星を見上げる

雪なので星は見えませんでした。ということで、今日はこの辺りにしてホテルに泊まろうと思います。道の駅を一歩も出ないのでは? と疑問に思うかもしれませんが、道の駅から徒歩10分のところに、道の駅が運営するホテルがあるのです。これはセーフですね。道の駅がやっているホテルなので。

 

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日帰り温泉もある「ホテル田園プラザ」。この部屋で一人6,000円くらいから

車で来てもホテルに宿泊すれば、道の駅で買った地酒を飲んで楽しむことができます。

宿泊費もお手頃なので、家族や友人、恋人との旅行に利用しても良さそうです。私はこの広い部屋に、一人だったけれども。

 

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道の駅のビール工房で作られているおいしいビールや

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地元醸造会社のおいしいお酒やおつまみがあるから、寂しくありません!

 

 

朝が来た

お酒に酔い潰れて、気が付いたら朝でした。部屋から出てロビーに行くと、このホテル最大の魅力に出会うことができます。本物のSLD51です。この機関車を目当てに泊まりにくるお客さんも多いそうです。

 

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ロビーの横から見ることができます

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大迫力

 

 

朝ご飯タイム

機関車を満足するまで眺めたら、道の駅に戻ります。道の駅の中にはパン工房があり、川場村で栽培されている「雪ほたか」というお米の米粉と県産の大和芋でふんわり仕上げたふわとろ食パンがあるのです。

 

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パン工房でパンを買い

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食パン一斤と飲むヨーグルトで朝食です(食パン283円、ヨーグルト570円)

同じく、道の駅内で作られている飲むヨーグルトとパンで朝ご飯です。ごはんでできているパンなので、ごはんでありパンであるという哲学的な朝ご飯です。

 

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次はピザ工房にやってきました!

朝ご飯を食べてすぐですが、とりあえず12時まであと3時間しかないので、次の店に向かいます。本格石窯でつくるナポリ風ピザが食べられる、ピザ工房です。

 

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シェフおすすめのピザ!(1,350円)

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おいしい!

このピザという円の中には、幸せや平和がぎゅっと詰まっているのかもしれません。今日はナポリに足を向けて寝ないようにしようと思います。

 

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そして食後のソフトクリーム(350円)

ピザを食べたらソフトクリームを食べたくなる。人はそういう風にできているのかもしれません。山登りにいくお客さんがおにぎりを買う人気店「かわばんち」には川場村特産のリンゴを使ったリンゴソフトがあります。サッパリしていておいしいです。

 

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ソフトクリームもさっぱりしていておいしい

 

 

そしてラストスパートへ

いよいよ残り1時間となりました。今までの23時間が、走馬灯のように思い出されます。食べてばかりの思い出だけど。最後は群馬の郷土料理「おきりこみうどん」で締めたいと思います。上州名物おきりこみうどんは幅広もちもちの麺が特徴です。

 

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「あかくら」のおきりこみうどん(850円)

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もう、なに食べても美味しいの!

楽しかった道の駅も、あっという間に調査終了の時間です。実際に24時間滞在してみると、道の駅の人々の優しさや美味しい物にたくさん出会うことができました。誰とどんなシュチュエーションで来ても、24時間いても十分楽しめると思います。

 

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大満足の24時間

その土地の文化や風土に触れるなら、道の駅の観光案内所などで情報を収集してから回ると、さらにディープにその地域のことを知ることが出来るのでおすすめです。

それはさておき、美味しいお土産と楽しい思い出を胸にホクホクで家に帰ったのですが、体重計に乗って寒さよりも震えることになりました。

 

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途中ギンヒカリのおし寿司(1,700円)も食べていました

 

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