岩手県一関市の餅が独自の進化をしすぎている

岩手県一関市には、伊達藩が治めていた江戸時代からの歴史を持つお餅文化が。ずんだや川エビ、生姜などのアンを使った餅御膳や餅グラタン、餅フォンデュ。さらには豆餅、変わった名前の「達者もち」などなど、一関はおモチ、おもち、お餅のオンパレード。今回はそんな独自進化を遂げたお餅グルメを「道の駅厳美渓」「蔵元レストランせきのいち」などに立ち寄り、食べてみました。和食の定番食材ながら、チーズととても合うそうですよ!

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日本人がお餅を食べたくなるのは主に正月だと思います。でもお餅っておいしいから一年中食べていたいですよね。世界中の人がそう願っています。

そんなお餅を一年中食べ、独自の進化を遂げているポケモンで言えばアローラ地方みたいな街があります。それが岩手県の一関市です。そこで、一関の餅パラダイスがどれだけ独自の進化を遂げているか調査してきました。

 

 

岩手の玄関口、岩手県一関市

岩手県一関市は東京から新幹線で2時間ちょっとで行くことができる、岩手県最南端にある県内第二の都市です。

 

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一関にきました

岩手県の玄関口にあるので、岩手観光のはじまりにはぴったりの場所です。また、仙台と盛岡の中央に位置するので、どちらへのアクセスも良好。もちろん一関とその周辺だけでも十分に観光する場所があります。

 

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猊鼻渓(げいびけい)や

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厳美渓(げんびけい)

市内には猊鼻渓、厳美渓などの自然豊かな観光地があるだけでなく、「一関温泉郷」と言われるほど豊かな泉質の温泉地としても有名です。

 

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幽玄洞という鍾乳洞もあるし

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温泉も有名! めちゃくちゃ気持ちいいです!

周辺地域にも世界遺産になった、平泉の中尊寺金色堂や達谷窟など歴史的に重要な観光地がたくさん残っています。また、車で周っているだけで、岩手らしい農村が広がり宮沢賢治の童話のような風景が楽しむことができます。

 

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達谷窟(たっこくのいわや)や

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世界遺産の中尊寺金色堂

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美しい農村風景も楽しむことができます

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距離が近いから、仙台とセットで観光するのもgood!

 

 

おモチ・おもち・お餅

そんな一関市には曲がりネギや夏野菜等の農産物、魚介類、肉類、乳製品など美味しいものもたくさんあるのですが、その中で一番有名なのが餅です。

 

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街中に餅の文字が溢れる

その歴史は古く、江戸時代にまで遡ります。一関を治めていた伊達藩の命で、毎月1日と15日に神様にお餅をお供えして平安無事を祈り、その日を安息日としていました。一関の人々は嬉しいことや、悲しいことがあると、その節目にお餅を食べてきました。

 

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今でもその餅文化が受け継がれています

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おいしい豆餅もあり

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おやつにもなっています!

数百年にわたって続く餅文化により300種類以上にも及ぶ餅が誕生し、今もまだ数多くの新種の餅が生み出されています。まさに餅パラダイスなのです。餅好きとしては、一度は全種類ゲットに出かけたい場所です。

 

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餅のパラダイス一関! その進化を見よ!

 

 

餅御膳を食べる

まずは、今まで進化してきた餅が一気に食べられる餅料理を食べたいと思います。それが「餅御膳」です。市内各所で食べることができますが、厳美渓観光のついでに、近くの「道の駅厳美渓」でいただくことにしました。

 

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道の駅 厳美渓

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もち食レストラン・ペッタンくんで食べることができます

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これが餅御膳です(880円)

毎日ついているという一口サイズの餅に、アンコやずんだなどおなじみのものや、川エビ、生姜など様々なアンがかかっています。色々な味の餅があって見ているだけでも楽しいです。まさに餅のパラダイスです。

 

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川エビのお餅ゲット! おいしい

 

道の駅 厳美渓
住所:岩手県一関市厳美町沖野々220−1

 

餅グラタンを食べる

次は、もっと進化して、洋食になった餅を食べます。餅といえば和食のイメージですが、実は洋食にも合うのです。

 

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というわけで、JR一ノ関駅内のお店「茶寮 芽吹き屋」さんへ

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ここで「餅グラタン」(620円)をゲット

いつものグラタンソースに餅、そして香ばしいチーズの匂いがなんとも食欲をそそります。餅とチーズはのび〜る食材仲間で相性も抜群です。切っても切り離せないベストカップルなのです。覚えておいてください。

 

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餅とチーズってなんでこんなに相性いいの?

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うますぎる

 

茶寮 芽吹き屋
住所:岩手県一関市駅前67

 

とりもっちぃバーを食べる

基本的に一関では餅は、ハレの日つまりお祝い事や人生、生活の節目でしか食べないのですが、現在では一年中観光客向けのお店で食べることができます。それも大変ありがたいのですが、実はイベント時にしかゲットできない餅料理もあります。

 

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それがこれ、「とりもっちぃバー」

これは地元岩手県立大東高等学校情報ビジネス科の生徒さんたちが中心になって考案した「とりもっちぃバー」という新しい餅料理です。春雨の皮に県内産の鶏肉やシイタケ、ネギなど味噌ベースで味付けした具材と餅を入れ、カリッと揚げてあります。

 

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通常は市内のお祭りなど、イベントでの販売のみ

大人から子どもまで大好きな餅と、同じく大人から子どもまで大好きな春巻きを組み合わせたこの餅料理。パリパリモチモチで不思議な食感です。

何本でもいけそうで、その魅力にはまると危険です。

 

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おいしい!

 

 

餅フォンデュを食べる

最後に訪れたのは、餅のチーズフォンデュ、餅フォンデュが食べられるお店。「蔵元レストランせきのいち」さんです。

ここは、一関に古くからある酒蔵なのですが、酒蔵見学や博物館、売店などが併設しており、観光施設としても楽しめるようになっています。

 

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ステキな雰囲気のお店です

このレストランでは、おいしいお酒やクラフトビール、地元食材などを楽しむことができます。餅フォンデュは通常は昼間しかやっていないのですが、事前に予約して確認すれば夜食べることも可能です。

 

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おいしい日本酒利き酒セットや(1,000円)

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クラフトビールの飲み比べもあります(1,200円)

餅フォンデュには、酪農王国岩手のおいしいチーズとミルク、そして隠し味に世喜の一のおいしい日本酒を入れた特製のチーズソースに、地元の野菜や一口サイズの餅をフォンデュして食べます。

 

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また出ました!チーズと餅のベストカップル(1人前1,300円)

 

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とろけるよ! とろける!

優しいチーズの味が少し柔らかくなった餅に絡まり最高です。もう結婚しちゃえばいいのに、と思います。こんなベストカップルはポケモンのサトシとセレナ以来です、私はカスミ派だけど。それにしても、ドイツ人にパンより餅の方が合うよ、と教えてあげたいです。

 

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ドイツ生まれだからビールにももちろん合うよね!

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一日中餅食べてお腹いっぱい、幸せをゲット!

 

蔵元レストランせきのいち
住所:岩手県一関市田村町5-42
参考サイト:http://sekinoichi.co.jp/

 

進化した餅をゲットしに、一関に行こう!

一関では今でも毎年新たな餅が生み出され続けています。餅を美味しく食べるための情熱が、ブラジル人のサンバにかける情熱のようにほとばしっています。

しかも、一年中食べられるパラダイス、それが一関だと覚えてください。皆さんも進化したお餅をいくつゲットできるか、ぜひ一関に冒険の旅に出かけましょう!

 

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バレンタインもチョコより餅!

 

取材協力:いちのせきニューツーリズム協議会
 

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