大通公園から歩いていける!コーヒーにこだわったカフェ3店選んでみた
札幌・大通公園から歩いていける「コーヒーにこだわった」カフェ3選!希少なスペシャルティコーヒーが飲めたり、北海道チャンピオンのラテアートが楽しめたり。札幌観光やショッピングで疲れたとき、ほっと一息つくのにおすすめなカフェたちです。
みなさん、こんにちはこんばんはおはようございます! 北の大地・北海道札幌市に移住して3年目のライター徳田菜摘(@nt_hokkaidolife)です。
今回は札幌のおいしい○○シリーズ第2弾「大通公園から歩いていける!コーヒーにこだわったカフェ3店」をご紹介します。
第1弾はこちら↓
おしゃれで!
コーヒーにこだわりがあって!
大通公園からも歩いていける!
それではさっそく、テレビ塔から出発してカフェを巡っていきましょう!
※食事・撮影時のみマスクを外しています。
※掲載当時の情報です。最新の情報は各店舗の公式HPをご覧ください。
目次
ONIYANMA COFFEE&BEER
地下鉄東西線「西11丁目駅」4番出口より、徒歩8分の場所にある「ONIYANMA COFFEE&BEER(オニヤンマコーヒーアンドビア)」。海外のコーヒースタンドのような雰囲気で、おしゃれさがバシバシ出ています。
ステージが目印の大通公園6丁目からは、市電方面へ約8分ほど。
トンボ(オニヤンマ)の看板が目印です。
入り口に鎮座する焙煎機
オニヤンマコーヒーに足を一歩踏み入れると、いきなり真っ赤な焙煎機がお出迎えしてくれました。背景には工具のようなものが並んでおり、コーヒーのラボのような雰囲気です。おしゃれすぎて入り口で立ち止まって見入ってしまった……。
焙煎機の右側には店内が広がっています。ミラーボールに赤いのれんにウッディなカウンター。単体で見るとちぐはぐなアイテムなのになぜかまとまりがあって、デザイナーさんのデザイン力の高さを感じます。
スペシャリティコーヒー『ニカラグア』
オニヤンマコーヒーで最近人気という、スペシャリティコーヒー「ニカラグア」を注文してみました。メニューに「ラム・熟した果実・カカオ」と説明がある通り、その味はとてもフルーティ! もちろんコーヒーの味はするのですが、果実感が強いのであまりコーヒーが得意でない方でも飲みやすいのではないでしょうか。
1杯ずつ丁寧に抽出
オニヤンマコーヒーでは、1杯ずつ丁寧に抽出しています。時間をかけてじっくりとコーヒーを落としていきます。ポトポトと落ちていく琥珀色のコーヒーが美しくてうっとりしてしまいました。きっとコーヒー好きならこの気持ちわかってくれるはず。
「なるべく新鮮なコーヒーを」という想いから、週に2〜3回ほどコーヒー豆を自家焙煎しているそう。入り口にある真っ赤な焙煎機が、オニヤンマコーヒーのコーヒーたちを支えているわけですね! なんだか神々しい守護神のように見えてきました。
無添加にこだわった「ティラミス」
オニヤンマコーヒー1番人気の「ティラミス」。こちらのティラミスを目的に来店する方もいらっしゃるくらい人気のスイーツなんだとか。今回は看板コーヒー「オニヤンマブレンド」と一緒にいただきました。
ふわっとした食感で、口溶けがなめらかなティラミス。そのおいしさの秘密は、マスカルポーネから手作りしていることなんですって。「体に入れるものだから気を使いたい」という思いから、手作りかつ無添加のスイーツにこだわっているそうです(一部をのぞく)。これは罪悪感ないスイーツだ! いっぱい食べても罪悪感ない!
おしゃれカフェでゆったり時間
希少なスペシャリティコーヒーを、自家焙煎かつ淹れたてでいただけるオニヤンマコーヒー。体に優しいスイーツと一緒に、おしゃれな店内でゆったりと過ごせるカフェでした。
ONIYANMA COFFEE&BEER(オニヤンマコーヒーアンドビア)
住所:〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西6丁目21-1 センチュリーヒルズ
TEL:011-207-5454
営業時間:8:00–20:00(L.O.19:30)
(日・祝 :11:00–19:00(L.O.18:30))
公式HP:http://oniyanmacoffee.jp/
COFFEE & WINE STANDARD COFFEE LAB.
続いては、地下鉄東西線「西11丁目駅」4番出口より徒歩10分の場所にある「COFFEE & WINE STANDARD COFFEE LAB.」。ホワイト×ネイビーの外観です。
噴水が目印の大通公園7丁目からは市電方面へ約5分ほどになります。
“北海道チャンピオン”のラテアート
まずはスタンダードコーヒーラボの名物であるラテアートをご覧あれ!
いや、美しすぎ。
ミルクで描かれた線は細く、躍動感あふれるラテアート。コーヒーの上で羽ばたいてるようにも見えてきます。あまりの美しさに惚れ惚れしてしまう筆者。こんなに美しいラテアートを、ホットのラテなら必ず描いてくれるなんて豪華すぎません?
ラテアートの先鋭が集まるカフェ
こちらのラテアートを描いたのは、UCCが主催する大会のラテアート部門で北海道チャンピオンに輝いた田中さん(超さわやか)。自分の目の前に北海道NO.1ラテアーティストがいると思うと感動が止まりません。田中さん、なんでそんなに涼しい顔で繊細なラテアートを描けるのですか。
なんとスタンダードコーヒーラボのオーナー・大磯さんは、ラテアートの世界大会のチャンピオン。さらにバリスタも全員ラテアートができるという、ラテアートの先鋭たちが集まるカフェなんです。
「スタンダードコーヒーラボは、見た目も味も大切にしています」と話すのは、店長でバリスタの田仲さん(漢字は異なるものの北海道チャンピオンの田中さんと同じ名字という”たなかさん”コンビ)。
日々エスプレッソの抽出方法やミルクスチームといった技術を日々高めているそうです。ラテアートへ本気で向き合っているからこそ、心に刺さる美しいラテアートが提供できるわけですね。
超希少なコーヒー豆も販売
スタンダードコーヒーラボでは、コーヒー豆も販売しています。こちらは同じコーヒー豆を異なる方法で焙煎した希少な豆。焙煎方法を少し変えるだけで、味がまったく変わるんですって。
焙煎方法にもこだわっていることから「見た目も味も大切に」というコンセプトをひしひし感じますよね。
自家製カヌレ&ケーキ
スタンダードコーヒーラボでは、自家製カヌレ&ケーキも販売されています。カヌレは4.5cmとかなり高めの標高。そびえ立っています。外はカリカリ・中はもっちりで食べごたえもあり、ラテとの相性が良すぎました。
タルトも自家製! 季節ごとにフルーツが変わるそうで、夏はプラムでした。タルトもサイズが大きく、1つ食べたらかなり満足度が高いのではないでしょうか。
テイクアウトも可!
トップレベルのラテアートを体験できるスタンダードコーヒーラボ。テイクアウトも可能なので、大通公園でゆったりまったり味わうのもおすすめです。感動すること間違いなしのラテアートを味わえるスタンダードコーヒーラボでした。
COFFEE & WINE STANDARD COFFEE LAB.
住所:〒 060-0063北海道札幌市中央区南3条西7丁目7-4
TEL:011-211-6706
営業時間:10:00〜20:00(L.O. 19:30)
定休日:木曜定休
公式HP:https://standardcoffeelab.com/
板東珈琲
地下鉄東西線「西11丁目駅」2番出口から徒歩3分の場所に佇むのは、やわらかな雰囲気のご夫婦が営む自家焙煎コーヒーのカフェ「板東珈琲」。
マイバウムというドイツのオブジェが目印の大通公園11丁目を背に、市電方面へ2分ほど歩くとたどり着きます。
外観はこちら。青いブラインドと木製の看板が目印です。
ネルドリップで抽出した自家焙煎珈琲
『ふくろうブレンド』は板東珈琲の1番人気。一口目は苦味強めですが、なぜかもう一口、もう一口と飲みたくなるエッジの効いた珈琲です。
ネルドリップで抽出される珈琲
味わい深い珈琲の秘密は、ネルドリップで抽出していること! ネルドリップは”奥行きを感じるようななめらかで深い味わい”を感じることができるんですって。板東珈琲でネルドリップを採用しているのは、「夫婦でネルドリップの珈琲を気に入っている」からだそうですよ。
コーヒー豆は自家焙煎。そしてこだわりのネルドリップで抽出。ご夫婦の”好き”と”こだわり”が詰まっていると思うと、大切に味わいたくなりますよね。
季節のブレンドは毎シーズン味わいたい
板東珈琲では、四季とともに変わる季節のブレンドをご提供されています。取材当時は『夕焼けブレンド』。先ほど紹介した『ふくろうブレンド』に比べるとさっぱりとした味わいで、非常に飲みやすく仕上がっていました。
もちもち珈琲ゼリーのパフェ
板東珈琲に訪れたらぜひ食べていただきたいのが『珈琲ゼリーのパフェ』。
特徴は自家製の珈琲ゼリーがもっちもちなこと! ちょっぴり苦めのゼリーですが、冷たいアイスと食べると相性ばっちりなんです。パフェを食べて、あたたかい珈琲を飲んで……この繰り返しが幸せすぎて、5分で食べきりました。もちろん味わっています。
美しくまぶされたブラックココアに、マシュマロとベリーソース。そしてちょこんとのったミント! 見た目のかわいらしさとは裏腹にずっしりボリューミーなので、満足度が高めなパフェです。
ちなみに珈琲ゼリーのパフェ以外には、トーストやケーキといったフード・デザートメニューもあります。デザートは日替わりとのことなので、訪れた際は店内の黒板でチェックしてみてください。
まるで森の中のような店内
まるで森の中にいるかのような気分になる板東珈琲。メニュー名にも「ふくろう」や「ことり」という名前がついているので「鳥が好きなんですか?」と伺ったところ
「いえ、特別鳥好きなわけではないんです!」
とまさかのギャップあるお返事をいただきました。板東珈琲さん、潔いです。
お店作りの際には「小さな森のような安らぎをイメージ」していたそう。実際にかすみ草のドライフラワーがドサッと無造作に置かれていたり、あじさいのドライフラワーがたくさん飾られていたり。どこからか小鳥のさえずりが聞こえてきそうな雰囲気が溢れており、どこを切り取っても絵になります。
リラックスできる板東珈琲
取材中も次から次へとお客さんが訪れていた板東珈琲。本を読んだりPCで作業したりと、リラックスした雰囲気で過ごしておられ、その居心地の良さを実感します。
おいしい珈琲を飲みながら一休みしたいときにぴったりの板東珈琲でした。
板東珈琲
住所:北海道札幌市中央区大通西11丁目4-190
TEL:011-251-3355
公式HP:https://bandou-coffee.com/
※営業時間・休業日について
新型ウイルス感染拡大予防対策により、営業日・営業時間を縮小中のため、公式HPをご確認ください。
素敵なカフェだらけの大通エリア
それぞれ異なるこだわりや魅力のある3つのカフェ。どのカフェも大通公園から歩いていけるので、車の運転が苦手な方でも安心です。
札幌観光でちょっぴり休みたいときや、お買い物で疲れたとき。おいしいコーヒーと素敵空間があなたをそっと癒やしてくれると思いますよ。