【群馬】四万温泉郷で一泊二日。温泉、自然、お酒の3つの魅力をご紹介!【全力で自分を甘やかしてみた】
塩化物泉の温泉「四万温泉」と周辺の温泉郷の魅力を、全力でレポート。四万温泉郷の温泉、自然、お酒の3つの魅力を詳しくご紹介します! おしゃれなカフェや名物グルメ、懐かしのスマートボールなど、ここでしか味わえないものも!群馬県の観光地探しにお役立てください。
どうも。群馬県で活動しているフリーライター、市根井(@1nei)です。
普段は群馬県のローカルWEBメディア「gooma」を運営しております。
荒ぶる鷹のポーズをしながらですが質問をさせてください。
群馬県外にお住まいのみなさん、群馬県の温泉、ちゃんと分かってますか?
いや、たぶん分かってない。「有名な温泉あるよね…なんだっけ…クサツ?」くらいのレベルな方がほとんどだと思うんですよね。最近知り合った東京のおじさんは「草津温泉って栃木でしょ?福島だっけ?」って言ってましたし。張り倒すぞ。
群馬県の温泉に対するこだわりは異常と言ってもいいほどで、泉質(お湯の種類)別の温泉地一覧表(PDF)を県が作成するくらいなんです。どこに需要があるんだこの表。
そんな中、今回は塩化物泉の温泉、「四万温泉」と周辺の温泉郷の魅力を全力レポートしようと思います!
四万温泉郷の3つの魅力
四万温泉郷には、大きく分けてお湯、自然、お酒の3つの魅力があります。
・お湯
最初にご紹介する魅力は、お湯。温泉です。
主要エリアだけで5つの外湯(共同浴場)があり、そのうち3つはまさかの無料。
そこに加えてさまざまな温泉旅館があるため、もう大量も大量。温泉密集地なんです。
・自然
続いて自然。
青々と広がる奥四万湖をはじめ、四万温泉周辺には美しい自然がいっぱい!なぜなら山だから!
これからの季節は紅葉も楽しむことができる場所になっています。
・お酒
最後に、お酒。
四万はとても綺麗な川が流れる場所。
その上流で汲んだ水を使った地ビールや、なんと温泉を使って作られた日本酒まであるんです!
コンパクトな温泉地にもかかわらず、オリジナルのお酒がたくさん!
四万温泉旅行に出発!
四万温泉の魅力を存分に楽しむために、一泊二日の旅行を計画してみました。
旅行のテーマは、「全力で自分を甘やかす」。
四万温泉では、自分をトロトロに甘やかすことができるコンテンツがたくさんあるのです。
それでは、僕が過ごしたトロトロの一泊二日を時系列に沿って公開していきます。
まずは四万温泉協会へ
僕の四万旅行は、ここからスタート。四万温泉協会です。
四万温泉郷の中心あたりに位置しており、近くの観光情報はほとんどここが取り扱っているので、情報がめっちゃ多い!
ノープラン旅行の場合は一度入ってみると良いかもしれません。
ちなみに協会の裏手には美しい四万川が流れており、めっちゃ気持ちがいいです。
すでに来てよかった感がすごい。
(※なお今回は四万温泉協会に撮影などの面でご協力をいただいています。本当に温かい方々で感動しました)
四万温泉協会
住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4345
受付時間 8:30 〜 17:15
無料の外湯「御夢想の湯」に入ろう
協会を出たら、とりあえず温泉に入っちゃいましょう!
最初に入りたいのがこちら、御夢想の湯。
温泉郷の少し奥地(とは言っても車で7分くらい)にあるのですが、
こちらは完全に無料の外湯となっており、お得を通り越して入らないと損というレベル。
大きな窓から自然を眺めながら、少し熱めのお湯に浸かる。至福…!
浴槽の広さはは3人が限界なので、混んでいたら少し待ちましょう。
浴場の前には足湯もあり、こちらも自由に入ることができます。
足湯に訪れる際には、タオルを持ってくるのを忘れないようにしましょうね!
なぜか目の前にカウンターテーブルがあるので、休憩をしながら長い時間浸かっていても良いかもしれません。
ちなみに僕は熱くて10秒くらいでギブアップしました。
御夢想の湯
住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4372-1
営業時間 9:00 〜 15:00
簡易ロッカーのみ、タオルや石鹸は持参してください。
美しき四万ブルー。奥四万湖を見に行こう!
い〜〜気持ちになったところで、四万温泉が誇る美しい湖「奥四万湖」を見に行きましょう!
奥四万湖は、その名の通り四万温泉の奥地にあります。湖をせきとめる四万川ダムからの眺めが格別なので、ダムの上を通ってみましょうか。
看板の左上に「人には教えたくない湖」って書いてありますが、容赦なく紹介していこうと思います。
これが四万川ダム!でかい!向こう側の湖をコイツがせき止めてるわけです。
比較対象として僕も写ってみました。行ったことないからよくわからないけど、万里の長城みたいな高さ。
ダムの上はこんな感じ。左手が湖です。
車も通る道になっていますので、気をつけて歩きましょう!
ダムの中央まで歩き、景色を見渡してみると…
ワーオ
・・・青すぎでは?
この日の天気は曇り。空の反射ではなく、湖の色なんですこれ。
この青さの理由には諸説あるようですが、川に温泉の成分が流れ込むおかげで色々あって青い光が反射するというのが有力みたいです。
それにしても、本当に息を飲むほどのコバルトブルー…。まさにフォトジェニックってやつですね。
ダムがあった場所からさらに奥地に進むと、色鮮やかな木々に囲まれた道路が見えてきます。
行き止まりまで車で走り、駐車場に停めて歩いてみましょう。
整備されているのか、されていないのか。
ところどころにセーブポイントみたいな休憩所があるので、休みながら進んでいくと…
奥四万湖の全景…!!!
周りの自然も幻想的で、「これデートで連れてこられたら一撃で惚れるな」と思いました。(あくまで私感ですが)
ちなみにこの時は微妙に紅葉していなくて、10月下旬あたりがピークだそうです!
色づいてさらに美しい奥四万湖を、ぜひ実際に見に行ってみてほしいと思います。
四万川ダム
住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4400−28
2つの飲泉所で温泉を飲んでみる
さあ、美しい湖を見たあとは「飲泉所」という所に行ってみましょう。
実は四万温泉は飲むと胃腸に良いと言われており、飲泉所はそのお湯を飲むことができる場所なのです。
ゆずりは飲泉所
こちらはゆずりは飲泉所。中央にあるのが飲むお湯、周囲にあるのは足湯!
「足湯が飲める場所」ではなく、「飲めるほどのお湯で足湯を楽しめる場所」と考えてください。お願いします。
飲んでみます。
味はありませんでした。
しかし香りは温泉、温度も温かい(というか熱い)。
このお湯でペットボトルで持ち帰って湯豆腐を作る方もいるそうです。美味しいのかな?
ゆずりは飲泉所
宿舎・ゆずりは荘の前にあります。
ゆずりは荘の住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4345
塩之湯飲泉所
続いてこちらは塩之湯飲泉所。
小さいですが屋根も付いていて小綺麗になっています。
こちらのお湯は、先ほどに比べて少し塩気を感じました。
この他にも四万温泉にはいくつかの飲泉所があり、場所によって味が微妙〜〜に違うので、飲み比べてみるのも面白いかもしれません!
塩之湯飲泉所
住所 群馬県中之条町四万4237-20
「Shima Blue Cafe」でランチ!
お湯を飲んだらお腹が空いてしまいました。
ということで訪れたのはこちらのカフェ。Shima Blue Cafeという名前です。
グランピング施設の「おんせんキャンプShima Blue」に併設されているもので、カフェだけの利用も可能!
2017年4月にオープンしたばかりの、綺麗でおしゃれなカフェです。
平日限定の「日替わりシマブランチ」を。今日は野菜がごろごろ入ったカレーだ!
ルウの辛さが丁度よくて超ウマなカレーに、スープとドリンクも付きます。
そしてデザートとして注文したのがこちらの特選シマッチャパフェ。
抹茶ソフト・あんこ・わらびもちのベリーナイスな組み合わせ。ボリュームもあって美味しかった!!!
Shima Blue Cafe
住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4355
営業時間 8:00〜21:00
定休日 不定休
参考サイト:ぐるなび
「島村」の焼きまんじゅうを食べる
次はどこにいこうかなぁと街を歩いていると、嗅ぎ覚えのある甘い味噌ダレの香りが。
群馬県、ホントにいたるところに焼きまんじゅう屋があるな…。
四万温泉にあるのは、焼きまんじゅう島村というお店。
焼きまんじゅうというのは群馬県民しか食べないローカルソウルフードで、蒸したまんじゅうを焼くという謎工程によって作られます。
せっかくだし、ここでも食べておきましょう。
「おばちゃん、焼きまんじゅうください」
無表情でちょっと早口なおばちゃんは、声を聞くなりノータイムでタレを塗って焼き始めてくれます。
こちらは炭火で焼くタイプみたいですね。甘いタレの香りが鼻腔をくすぐる!
来ました。焼きまんじゅう(200円)です。写真では小さいように見えますが、意外に大きいんです。
おそらく、味噌ダレは焼く前と後で二度塗りしてるのだと思います。タレの乗りがよくてベチャベチャしない、ジャスト焼きまんじゅうですね。
かじると、フカフカホカホカなまんじゅうの食感。値段的にも味の濃さ的にも、食後のデザートとして食べるのに適していますよ!
群馬県外の方、四万温泉でも食べられますので、ぜひこの謎フードを味わってみてください。
焼きまんじゅう島村
住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237-23
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
料金:1串200円
「わしの屋酒店」でお酒を買い込む
ぐへへ。この時間がやってまいりました。
四万温泉の魅力のひとつであるお酒。こちらのわしの屋酒店の品揃えは半端じゃありませんよ。
棚には大量のお酒が陳列されていて悩んでしまいますが、それぞれ解説のPOPがあるので安心。
四万温泉にはワイン・ビール・日本酒と本当に多くのお酒があります。
四万の地酒だけでも全部飲み比べ! と行きたかったところですが、種類が多すぎて1日で全部は試せない…!
生のご用意もありますよ。この日は四万温泉エールの摩耶姫・夜の訪れ、そして限定醸造山椒エール。
とりあえずスタンダードな摩耶姫の生をいただいちゃいます!!
四万温泉エール・摩耶姫は、ペールエールのスタイル。
酵母が発酵するときに出る炭酸をそのまま閉じ込めているらしく、なめらか〜〜な炭酸。芳醇な香りも抜群で、幸せ度数爆上げ。
ちなみに店内全貌はこんな感じで、お客さんの要望に答えまくっていたらコンビニみたいになっちゃったそうです。いいお店かよ。
そんないいお店で、オススメのお酒をアホほど買い込みました。旅館で飲むぞ〜〜〜!!!
わしの屋酒店
住所:群馬県吾妻郡中之条町大字四万3894-1
営業時間:8:00〜21:00
定休日:なし
フォトジェニックな赤い橋!「積善館」に宿泊
さて、お酒をしっかり買い込んだところでチェックインのお時間です。
四万温泉には大小の旅館があるのですが、今回はその中でもかなり古い歴史のある積善館に宿泊しようと思います。
積善館には「本館」「山荘」「佳松亭」の3つの建物があるのですが、こちらは最も歴史の長い「本館」。
県の重要文化財に指定されているほどの尊い建築なんです。
本館手前には、バチッと映える赤い橋。
浴衣で通るとフォトジェニックの極み!
写真を撮るのもいいですが、宿泊のお客さんの車が通ることがありますので、周囲の確認は欠かさないようにしましょう!
湯治スタイル
さて、お部屋はどんな感じでしょうか。
細い廊下をギシギシ進んでいきましょう。
なかなか趣のある部屋ではありませんか…!
これは僕の癖なのですが、外泊する時は入ってすぐに部屋を物色してしまいます。
ほう、冷蔵庫があって、鏡があって、コップや栓抜きもあると…。
・・・あれ?バスタオルはどこだ…?お風呂で使うフェイスタオルも見当たらない。
そう、実は積善館の本館宿泊にはバスタオルが付きません。
積善館の本館は湯治スタイルという方式を採っていて、当時の湯治場をなるべく再現したものになっています。
具体的には、布団の上げ下ろしがセルフ・食事はお弁当形式・アメニティが少ないなど。
要するに、サービスが必要最低限なのですよ。バスタオルの持参は必須。(一応販売もあります。)
「いや、どうなの?」って思いがちですが、本館は宿泊料金が非常にリーズナブルなんです!
僕は1部屋2名のプランだったんですが、1人あたり7,600円。これに夕食も朝食も付いてます。
それでいて雰囲気もいいし、温泉にも入れるので不満ということはありません!
積善館で楽しめるユニークな温泉
荷物を下ろして一息ついたところで、本日2度目の温泉タイム。
積善館はどのプランでも最低4種類の温泉に入れるのですが、僕がオススメしたいのはこちらの杜の湯。
最も新しく作られた温泉で、写真を見ていただければわかる通り露天風呂がすさまじく快適なんです。
日帰り入浴では入ることのできない温泉ですが、ここに入るためだけに宿泊しても良いと思いますね…
続いて、こちらもオススメ。日帰りでも入浴できる、元禄の湯です。
他の温泉とは一線を画すレトロモダンな造り、そして5つの湯船。
写真はかなり良く撮れているものだとは思いますが、アーチ型の窓から差し込む日光が何ともいえぬ不思議な気持ちにさせてくれます。
珍しい温泉に興味がある方にはぜひ入っていただきたい…!
積善館 本館
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4236
日帰り入浴は1200円(2種類の温泉に入ることができます)
チェックイン 14:00から チェックアウト 10:00
フロント前のみ無線LANあり
※駐車場は縦列駐車です。とても狭いので本当に注意してください!
参考サイト:Yahoo!トラベル・じゃらん・楽天トラベル
四万オリジナルのお酒を飲みまくる!
さて、ひとっ風呂もふたっ風呂も浴びたらやることは一つ。酒を飲むのです。
昼のうちにわしの屋酒店で買い込んだお酒たちを解放するときが来ました。
3種類の四万温泉エール
まずはやっぱりビール!ということで、こちらの3本セットからいただきます。
四万の特製地ビール、四万温泉エール!!
摩耶姫・おう穴・夜の訪れの3種類あり、それぞれペールエール・アンバーエール・スタウトとなっております。
芳醇な香りがふわっと広がる摩耶姫、フルーティーな風味と苦味が楽しいおう穴、甘くてコクのある夜の訪れ。どれも全く異なる味わいで大いに楽しめます!
未知との出会い、山椒エール
そして昼間に名前を見て気になりすぎたので購入した、山椒エール。
四万温泉内で収穫した山椒を使ったビールで、とりわけピリっとするわけでもないのですが確かに山椒の味がする。なんだこれは…!?
山椒をつまみにしながらビールを飲んでいるような、未知の味覚。決してまずくはない。たぶん美味しいんだけど脳が追いつかない。感想を共有したいので、ぜひ飲んでみてほしいです…!
温泉を使った清酒!「温泉壱號」
ビールを楽しんだあとは日本酒です。まだまだ夜は終わらないぜ。
わしの屋酒店では、泥酔に便利な群馬の地酒3点セットのご用意がございます。
この温泉壱號は、なんと四万温泉の源泉を使った温泉酒。飲んでも体に良いといわれる四万温泉ならではの逸品!青い瓶は四万ブルーを意識しているそうで、愛を感じますな〜。
注ぐと、かすかに温泉っぽい香りを感じます。飲んだ後の第一声は間違いなく「なるほど」。
いわゆる辛口とまでは行かないので、日本酒は苦手…という方でも飲みやすいかと思います。
ちなみにこちらは、「四万の自然とともに楽しんでもらいたい」というわしの屋酒店店主の熱い想いから、通信販売されていません。飲みたかったら四万温泉に足を運ぶか、僕に頼むかしかない!
特別純米「大盃」
群馬県の蔵元「牧野酒造」が作っている銘酒、大盃。
お米の旨味をたっぷり感じる特別純米で、バランスよくまろやかな味わい。県外からの評価も高い、有名なお酒です。
僕は純米酒が大好きなので、もう大盃ラブです。結婚してくれー!!
実は四万温泉と全然関係のない、「四万の雪清水」
最後にご紹介する日本酒は、透き通る瓶に詰められた四万の雪清水。
わしの屋酒店で初めて作られたオリジナルラベルのお酒らしく、元々は四万の山々の伏流水を使って作られていたものです。
しかし当時の蔵元が廃業してしまい、今は別の蔵元が作っているため現在は全然四万温泉と関係ないのだとか。
でも味は美味しい!ということで、飲み比べセットに封入されているみたいです。確かに、スキッとした甘さで本当にお水のように飲めてしまう上品な味わいで美味しかったですよ!
何種類も一気に飲んだら出来上がってしまったので、お酒はこのくらいにしましょうね。
ここで紹介したお酒は、すべてわしの屋酒店で購入することができます。
わしの屋酒店
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3894-1
営業時間 8:00〜21:00
定休日 なし
ちょこっと遊べるスマートボール。「柳屋遊技場」
日が落ちてきたら、四万の街並みを歩いてみるのもよし。
暗くなった四万温泉は雰囲気満点、こんなところを女の子と歩けたらなんて幸せなのだろうか…。
平日だとほとんど人が歩いていなくて、なんだか別の時代に迷い込んでしまったような感覚。
そんな中、煌々と輝くこのお店は…柳屋遊技場。
ここでは、今では非常に珍しくなったスマートボールを楽しむことができます。スマートボールとは、昭和30年代に規制で元気がなくなっていたパチンコに代わって爆発的にブームした手打ちの遊戯台。
おばちゃんから貰った綺麗な青玉を……
このレバーで弾いて得点穴に入れていくというシステム。
1回50玉500円というお手頃な料金で、空き時間にちょこっと遊ぶのに適しています!
台の種類はいろいろあるのですが、僕が選んだのは台の中央にチョウが付いているもの。
穴に書かれた数字の分だけ、台の上部からボールが落ちてきます。うまくいくと増える。
そしてこの台では、「15」と書かれた穴にボールが入ると…
チョウの羽がバッ!と開いて、わりと入りやすい15点の穴が解禁されます。要はフィーバーモードです。
玉の数に応じて景品もあるということで本気になってしまいそうでしたが、キリのいいところで切り上げます。面白かった…。
柳屋遊技場
住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4145
営業時間 10:00〜18:00
定休日 木曜日
料金 50玉500円
2日目!もうちょっと楽しんでから帰ろう。
おはようございます!!2日目は晴れました。よかった〜〜〜。
このまま帰るのはもったいないので、もう少し四万を楽しんでから帰りたい。
これで500円!?町営「四万清流の湯」
そんなときにオススメなのが、町営の温泉施設「四万清流の湯」。
2時間500円から利用することができる日帰り温泉で、なんといっても四万川にとても近いというのが最大の特徴。
こちらは男湯の内湯。
大きな窓から差し込む光で輝く浴槽は、清掃が行き届いていてとても快適!
そしてこちらが男湯の露天風呂!
思わずテンションが上がるほどの美しい外観。男湯は露天風呂のガードが薄いので、四万川を間近で見ることができるのです。
ここから見える四万川も、例によって四万ブルー。いやあ、何度見ても不思議な色です。
そしてこちらが女湯の内湯。
綺麗に手入れされた小庭がカワイイですね。
女湯の露天風呂はこんな感じです!
近くに観光客も通る橋があるので塀でガードされておりますが、こちらからも四万川が見えるようになっています。
四万清流の湯に来ましたら、ぜひともサイコーの露天風呂を楽しんでいただけたらと思います。
休憩所やロビーからも四万川を見ることができるので、温泉に浸かったあとはゆっくり一休みするのもいいかもしれません!!
500円で味わえる天国ですよここは…!
四万清流の湯
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3830-1
営業時間 10:00〜21:00
定休日 第4水曜日
料金 2時間500円〜
圧巻。「四万の甌穴群」
さて、ここで全国の温泉地の中でも珍しい自然空間をご紹介しましょう。
その名も、甌穴(おうけつ)。
水流で石がグルグルすることで川底が削れてできた、大きな穴のことを言います。
四万温泉には複数の甌穴があり、四万の甌穴群と呼ばれています。
四万の甌穴群は、四万温泉郷の入り口あたりにあります。
この看板を見つけたら、まずは柵から覗き込んでみましょう。
なんだかデカい池が見えますね。これがまさに甌穴!
ちょっと階段を降りてみましょう。
雨で階段が濡れているときは、そこそこ滑りやすくなっていますので気をつけてください!
途中、警報が鳴ったら増水するから逃げろとの看板がありました。そんなん怖すぎる。
さて、足元に気をつけて階段を降りるとこのような光景が広がっています。
左のボコッと空いている池のような場所もそうですが、上の大きな池も甌穴。
上の池は、これまた美しい四万ブルー!
甌穴では、その四万ブルーを近くで見て触れることができます。
秋の川は冷たいけど気持ちいい!!
少し引きで見てみると、甌穴の大きさがわかると思います。
周囲には流れる水の音、秋風で揺れる木々の音だけが響いて、すごくリラックスできる空間になっています。
将来一軒家を持ったら、庭に甌穴作りたいですねー。
四万の甌穴群
住所 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3520
「森のカフェKISEKI」のりんごジュースがおいしい
見ると、甌穴のすぐ横にカフェらしき建物が。森のカフェKISEKIというそうです。
外観からオシャレの波動が出ているので、ちょっと入ってみます。
あぁ、これは素晴らしい…。インスタグラマー大歓喜の店内。
テラス席から外まで、全て吹き抜けになっている構造です。
ダージリンティー(540円)と、地元りんご園のりんごジュース(540円)をいただきます。
このりんごジュース、果汁感たっぷりで本当に美味しい!さらにこの雰囲気なので10割増しくらいでうまい。
さらにベイクドチーズケーキ(432円)も。サクふわでチーズの濃厚なうまみがたまらない。
テラス席からはキラキラと輝く木々を展望できます。何から何まで素敵な、森のカフェKISEKIでした。
甌穴で遊んだらここで一休み!
森のカフェKISEKI
住所:群馬県吾妻郡中之条町四万3497
営業時間:9:30〜15:00
定休日:水曜日・木曜日
参考サイト:ぐるなび
イタリアンラーメンに舌鼓。「柏屋カフェ」
つい、四万に長居しすぎてしまいました…。
温泉街の中心にある「柏屋カフェ」でご飯を食べて、おうちに帰りましょう。
店内は2階建て。2階にはバーカウンターがあり、非常にシャレています。
注文したのはイタリアンラーメン(1000円)です。
僕は週に10杯くらいラーメンを食べる人間なので、四万のラーメンはどんなもんか確かめてみようと思います。
エスニック風スープということですが…飲んでみるとメチャクチャにうまい!!!
間違いなくラーメンのスープです。豚骨ベースでしょうか?
麺はなんとパスタ。箸でパスタ麺を食べられる所なんて、洋麺亭しかないと思ってた。
※洋麺亭…群馬や長野に店舗を持つパスタ店のローカルチェーン
具は貝類やセロリなどが盛りだくさんに入っています。混沌としているようで統一された味わい。
というかスープがうますぎます。これまで食べたラーメンの中でも余裕で上位に食い込むレベルでした。
食後は、柏屋名物・温泉カプチーノ(600円)を。
程よい苦味のイタリアンコーヒーにふわもこの泡がマッチ。美味しいし可愛い一杯です!
まあしかし、最大の報酬はなんといってもイタリアンラーメンですね。ガチでおすすめします。
柏屋カフェ
住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4237-45
営業時間:10:00〜17:00
定休日:なし
参考サイト:ぐるなび
一泊二日、全力で自分を甘やかした
そんなわけで、今回の四万温泉旅行が終了しました。
今回の旅行を通して思ったのは、まず、四万温泉、超コンパクト。
小さい範囲に甘やかしコンテンツが詰まっていて、とにかく無駄な時間がありません。
次に、のんびりしてる。
平日だったとはいえ、人が少なかったです。草津温泉は平日だろうが観光客がかなりいるので、ここまでのんびり回ることができたのは四万温泉の特権かもしれない。
ちなみに四万温泉は、環境省に指定された国民保養温泉の第1号。
国が「ここ、ぜったいやすめる」って言ってるんですよ。国が。
四万温泉には、そこまで豪華な旅館や派手な観光施設はありません。
でも、美味しいご飯やお酒、気持ちのいい温泉、雄大な自然がある。休むのにはそれで十分かもしれません。
それでは、群馬県のローカルかるた「上毛かるた」の、「よ」でシメようと思います。
「世のちり洗う 四万温泉」
みなさんも、普段の生活で溜まったストレスを四万温泉郷で洗い流していってくださいね!