絶景と浪漫溢れるタウシュベツ川橋梁を目指す旅!ぬかびら源泉郷と十勝グルメも

北海道の上士幌で「絶景体験・素敵な温泉旅館・おいしいグルメ」の三要素が全て詰まった最高の旅をしてきました。崩れゆく儚さに浪漫を感じるタウシュベツ川橋梁で絶景を堪能し、日々新しく生まれ変わる宿「中村屋」に宿泊して滋味を満喫。十勝のグルメやスイーツも巡る贅沢な旅は一泊二日でも凄まじい満足感でした。

時代の移ろいとともに役目を終え、ただ崩れゆくその時を待つ建築物。まるで文明が退廃し、大自然がかつての人の隆盛を容赦なく飲み込んでいくかのような……。

そんな刺激的な妄想が捗る魅惑のスポットが、北海道に存在します。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

その場所は「タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)」

穏やかな湖面に空とアーチ橋が映り込む様は、ただただ息を呑むほど美しい。いつまでもこの場所の空気と浪漫を感じていたい……。

 

申し遅れました、“旅路編集工房”というユニットで旅の解像度を高めるお手伝いをしております、池田 優と申します。

今回皆様にお見せする旅のテーマは「絶景の陰に綴られる浪漫」。美しい写真を撮って、旅の想い出に新たなページを加えて欲しいのはもちろんですが、その景色が生まれた歴史と地形の変遷に浪漫を感じる旅もまた、深く心に沁みるもの。

そんな絶景と浪漫を追い求めて辿り着いた旅路は、北海道の上士幌(かみしほろ)。せっかくなので、素敵な温泉旅館や北海道グルメ&スイーツもあわせて堪能できる一泊二日の旅を、皆様にご提案します。

【Day 1】絶景と浪漫を感じ、温泉宿で癒やされる

旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアーに参加し、タウシュベツ川橋梁を目指す

十勝上士幌の旅、一日目は今回の目的地でもある「タウシュベツ川橋梁」を目指します。北海道へのフライトは、羽田空港→とかち帯広空港を利用し、上士幌まで車で約90分が最短です。(メジャーな新千歳空港を利用すると車で180分はかかります)

絶景ブームやSNSの隆盛によって、2017年頃から人気に火がついたタウシュベツ川橋梁。時とともに崩れゆく儚さや、フォトジェニックな存在感も影響し、鉄道遺産という枠組みを越えた人気スポットとして知られています。

タウシュベツ川橋梁までの道のりは、林道を通っていくことに加えて車止めのゲートが設置されています。ひがし大雪自然ガイドセンターのツアーに参加するか、事前に許可を取らないと行くことができません。

「車用のゲートなら、マウンテンバイクや徒歩で行くことは可能なのですか?」そう軽い気持ちで尋ねると「ここ一帯はヒグマの生息地だから絶対にやめた方がいいですよ」とのお返事が……。車窓から見えたフキは、ヒグマが食べ散らかした痕跡だそうです。

今回ガイドをしていただいた「ひがし大雪自然ガイドセンター」の上村さん。ガイドに加えて、ぬかびら源泉郷やタウシュベツ川橋梁の魅力を発信する「ぬかびライフ」という情報サイトを運営されているので、この地を旅する際は一番お世話になる方です。

林道を抜けて車から降り、糠平湖へ続く道を見ると大量の流木が道を塞いでいます。森の中でこんな景色を見ることは珍しく、「糠平湖って実は海なの?」って勘ぐりたくなるような状況。まるで潮の満ち引きで流され堆積したように見えます。

しかしこの「満ち引き」が糠平湖を語る上での大きなポイント。実は大きな伏線となっているんです。

流木の林道を抜けると、そこには素晴らしいアーチ橋が!こんなにも雄大な湖の上を実際に列車が走っていたなんて信じられないな……と当時の情景を想像して悦に浸っていたのですが、ガイドの上村さんからの説明で、驚きの事実とともにさらなる浪漫を感じることになります。

タウシュベツ川橋梁のある糠平湖、実はダム建設によってできた人造湖。列車が走っていた当時、この湖は影も形もなかったのです!

こんなにも美しい景色が「人造」だなんて、ちょっと信じられないな……。

1939年に開通した士幌線に合わせて1937年に造られたタウシュベツ川橋梁ですが、1955年に糠平ダムが完成したことから糠平ダム湖内に放棄されることになります。わずか18年余りで本来の役目を終えてしまうなんて、誰が想像できたでしょうか。そして令和の時代になった現在、このアーチ橋をひと目見ようと多くの人が訪れていることを、誰が想像できたでしょう。浪漫だなぁ……。

近寄ってよく見てみると、その表面はボロボロと剥がれ落ちてきているのがわかります。タウシュベツ川橋梁は湖の水位によって水没したり姿を表したりを繰り返しているのですが、湖なのに大きく水位が変わるのはダム湖だから故。

発電に伴う放水や季節によって大きく水位が変わるからこそ、水位の高い時は林道まで浸水します。だから「潮の満ち引き」のように流木が堆積するんですね。

水位が低い時に姿を現すこの緑地も、確かによく考えてみれば他の場所ではあまり見ることができない風景かもしれません。資源としての森林伐採と鉄道、ダム湖の建設と糠平の自然環境。このタウシュベツ川橋梁の絶景は、人の歴史と自然の神秘が織りなして生み出されています。

ちなみに、私がガイドツアーに参加した時は曇っていたのと風があったことが影響して、あまり上手に写真を撮ることができませんでしたが……。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

コンディションが整うと、こんなにも美しい景色に出会うことができるんです!絶景好きも鉄道好きも、その両方が大好きな方にも、ぜひこの美しい世界を体験して欲しい。心からそう思います。

水位の満ち引き、凍害、地震などの影響で劣化と崩落が進むタウシュベツ川橋梁。端正なアーチ橋として繋がっている姿を見られるのは、あとわずかしか時がないと言われています。そんな儚さもまた、この場所の大きな魅力なのかもしれませんね。

そして実はこのタウシュベツ、季節や水位の状況によって一味違う表情を見せてくれるのも大きな魅力です。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

湖底から湧き出したメタンガスが創り出す自然の芸術「アイスバブル」は圧巻!まるで凍結した湖をキャンバスに見立てアートを描いたかのような自然美です。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

冬の糠平湖の風物詩である「きのこ氷」。凍結した糠平湖の水位が下がることで湖底の切り株に乗り、まるできのこのように見えることから命名されています。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

氷結した湖に雪がつもり、まるで雪原にひっそり佇むかのようなタウシュベツ川橋梁。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

水位が上がり、ほとんど水没してしまったタウシュベツ川橋梁。

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

反対に、水位が下がり続けて湖底が姿を表し、全貌が明らかになったタウシュベツ川橋梁。

 

行く季節によっても、その年の状況によっても全く違った魅力を見せてくれるのがタウシュベツ川橋梁です。訪れる際はガイドツアーを実施する「ひがし大雪自然ガイドセンター」のTwitterを事前に確認するのをおすすめします。

ひがし大雪自然ガイドセンター

北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内

http://www.guidecentre.jp/index.html

幌加駅の跡地で、かつての賑わいに想いを馳せる

タウシュベツ川橋梁を走っていた鉄路は、かつて存在した「旧国鉄士幌線」。JRの前身である国鉄時代に作られた鉄道で、十勝の農産物や森林資源搬出のために帯広-十勝三股間を走っていました。

産業の隆盛する場所には多くの人が集まってきます。林業の一大産地として発展を遂げた十勝三股駅、幌加駅付近には多くの人々が暮らし、居酒屋や商店が立ち並んでいたといいます。

タウシュベツ川橋梁からの帰りがけに、幌加駅の跡地を見学するツアーに参加しました。かつての線路が一部復元されており、当時の雰囲気を感じ取ることができます。

現在はほとんど残っていませんが、線路沿いにはかつて住居が建っていた痕跡が。1978年に糠平-十勝三股駅が、1987年に帯広-糠平間が廃線となり、旧国鉄士幌線が全線廃線に。出稼ぎの方を含め500人ほどの人が住んでいたこの場所も、現在の人口は0人。

浪漫を感じ、当時の賑わいに想いを馳せるこの場所。旅の寄り道として、最高のスポットです。自然の力に飲み込まれつつある歴史の残滓、雨傘になりそうな大きなフキの群生は雰囲気抜群。しばし目を閉じて、過去の姿を想像してみてはいかがでしょう。

日々新しく生まれ変わる宿「中村屋」

絶景と浪漫を満喫した後は、上士幌の奥座敷「ぬかびら源泉郷」へ。もともと日帰り入浴だけで済ますつもりでしたが、「中村屋」というユニークで素晴らしい宿があるとの噂を聞き実際に泊まることにしました。

館内の至る所に飾ってあるレトロな調度品の数々。令和の時代を生きながらまるでタイムスリップしたかのような趣きを感じます。

チェックインしてひと心地ついたら、パブリックスペースでのんびりと流れる時間を楽しみます。レトロなカメラやレコードに触れてみたり、特製ドリンクをいただきながら本を読んだり、火鉢でおやつを炙って食べたり。あぁ、これはなんて贅沢な時間だろう……。

客室の素晴らしさこそ、中村屋の真骨頂。一部屋一部屋、オーナーご自身の手でリノベーションしたというから驚きで言葉が出ません。何度でも宿泊しに来たくなるし、来るたびに新たな発見があるのでしょう。

夕食は、北海道の山海の恵みを惜しみなく使ったコース料理。サービススタッフの方の解説も素晴らしく、おしながきを見て料理名から想像し、次の料理が運ばれてくる束の間の時間が楽しみで仕方ありません。

「ワラビとコゴミの一本漬」「切干大根と黒豆の出汁浸し」「クリームチーズとハニービーンズ(ハヤヒカリ大豆と黒千石大豆)」「八列とうきびのムース(ハスカップとバルサミコのソース)」などなど、想像力の掻き立てられる素敵なお料理の数々です。

中でも特に感動したのが山菜の天ぷらで、本日のラインナップは「ヤマブドウ」「ドクダミ」「オオバコ」「タンポポ」「アカツメクサ」の5種。全て聞いたことのある名前ですが、食べたことも初めてですし、ましてやこんなにもおいしいなんて……。おそらくこの先、ここでいただいた素晴らしい料理とサービスのことを忘れることはないでしょう。

北海道産の食材を使用しているのが一目でわかる掲示も嬉しいですね。どれもその土地の名産ばかり。山菜だけ「裏の山」なのが素晴らしいです。

画像提供:中村屋

画像提供:中村屋

内湯は「木の大浴場」と「タイルの大浴場」の二種類。日替わりで男女が入れ替わります。タイルは昭和30年代にタイル職人が施工したものと聞いて、ここでも時代の流れと尊さを感じます。

画像提供:中村屋

趣溢れる露天風呂に浸かる時間は、至上の贅沢です。

画像提供:中村屋

こちらの「星釦(ほしぼたん)」を押すと……。

画像提供:中村屋

露天風呂の照明が消え、ぬかびら源泉郷の美しい星空がより一層際立ちます!遮るものが何もない満天の星空を見ながら、ゆったりと自分だけの世界に浸ることができますね。

画像提供:中村屋

夜の星空も美しいですが、昼間はエゾシカが姿を見せてくれることも。北海道らしさを体現したかのような至高の温泉体験、滞在中に何度も入って何度も感動してください。

宿泊者専用のプライベートスペース「ヒトリシズカ」と「フタリシズカ」のサービスも秀逸です。音楽鑑賞、映画鑑賞、テレビゲーム、読書など思いつく限りのコンテンツが楽しめたり、温泉地らしく卓球ができたりします。これは贅沢な時間の過ごし方だなぁ。

アメニティや充電器などを自由に使用できるサービス「エゾリスの穴」に感動。たくさんあるグッズの中でも、旅をより充実させてくれる「星座早見盤」「野鳥図鑑」「熊よけ鈴」に興味を惹かれました。

厳しい冬を乗り越える為に、春から秋にかけて松の実やクルミを集め、掘った穴に埋めて貯蔵しておくエゾリスの習性から命名された、素晴らしいサービスでした。

十勝産のポテトチップスが食べ放題(一袋ずつ)なのも他では聞いたことないサービスだし、エスプレッソ飲み放題なのも嬉しい心遣い。

これまで紹介してきたサービスの数々を楽しみ尽くそうと思うと、寝る暇なんて全く無いのでは?少なくとも一泊だけではとても足りないので、リピーターになってたくさん連泊しないといけませんね。

糠平温泉 中村屋

北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷南区

https://nukabira-nakamuraya.com/

【Day 2】早朝散歩で心身を整え、十勝グルメを巡る

そっと差し込む優しい木漏れ日と小鳥たちのさえずり。こんな童話的な幸福を絵に描いたような目覚め、本当にあるのですね。起きる時間にあわせて部屋に届いている「十勝しんむら牧場」の新鮮な牛乳をグッと飲み干して、ぬかびら源泉郷を散歩してみます。

ネイチャートレイルで光合成し、滋味溢れる朝食で心身を整える

中村屋から少しだけ歩くと、ネイチャーセンターの脇から続くネイチャートレイルがあります。

北海道とはいえ、十勝の夏は気温もしっかり上がって暑いもの。眼前に広がる小径は、好奇心と冒険心を程よく刺激してきます。朝食の前の軽い運動も兼ねて、できる範囲で歩いてみることにします。

かつて使われていた人工物が、自然に侵食されていく趣き。……尊い。

小川のせせらぎ。苔むした岩。……尊い。

差し込む木漏れ日。鳥や虫たちの声。……全てが尊い。

まるで夏休みに里帰りした両親の田舎のような安心感。オンオフ問わずソーシャルについて気を配ることから避けられない昨今です。誰もいない大自然の中で深呼吸してストレッチをして、心も身体もリラックスして帰りましょう。

軽い散歩から帰り、さっと汗を流した後は身体の中から自分を喜ばせていきます。好きな小鉢を選んでいくビュッフェ形式の朝食は、夕食同様に北海道産食材を堪能できる滋味深さが魅力。

中でもアイヌネギ(行者ニンニク)の醤油漬けは、強烈な存在感を放っているのでぜひチャレンジして欲しい逸材です。箸でひとつまみ取ってご飯に乗せて食べると、一瞬で目が覚めるほどの衝撃が口腔を駆け抜けていきます。

SLに石炭をぶち込んだかの如く、身体中がかんかんに火照り脳内はフル覚醒。旅先でのパワーチャージは人生の増強剤であり欠かすことのできないものですよね。心にとっても、もちろん身体にとっても。

ナイタイ高原で豪勢なナイタイ和牛をいただく

さて、一日の始まりは健やかに軽やかに意識を高くもってスタートさせましたが、一事が万事その調子ではむしろ疲れてしまう、そうは思いませんか?

二日目は北海道十勝のグルメ&スイーツを心おきなく満喫するドライブ旅としゃれ込もうと思います!

最初からエンジン全開なのをお許しください。ナイタイ高原テラスで注文したのは、ナイタイ和牛のローストビーフ丼です。

霜降り和牛でありながらくどさがなく、さっぱりとした口溶けが魅力のナイタイ和牛。それに加えて器のほぼ50%を占めるフレッシュなサラダ。これは“カロリーの相殺”、そう呼んで差し支えないでしょう。

ナイタイテラス

北海道河東郡上士幌町字上音更128-5

https://karch.jp/naitai.php

道の駅かみしほろで気軽に食べられるグルメを

続いて上士幌の主要なスポットを攻めていきます。市街地に建つシティホールのような施設ですが、ここは道の駅かみしほろ。

洗練された建物内には洋食レストランやギフトショップなどが並びますが、ランチ後の小腹を満たすのに最適なテイクアウェイグルメは、ベーカリーショップ「トカトカ」のナイタイ和牛カレーパン!

これこれ、こういうのが良いんだよな。サックサク……というよりはザックザクの硬派な衣に噛りつくと、肉の旨味が閉じ込められたカレーが鼻腔を刺激。やっぱり人を笑顔にしてくれますよね、カレーパンって。

道の駅かみしほろ

北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線227-1

https://karch.jp/michinoeki/

ドリームドルチェでおいし過ぎるジェラートを

北海道の夏を乗り切るためにはジェラートやソフトクリームが欠かせません。やってきたのは、牧場直営でフレッシュな牛乳を使用したスイーツに定評があるドリームドルチェ。

ソフトクリームや焼き菓子もおいしいドリームドルチェですが、ここは大好きなジェラートをチョイス。20種類ほどのフレーバーがあるので悩みますが、結局は自分の好きなものを食べるのが一番なのです。

ドリームドルチェ

北海道河東郡上士幌町東2線239番地

https://dream-dolce.com/

十勝しんむら牧場で定番のミルクソフトクリーム

上士幌グルメのラストを飾るのは、「十勝しんむら牧場クリームテラス」。何やら壁にめり込んだ乳牛下半身のオブジェが気になりますが、お目当てのソフトクリームを食べることができればもう他に何もいらないのです。

シンプルイズベストを極めたミルクソフトクリームは、やっぱり不動のおいしさ!中村屋で朝飲んだ牛乳がおいしすぎて感動したので、その牛乳から作られたソフトクリームは絶対おいしいはず…という仮説を立てて訪れましたが、それは確信に代わりましたね。日本の食糧基地「十勝」のポテンシャルはやはり伊達ではないのだと。

十勝しんむら牧場 クリームテラス

北海道河東郡上士幌町上音更西1-261

https://milkjam.net/aboutus/shop/

絶景・温泉旅館・グルメ。一泊二日でも充実した上士幌の旅路

画像提供:ひがし大雪自然ガイドセンター

「北海道らしさ」「北海道の旅に求めるもの」。その解釈は人それぞれですが、十勝上士幌の旅は多くの旅人が求める「絶景体験・素敵な温泉旅館・おいしいグルメ」の三要素が全て詰まっていました。しかも一泊二日でおさまるコンパクトな範囲の中に。

そして絶景を見に行く、撮影してSNSで発信するだけでももちろん価値のあることですが、その絶景の陰に綴られる歴史や人の物語をしっかりと受けとめてこそ、その体験がさらに忘れることのできない特別なものになることもまた、オーセンティックな旅の本質。

「旅の解像度を高める」お手伝いをするのが私たちのミッション。十勝上士幌の旅がより充実したものになるよう、解像度を上げてじっくりと楽しんでください!

取材・撮影・執筆:旅路編集工房 池田 優