風評被害を払拭しに草津温泉に行ったらむしろ繁盛してて感心させられた件
草津温泉といえば湯畑や熱の湯等の観光地があり、関東最大の温泉地としても有名です。今回の記事ではそんな草津をPRするため、温泉神ヨッピーが現地に取材に行きました。最近になって観光客が更に増加しました。白根山の噴火による影響により、観光客も減ったと思いきや…??町長さんや観光協会の方に話を聞いて来ました。
※この記事は「るるぶトラベル」の提供でお送りいたします。
こんにちは。温泉神(おんせんしん)ことヨッピーです。
本日は日本一の名湯と言われる草津温泉の湯畑に来ております。
いきなり現れた小太りの汚い豚が、「温泉神です」とか言い出したところで「温泉神って、なんだよ」って思う人がいらっしゃるでしょうから、いったん説明しておきますね。
温泉の、神です。
さあ、そんなわけで温泉神が意気揚々と草津温泉にやって参りましたが、実は草津温泉、今年1月23日に起こった草津白根山の噴火の影響で観光客がごそっと減ってしまったそうなのです。
草津温泉、宿泊キャンセル1万4千人超 噴火翌日時点で:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASL1V6DLML1VUHNB00W.html
影響ないのに…草津白根山噴火で温泉街悲鳴!風評被害でキャンセル100件超え:サンスポ
http://www.sanspo.com/geino/news/20180126/acc18012605030002-n1.html
なるほど。いわゆる風評被害ってヤツでしょうか。
噴火から一週間で約3億円分のキャンセルが出た、という話もありますし、
群馬県の担当者から「大変な時期なので、ぜひ草津を取り上げてください!」と依頼されたこともあって、
「よーし、ここはいっちょ温泉神の力で草津温泉を盛り上げるぞ~~~!」などと思っていたのです。
……が!
めちゃめちゃ賑わっとる!
めちゃめちゃ賑わっとるやんけ!!!!
いやマジで!
若いカップルに挟まれておっさんが足湯するってなんの罰ゲームじゃい!
つまり、
女の子
「いや~~ん♪ 熱~~い♡」
男の子
「フフフ、熱いのは足湯だけじゃないよ……?」
女の子
「もうっ!タッくんのエッチ♡」
男の子
「今夜はワシの湯畑も大沸騰じゃぁぁあああああああああ!!!」
っていうこと!?
ふざけんなこの野郎!
いやほんと、卒業旅行シーズンとは言え、若い観光客がめちゃめちゃ多い!
なにこれなにこれ!?草津温泉ってこんなこんな感じでしたっけ!?
※編集部注……カップルの会話は全部温泉神の勝手な妄想です
全体的に街も綺麗になってるし、若い人もめちゃめちゃ多いし、
あれ……、なんか、僕が10年前に来た時の草津温泉とだいぶ、違う……?
温泉街って、どっちかっていうとこう、ひなびた雰囲気でご年配の人たちがのんびりしてるっていうイメージじゃなかったっけ……?
草津温泉に何が起こったんじゃーーーーーい!
目次
地元の人に話を聞いてみよう
そんなわけで全然納得がいかないので、草津温泉観光協会の大川課長にお話を聞くことにしました。
ちなみに僕の服装は温泉神の正装です。
「ちょっと!『風評被害を撲滅するぞ~~!』とか思って意気揚々とやってきたのに、めちゃめちゃ賑わってるじゃないですか!」
「いや、確かに噴火直後はキャンセルがたくさん出て大変でしたし、今でもスキー場なんかは客足が減ってますが、草津温泉のシンボルである湯畑周辺はおかげさまでお客さんが戻ってますね」
「風評被害、みたいなのはなかったんですか?」
「それはもちろんありましたよ。噴火の時は私もこの湯畑の近くに居たんですが、火口から距離は離れてますから街に直接的な影響は無いですし、お店も至って普通に営業してたんですね。でもまあ、報道陣がやって来てこの辺でインタビューすると、どうしても「大変なことになった!」っていうコメントを欲しがるじゃないですか」
「ああ……、わかる……」
「観光客にしろお店の人にしろ、『こっちには影響ないから大丈夫ですよ~!』なんて言っても放送で使われないですし、マイクを向けられると『心配ですね』とかそれっぽい事言っちゃいますよね、どうしても。そうすると結局『草津が大変なことになってるぞ~!』っていう雰囲気で放送されちゃうっていう……」
「なるほど。記者の人たちだってそう簡単に『草津温泉は安全ですよ!遊びに来てね!』なんて報道するわけにもいかないですしね」
「そうそう。実際に痛ましい被害もあったわけですから。それでキャンセルもたくさん出ちゃったんですよね」
「一週間で3億円分のキャンセルが出たっていう報道もありましたね」
「ただ、それが全部噴火のせいかっていうとよくわからないんですよ。あの時ってちょうど大雪が降って関越道が通行止めになったりっていう事もあったので、それの影響も少なくないと思うんですね。だから実際のところの風評被害がどのくらいかっていうのはわからないんです」
「なるほど……!ちなみに、若い人たちがめちゃくちゃ多くてびっくりしたんですが、草津温泉で何が起こってるんですか?」
「それはね、町長の手柄なんですよ。本当に」
「町長が頑張ったから若い観光客が増えたってこと?」
「そうですそうです」
「草津の町長って、EXILEのメンバーとかでしたっけ」
「いえ、普通のおじさんです」
「それなのになぜ若い人が……!」
「一言で言えば、町長が力を入れた街の整備のおかげですね。公衆浴場を改装したり湯畑をライトアップしたりとかいろいろ」
「へぇぇぇええ!ちなみに、町長に会ってお話聞いたり出来ません?」
「町長って、草津町で一番えらい人なんですから軽々しく言わないでくださいよ」
「温泉神でも?」
「温泉神でもダメです」
「ふーむ、やっぱりそう簡単には会えないのかぁ」
黒岩信忠氏……草津町の町長。草津町や東京都内でも事業を手掛けるなど実業家としての経験を活かし、草津町の行政改革や草津町再開発の旗振り役となった。観光客数のV字回復を実現するなど手腕を高く評価され、現在は3期目。
草津町長に色々聞いてみよう
「そんなわけで『応援しよう!』と思ってやってきたら若い観光客がめちゃめちゃ多いから『どうなってんの!?』っていう好奇心を抑えきれずに飛んできました!観光協会の人が『町長の手柄やで』って褒めてましたよ!」
「いえいえ、それは町の人たちの熱意や働きかけがあっての事なので私の手柄なんかではありませんよ!」
「またまた~!謙遜してますよね?」
「いえ、本当にね。地域が一丸となって頑張った結果です!」
「でも、実際は……?」
「私の、手腕ですかね」
「ほらー!やっぱりー!」
「言わせてるじゃないですか」
噴火した時はやっぱり大変だった
「今日は僕、『応援するぞ!』っていう気持ちで来たんですよ。でも順調にお客さんが戻ってるみたいでなによりです!」
「もちろん最初は大変でしたよ。私もずーっと現場にでずっぱりでしたから。でも色んな人にご支援頂いたおかげでなんとかここまで来たっていう感じですね」
「色んな人の応援かぁ。そういえば別府市が「草津行こうぜ!」みたいなキャンペーン打ったのも話題になりましたよね」
「今は、別府行くより、草津行こうぜ。」 別府温泉サイトにライバル支援する広告 ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/23/news089.html
「これ、『粋だなぁ』ってすごく話題になったんですが、僕、何故かこの広告出した別府の市長と飲み仲間なんですよね。温泉の神だし。そこで、別府市長から草津の人に向けてお言葉を預かってきたんですよ。ちょっと読み上げますね」
草津の方へ
別府も熊本・大分地震で11万人の宿泊キャンセルが出ました。ホテル旅館をはじめ、市民も、いつ、元の元気な別府に戻るのだろう、と途方に暮れました。しかし、そこからたくさんの皆さんから支援をいただき、今では震災前より元気になりました。日本の温泉チャンピオンである草津温泉にも早く元気になっていただかないと、我々の士気も上がりません。私も近々草津に必ず行きます!1日も早く元気な草津温泉に戻ることを、心からお祈りします!
「……とのことです!」
「いやー、ありがたいですね!」
「別府市長とは面識があるんですか?」
「温泉ランキングの授賞式の時にお会いしましたよ。その時は草津温泉が1位で別府温泉が2位だったんですが「次は絶対勝ちますからね!」「打倒草津温泉!」ってすごく煽られました」
「笑う」
「でも噴火の対応って本当に大変でね。どこから立入禁止にするか、とかどこに避難させるか、とかは全部町長の権限なんですよ」
「えっ、そうなの?気象庁とかがやるんじゃなくて?」
「そうなんですよ。噴火の警戒レベルは気象庁が設定するんですけど、その警戒レベルに合わせてどういう対策を取るかっていうのはそれぞれの自治体のトップが決める事になってるんです。人の命がかかってるんですからこれはもうすごく責任が重いじゃないですか」
「そうですね。町長とか市長って、言ってしまえばついこないだまでサラリーマンやってるような人がなってもおかしくないですし、いきなり『やれ!』って言われても困りますよね」
「そう。台風なんかの対策ならお役所にノウハウが溜まってますから対応出来るとしても、火山の噴火なんてそうそう起こるものではないですし」
町長が言うには、「草津白根山が警戒レベル3」として当初警戒レベルが設定されたが、その「草津白根山」はエリアの総称で噴火した「本白根山」以外に「白根山」「逢の峰」という3つの山をまとめた呼称であったらしい。学者の方々と相談し、「山ごとに警戒レベルを設定しないのはおかしい」として草津町が公式HPで「(噴火していない)白根山は警戒レベル1である」と発表したところ、「安全を軽視してる」などと批判されたりもしたそうだ。現在は気象庁も「白根山(湯釜付近)」「本白根山」と分けて警戒レベルを発表している。
「だって、どの山が危ないか、によって避難ルートも変わるし体制だって変わるのに、『国がこう決めたからこう!』っていうのはおかしいじゃないですか。むしろ安全を重視するからこそ別々に分けて考えなきゃいけないんですよ。私は本当にたまたま、学者さんやお役所の人なんかと一緒に『噴火が実際に起きたらどう対応するか』っていう対策を相談する会に出ていたので、実際に噴火が起こった時になんとか対応出来ましたし、お役所に対して『こうしてくれ』ってお願いしたりも出来ましたが、普通の市長、町長ならどうして良いかわからなくてかなり慌てたでしょうね」
V字復活を遂げた草津温泉
「なるほど。そんな苦労があったとは言え、今ではだいぶお客さんが戻ってるとのことなんですが、
どうやって若い観光客を増やしたんですか?それっていろんな観光地が悩んでることだと思うので」
「草津温泉はバブル期をピークに、ずーっと観光客数が減ってたんですよ。ピーク時には300万人だったのがジワジワ減って一時期には265万人にまで減ったんですね。私が町長に就任したのはそんな時期だったんですが、「観光客を300万人に戻す!」っていうのを公約にしたんです」
「今ではどれくらいになってるんですか?」
「平成27年度に300万人を達成したんですが、29年度は噴火がなければ330万人を達成出来そうな勢いだったんですよ」
「なにそれすごい。しかも若い人たちが増えてますよね。何をしたらそんなに増えたんですか?」
「私が町長になる前までは、草津の町長ってみんな旅館出身の人だったんですよね。地元の大きな旅館の経営者の人とか。だからどうしても観光施策が旅館中心に考えられちゃうんですよ。でも、私は観光の中心は旅館じゃなくて街であるべきだ、と思ったんです」
「旅館中心に観光したら街に人が出て来ないですもんね」
「そうなんです。旅館で温泉に入って、旅館でご飯を食べて、旅館でお土産を買って帰るっていうのんびりした旅行ももちろん良いんですが、でもそれだと地域にお金が落ちないし、東京の人なら『箱根でいいや』とか『大江戸温泉でいいや』ってなるじゃないですか。だから『街そのものにもっと魅力を持たせなくては』っていう。湯畑の夜間ライトアップなんかは私からはじめたんですが、そうすると観光客が夜の街に出て来るんですよ」
夜にライトアップされた湯畑。この写真を撮るためにみんな、浴衣を着て外に出て来るのである。
「そして撮った写真をInstagramにアップして頂くことで、それを見た友達が『いいな~!私も行きたい!』ってなりますよね」
「いわゆるインスタ映えですね。だから若い人たちが多いのか……!確かにみんな、足湯に入りながらスマホ抱えて写真撮ってました!」
「そうそう。それで写真撮ったあと、そのまま近くの居酒屋に入ってお酒を飲もうとかね。街で遊ぶきっかけになるじゃないですか。あとは公衆浴場の整備ですね。観光客の人たちが喜んで入るような、魅力的な公衆浴場を作ろう、と。それで作ったのが御座之湯です」
江戸~明治にかけての建築を再現した公衆浴場、御座之湯。
公衆浴場を魅力あるものにすることで、観光客が旅館以外の温泉も利用することを狙う。
「なるほどな~~~。観光客が旅館に引っ込んじゃって、街に人が歩いてないとちょっとさびれた感じに見えますもんね」
「そうなんです。街に出る動機作りですね。観光地って「華やかさ」が必要なんですよ。人気の観光地である軽井沢にしろ箱根にしろ、やっぱり華があるじゃないですか。その華やかさに惹かれて人が来るので、ある程度の賑わいは必要だと思うんです」
「ちなみに外国人観光客ってどれくらいの割合なんですか?」
「5%無いくらいですね。草津はやっぱりアクセスが良くないですから外国人の人はなかなか来ないので」
「おお。外国人頼みじゃなくて観光客が増えてるのはすごいな……。ちなみに、こういった改革をするにあたって反対意見とかはなかったんですか?」
「めちゃくちゃありましたよ。先ほどの御座之湯があった所はもともと町営の駐車場があったんですが、それを潰してお風呂にする、となると『不便になる!』『お客さんが来なくなる!』『あの町長はダメだ!』って地域の人からすごく反対されましたけど、それで実際お客さんが増えたら手のひらがクルッとかえりましたね」
「笑う」
「とにかく、草津温泉は今どんどん新しい事にチャレンジして、魅力ある街づくりに邁進してますので、皆さんもぜひ、遊びに来てください!」
「よっ!頑張ってPRします!」
草津温泉の良い所をご紹介!
というわけで、V字回復を遂げた草津温泉の良い所を徹底紹介するぞ~~~~!
まずは草津温泉のシンボル、湯畑です!
草津温泉の街はこの湯畑を中心に設計されていて、湯畑のまわりには足湯や飲食店などがたくさん立ち並んでおります!
夜はこんな感じでいい感じにライトアップされるよ!
浴衣姿でお散歩している人たちもチラホラ!
湯畑周辺にはスマートボールや、
射的なんかもあるんですが、
僕は無駄に体がデカいのでほぼゼロ距離で撃てるっていうね。
みんなも体がデカいやつを連れて行こう!
射的本舗まんだら堂
営業時間:10:00~22:00
料金:射的…10発500円
住所:〒377-1700 群馬県吾妻郡草津町108-1 センターアーケード内
電話番号:080-4356-0932昭和駄菓子とあそびの広場ともえや
営業時間:10:00~22:00 定休日なし
料金:スマートボール(ビンゴ式)…1回500円(15球)
住所:〒377-1700 群馬県吾妻郡草津町108-3 センターアーケード内
電話番号:0279-82-1194
公式サイト:http://www13.plala.or.jp/tomoeya/asobi/
湯畑周辺グルメあれこれ
草津に来たらぜひとも街なかで「買い食い」を楽しんで頂きたいところ。
ここは温泉たまごの名店「頼朝」。源頼朝がその昔、草津温泉に入ったという伝説に由来する店名なのかもしれない。
まあ文句なしに美味いよね!
つけもの処 頼朝 湯畑店
営業時間:9:00~18:30
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津116番地2
電話番号:0279-88-8246
公式サイト:http://yoritomo1992.com/
続いては温泉まんじゅうの「松むら」に来ます。
温泉まんじゅうって、まあどこの温泉地でもあるし、そんなに変わらないかなぁと思っていたのですが、
これが本当に美味しくてびっくりした……!
僕は味音痴の舌が終わってる人間なので「何がどう美味しいか」とかが表現できないんですけど、
いやほんとにマジで美味かった……!今まで食べた温泉まんじゅうの中で一番……!
あとは行列の出来る焼き鳥「静」で買い食いしても良いと思います!
松むら饅頭 本店
※営業時間:7:00~18:00(売切れ次第閉店) ※日曜営業
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津389
電話番号:0279-88-2042
公式サイト:https://matsumura-manjyu.com/やきとり 静
営業時間:[外売] 15:00~ 22:00(売切れ次第終了) ※日曜営業
住所:〒377-1700 群馬県吾妻郡草津町大字草津396
電話番号:0279-88-2364
店舗情報:https://tabelog.com/gunma/A1004/A100402/10000986/
改装されて綺麗になった「熱乃湯」では湯もみショーの鑑賞&体験が出来る!
ちなみに体験は左奥&右奥から並んだ先着順なので、
「体験したい!」って人はその辺の座席を陣取っておくと良いと思います!
僕はどまんなかに陣取ってたせいで体験出来ませんでした。悔しい。
草津温泉 熱乃湯
公演時間:1日6回公演(9:30、10:00、10:30、15:30、16:00、16:30)
観覧料金:大人600円、小学生300円
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414
電話番号:0279-88-3613
公式サイト:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/
御座之湯では2種類の温泉が楽しめる
さあ、せっかく草津温泉に来たんだったら、旅館の温泉に入るだけでなく、
整備されて綺麗になった公衆浴場もガンガン攻めるのが良いと思います。
こちらは湯畑のすぐそばにある「御座之湯」。もちろん源泉かけ流しの贅沢な温泉だ!
浴槽はこんな感じ!天井も高いし木の香りもして最高!
御座之湯は「石之湯」と「木之湯」に別れていて、それぞれ「湯畑」「万代」の2つの源泉から温泉を引き込んでいる。
日替わりで男女入れ替え制なので、ぜひとも二日連続で通ってみて欲しい!
窓越しに街並みが見える、でっかい休憩所もあるよ!
草津温泉 御座之湯
営業時間:【4月~11月】午前7時~午後9時 【12月~3月】午前8時~午後9時 (最終入館は午後8時30分まで)
入場料:大人600円 子ども300円
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津421
電話番号:0279-88-9000
公式サイト:http://gozanoyu.com/
東日本最大級の露天風呂 西の河原露天風呂
御座之湯を堪能したら、所々で足湯が楽しめる「西の河原公園」を散歩がてら歩いて行ってみよう。
夜はライトアップされていて綺麗なんだそうだ。
川から湯気が立ち上ってるのがわかる!
公園を抜けた先にあるのがこちらの「西の河原露天風呂」であります。
この絶景、すごくない!?
いやもうほんと、完全に極楽です!
山から吹き降ろしてくる風がいい感じに頭部を冷やしてくれるのでけっこうゆっくり入っていられる!
なんでも、東日本最大級の露天風呂なんだそうだ。しかもこれが源泉かけ流しってどんだけ贅沢やねん……!
夜はライトアップされて天気によっては星も綺麗に見えるらしい!
ここも草津温泉に来たら欠かさず行こう!
昼に1回、夜に1回って感じで来ると違った雰囲気を楽しめて最高!
西の河原露天風呂
営業時間:【4月~11月】午前7時~午後8時 【12月~3月】午前9時~午後8時 (最終入館は午後7時半まで)
料金:大人600円、子ども300円
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
電話番号:0279-88-6167
公式サイト:http://sainokawara.com/
草津で交互浴がしたいなら大滝の湯
続いてやってきたのがこちらの「大滝乃湯」
いかんせん僕は「交互浴」といって、熱いお湯と水風呂に交互に入る入り方が大好きなのですが、
悲しい事に草津温泉にはあんまり水風呂が普及してないんですよね!
そんな人とって嬉しいのがこちらの大滝乃湯であります!
ばっちりサウナもあるし……、
水風呂もあるよ!
ただし、山の湧き水由来らしくめちゃめちゃ冷たいけどな!
体感10度くらい……?
もちろん温泉だってこの通り!
更に大滝乃湯では「合わせ湯」という、ぬるめの浴槽から徐々に熱いお湯に入る、古来から伝わる入浴方が体験出来る!
一番熱い浴槽だと46度もあるのだけど、体を慣らしていけばけっこう入れるぞ!
ただし無理は禁物やで!
草津温泉 大滝乃湯
営業時間:午前9時~午後9時(最終入館は午後8時まで)
入場料:大人900円、子ども400円
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
電話番号:0279-88-2600
公式サイト:http://ohtakinoyu.com/access.html
お出かけスポットあれこれ
「温泉以外にもいろいろ楽しみたい」みたいな人や、家族連れにはホテルヴィレッジさんがおすすめ。
温泉旅行ってどうしても子供が退屈しそうだけど、
ヴィレッジさんならこんな感じでバカでかいプールがあるよ!冬季も営業してるよ!子供も大喜びだよ!
あとは「草津フォレストステージ」という木と木の間をジップラインで駆け抜けたりする、アスレチック的なアクティビティがスリル満点でおすすめ!
もちろん温泉だって完備されとります!
山盛りのカニやお刺身も出るバイキング2食付で、僕が行った時期はひとり8000円~くらいで泊まれるので学生同士や家族連れなんかには良いと思います!素泊まりならもっと安いよ!
※プール、草津フォレストステージは別料金です。
ホテルヴィレッジ
住所:〒377-1793 群馬県吾妻郡草津町大字草津618
お電話:0279-88-3232
公式サイト:http://0932.jpプール&温泉館「テルメテルメ」
営業時間:
平日:11:00~20:00(受付終了:19:30)
土日祝:10:00~20:00(受付終了:19:30)
夏休み期間:10:00~21:30(受付終了:21:00)
利用料金:プール温泉コース
(通常期)大人1,340円、小学生970円、幼児750円
(土・日&繁忙期)大人1,770円、小学生1,290円、幼児1,080円
※そのほかのコースについては公式サイトをご覧ください。
詳細ページ:http://0932.jp/enjoy/therm.php草津フォレストステージ
営業時間:平日・土曜:9:00~15:00、日・祝・シーズン:8:15~15:00
(※開始時間、終了時間は季節によって変動があります)
料金:フェアリーステージ通常料金:大人・小人共通1,545円
マスターステージ通常料金:大人(中学生以上)2,880円、小人(小学生)2,060円
公式サイト:http://www.forest-stage.jp/
カピバラに会える熱帯園
あとは、猿やカピバラの赤ちゃんにエサをあげることが出来る草津熱帯園もおすすめ!
草津熱帯園
営業時間:8:30~17:00
入園料:大人1,000円、高校生700円、子ども600円
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津286
電話番号:0297-88-3271
公式サイト:http://nettaiken.com/
ちなみに、本日ご紹介した草津温泉の名所は、
だいたい徒歩で行ける圏内だし(ホテルヴィレッジさんはすこし離れてるけど)、ホテルや旅館から中心部までは送迎してくれるところがほとんどなので、マイカーで行かずにバスなんかで行くのが良いと思います!
新宿からだと片道3,500円で行けるぜ!4時間かかるけどな!
以上~~~~!
みんなも是非、行ってみてくれよな~~~~!
草津以外にもいろいろ、群馬の温泉!
さあ、草津温泉をばっちり紹介した所で、群馬の他の温泉地もあれこれご紹介したいと思います!
まずは石段で有名な伊香保温泉から!
365段もある石段の両サイドに並んだ旅館や飲食店など、昭和のノスタルジックな雰囲気を残した街並みは歩いてるだけで楽しくなること間違いなし!
伊香保は個人的にも大好きなので良く行くのですが、
新宿からバスで2時間半、車なら練馬から1時間半くらいで行けるので都内からのアクセスは良い感じであります!
こちらは「黄金の湯」の源泉のすぐそばにある露天風呂。
お湯が新鮮&かけ流しという最高の贅沢を堪能できる。
そしてその「黄金の湯」以外にも伊香保では「白銀の湯」の源泉もあるので日帰り入浴を駆使しつつ、いろんな温泉にぜひ入ってみて欲しい!
【伊香保温泉のもっと詳しい記事はこちら】
群馬県民に最も親しまれている温泉地「伊香保」を一泊二日で楽しみ尽くす!
https://travel.spot-app.jp/gunma_ikaho_1nei/
四万温泉
続いては四万温泉!
そしてこちらは県の重要文化財にも指定されている積善館の赤い橋と建物!
インスタ映え間違いなしであります!
お風呂もこんな感じでめちゃくちゃ雰囲気ありますな。
デカい露天風呂もあるよ!
ちなみに四万温泉には無料の外湯や飲泉所が整備されているので、
あちこちめぐって温泉三昧したい時におすすめ!
四万温泉のもっと詳しい記事はこちら
【群馬】四万温泉郷で一泊二日。温泉、自然、お酒の3つの魅力をご紹介!【全力で自分を甘やかしてみた】
https://travel.spot-app.jp/shimaonsen_1nei/
みなかみ温泉
さあ続いてやってきたのがこちら。
みなかみ温泉に属する「宝川温泉」であります。
川を挟んだ両脇の、死ぬほどデカい露天風呂が世界的にも有名で、
外国人観光客もたくさん訪れる人気の露天風呂!
ちなみに混浴ですが、タオル巻き、水着もOKなので気になる人は持参して行こう!
更に「圧倒的に良い」としか形容出来ない内風呂に露天風呂を完備した法師温泉もあるよ!
これら、みなかみ温泉のあるみなかみ町は、これから夏にかけてウォーターアクティビティが盛んな地域でもあるので、
川で遊んで温泉に入りまくって、っていう最高の体験が出来るぞ!
みなかみ町のもっと詳しい記事はこちら
プールで自撮りしてる場合じゃない!地元民おすすめの、群馬みなかみレジャー&グルメツアー
https://travel.spot-app.jp/gunma_minakami_1nei/
正直、これだけたくさんの「強い温泉地」を抱えてる群馬県の魅力度が低いのは、
「県の怠慢では……?」と思わなくもないのだけど、本当に良いところなのでぜひ行ってみてくれ~~~~!
なお、草津や群馬の他の温泉地に行くには「るるぶトラベル」ではお得に宿に泊まることができます!
実際タイムセールとか直前割なんかも結構やってて掘り出し物が見つかる。
群馬に行く際には是非チェックしてみてください!
>>群馬県のお宿はこちら!
今回の企画では茨城・栃木についての記事も公開中なので是非よんでみてね!(キャンペーンページはこちら)