【奈良の新スポット】フォトジェニックすぎるテーマパーク「奈良祭都」に行ってきた

奈良県奈良市のミ・ナーラにある「奈良祭都」は超フォトジェニックな体験型テーマパーク。圧巻の「金魚ミュージアム」をはじめとして、大人も子どもも楽しめる非日常空間が広がっています。施設の魅力を写真とともに解説します!

まず、こちらの写真をご覧ください。

美しい非日常空間に、思わず目を奪われてしまいませんか…?

途中でちょっと変な写真が混ざりましたが、間違ってアップロードしたのではありません。

これらの写真、実はすべてひとつの施設の中で撮影できるんです。

それが、奈良市内にある「奈良祭都」という体験型テーマパーク。

めちゃくちゃフォトジェニックな空間や、なぜか忍者になれちゃう部屋がある不思議な施設です。

そんな奈良祭都にライターのユキガオ(@yukigao_22)がお出かけしてきました!

奈良祭都とは?

奈良市内にある複合商業施設「ミ・ナーラ」の4階の一角に広がるのが、今回ご紹介する奈良祭都です。

ミ・ナーラへは、JR奈良駅、近鉄奈良駅または近鉄新大宮駅から無料シャトルバスに乗って行くことができます。

 

奈良祭都は大きく4つのエリアに分かれています。

  • 縁日エリア
  • 金魚ミュージアム
  • 忍者タウン
  • トリックアート

縁日エリア以外はそれぞれのエリアで入場料が必要なのですが、好きなエリアだけ楽しむこともできますし、全部を一日で楽しんでもOK。

今回は全てのエリアを回ってみたので、ぜひ遊びに行く際の参考にしてくださいね!

 

【縁日エリア】懐かしい遊びでポイントをゲット

ミ・ナーラの4階に行くと、まず懐かしい雰囲気の縁日エリアが広がります。

 

ここは子供も遊べる簡単なゲームが用意されたエリア。各ゲームでそれぞれポイントを貯めることができ、ポイントと景品を交換できるようになっているんです。

 

縁日といえば射的ですよね…!
的になっているものは駄菓子や子供向けおもちゃなんですが、つい真剣に狙ってしまいます。

ポイントを貯められる射的など6種類のゲームとは別に、手裏剣の的当てや瓦割りも。

瓦割りはコツを掴めば女性でも2〜3枚割れるとのことで、さっそくトライ。

はい、全然割れませんでした。

瓦割りはポイントが貯まるゲームではないのですが、他のゲームで貯めたポイントは景品と交換していきましょう。

景品にはかわいい鹿の人形も。

【金魚ミュージアム】金魚×アートの非日常空間を楽しもう

奈良祭都の中でも人気エリアなのがこの金魚ミュージアム。全部で7つの部屋があり、それぞれコンセプトに沿った作りとなっています。

 

まずは金魚の進化の様子を見ることができる水槽のRoom1。

 

金魚ってフナから進化したそうで、はじめは「魚」って感じだったものが…

 

だんだん金魚っぽくなっていきます。

 

ここまでくると、完全に観賞用の金魚。

あまりの美しさに、ついうっとり…。

 

水槽の反対側では、壁一面のプロジェクションマッピングが。

 

描かれている絵には、奈良らしい風景。

壁に触れると音がして、まるで水面に触れたかのように光ります。

美しい壁画と遊べるプロジェクションマッピングで、しばらく遊べそう。

 

つづくRoom2には、21種類の金魚が展示された水槽ゾーン。よく見る金魚から、珍しい品種までさまざまな金魚が泳いでいます。

 

じっと眺めているだけで癒されて、時間が経つのを忘れそう。

ここまでは「ミュージアム(博物館)」という感じがするのですが、ここから先の部屋はとにかくフォトジェニック!

 

Room3は一番人気のいわゆる「インスタ映え」が狙える部屋です。
壁一面にピンク色の花、その中に金魚の水槽が飾られています。

 

真正面から撮ってもよし。

 

ピンクの壁沿いに貼られた鏡を使って撮ってもよし。

 

かわいいもの好きの女性や海外の方から人気だそうで、インスタグラムにもよく写真が投稿されています。
どこを切り取ってもとにかく可愛い!!

 

次のRoom4は「ジャポニズム(日本趣味)」がテーマの部屋。和と洋が入り交じった飾りは、これまたフォトジェニック。

ソファに座って撮るのが定番なんだとか。随所に奈良らしさを散りばめてあるのも見どころです。

壁には鹿が…

奈良で作られたうちわも。見つけてみてね。

 

さらにRoom5では、鏡を使った非日常空間が広がります。

万華鏡がテーマのこの部屋では、水槽の奥にも鏡が取り付けてあるので、金魚と一緒に自撮りすることもできちゃう。

ここにいる「水泡眼」という金魚が、これまためちゃくちゃ可愛いのです…。

目の皮膚が伸びて膨らんでいるという「水疱眼」

 

ここまでですでに写真を撮りまくっていると思うのですが、さらに目玉となる部屋が現れます。

それがRoom6のこちら。

地球がこの部屋のテーマということで、中央のテラリウムで地球を表現しているんだとか。

キラキラ輝くこの部屋は、男女問わず人気だそう。

どこで撮ってもきれいな写真が撮れちゃいます。

こんな風に写真を撮ることができます。

「できれば他のお客さんがいない状態で撮りたい…!」
そう思った場合は、一度退場してタイミングを見計らい、再入場するのもOKだそうです。(その日に限る)

 

最後のRoom7では、金魚と大仏さまのパネルと一緒に記念写真を撮りましょう。

自分が金魚になってもOK。

外にあるガチャガチャで、記念に金魚の缶バッチをゲットするのもありですね。

金魚ミュージアム 入場料
大人 1,000円(中学生以上)/小人 700円(4歳~小学生)/シルバー 700円
障がい者 700円(各種手帳提示、介助者1名無料)/3歳以下 無料/ガイド 無料

 

【忍者タウン】忍術体験で忍者になりきって遊ぼう

忍者タウンでは、忍者になりきって忍術体験ができるエリアです。

まずは忍者服に着替えて…

忍者の武器の定番「くない」を持って写真を撮れば、気分は完全に忍者。

入場から5分で完璧に忍者です

ここから早速、忍者修行の始まりです。

まずは吹き矢の体験場から。
先輩忍者に教えを受け、私も吹き矢をやってみることに。

即、命中。

「楽勝だな」とたかをくくって、次の手裏剣場へ。

何回投げてもちっとも刺さらず惨敗。

 

つづく剣術の体験は、赤いランプがついたところを刀で叩くというもの。
こちらも持ち前の運動音痴により苦戦しました…

剣術修行が終わると、隠し扉を探しながらからくりの間を抜け…

どの扉も開かなくて泣きそうになる図

大広間についたら今度は謎解きに挑戦です。

 

最後は、先輩忍者とチャンバラ勝負!

 

すべての修行が終わると、得点に応じた「忍者証明書」をもらって終了です。

この忍術体験は大人でも十分に楽しめるため、小さいお子さんが遊べるスペースも用意してあります。

鈴を鳴らさないようにくぐり抜けるには、体が小さいほうが有利

 

チャンバラ勝負をしていたステージでは、時間によって忍者ショーも行われています。遊ぶだけでなく、見て楽しむこともできるエリアです。

「忍術体験って言っても大したことないんじゃないか…」と半信半疑で入場した忍者タウンでしたが、気付いたらめちゃくちゃ本気で遊んでました

大人でもここまで楽しめるので、お子さんも一緒だともっと楽しめると思います!

忍者タウン 入場料
大人 1,000円(中学生以上)/小人 700円(4歳~小学生)/シルバー 700円
障がい者 700円(各種手帳提示、介助者1名無料)/3歳以下 無料/ガイド 無料

 

【トリックアート】不思議な写真を撮り合って遊ぼう

最後に、トリックアートのエリアで不思議な写真を撮って遊びましょう。

金魚や忍者をモチーフにしたトリックアートは、壁に直接絵を描かれたんだそう。

 

それぞれ見本写真と撮影位置のマークがあるので、決められた場所から同じポーズをとれば簡単にトリック写真の完成です。

まるで金魚の背中に乗っているよう。

 

私より背の大きなお姉さんと一緒に不思議な部屋に入ってみると…

左側がユキガオ、右側は施設のお姉さん

あっという間にお姉さんより大きくなっちゃいました。

写真を撮っては「なにこれ!」と笑えるトリックアート。友人と一緒に写真を撮り合うと、盛り上がれそうですね。

トリックアート 入場料
共通 300円

 

大人も夢中になれる奈良のテーマパークで楽しい週末を

「大人になって金魚や忍者なんて、さすがに夢中にはなれないでしょ…」

ちょっとだけそう思ったのが正直なところ。

でも、気づいたら夢中になって金魚を眺めていたし、本気で忍術を習得しようと遊んでしまっていました。

奈良の観光地は屋外であることが多いのですが、ここ奈良祭都のアトラクションはすべて屋内にあるので、気候関係なく楽しめるのも嬉しいところ。

家族でお出かけするのにも、友人や恋人と一緒に過ごすのにもぴったりな施設なので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!

 

奈良祭都

所在地:奈良県奈良市二条大路南1-3-1
電話番号:0742-32-5133
営業時間:縁日 10:00~20:00、金魚ミュージアム・忍者タウン 10:00~19:45
料金:縁日エリア 無料、金魚ミュージアム 1,000円(中学生以上)、忍者タウン 1,000円(中学生以上)、トリックアート 300円
ホームページ:https://www.narasight.com/

 

取材・文:ユキガオ(@yukigao_22
運営メディア:スキ、はじめました。
写真:矢野 拓実(@takumiYANO_