日本一大きな村・奈良県十津川村で、川あり・橋あり・かけ流し温泉ありの癒し旅をしよう!!

奈良県の十津川村は滝の湯が有名ですね。観光では谷瀬の吊り橋・果無集落・秘湯など見どころもたくさん。日本で一番大きい村とも言われる十津川村で、日々の疲れを癒す旅はいかがですか。

こんにちは!ライダー&ライターの高木はるか(@harukapyon_t )です! ツーリング中の宿代を浮かせるために始めたキャンプにドハマリし、会社員をしながら隙を見ては各地でキャンプをしています。

 

突然ですが皆さん日本で一番大きい村はどこでしょう?

 

それは・・・ここ!!

奈良県吉野郡、十津川村です!!!

その広さなんと672.4平方km奈良県の面積の約20にあたります。(東京都の面積は622平方km

今回は自然と温泉たっぷり、十津川村の最高な魅力をご紹介させてください! おすすめのキャンプ場やランチにぴったりのおいしいごはん屋さんもご紹介します。

十津川村は全国で初めて全村かけ流し宣言をした、温泉村である!

十津川村の南部には「上湯温泉」「湯泉地温泉」「十津川温泉」の3つの温泉地があり、全村かけ流し宣言をしています。

つまり、村のすべての温泉施設において、温泉の循環・消毒・温め直し・希釈を一切せず、本物の温泉だけが浴槽を満たす、極上の温泉地なのです。

全国的に見ても温泉地全体がかけ流し宣言をするというのは非常に珍しいこと。今回は村にある1軒の大露天風呂と、4軒の公衆温泉をご紹介します。

上湯温泉

上湯温泉は、旅館が1軒と日帰り露天風呂が1軒と、村で一番小さな温泉地ですが、湯質はバツグンです。

河原の大露天風呂

日帰り温泉「河原大露天風呂」は、国道425号線よりおよそ10分ほど山中をひた走り、心細くなってきたぐらいの場所にあります。

2011年の紀伊半島大水害で流されて閉鎖していたのですが、2017年より再開した新しい露天風呂です。

澄んだ川のすぐ真隣に男風呂があり、周りからは丸見え。ですが周囲に建物やひと気はないため覗かれることはありません。

女風呂は洞窟状。中がまるごと脱衣所と浴室になっています。

特に男風呂は出入り口にすだれがかかっているだけで、まさに秘湯といった雰囲気。川の流れ、鳥のさえずり、陽の光をダイナミックに感じられる、自然を満喫できる最高のロケーションです!

浴槽の端から85度の源泉が注ぎ込まれ続けているので、手でかき混ぜながら入るとちょうどいい温度になります。


透明に近い澄んだ温泉には大きい湯の花がたくさん浮いていて、入るとぬるっとした感触。美肌になると言われているそうです。

洞窟風呂も、窓にガラスが入っていないため、ほとんど外にいるような空気です。太陽の光が差し込んで気持ちいい! 外には川も見えています。開放的なロケーションのなか日陰で涼める洞窟風呂がとっても気に入りました。

露天風呂なのにドライヤーを置いてあるのもとても有り難かったです!

ちなみに十津川村中心部から上湯温泉へ向かう道中には「野猿」というアクティビティがあります。

野猿とは、一人乗りの人力ロープーウェイです。

小さい木の籠の中に入り、2本あるロープのうち1本を手でたぐり寄せて進みます。

冷たい風が心地よく、ユラユラ揺られながら川遊びをする子供たちや魚釣りをする大人たちを眺めていると飽きません。十津川村の川をスリルあり、景色良しで味わえる素晴らしいアトラクション!……なのですが、

自分の体重プラス木の箱を引っ張るので重いし、ゴールが遠い!!!!

なんとか往復して肩で息をしながら帰ってきた私を、次に並んでいた小学生の男の子とおじいちゃんが助けてくれました。村に住むおじいちゃんのおうちに遊びに来ていたのだそうです。

上湯温泉 河原の大露天風呂

住所:奈良県吉野郡十津川村大字出谷350
入浴料:大人500円、小人300円

湯泉地温泉

滝の湯

湯泉地温泉、滝の湯へやってきました。

券売機にて、村内の公衆温泉どれでも3回入浴することができる「三湯めぐりチケット」をゲット! 十津川村のゆるキャラ、郷士君のアクリルキーホルダー付きです。

チケットが1000円で、滝の湯の入浴料が800円なので、どう考えてもお得です。

まずは内湯で体をしっかりと温めて、露天風呂へ向かいます。

写真奥に見える「露天風呂入り口」と書かれたドアを開けると……

階段です。しかも結構長い。

木の階段の先にも更にスリッパが並べてあり、さらに外へと道が続いています。

完全に外です。全裸で進みます。

露天風呂に到着! 浴槽からすぐ横を覗くと……

滝です! 大迫力!!

滝の湯とはその名の通り、露天風呂の目の前に滝が流れる温泉なのです。

温泉はキュッキュッとした肌触りで、透明の湯には細かい湯の花が浮いています。湯上がりはあっさりとして硫黄の匂いも薄めの、比較的サッパリした温泉でした。

滝つぼからはひんやりと冷気があがってくるので、温泉で汗をかいたら滝の隣で涼んで、また温泉に入って…というループが無限に繰り返せます!

お食事どころや、畳の休憩所もあるので、入浴後にゆっくり休みたい方にもおすすめです。

湯泉地温泉 滝の湯

住所:奈良県吉野郡十津川村大字小原373−1
入浴料:大人800円、小人400円

泉湯

次に湯泉地温泉、泉湯へやってきました。

昔ながらの銭湯っぽい佇まいで、地元の方が入り口前や受付で談笑されていてとっても暖かい雰囲気です。こんな親しみやすい泉湯ですが、もちろん源泉かけ流しの本格温泉が楽しめます。

内湯と露天風呂がひとつずつ。滝の湯と同様、さっぱりしたお湯です。

露天風呂は小規模ながらも開放的でとっても気持ちいい!

素晴らしいのがこの泉湯、なんと、シャワーから温泉の湯が出てくるんです!

温泉水をシャワーに利用するのは、湯量やメンテナンスなどの点から難しいことなのだそうです。詰まらないように源泉の段階で湯の花を漉す必要もあるんだとか。

良質な温泉がたくさん湧く十津川村だからこそ実現したスペシャルなシャワー。体を洗い終わる頃には全身が温泉の香りに包まれていました。

この質で入浴料500円はお安すぎますし、もちろん3湯めぐりチケット対象内。お得すぎる!!!

湯泉地温泉 泉湯

住所:奈良県吉野郡十津川村大字武蔵23
入浴料:大人500円、小人250円

十津川温泉

十津川村3か所の温泉地のうち、最後の1か所が十津川温泉です。

温泉旅館やホテルが多く、十津川村観光の拠点として利用されることが多い地域です。

星の湯

星の湯はホテル昴の館内にある温泉です。

ロビーには高級感漂う木製のテーブルセットが。実は十津川村、良質な木材の産地でもあるのです。

村を挙げたプロジェクトにより自然のサイクルの中で育てられ、産出された木材から作られたこの家具たち。

実物を触ると美しい模様やなめらかな手触りから職人の技と木の温かみを感じることができます。
家具にこだわる方には是非、一度十津川村に来てほしい…!!!

 

そしてロビーには珍しいものがもうひとつ。


十津川村に所縁があるものとして、西村京太郎先生の人気シリーズ、十津川警部シリーズが全巻展示されていました。

なんと主人公である十津川警部の名前の由来は、この十津川村! 西村先生がインパクトのある名字を考え日本地図を眺めていた時、目に留まったのだそう。2008年には「十津川村天誅殺人事件」にて警部が遂に十津川村を訪れ、村中が沸きました。

 

さて、温泉に戻りましょう。

ホテル内の施設ということもあり、日帰り入浴は12:00~17:00に限られていますので、注意が必要です。

更衣室、内風呂、露天風呂とすべてが広いのが特徴。洗い場も多く、家族連れの方におすすめです。

露天風呂は大きい浴槽に加え、女風呂には陶器でできたお椀型の温泉と枡のような形の檜風呂、男風呂には寝湯と打たせ湯があります。(男女時間交代制のため、ホテル昴に宿泊の方は逆の場合があります)

もちろんどの浴槽に入っても源泉かけ流し!

透明に近い、ほんの少しだけ白味のある温泉からはくっきり硫黄臭がして、肌触りはやわらか。切り傷・火傷などに良いとされているそうで、ポカポカと体全体が暖められるような温泉でした。

小規模ですがサウナと水風呂と、そして飲泉スペースもあります。交互浴と、水分補給までできちゃう完璧な公衆温泉です!

十津川温泉 星の湯

住所:奈良県吉野郡十津川村平谷909-4
入浴料:大人800円、小人400円
公式サイト

庵の湯

最後の公衆温泉、十津川温泉 庵の湯へやってきました。

庵の湯はとにかく湯質が素晴らしく、純粋に温泉にこだわる方にお勧めしたい場所です。

洗い場が3つと内湯が1つだけの小規模な温泉ですが、繁忙期は入場人数の制限が入ります。すし詰めで入浴することがないので安心です。

エントランス前には飲泉コーナーや足湯があるので、待ち時間もたっぷり温泉を堪能できます!

熱々の温泉水をコップに注いで飲んでみると、一口目は慣れない硫黄の匂いを強く感じて「ウッ」となったのですが、二口、三口と飲んでみるとまろやかで柔らかい温泉水自体の味がしてきました。清水よりも水分が体に染みわたるような感じがして、温泉成分でぽかぽかする…!!

こちらはこの場での飲泉専用ですが、村内にはお米を炊くのに温泉水を使用している旅館もあります。やわらか・まろやかなご飯がとても人気なのだそうです。

男女の浴室は別々の小屋にわかれていて、秘密基地のような外観に心をくすぐられます。

内湯のみですが、大きな窓からはすぐ目の前を流れる上湯川が見え、解放感は他の温泉に比べても遜色ありません。

白味が強くて硫黄の匂いも濃く、思わず「効く~~~~!!!」と唸るほど。

熱めのお湯はやわらかい肌ざわりで体中をやさしく温めてくれます。心なしか周りのお客さんの表情もうっとりとしているように見えました。

しかもこの庵の湯では、シャワーからも温泉水が出ます。洗いあがりに髪の毛がしっとりして大満足でした!(個人差があるかもしれません)

受付のお父さんによると「夏と冬とで違う源泉の温泉をひいているから、両方入ってみてほしい」とのこと。冬の十津川村は雪が降るので、スタッドレスタイヤの車で行きましょう!

十津川温泉 庵の湯

住所:奈良県吉野郡十津川村大字平谷865
入浴料:大人500円、小人250円

温泉あがりには、近くにある地域交流センター「いこら」に立ち寄るのもオススメです。

ここは朝市やカフェ、マッサージなど、村の方たちが日替わりで場所を借りてチャレンジ出店できるコミュニティスペース。ほかにも24時間利用できる足湯、飲泉スポットとトイレも備えています。

この日は管理人の方が無料のコーヒースポットを開いていました。

突然伺ったにもかかわらず地図を出して、オススメの観光地を説明してくださいました。

イチ押しは果無集落と玉置神社とのこと。せっかくなので行ってみましょう!

平谷地域交流センター いこら

住所:奈良県吉野郡十津川村大字平谷428−1

十津川村の神秘的な観光スポット

十津川村には厳かで静かな雰囲気の中で自然や文化を感じることができる、神秘的なスポットが多数存在します。

どこも話題の観光地ではありますが、村の方々の生活に密接した場所です。騒がずそっとお邪魔するようにしましょう。

歩ける世界遺産、果無集落

2004年、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社、熊野那智大社)を参詣する、全長72kmの熊野参詣道が「道」として世界遺産に登録されました。

「道」の登録は世界でも珍しく、熊野参詣道の他にはスペイン・フランスをまたぐキリスト教の聖地である「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」の巡礼路だけ。
世界でただ二つの歩ける世界遺産のうち、ひとつです。

果無集落はその熊野参詣道の途中にある小さな集落で、果無山脈を見渡せる景色の良さから「天空の郷」と呼ばれています。

参詣道は集落の真ん中を通っています。

つまり、ここで暮らす人たちは家の目の前に世界遺産がある暮らしをしているということです。

自宅の前が世界遺産なんて、さぞ華やかな場所なのかと思いきや、

そこには、古き良き日本の暮らしを静かに続ける人たちの生活がありました。

1000年以上も昔から、熊野三山へ向けて歩く人々を支えてきた参詣道。

果無山脈を臨む道が果てしなく続いています。当時の方の足取りが目に浮かぶようです。

少し歩を進めると、これ以上なく澄んだ湧き水に、花がいち輪活けてありました。

参道に沿って咲く色とりどりのコスモス。集落の方が丁寧に暮らしていらっしゃるのが伝わり、なぜか一人泣きそうになってしまいました。

心を洗い流されたくなった時にまた訪れたい、透き通った世界。住民の皆様の生活道なので、静かにそっとお邪魔し、私物に絶対に触れないように観光しましょう。

果無集落

住所:奈良県吉野郡十津川村桑畑223 付近

玉置神社

神代杉をはじめ樹齢1000~3000年といわれる杉の大樹が群生し、その懐に抱かれるように玉置神社の神殿があります。

玉置神社は、創建年代は不祥ですが日本最古の神社とも考えられ、遠方からの参拝者も多いパワースポットです。

この鳥居がある駐車場までは狭い急斜面が長く続き、私の愛車であるクロスカブの110ccエンジンも悲鳴をあげていました。ヘアピンカーブもあり車の運転も大変です。そうまでしてでも来たいという人が絶えない神社なのです。

ここから境内までは15分ほど参道を歩くので、スニーカーで来ることをお勧めします。

参道は途中、なだらかな道(左)とアップダウンの多い道(右)と、2手に別れます。

なだらかな道は玉置神社の裏手に、アップダウンの道は正面に出るということで、今回は右の道へ。

階段が多いとはいえ、ハイキング感覚で歩ける道なので、普段運動しない人も心配し過ぎる必要はないと思います。

10分ほど進めば神社の正面。ここには樹齢1000~3000年と言われる杉の木が複数あります。

奈良県で一番大きいと言われている「大杉」です。

生まれて初めて、見上げてもてっぺんが全く見えない木に出会いました。

神代杉のゴツゴツとした幹には3000年の歴史を感じます。

こちらの夫婦杉は玉置神社の御神木。二股に分かれて寄り添うように伸びています。

ここまで育つのにどれだけの困難を乗り越えてきたのでしょう…!

大杉や夫婦杉、神代杉、それ以外の杉の巨木群、どれもあまりにも雄大で威厳ある姿、とにかく圧倒されてしまいました。

そんな杉の数々を眺めながら本堂への石段を登ると、シンと張り詰めた空気の中に、玉置神社はありました。

「玉置神社にはパワーがみなぎっている」と言われることも多いですが、実際行ってみると空気が澄んでいて、心が浄化されるような、清らかな雰囲気が漂っていました。

交通安全のお守りと迷ったのですが、一般的なお守りを買ってみました。杉のデザインに玉置神社らしさを感じますね。

玉置神社

住所:奈良県吉野郡十津川村玉置1
公式サイト

清納の滝

最後に清納の滝を見に行きます。ただでさえ空気がきれいな十津川村ですが、その中でも更に澄んだ空気が流れる正真正銘のパワースポットです。

駐車スペースにバイクを停め、水音がするほうに3分ほど歩いていくと……

目の前に広がる絶景。

天然水のCMの中でしか見たことないような景色です。水が力強く流れ落ち、滝つぼは透き通っています。

深呼吸してみると、とにかく空気がきれい! 自然のミストを浴びているような感じで爽快感が半端ないです。

2mほどは深さがあるように見えるのですが、底までくっきりクリアに見えました。

清納の滝の近くには大野出合橋という小さいつり橋もあります。

全長84mと橋としてはそんなに長くないのですが、シンプルな造りでスリル満点。景色も良いのでカップルの方にもオススメです。 

清納の滝

住所:奈良県吉野郡十津川村
緯度経度:33.968573, 135.830572 付近

十津川に旨い店あり。おすすめのランチとおみやげ

「村においしいご飯屋さんなんてあるの?」なんて思っている皆さんを裏切る、私の大好きな、おすすめのご飯屋さんをご紹介します!

デコイのインドカレー


国道168号線沿いにひっそりと佇むデコイさん。

表の看板はあんまり文字が読めなくなっちゃっているので、通り過ぎないように気を付けてください。

店内は壁一面の窓のおかげで陽の光が差し込み、明るい雰囲気。

ちょっぴりシャイだけど優しいご主人と、スパイスの調合が絶妙な美味しいカレーを作る料理上手な奥様がふたりで経営されています。

一番人気のインドカレーにカツをトッピングしました。

ひと口食べると トマトの酸味と玉ねぎの甘みが口の中いっぱいに広がってぴりっと辛い!
たくさんのスパイスが複雑に絡み合って奥行きがあるのに、後味がサラっとさっぱりした不思議な美味しいカレーです。

カレーソースもたっぷりかかっていて大満足! このあたりでは大人気のお店なので、休日のお昼はお客さんがいっぱい来ます。

早めの時間に行くのがおすすめです!

デコイ

住所:奈良県吉野郡十津川村大字小井91−1
電話:0746-62-0007
ぐるなび

長谷川の釜飯

十津川村の道を走っていると、いろんなところで看板を見かける有名店です。

ファンも多く、県外から食べにくる方もいるほど。オーナーさんは近くで源泉かけ流しの温泉宿も経営されています!

広い店内にはテーブル席とお座敷席があり、家族連れやバイク仲間の団体など、どんどんお客さんが入ってきます。

いよいよ釜飯とのご対面です。

ふたを開けると、お出汁のいい香りがする湯気がフワッと顔にかかりました。

アツアツの釜の中に竹の子とシイタケがゴロゴロ入っていて、混ぜると半熟卵にほっくりと火が通ります。一口食べると、フワッフワのご飯とコリっと噛み応えのあるタケノコからうまみが「グワーっ!!」と出てきて、頬っぺたが取れそうになりました。

十津川産のシイタケは、サイズも立派ですが味も最高!とってもジューシーでプリっとしています。

おいし過ぎてお箸が止まらない絶品釜飯。炊きあがるまでに時間がかかるので、電話で予約をしておくとスムーズにいただくことができますよ!!

ドライブイン長谷川

住所:奈良県吉野郡十津川村大字平谷643−7
電話:0746‐64‐0028
ぐるなび

道の駅十津川郷の串こんにゃく

十津川村は温泉だけではなく、知る人ぞ知るこんにゃくの名産地です。

道の駅には足湯(もちろん源泉かけ流し)があり、隣では長机の上に鍋を置いて串こんにゃくを販売しています。

このこんにゃくが絶品なんです!

店員さんにオススメされた柚子の串こんにゃくを頼んでみました。

「あっつあつの出汁が攻撃してくるよ〜!気をつけて!」とのこと。

5時間煮込まれた串こんにゃく、ほんのり柚子のいい香りがして、噛むと出汁がぶっしゃ~!!と出てきます。そして他では食べたことないほどプリップリの食感!

特に寒い季節は心も身体も暖めてくれる重要アイテム。足湯につかりながら食べるのが幸せです!

ちなみに道の駅十津川郷ではお土産や食材も購入することができます。


スーパーの野菜売り場では見たことがないぐらい立派で新鮮なきのこたち、

おみやげにピッタリなお饅頭「三湯めぐり」など、十津川村の名物がたくさんありますよ!

三湯めぐりは十津川産の干ししいたけが練りこまれた白あんのお饅頭です。

可愛い箱にコロコロとしたお饅頭が8つ入っていて、とても良いお土産になります。手作りの素朴な味のお饅頭はとてもおいしくて、どこか懐かしい味がしました。

道の駅 十津川郷

住所:奈良県吉野郡十津川村大字小原225−1
電話:0746-63-0003
公式サイト

ちなみにこの三湯めぐりを作っている福屋利休さんのお店も十津川温泉近くにあります。

小さい店舗にはお饅頭の他にも生菓子や大福など、お上品な味のお菓子がたくさんあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

菓子処 福屋利休

住所:奈良県吉野郡十津川村大字平谷 大字平谷77

川沿いでワイルドにキャンプをしよう!
谷瀬つり橋オートキャンプ場

村の北側を流れる一級河川、十津川(熊野川)。

今回はそのすぐ隣にある、谷瀬つり橋オートキャンプ場にお邪魔します。

川沿いのダートサイト、山付近の林サイト、ログハウスやコンテナハウスなどの施設に加え、コインシャワーや水洗トイレなど、広大な敷地と充実の設備が特徴。車やバイクでサイトに乗り入れて自由に場所を選べるおすすめのキャンプ場です!

8時まで開いている売店があるので、施設内でお酒や薪を買うこともできますよ。ただしゴミは各自持ち帰り。マナーを守って利用しましょう!

こちらがダートサイト。川沿いに長く広がっているのでとにかく広大。

ハイシーズンの3連休でこれだけスペースに余裕があるので、通常の土日であればかなり広々と使えます。

悪路に強い乗り物でアクティブにキャンプしたい方におすすめのサイトです。


今回は秘密基地っぽさを重視して林サイトに決めました。こちらは自然の中でキャンプをする雰囲気を味わうことができます。

テント設営のコツは、風下の方向へ入口を向けること。テント内へ風が吹き込んで大変なことになるのを避けられます。

入口前に机と椅子を置いて食事をとることが多いため、人通りの少ない方向に入口が向くと個人的には嬉しいです。

簡単!アウトドア料理のすすめ

テントを建てたらキャンプで一番のお楽しみ、食事と焚き火です。


先ほど道の駅で購入した十津川村のシイタケとシメジをたっぷりと乗せて、きのこたっぷりトムヤム鍋を作ります。

見ているだけでおいしそう!!ジュルリ…。

点火して蓋を閉め、鍋がグツグツと煮立つまで待つこと10分…。

プシュッといただきます!!

アツアツに温まった鍋をよそい、一口食べてみるとお酒によく合う酸っぱ辛いスープが最高!!キノコたちもいい仕事をしてくれています。

シメジはいつも食べているものよりも明らかに歯ごたえがあり、味がしっかりしている。シイタケも肉厚でプリプリです。

鍋は失敗が少なく、市販の鍋のもとを使えばレパートリーが豊富です。写真映えもして栄養バランスもばっちりなので、はじめてのキャンプ飯におすすめです。

ちなみに調理に使う包丁はできれば専用のケースがほしいのですが、ない場合も段ボールで鞘を作るなど、刃が露出しないようにしましょう。銃刀法違反にならないように、移動中は剥き出しで持ち運ばずにツールケースなどにしまうのが吉です。

さて、このまま鍋をつまみながらのんびりしたいところですが、拾ってきた木の長さを整えて、火をおこします。

オレンジ色の光を見ていると、心が落ち着きます。

キャンプ場にもよりますが、地面で直に焚き火をすることを禁止しているところが多いです。そのため事前に確認し、必要に応じて焚き火台などのアイテムを用意しておくようにしましょう! 

今回はせっかくの取材なので、焼き芋に初挑戦してみたいと思います。

事前に調べた情報によれば芋をカスカスにしないためには水分が重要ということだったので、予め自宅でキッチンペーパーを3重→アルミホイルを5重巻いた状態で芋をもってきました。

火にかける前にキッチンペーパーにしっかりと水を染み込ませて、いざ、投入!

頃合いを見て薪を足したりコロコロと転がしたり、全面をまんべんなく焼いていきます。

30分後、火傷しないよう革手袋で持ってアルミホイルを破くと……


理想の焼け具合!! おいしそうな黄色いお芋が顔を出しました。

一口食べてみるとホクホクやわらかく、とっても甘い!

かすかに焚き火のにおいが染みていて「秋!!」という感じのセンチメンタルな気分になりました。

五右衛門風呂でタイムスリップ体験

今回このキャンプ場を選んだ理由のひとつがお風呂です。

なんと、谷瀬つり橋オートキャンプ場では五右衛門風呂に入れるのです。

じゃん!

五右衛門風呂の浴室は3室あり、予約なしで利用可能。1室だけ薪で追い炊きができます。

脱衣所の機械に100円を入れると3分間釜の中に熱々のお湯が注がれます。隣の蛇口から冷水を出して、好きな温度に調整して入浴しましょう。

勾配のついた湯船の底に座ってお湯に浸かると、どっしり重く分厚い鉄の塊に、お尻が跳ね返されるような感触。タイムスリップしてお風呂に入っているような、温泉とはまた違う安心感でした。

お風呂上りはホカホカ。湯冷めしないうちにテントに戻って就寝です。

ランタンを消した真っ暗なテントで、スズムシやコオロギの心地よい音を聴きながら目を閉じればあっという間に夢の中。

おやすみなさい!!!

谷瀬つり橋オートキャンプ場

住所:吉野郡十津川村大字上野地8
電話:0746-68-0118

公式サイト

十津川村の朝は吊り橋へ行こう!

おはようございます。

起きたらささっと朝食を食べて出発です。なぜなら朝のうちに谷瀬の吊り橋に行きたいから!

この吊り橋の歴史は古く、1954年までさかのぼります。増水のたびに流される丸太の橋を不便に思い、村の人々が私財を出し合って作りました。

その長さ297mと、生活用の吊り橋としては日本一の長さを誇ります。観光客は徒歩で渡っていますが、地元の方のみ、原付で渡ることが許されているんだとか。(まだ見たことはありませんが…)

ここは十津川村でも1,2を争う人気観光地なので、朝イチの人が少ない時間帯がおすすめ。

ゆっくり歩いたり景色を眺めたり、自分のペースで歩けます!(大人1.5人分ほどしかない幅の橋をたくさんの人とすれ違いながら渡るのは怖いんです…。)

景色ももちろんですが、橋そのものの形も無駄がなく美しい、村一番の絶景スポットです。

毎年8月にはこの橋の上で和太鼓を演奏する「揺れ太鼓」というハードすぎるお祭りがあります。谷に響き渡る太鼓の音は大迫力ですよ!

連休中だったので河原にはキャンプ客が大勢。

橋を渡る子供たちが「やっほーーーー!!!!」と叫ぶと、キャンプ場の子供たちが「やっほーーーー!!!!」と叫び返します。

ユサユサと風に揺られる橋の上で、このやり取りを見ながら今回の旅で一番心が温まりました。

谷瀬の吊り橋

住所:奈良県吉野郡十津川村大字谷瀬

最後に

「十津川村、行ってみよう!」と思ってくださった方に、私からひとつお願いがあります。それは、「十津川村へお越しの際は、是非、村内で宿泊してください!」ということです。

冒頭でお伝えした通り、十津川村は日本で一番大きな村です。

早朝から急いでもご紹介したスポットを全ては回りきれませんし、村内にはまだまだ沢山の素敵な温泉旅館や日帰り温泉があります。更に奈良の南端という立地上、十津川村へたどり着くまでにも時間がかかります。

できれば時間を気にせず、素晴らしいスポットをひとつずつじっくりと見て回ってほしい。そのためにも村内の宿泊がおすすめです。

十津川村には都会にはない澄んだ空気と心洗われる緑と川があります。
胸いっぱい深呼吸すれば、仕事や人間関係で疲れた心がほぐされます。

十津川村には観光客を歓迎してくださる村の温かさがあります。
ニコニコ話しかけてくださる村の皆様につられてこちらまで笑顔になってしまいます。

厳しい現代社会を生き抜く皆様、温かい十津川村で時間を忘れ、身体と心をリフレッシュする旅に行きましょう!元気になれることを保証します!!

現に私はこんなに元気になりました!わお!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

また日本のどこかでお会いしましょう!