【奈良・明日香村】古代ロマンに溢れた飛鳥地区で癒しの日帰り旅はいかが?

奈良県奈良市から車で約1時間の場所に位置する明日香村は、古代のロマンが溢れる観光エリア。「高松塚古墳」や「石舞台古墳」、亀にそっくりな「亀石」など、寺社仏閣とはちょっと違う、でも、心が癒やされるスポットが存在します。今回はそんな奈良県明日香村を自転車で周る、日帰り旅をご紹介。奈良に旅行に行く際には、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

こんにちは、ライターのユキガオ(@yukigao_22)です。

突然ですが、問題です。
私は今、どこにいるでしょう?

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鮮やかな緑の山々と田園風景が広がる、とってものどかな場所…癒される。

というわけで正解は、奈良県・明日香村です。

奈良県明日香村(地図データ:Google, ZENRIN)

奈良県高市郡明日香村(地図データ:Google, ZENRIN)

先日観光名所を巡った奈良市からは、直線距離で約25km。車で約1時間ほど南下したところにあります。
奈良観光となると、ついつい奈良市内で終わりがちじゃないでしょうか?

でも!!

明日香村は、古代のロマンが溢れるとっても素敵な場所なんです。
人生で一度は行ってみてほしい…。

ということで、明日香村のオススメ観光スポットとコースをご紹介します!

※本記事では、「明日香村」は地名、「飛鳥」は地区の総称として使い分けています。

 

近鉄飛鳥駅からスタート

飛鳥駅1

スタートは近鉄飛鳥駅!
ここを起点に、一日で飛鳥地区をぐるっと巡っていきます。

まず駅を出たらすぐに寄って欲しいのがココ!

飛鳥駅2

飛鳥総合案内所「飛鳥びとの館」

ここは、ただの観光案内所ではありません。

中でこの飛鳥王国パスポートが買えるんです。

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飛鳥王国パスポート(税込100円)

このパスポートには、観光モデルコースが載っていたり、飛鳥地区の各所で使える割引券が入っています。
割引券でお得に入館できるだけでなく、観光マップや観光スポットの解説も付いているのでかなりお得。

飛鳥駅に着いたらまずこれを買って、それから動き始めましょう!

飛鳥総合案内所「飛鳥びとの館」

 

明日香レンタサイクルで電動自転車をGET

飛鳥王国パスポートを買ったら、次にやってほしいのが自転車レンタル
今日は一日、自転車に乗って観光します。

なぜなら…

飛鳥地区は広いから!!

さらに追い討ちをかけるように、盆地による上り坂があちこち…

車で移動しないのなら、自転車が必須です!それも電動の!!
では駅のロータリーにある『明日香レンタサイクル』で、自転車を借ります。

サイクル1

明日香レンタサイクル

たくさんの自転車が並んでいます。

受付で必要事項を書いて受付。

サイクル2

受付No.カードと一緒に、周辺の観光マップももらえます。

「こことここに行きたいんですけど」と話をすると、ルートを地図に書いてくれる親切さ!!

ルートを教えてもらいました

ルートを教えてもらいました

初めて観光する人でも安心です。
私はずっとこの地図を片手に回ってました。

電動自転車でスタート

電動自転車(税込1,500円/日)でスタート

先ほども言いましたが、「めちゃくちゃ体力あるよ!」って方以外は本当に電動自転車がオススメ
観光を楽しむためにも、移動で体力消耗するのはもったいない!!電動自転車にしておけば間違いないです。

ちなみに電動自転車は70台のみのため、行楽シーズンは早めに行ってレンタルしましょう!
明日香レンタサイクルのホームページをスマホから見ると、一台あたり200円割り引いてくれるクーポンがあるので、それも必ず使いましょう!

また、200円を追加で払えば乗り捨て可能なのも嬉しいポイント。明日香レンタサイクルの事業所など決められたいくつかの場所で返却可能です。

飛鳥観光を終えてそのまま別の場所へ…という場合に便利ですね。

明日香レンタサイクル

 

 

高松塚古墳をのんびり眺める

自転車に乗って、のどかな道をゆるくのぼって行きます。

最初の目的地は高松塚古墳です。

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近くまで自転車で行けるので、大通りから高松塚古墳の方へそのまま入っていきましょう。

 

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古墳までは少し距離があるので、公園内にある地図を見ながら進みます。

目の覚めるような緑と木漏れ日の中を駆け抜けると、すごく癒されます。

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自転車は、高松塚壁画館の駐輪場に停めていきましょう。

少し歩くと古墳が見えてきました!!

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古墳というより、小高い丘のような…?

 

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こちらが高松塚古墳です。目の前で見てみると、案外大きい。

古墳と聞くとこんな形をイメージするかもしれませんが

古墳と聞いたら…

古墳と言えば…

高松塚古墳は円墳と呼ばれる丸い形なんです。

直径23m、高さ8m以上あるんだそう。どおりで大きいわけだ。

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少し離れた場所から眺めてみても、絵になりますね。

高松塚古墳

 

 

亀石と一緒に記念撮影

高松塚古墳を後にして向かうのは、亀石

「は?石?」

という声が聞こえてきそうですね。

そう、石です。
飛鳥地区には、様々な形をした石が残されているんです。

その一つが、亀のような姿の石『亀石』。
農道のような細い道を進んで行くと

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はい、亀石。

突如、現れます。いきなりポンと出てきた感がすごい。

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正面から見ると、人の顔にも見えますね。思ったより彫りが深い。

 

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一緒に撮ると、まあまあ大きいことが分かります。すでに愛着が湧いて可愛い。

こんな可愛らしい亀石ですが、実は恐ろしい言い伝え…

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亀石の伝説が書かれたプレート

そばに置かれたプレートによると…

今、亀は南西を向いているが、もし西を向き当麻をにらみつけたとき、大和盆地は泥沼になるという。

怖い!!

そもそも石が勝手に向きを変えるのも怖いし、大和盆地が泥沼になってしまうのも怖い。

そんなちょっと不気味な亀石ですが、ユニークな形をぜひ間近で見てみてくださいね。
亀石の少し先には「橘寺」もあります。聖徳太子が生まれたとされているお寺です。

少し登りますが、こちらもぜひ行ってみてください。

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亀石

 

 

石舞台古墳で古代ロマンを堪能

奈良に住む人や、奈良観光に行った人が口を揃えて言うのが

「石舞台古墳は一見の価値あり」

記事を書く前にいろんな人に話を聞いたところ、みんな石舞台古墳を推すんですよ。

そんなに言われたら、行くしかないですよね。

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はい、石舞台古墳に来ました。

古墳の周りにはお堀があってそれを越えます。

 

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橋の向こうに石が積まれてます

そうしてついに石舞台古墳とご対面。

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どーんと置かれた石のかたまり。これが石舞台古墳です。
古墳というのは、昔の偉い人のお墓。
石で部屋を作ってその中に棺を入れ、外側に土を盛ることで古墳ができあがります。

だけど石舞台古墳は、盛り土がなくなってしまい石の部屋が丸見えの状態。
先ほど見た高松塚古墳と全然違いますよね。

そして中に入ることもできます。

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階段を降りて、石の部屋の中へ

真っ暗に見える部屋の中は…

 

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石の隙間から外の光が漏れ出て幻想的。
「昔の人はどうやってこの石を運んで積んだんだろう?」と不思議で仕方ない。

古墳の中に入って古代ロマンに浸れる場所です。
みんなが口を揃えて石舞台古墳をオススメしていた理由が分かります。

周囲が緑に囲まれていて、ポツンと石のかたまりがあるのも不思議な感じ。

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お堀の外から

静かな場所で昔の人の暮らしに想いを馳せるのにピッタリな場所です。

石舞台古墳

 

 

昼食は『夢市茶屋』でほっこり

そろそろお腹も空いてくる頃。

石舞台古墳を満喫したら、近くの「夢市茶屋」でお昼ご飯を食べましょう。

夢市1

夢市茶屋は、明日香の夢市の二階にあるレストランです。

 

夢市2

店内は、ログハウス調で温かい雰囲気。
はじめに注文して会計をしたら、席にご飯が運ばれてくるシステムです。

ここでぜひ食べてほしいのが、古代米

夢市3

古代米御膳(税込1,080円)

栄養価が高いと言われている古代米は、奈良の名産品の一つ。
その他の料理も、明日香村で取れた野菜が使われています。新鮮でヘルシーなランチです。

鳥の唐揚げも、めちゃくちゃジューシーで美味しかった…!!

夢市4

古代米はモチモチしていて美味しい

一階のお店では、村内で採れた新鮮な野菜や古代米も販売されています。
スーパーなどで買うよりずっと安くて美味しそうだったので、帰りに寄って買い物するのもアリ。

※ただし、この後も自転車に乗ることを考えて買いましょうね。

夢市茶屋(明日香の夢市)

 

 

犬養万葉記念館で歴史に触れる

突然、景観のいい街並みが現れました。

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石舞台古墳から少し下ったところです。(下図参照)

 

この矢印のように走ります(地図データ:Google、ZENRIN)

この矢印のように走ります(地図データ:Google、ZENRIN)

雰囲気のいい街を自転車で駆け抜けていくと、そこに現れるのが『犬養万葉記念館』です。

 

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ここは、万葉集研究の第一人者とも言われる犬養孝氏を記念して建てられたもの。

え、よくわからない?

簡単に言うと、日本最古の和歌集・万葉集に出てくる土地(万葉故地)を保存しようと尽力した方を称えるための場所なんです。
「明日香村」という名前をつけたのも、犬養氏なんだとか。

そんな犬養氏の功績、万葉集に関する資料を見ることができます。

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奈良って本当に歴史の深い街なんですよね。
歴史に触れる場所がそこかしこにあって、本当にロマン溢れる場所だなぁと感じます。

また、1階には食事やドリンクがいただける『つばいちカフェ』も。

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オレンジジュース(税込200円)

入館は無料なので、気軽に入ってみてください!
歩き疲れた時の休憩スポットとしてカフェを利用してもいいですね。

オススメの観光場所を尋ねてみても親切に答えてもらえますよ!

犬養万葉記念館

  • 住所:奈良県高市郡明日香村岡1150
  • 電話番号:0744-54-9300
  • ホームページ:http://inukai.nara.jp/

 

必見!飛鳥寺にある日本最古の大仏様

犬養万葉記念館からさらに北へ進んでいきます。
周りに広がる田園風景が、とにかく美しい。

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自転車で走っていても、途中で止まって写真を撮りたくなってしまいます。

 

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今回の取材では写真撮影できなかったので、飛鳥寺の正面の景色だけでも。

民家も並ぶのどかな場所に、飛鳥寺があります。

飛鳥寺は、日本最古の仏像があるお寺。
通称「飛鳥大仏」と呼ばれる、釈迦如来像が祀られています。高さ約2.7mの大きな大仏さま。
真正面よりやや右見る方向によって表情が微妙に変わるのもポイント。

中では、お寺の方がお寺や仏像について、ユーモアを交えながらお話をしてくれます。

  • なぜ日本最古なのか?
  • どうやって運び入れたのか?
  • なぜ大仏が正面を向いていないのか?

などなど、大仏を眺めながらお話を聞いていると非常に面白い。

ぜひ現物を見て、話を聞いてみてほしいと思います。

飛鳥寺

 

 

甘樫丘から明日香を一望

一日の最後には、甘樫丘(あまかしのおか)へ向かいましょう!

丘のふもとで自転車を止め、展望台へと歩いて行きます。

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木々に囲まれた、自然豊かな場所。

 

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緩やかな上り坂を10分ほど歩けば、展望スペースに到着します。

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見晴らしのいい展望台。

眼下に広がるのは…

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橿原市の街並みと、大和三山(天香久山、畝傍山、耳成山)。

反対(南側)には、田園風景と連なる山々。

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古代ロマン溢れる飛鳥の景色を、ここ甘樫丘からゆっくり眺めてみる。
かつての日本の都の跡が残るこの町に、想いを馳せてみる。

そんな贅沢な時間こそ、大人の楽しみかもしれませんね。

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夕焼けが綺麗なことでも有名な場所。

季節・時間によっては美しい夕焼けを拝むことができるので、その時間帯を狙って行ってみてもいいですね。

甘樫丘

 

まとめ

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一日かけて明日香村を巡って感じるのは、明日香村ののどかさと歴史のロマン。
広がる田園風景や山々を横目にサイクリングしていると、それだけで日々の疲れも吹き飛んでしまいます。

遺跡を巡って「昔の人々はどんな生活をしてたんだろう?」と想いを馳せるのも楽しい。
そんな、豊かな自然と遺跡群に囲まれる明日香村の日帰り旅はいかがですか?

日常の喧騒を忘れて、ぜひ癒されてきてくださいね。

ライター:ユキガオ
運営メディア:スキ、はじめました。
Instagram:@yukigao_22

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