日本初!越谷レイクタウンで屋内スカイダイビング?高所恐怖症のライターが実際に体験してきた。
「フライステーション」という、屋内でスカイダイビングのような体験ができる施設が、埼玉県の越谷レイクタウンにオープンしました。今回はそんなフライステーションを実際に体験した記事をお届けします。体験中の動画も掲載。値段や体験時間等も気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
こんにちは、ライターの長橋です。
さて、休みの日はずっと家で録画したテレビ番組を観ているインドアの申し子のような僕が、なぜこのようなスポーティーな装いしているかと言いますと……
この世に生まれた誰もが「一度はやってみたい」と考えるであろう、「宙に舞う」という動作をするためです!!!!!
上の写真を見ていただければお分かりの通り、実際に僕は浮いております。むしろ飛んでおります。
では、どこでどのように、なぜ僕は飛んでいるのか、順を追って説明しましょう。
目次
屋内スカイダイビングの施設が、日本初上陸!
今回僕が訪れたのは、埼玉県越谷市レイクタウンに新しくオープンしたスポーツ施設「フライステーション ジャパン(FlyStation Japan)」。
なんとここでは、通常のスカイダイビングでパラシュートが開く前の時速約200キロで落下する感覚を、専用スーツとヘルメットおよび保護ゴーグルを着用するだけで体験できるのです!
もちろん未経験で大丈夫だし、特別な持ち物などは必要なし!この場所に来たらすぐに飛ぶことが出来ちゃいます。
ちなみにここフライステーションはロシアのサンクトペテルブルグで2013年に誕生し、日本が世界で2番目の事業展開となるそう。まあ、細かいことは抜きにして、早速中に入ってみましょう。
入ってすぐに目につくのが、最初にご紹介した“でっっかい筒”。
この筒は、民間人用風洞装置(ウィンドトンネル)と呼ばれるもので、トンネル下部から大量の風を流し、浮遊体験を可能にする装置なんだとか(もちろんこれも日本初上陸)。
ってことはもしかして下は空洞……!? と思ったけど、足元にはトランポリンのようなネットがあるので、立つこともでき、落ちる心配はないんだそうです。(安心した)
ウィンドトンネルは、直径4.5m、高さは19.8mもあるそう。
20m!? 結構高いな……と思った方もいらっしゃるでしょうがご心配なく。実際に飛ぶ際には特別な訓練を受けたインストラクターの方が隣にいるため、安心して飛ぶことが可能です。
ただ、冒頭でもご説明した通り、トンネル内は常時風速200kmの風が吹いています。
新幹線並のスピードの中でバランスを保たないといけないため、まずはイメージトレーニングをしてから向かうことになりました。
ルール説明は、ちゃんと聞かなきゃなりません
僕と一緒にトンネル内に入ってくれる心強いインストラクターさんから、ここでルール、飛び方、安全面の説明を受けることに。
まず基本的にはこのポーズでトンネルの中に入るんだそう。手は目線の先、顎は上げておく、そして足は腕の角度と同じに。要するに学生時代に体育でやった「背筋運動」みたいな感じですね。
とにかくうまく飛ぶコツは、“リラックス”すること。力を抜いた姿勢をとることで、より自然に飛ぶことができるんですって。
僕は学生時代はずっと「帰宅部」ということもあり、運動神経は一般男性と比べてからっきしダメな方。なのですが、とにかくインストラクターさんがおっしゃったことの通りにすれば、宙を舞うことができるんだそうです。でも、僕バランス感覚も全然ないんだよな……。
説明をしっかり聞いたら、いざ本番。
飛んでいる最中に靴ひもがほどけないようにしっかり結び直し……
風の音があまりにもうるさいため、耳栓を装着。
ヘルメットとゴーグルを付けて、空の旅に出発です!(室内だけど!)
トンネルのむこうは、不思議の空間でした。
さて、いよいよこの瞬間がやってまいりました。いったいどのようなことが体に起こるのか、まったく想像ができません。ただ一つ言えることは、めっちゃワクワクするってこと!
では、行ってきます!!!
トンネルの中に入る際は、入り口から床に向かって“倒れる”ようにして入室します。
そうすると体が勝手に……
浮きます!!!!
飛びます!!!!
ヤッバイ!!!まじで俺、飛んでいる……!!!
この笑顔の写真を見て頂いてお分かりの通り、めっっっちゃくちゃ楽しい!!!
ちなみにこの時点で時速200km出ております!
楽しくて仕方がないのですが、風の力があまりにも強すぎて、体が思うように動かない……。
例えば顎が下がってしまうと体が上昇してしまいそうになるので、頑張って教わった姿勢をキープしようとするのですが、なかなかこれが難しいのです。インストラクターさんが隣にいて本当安心した……。(風の速度は、トンネル外でスタッフがちゃんと調整してくれています)
と、あっという間にフライト時間の1分半が終了しました。ちょっと休憩して2セット目に挑戦します。
今回は1分半のフライトを2セット行うことになっていたのですが、2セット目はなんと、インストラクターさんがトンネル上部に連れていってあげると言い出しました。いやいや聞いてないって! まじかよ!(そういえば言っていたような気もする)
上に飛んでいるのに、なぜか怖さは全くありません。
まさに、“鳥になった気持ち”を味わうことができ、「うわあ、空を飛ぶってこういうことなんだ(空じゃないけど)」って思える、不思議体験でございました。
ちなみに僕がフライトする前、小さな子供が中に入って飛んでいたのですが、インストラクターの力を借りずにバランスを採って浮遊していました。子供は大人に比べて恐怖心がないため、うまく宙に浮くことができるんだとか。(4歳から体験可能だそう)
可能性を秘め過ぎている「フライステーション」
僕は高所恐怖症ということもあり、これまでスカイダイビングやバンジージャンプはもちろん、富士急ハイランドの地に足を踏み入れることすら拒んできた人生でした。(世の中には、別に行かなくていいところだってあるんだ)
ただ、今回の“フライト”は室内。高いところではないので恐怖心は不思議とありませんでした。というよりも自分の体が浮くなんて未知すぎて、イメージがまったくできなかったんですよね。いやー、こんな体験が出来るなんて、本当すごいよ「フライステーション」さん。まさに忘れられない瞬間です。
ちなみに今後は越谷レイクタウン以外にも、首都圏に3基以上を建設することを目指しているそう!
全国に普及したら、プロを目指す人とかも出てきそうだ……(練習を重ねていくと、自由に飛び回り、様々なことができるんだそう。例えばフリースタイルのダンスや、チームでフォーメーションを組んだりとかも)
ちなみに、気になるお値段は今回僕が体験した2回のフライトのプランだと、機材レンタルなどコミコミのお値段で平日、エコノミーコースが9,000円、
週末のスタンダードコースが12,600円となっております
越谷レイクタウンへは東京都内から電車で約1時間で来られる距離なので、ぜひ皆さんも体験しにいってみてはいかがでしょうか!(プライベートでもう一回行きたいので、どなたか一緒に行きましょう)
フライステーション ジャパン 詳細情報
所在地:埼玉県越谷市レイクタウン6丁目19-3(JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」南口より徒歩12分、 「レイクタウン南」交差点付近)
営業時間:9:00–22:00
Tel:03-4578-8896 (電話受付:平日10~17時)
料金などプランの詳細は公式ホームページをご覧ください。
ライター 長橋諒(@nagahashiryo)