都内から日帰りで楽しめる!秩父・長瀞の定番観光コースをご紹介

長瀞(ながとろ)は観光地としても人気の地域です。今回の記事では、阿左美冷蔵のかき氷や、川下り、宝登山ロープウェイ等を全部詰め込んだ、定番の日帰り旅行プランをご紹介いたします。家族での旅行やデート、一人旅にもおすすめのグルメ情報を網羅!大自然と美味しい食べ歩きが楽しめるモデルコースになっております。

DSC_0900こんにちは、埼玉秩父のローカルメディア「ちちぶる」編集長のあざみっくすです。

冬の寒さもだんだんと和らぎはじめ、休日に「あ、天気もいいしどこか出かけようかな〜」と、ふと思いつく季節になってまいりました。
しかしながら、突然思い立ったところで急に旅のプランを立てるのはなかなか難しいものです。

そんなときに知っておくと便利なのが、東京から日帰りで遊びに行けるスポット。

埼玉の秩父・長瀞(ながとろ)は東京から2時間圏内で、自然豊かな観光スポットになります。
今回は、そんな秩父・長瀞で名物や名所を効率よく回る日帰り定番コースを、地元を知り尽くした僕がご紹介させていただきます!

 

出発地は秩父鉄道「長瀞駅」

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まずは、秩父の中でも観光地としてとても有名な「長瀞」エリアからご紹介していきましょう。

長瀞エリアは、国の名勝・天然記念物に指定されている「長瀞渓谷(岩畳)」や定番の川下りである「ライン下り(冬季はこたつ舟の周遊船)」、パワースポットとして有名な「宝登山神社」など、様々なジャンルを網羅した観光地です。

この長瀞エリアだけでも一日中過ごせるくらい充実していますが、特に人気の高いスポットを巡っていきたいと思います。

出発地は秩父鉄道の「長瀞駅」。都内(池袋)から熊谷・寄居経由または、西武秩父経由で約2時間です。

長瀞駅
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
参考サイト:http://www.chichibu-railway.co.jp/

 

 

「長瀞岩畳商店街」〜圧巻の自然美「長瀞渓谷・岩畳」

最初に向かうのは、国の名勝・天然記念物に指定されている「長瀞渓谷(岩畳)」。長瀞駅から歩いて10分ほどの場所です。

 

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駅を出てすぐの場所に、「こたつ舟」というとても気になる看板が!

これは、長瀞を流れる荒川をこたつのついた舟で周遊するというアクティビティ。冬季限定の企画になります。(2月末までで、3/15以降に通常のライン下りが再開)

というわけで、「こたつ×舟」という、とても惹かれる組み合わせのため、こちらにチャレンジしてみようと思います。

駅前でチケットを購入したら、川のある方へ進みます(チケットは大人900円)。

 

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荒川までの通りは「長瀞岩畳商店街」、お土産やさんや食べ歩きのできるお店が充実しています。

 

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通りには、古くからの建物がたくさん残っていて、独特の空気を醸し出しています。

 

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趣のある通りは、歩いているだけでワクワクしますよね!

 

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「喫茶ラッキー」、なんと昭和な香りを残したお店の名前でしょうか!

 

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この喫茶ラッキーでは、秩父の定番グルメ「みそポテト」を店頭で購入することができます。

 

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こちらがみそポテト(300円)
みそポテトは、秩父地方で古くから食べられている名物で、蒸した芋を揚げて甘い味噌をかけたもの。昔は農作業の合間に食べる間食の「小昼食(こぢゅうはん)」として愛されてきたものです。

地元の人なら違いがわかるかもしれませんが、実はラッキーのみそポテトは天ぷら粉で揚げたタイプ。カリッと食べられるのが特徴です(一般的なみそポテトは天ぷら粉で揚げる)。

喫茶 ラッキー
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞455−2
アクセス:「長瀞駅」から徒歩5分
参考サイト:retty

 

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しばらく通りを進むと、こんなお洒落な雰囲気のお店も。
こちらは「長瀞とガレ」

「GALET(ガレ)」はフランス語で「石」。長瀞を支える石でできた岩畳とかけて、ガレット屋さんをオープンさせた、というのがオーナーさんの想い。

 

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ここでぜひ食べておきたいのが「ガレドッグ」。秩父名物の一つ「豚肉の味噌漬け」を使ったソーセージをガレット生地でくるっと巻いた一品。

 

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当然、レギュラーサイズでがっつりいただくのも良いですが、食べ歩きを考慮したスモールサイズ(3くち程度 190円)があるのも嬉しい!

 

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パリッとジューシーなウインナーの食感と、ふわふわモッチモチの生地のバランスが絶妙です!

長瀞では食べ歩きの誘惑が非常に多いですが(笑)、小さいものを選んでなるべく多くのものいただくよう工夫していきましょう!

長瀞とガレ
営業時間 :10:00~17:00
定休日  :不定休
アクセス :「長瀞駅」から徒歩7分
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞447
公式HP:http://www.nagatoro-galette.com/
参考サイト:食べログ

 

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そんなこんなで、岩畳商店街を抜けて長瀞渓谷にたどりつきました。

 

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川のほとりに舟があり、ここからライン下りやこたつ舟(冬季限定)に乗ることができます。

※取材した2月は季節限定のこたつ舟に乗れました

 

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事前に購入したチケットを渡して、ライフジャケットを受け取りましょう。こちらを着用したら、いざ乗船です!

 

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こんな感じで、本当に舟の中にこたつがあります!

 

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船頭さんがお一人で、舟を漕いで行きます。川も穏やかな流れで、ものすごく乗り心地がよいです〜。

なんでも「川の流れが静かで、長く続く場所」だから『長瀞』と呼ばれるようになったとか。船頭さんから、こういった歴史や背景の話を聞けるのも、醍醐味ですね。

 

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左側に見える大きな岩が「岩畳」。なんと500m以上の長さにわたる一枚岩の自然岩石なんです。渓谷に突き出るようにそびえる岩は、なかなか見ごたえがあります。

ライン下り(冬季はこたつ舟)
営業期間 :3月上旬~12月上旬(こたつ舟は1月1日〜2月28日)
受付時間 :9:00〜16:00(こたつ舟は10:00〜15:00)
アクセス :長瀞駅から徒歩10分
公式HP:http://www.arakawa-line.co.jp/
参考サイト:じゃらん観光ガイド

 

ランチは秩父名物をいろいろ食べられる「地場産食材 宝 」

商店街を満喫し、岩畳の絶景を楽しんだら、ランチへと向かいましょう。長瀞には名物を扱ったランチスポットが充実している一方で、行きたいお店を絞りきれない!という悩みに直面することも多いです(笑)

そんな時にオススメなのが、こちらのお店。

 

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長瀞駅前にある「地場産食材 宝 」。こちらでは、秩父の名物丼やかき氷など、話題になっている食べ物を一通り楽しめます。

 

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秩父に来たら一度は食べておきたい「豚みそ丼」「わらじカツ丼」「しゃくし菜漬け」など、名物がズラっと。友達と別々のものを頼んで、シェアをするのがお得な楽しみ方です!

 

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今日はまだまだ食べる予定があるので(笑)、「豚みそ丼 (小)780円」と「みそポテト 340円」を注文。小さいサイズがあるのは嬉しいですね!

 

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豚みそ丼は秩父で古くから愛されてきた食べ物。豚肉を味噌漬けにして保存していたことから生まれたものです。備長炭火で炙っていることから、芳ばしさが格別です!

 

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この店のみそポテトは王道の天ぷらタイプ。白い衣はサックサク、芋はホクホク、そこに甘い味噌が絡み、なんとも言えない絶妙なバランスの味を出しています。おいしい!

ぜひ、長瀞でのランチに迷ったら行ってみてください!

地場産食材 宝
営業時間 :11:30~18:00
定休日  :不定休
アクセス :「長瀞駅」から徒歩1分
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞530-1
参考サイト:ぐるなび

 

秩父三社の一つ「宝登山(ほどさん)神社」

さて、お腹もいっぱいになったところで、次はパワースポットを訪れたいと思います。長瀞には、秩父三社の一つ「宝登山神社」があります。

 

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長瀞駅から、先ほどいた川の反対方向に15分ほど歩いた場所に「宝登山神社」はあります。

 

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神社の入り口に立派な松が二本。しめ縄で結ばれていることを見るとなにやら意味がありそうですが……

 

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こちらは「相生乃松」と呼ばれる“縁結び”のご利益がある、ありがたい松なんですね。
男松とされる“クロマツ”と女松とされる“アカマツ”が並んでいることから、縁結びの象徴とされるようになったようです。入り口からこういったスポットがあるとテンションが上がりますね!

 

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こちら参道の入り口となる鳥居。

 

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拝殿に向かう階段。木々に囲まれており、厳かな空気が漂っています。さすがパワースポット、すでに空気感が他の空間と違う感じを受けます。

 

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色鮮やかな拝殿です。宝登山神社は「災難除け」のご利益があることでも有名。

その昔、かのヤマトタケル尊が宝登山に訪れた山火事に遭われたことがあったそう。その時に、山犬(狼)が身を挺して山火事を消し止めヤマトタケルを助けたことから、ヤマトタケルが感動しその山犬を祀り宝登山神社が生まれました。「火止山」の名が起き、のちに「宝登山」になったと言われています。

災難が続いていたり、大変なことに巻き込まれやすい!、という方は是非ここでご利益を授かっていただければと思います!

宝登山神社
アクセス:長瀞駅から徒歩15分
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
参考サイト:公式サイト

 

景色抜群!「宝登山ロープウェイ」

参拝した「宝登山神社」はその名の通り「宝登山」という山の麓にあります。神社の近くから「宝登山」山頂へ向かうロープウェイがあり、ここから抜群の景色を眺めることができ、おすすめのスポットになります。

 

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こちらが、ロープウェイの山麓駅。少し坂道を登りますが、神社から歩いて約10分です。

 

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「宝登山ロープウェイ」の文字がレトロでイカしてます!

 

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チケットを購入して、ロープウェイに乗り場へ向かいます。

 

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こちらが車両の「もんきー号」。愛らしい名前ですね〜(笑)。こう見えても、最大で50名まで乗れる優れものです。

 

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山頂までは約5分間のロープウェイの旅。山の山頂に向かって景色がグングン広がっていくのが圧巻です。上りの際は、是非車両の後ろ側で景色を眺めることをお勧めします!

 

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宝登山の山頂駅に到着しました。
山頂では、2月中旬くらいから「梅園、ロウバイ園」が見頃を迎えています。

 

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こちらでは約3,000本のロウバイが植えてあり、その広さは15,000平米にも及びます。

 

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これがロウバイの花、甘い香りが特徴です。園全体がうっすらとロウバイの香りに包まれるのが印象的です。

 

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絶景をバックにいい感じの写真を撮りたいなーと試行錯誤するのも、また楽しいものです!

宝登山ロープウェイ
運転時間 :山麓駅・山頂駅共通で始発 9:40 最終 17:00 (山頂駅からの最終は17:20)
アクセス :長瀞駅から徒歩20分
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1766−1
参考サイト:公式サイト

 

夏には行列必至!かき氷の名店「阿左美冷蔵」

宝登山から駅に向かって戻る途中に、天然氷を使ったかき氷の名店「阿左美冷蔵 宝登山通り店」があります。
こちらのお店、数年前から様々なメディアが取り上げ、さらに口コミでその人気が広がり、夏には2時間以上の行列を作るほどの人気店になりました。

かき氷というと、そりゃ夏に食べたいと思うかもしれませんが、行列を避けて食べれられるのが夏以外であることと、寒い時期にかき氷を食べるのも乙なことから(コタツの中でアイスを食べる的な感覚)、真冬の今回も訪れて見ようと思います!

 

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店頭の看板。洗練されたデザインが素敵です。

 

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店頭には、かき氷店を象徴するようにかき氷機が飾られています。

 

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阿左美冷蔵の人気メニューは、「和三盆」を使った上品な甘さの「秘伝みつ」。
これに“白あん”や“あずき”などがトッピングされたメニューがオススメです。本日は、「蔵元秘伝みつのかき氷 あずき・黒みつ月 1,100円」を注文しました〜

 

DSC_0025ドン!っと、かき氷の山が目の前に現れました!

 

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純白のふわふわ氷が20cmは超えるであろう高さを誇っています。天然氷を繊細に細かく削った姿が見事です!

阿左美冷蔵では、冬場にできた天然氷でかき氷を提供しています。そのため、天然氷の特徴である「透明で固い」氷をとても薄く削ることができるため、ホワホワのかき氷に仕上がるんですね(そのためか、頭がキーン!と痛くならないという声も聞きます)。

 

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早速、秘伝みつ・黒蜜・あずきをかけます!

 

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さらっとした甘み、天然氷の繊細さ、全てが上手に絡み合って、絶妙な味わいを醸し出しています。そして、噂どおり天然氷のため食べても頭が痛くなりませんでした(笑) ※個人差はあると思います

夏場には、2時間以上も炎天下で待たなければ食べられない人気のかき氷を、是非このタイミングで食べてみてはいかがでしょうか?

天然氷蔵元 阿左美冷蔵 寶登山道店
営業時間 :10:00~17:00
定休日  :火曜日
アクセス:「長瀞駅」から徒歩5分
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞781−4
参考サイト:ぐるなび

 

レトロ線「秩父鉄道」に乗って秩父市内へ!

長瀞には見所はまだまだありますが、だんだんと夕方に近づいているタイミングなので、秩父市内へ移動し東京へ帰りやすい場所でもう少し遊ぶことにしましょうー。

 

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再び長瀞駅に戻ってまいりました。駅舎はとてもレトロ。こういった場所にいるだけで心が落ち着きますね。

 

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市内の駅「御花畑駅」まで切符を購入します。 ※秩父鉄道はsuicaやpasmoなどの交通系ICカードが使えないのでご注意を!

 

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田舎の電車のホームといった感じですね。ここで電車を待ちます。

と、ホームの中にすこし気になるものが…

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カエルです。「ブーメラン 無事に蛙(帰る)」。なるほど、シャレですね(笑)

 

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「いちどと言わずにまた来てくんな(来てくださいね)」というブーメランの意味とお客様が無事に家に帰れるようにという願いが込められた蛙とのこと。身を守ってもらえるようしっかり拝みましょう!

 

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秩父鉄道は3両のローカル線。なぜか動物のラッピングがされています!

 

DSC_0847車両のラッピンはこれですね。「秩父ジオパークトレイン」。秩父の自然や貴重な大地、動物を楽しむ「秩父ジオパーク」という企画で、様々な場所がジオパークスポットとなっています。

 

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秩父の山に生息する動物を開設した説明書きもあります。

 

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車窓から長瀞〜秩父市内の風景を楽しむだけで「秩父鉄道」に乗る価値があります。うーん、雄大な景色です!

 

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長瀞駅から約22分。秩父市内の中心部にある「御花畑駅(芝桜駅)」に到着しました。こちらの駅舎もとてもレトロな雰囲気を残す素敵な駅です。

さて、秩父市内でもう少しぶらりとして、夕食を食べましょう。

御花畑駅
住所:埼玉県秩父市東町21

 

ベーグルと揚げたてのメンチカツを挟むオリジナルサンド!「マイルストーン」×「安田屋」

御花畑駅から徒歩で5分ほどのところに、オススメ食べ歩きスポットがあります。

 

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こちらが秩父のメインストリートである「番場通り」。石畳の道路が特徴的です。ここに見える安田屋(左)とマイルストーン(右)で奇跡のコラボサンドを堪能できるんです!

 

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まずはこちらのマイルストーンで焼きたてのベーグルを購入します。

 

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ところ狭しと並べられたベーグル。どれも焼きたてでもっちりとした食感が特徴の逸品ばかり。

 

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今回はコラボサンドを自作するためにプレーン(150円)を購入。この後、安田屋の惣菜を挟むので、その旨を伝えるとベーグルに切り込みを入れてくれます。

 

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今度は向かいのお店、「安田屋」で揚げたてのメンチカツやコロッケをゲットしましょう。
「安田屋」は創業が大正5年、秩父名物の豚みそ漬けをメインにこの土地で長く愛されてきたお店です。

 

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揚げたてのメンチカツ。なんと一枚100円!他にもコロッケなどもあります。

 

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ちゃんとお店としても、向かいの店舗のベーグルとコラボすることは公認なんですね。

 

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これが、自分だけのオリジナルサンド!お値段にして250円と超破格です!

 

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もっちりベーグルと肉の旨味が凝縮したメンチカツ。食べた瞬間、旨味が口の中に広がり、さらにベーグルのもちもち食感が食べ応えを演出、めちゃくちゃ美味しいです!

オリジナルベーグルサンドを手に、秩父の街をぶらっと廻るのも良いですね!

マイルストーン
営業時間 :10:30~18:30 (売切れ早じまいあり)
定休日  :不定休
アクセス :「御花畑駅」から徒歩5分
住所:埼玉県秩父市番場町18−5
参考サイト:食べログ

安田屋
営業時間 :9:00~18:30
定休日  :水曜日
アクセス:「御花畑駅」から徒歩5分
住所:埼玉県秩父市番場町19−9
公式サイト:http://yasudaya-shop.com/

 

 

ホッと一息つける場所。喫茶「CARNET(カルネ)」

今日1日、かなりの距離を歩いて疲れ切っている頃でしょう(笑)。コーヒーでも一杯飲みつつ、ゆっくりと過ごせるお店でくつろぎましょう。

 

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そのお店がこちら、喫茶店の「CAPNET(カルネ)」。大きなガラス張りが印象的で、中の落ち着いた雰囲気が伝わってきます。

ここでは、オールドビーンズを使ったコーヒーが有名。オールドビーンズは生豆を数年間寝かせ、旨味を凝縮させた豆。これがたまらない香りを引き立ててくれます。

 

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抜群に雰囲気の良い店内。

 

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カウンター後ろに並べられたカップも、1点1点こだわりを感じられます。

 

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コーヒーはネルドリップで一杯ずつ丁寧に入れていきます。ペーパーで抽出するものより、滑らかな口当たりとなり、飲みやすくなるのが特徴です。

 

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こちらはケアブレンド(550円)、苦味と甘みのストロングタイプです。
コーヒーを飲みながら、今日の思い出などを話してゆっくりと過ごすのが良いでしょう。歩き疲れた体をぜひこちらで休めて見てくださいね。

CARNET(カルネ)
営業時間 :10:00〜22:00
定休日  :木曜日
アクセス :「御花畑駅」から徒歩5分
住所:埼玉県秩父市番場町18−7
公式HP:http://carnet-chichibu.com/
参考サイト:ぐるなび

 

秩父の焼肉といえばホルモン!「一番館」

さて、いよいよ今回の旅も終盤です。秩父市内からなら90分で都内まで戻れることから、せっかくなので秩父でお酒飲みつつ、名物のホルモン焼きを食べて、旅を締める!という楽しみ方をおすすめします。

そうそう、秩父の焼肉といえばホルモン焼きが主流なんです。昔から豚肉がよく食べられていた、ということもあるので、豚肉の内臓もしっかりいただく習慣が根付いているのでしょう。

 

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こちらは秩父の中でも老舗ホルモン焼き店「一番館」。駅から10分ほど離れたところにありますが、地元 の人が通うかなりに人気店です。

 

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赤提灯に藍染ののれん。いい感じの入り口ですね〜

 

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全席座敷!地元感がありますが、店員さんは非常に気さく。初めて訪れても親切にお勧めなどを教えてくれます。

 

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個別にホルモンを注文しても良いのですが、初心者向けに「秩父ホルモンセット(1,280円)」なるものがご用意されています。
人気の品が8点以上入ったお得なセットなので、まずはこれを注文すると良いでしょう。

 

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ぼくも全力で一日紹介し続けたので、ここらで一杯失礼します(笑)

 

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こちらが初心者向けの「秩父ホルモンセット」。
様々な種類のホルモンの味を試せるのがいいですね!

 

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炭火でジャンジャン焼いていきます!

 

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少し辛めのタレにつけて、いただきます!
ホルモンは部位によって味わいはもちろん、食感が全然違うのでたくさんの種類を食べるのがお勧めです。

また、それほど脂っぽさもないので、量を食べてもあまり胃もたれせず、酒のつまみとして長い時間食べられるのも嬉しいですね。

一番館
営業時間 :16:00〜22:00
定休日  :月曜日・第三火曜日
アクセス :「御花畑駅」から徒歩14分
住所:埼玉県秩父市日野田町1丁目4−6

参考サイト:ぐるなび

 

最後に

その日にふと思いついて出かけても、がっつり1日遊べるのが長瀞や秩父。
回るコースもご紹介したように把握しておけば、驚くほど充実した旅を満喫できるでしょう。

また、季節ごとにも楽しめるポイントが変わっていくので、何度でも観光を楽しめちゃいます。気軽に日帰り旅行として秩父までお出かけしてみてくださいね!

文・写真:ちちぶる編集長 あざみっくす ちちぶる