【2ヶ月限定の氷の絶景】秩父の「氷柱」を地元民がご紹介!

埼玉の秩父は氷柱でも有名です。その中でも特に名前の知られている「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」だけでなく「あしがくぼの氷柱」「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱」といった場所への観光情報もこの記事ではご紹介。アクセス方法も事前に確認してくださいね。さらに、氷柱の作られ方を検証すると、地元の方の努力もみえてきます。寒いですが、是非冬の絶景を見に行ってみてください。

IMG_6978こんにちは、埼玉秩父のローカルメディア「ちちぶる」編集長のあざみっくすです。秩父・横瀬町のゆるキャラ「ブコーさん」に扮してお届けしたいと思います。

とっても寒い季節になりましたね。こんな寒い冬だからこそ、冬にしか見られない絶景スポットを巡りたいものです。埼玉の秩父でそんな「冬にしか見られない」絶景スポットが話題になっています。

それが「氷柱」。”ひょうちゅう”と読みます。

いわゆる「つらら」なのですが、その迫力がとんでもないレベルで、観る人を引き寄せる話題の絶景スポットとなっているのです。しかもこの氷柱、夜にはライトアップがされ、とても幻想的な姿を見せてくれるので、カップルのデートスポットとしてもバッチリです。

全国的にも「氷瀑(ひょうばく)」として、観光スポットとなっている場所はありますが、北海道や東北など少し離れた場所でなければ観ることができません。一方で、秩父の氷柱は都内から2時間以内でたどり着ける場所のため、絶景を手軽に楽しむことができるんです。

というわけで、今回は秩父地方の「三大氷柱」と呼ばれるスポットが見頃を迎えるため、それぞれの見所・ポイントをご紹介していきたいと思います。

 

そもそも氷柱ってどうやってできているの?

まず、スポットの紹介に入る前に氷柱について説明をしておきましょう。

氷柱は、秩父地方が冷え込む12月中旬頃から手入れが始まり、山の斜面や崖に水を噴射し凍らせて氷を育てていきます。よく、天然でできたんじゃないですか?と言われるんですが、職人が丹精込めて丁寧に凍らせていくんですね。

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散水機の水量や噴射のタイミングを細かく調整して、氷を育てていきます

実は天然の氷だと、綺麗に氷が仕上がることは少なく、人の手を加えて丁寧に育ていくことが氷柱を綺麗に仕上げるポイントになります。その日の温度に応じて水の噴射量を変えたり、凍結防止のために毎日水の噴射パイプを手入れしたり、相当な手間をかけてようやく観光客の方に楽しんでいただける氷柱が出来上がるわけですね。

ぜひ、手塩にかけて育てられたストーリーを知って、氷柱を楽しんでいただけたらと思います。

ちなみに氷が凍る場所ですから当然気温もめちゃくちゃ低い!訪れる際には、バッチリと防寒対策することをお勧めします。また、各スポットともにその地”ならでは”の特産品や熱々の甘酒などがいただけるので、氷柱と合わせて楽しむことがでますので、お見逃しなく。

それでは、三大氷柱をご紹介していきましょう!

 

唯一、駅から徒歩で行ける「あしがくぼの氷柱」

まずは三大氷柱の中で、唯一電車の駅から徒歩で行ける「あしがくぼの氷柱」。3箇所の中でも、最も人手が多く昨年は4万人以上が訪れた氷柱スポットになっています

 

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池袋発の「西武池袋線」を乗り継ぐこと約90分。「芦ヶ久保」駅が最寄りとなります。

 

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山々に囲まれた駅。空気も澄んでいて、つい深呼吸をしたくなります。

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駅から氷柱の会場までは約10分。のぼり旗や案内の看板が出ていますので、迷わず向かえるかと思います。

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次第に山の中へ入って行きますが、足元は木のチップが撒かれてとても歩きやすいです。

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氷柱を楽しんだあとに会場からバスが出ているので、そちらを活用すれば「いちご狩り」や「しいたけ狩り」、「日帰り温泉入浴」なんかも楽しめます!(※平日は要予約)

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さあ、会場の入り口につきました。こちらで環境整備金200円を支払います。まあ、入場料ですね。ちなみに、会場内であったかい甘酒か紅茶を無料でいただけるので、200円もめっちゃお得に感じます。

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入り口から歩くこと2、3分氷柱の入り口につきました。

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こちらが氷柱会場です!山の斜面は全て氷で覆われています。まだ70〜80%ほどの凍り具合ですが、それでも迫力がありますね!

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植物もがっつり凍ってます。

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西武線の電車もすぐ近くを走っているので、氷柱と電車のコラボレーションを見ることができます!

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会場を進んでいくと休憩できる広場(兼展望台)があります。薪ストーブもガンガン炊かれているので、冷えた体を休めることができます。

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展望台から眺めた会場の全体像。会場が広めで複数箇所で氷柱ができているのが、「あしがくぼの氷柱」の見どころのひとつです。

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展望台には売店があり、季節モノの「しいたけ」や地元産の「紅茶」、「酒粕」なんかも販売しています。

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そして、来場者全員「紅茶」か「甘酒」を1杯無料でいただけます!とにかく、会場が寒いので体の芯から温まるこのサービスは嬉しいです!

 

夜のライトアップ編

週末(金・土・日)になると、幻想的なライトアップがなされます。毎年、多くの人々がこのライトアップを目当てに訪れ、知名度がグングン急上昇しています!

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夜のライトアップの様子がこちら!昼間の姿とは打って変わって、幻想的な姿を見せてくれます。まるで海の中のような光景です。

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氷にライトが当たると、氷そのものが輝くように見え、まるで異空間にいるような錯覚に陥ってしまうようです。

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歩いていた通路にもライトが灯されます。会場に流れる静かな音楽と自然の川の音、そして幻想的な光景が日常を忘れさせてくれるようです。

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展望台から見ると、これまた絶景です!恋人や大切な人と訪れれば、距離が近づくこと請け合いですね(笑)

 

スポット:あしがくぼの氷柱
開催期間: 2017年1月6日(金)~ 2017年2月26日(日)9:00~16:00 ※ライトアップ開催日(毎週金・土・日曜日)20:00まで
アクセス;西武鉄道「芦ヶ久保駅」徒歩約10分
入場料:環境整備金として200円
参考サイト:ちちぶる

 

川に映りこむ氷柱が幻想的。三十槌の氷柱(みそつちのつらら)

二つ目のスポットは、秩父市大滝地区にある「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」。
こちらの特徴は何と言っても、天然の氷柱と手作りの氷柱のいずれも見られることです。

また、渓谷にできる氷柱でもあることから、ライトアップされた氷柱が川に映り込むところも見応えがあります。

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「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は秩父市内から車での移動がオススメ、約40分の距離です。(バスも出ていますが、時間が限られています)
※駐車場料金500円がかかります。

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甘酒から肉まん、秩父名物のみそポテトまで、バラエティに富んだものが揃った売店。

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やはりありました、焚き火!冷え切った体を薪で温めるのは、もはや氷柱会場の定番ですね(笑)

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こちらが入り口、環境整備金の投げ銭箱があります。お好きな額を入れて先に進みましょう。

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夜間のライトアップの電源は、使用済み天ぷら油を利用しています。しかもライトはLED!とっても環境に優しい取り組みです。

 

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会場に向かっていくと、2つのゾーンがあることがわかります。天然だけでできた氷柱と、人の手によって丁寧に作られた氷柱。

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こちらが、天然の氷柱。1月の中旬なので、まだまだ氷柱が少ない状態ですね。それでも、「ザ・つらら」といった感じで、見応えがあります。

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余裕で1m以上の高さになった”つらら”ができています。

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こちらが、人口の氷柱。特徴としては、崖の高い位置まで”つらら”ができていることですね。
ここから、氷が成長していくとさらに圧巻の姿に成長していきます!

 

夜のライトアップ編

それでは、こちらの夜のライトアップもご紹介しましょう!

「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」では、毎日ライトアップをしているので、週末の都合が付かない方でも楽しめるのが嬉しいところです。

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夜に会場へ向かうと、幻想的な氷柱が先に見えます。これはワクワク感が湧きますね!

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まずは、天然氷柱ゾーン。透明のつららが見事に光を反射し、壁全体が発光しているよう見えます。まるで、ラピュタかディズニーか(笑)
氷柱が川に写り込むのがさらに幻想的です。

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ライトの色合いも様々に変わりゆくので、ずーっと眺めていても飽きません。

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こちらが人工の氷柱ゾーン。目一杯の高さまで氷柱ができているため、ダイナミックな姿を見ることができます。

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真っ赤に染まった崖も!少しおどろおどろしいですが(笑)

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暗闇の中にポツンと見えるライトと氷柱が非日常感を演出します。しっかしながら寒い(笑)

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ピーク時にはこんな見応えのあるライトアップも!
※地元カメラマン「持田カメラさん」提供

 

スポット:三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
開催期間:2017年1月7日(土) ~2017年2月19日(日)
ライトアップ時間:【平 日】17:00~19:00 【土・休日】17:00~21:00
アクセス;秩父市内から車で約40分 ルートはこちら
入場料:駐車場代として500円
参考サイト:秩父観光協会

 

尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱

最後は、小鹿野町にある「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱」。ここはなんと、吊り橋から氷柱を眺められるのがポイントです!

美しい氷柱の景色と吊り橋効果で、デートで訪れれば盛り上がること間違い無し(笑)

ちなみに「冷っけぇ〜(ひゃっけ〜)」とは秩父弁で”冷たい”の意味なんです。

それではご紹介していきましょう。

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場所は秩父市内から車で約50分。やはり、車での移動がオススメですね。こちらが、会場入り口になります。

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かなりの山奥に来ていますが、こんなに多くの方がいらっしゃって活気があります!

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地元産の名物・野菜などが所狭しと並んでいます。これだけいろいろあれば、お土産にも迷いませんね。

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こちらで入場券(環境整備金)を200円支払って、会場に入っていきます。

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会場まで林の道を歩いてきます。足元には丁寧に木の屑(くず)が敷かれていて、歩きやすくなっています。

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この吊り橋から、氷柱を見ることができます。

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雪をかぶってしまっているので、氷が少し見にくいですが、氷の柱が着々と成長しています。また、滝が流れるところで氷柱が見られるのは、この「尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱」だけ。なかなか趣深いです!

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登山道にかかる階段も、がっつり氷柱に覆われています(笑)
※冬の期間は登山道は閉鎖中

 

夜のライトアップ編

こちらも週末限定でライトアップをしています。
※ライトアップ写真は、地元のカメラマンさん(持田カメラさん)にご協力いただき、写真を提供いただきました

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会場への道にはろうそくが灯され、入り口からすでに幻想的な演出が始まっています。

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吊り橋と氷柱、セットでライトアップをされていて、他の場所とは違った幻想的な空間になっています。ほんとディズニーにアトラクションみたいですね!

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かなり成長した氷柱は圧巻の見応え。息を飲む光景です。

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カップルで眺めている様子も絵になります(笑)

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氷柱をしばらく眺めたのちに空を見上げるともう一つの楽しみが。澄んだ空気と冬の夜空。そう、満天の星も見えちゃいます!

 

スポット:尾ノ内百景(冷っけぇ~)氷柱
開催期間:2017年1月8日(日) ~2017年2月26日(日)
ライトアップ時間:1/21・/28、2/14・/11・/18の土曜日【土・休日】17:00~21:00
アクセス;秩父市内から車で約50分 ルートはこちら
入場料:環境整備金200円
参考サイト:西秩父商工会= 尾ノ内渓谷百景氷柱 =

 

いかがでしたか?
四季折々で楽しめる秩父の自然。冬だけにしか見られないこの氷柱は、寒い場所だからこその絶景。たった2ヶ月間しか見られないという、限られたタイミングをぜひお見逃しなく!

文・写真:ちちぶる編集長 あざみっくす ちちぶる
写真:持田カメラ
 

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