オープンから約4ヶ月。何かと話題の「レゴランド」で広報さんに色々聞いてきた!
名古屋に今年オープンしたレゴランド。チケット料金や園内での食事、持込の許可等、何かとネットで話題になりましたが、実際現在どうなっているのか、中で働く人に色々質問してきました!レゴランドに行く際のパーク内のオススメの回り方、先に知っておきたい情報や楽しみ方も掲載しておりますので是非チェックしてみてください。
こんにちは。
インターネットでライターをしている長橋です。
本日は、名古屋に新しくオープンした施設「レゴランド・ジャパン」に来ています。
「レゴランド・ジャパン」(通称レゴランド)は、世界的な人気を誇る「レゴブロック」をモチーフとしたテーマパーク。
2017年4月1日にオープンしたこの施設は、日本初上陸として大きな注目を集めています。
幼い頃、黙々とレゴに興じていた僕にとって、レゴだらけの「レゴランド」は夢のような場所。
以前放送された『世界・ふしぎ発見!』のデンマーク特集でその存在を知り、「いつか大人になったらデンマークに行って、レゴランドに行きたいなぁ……」と思いにふけておりました。
そんな「レゴランド」がついに日本上陸。
このビッグニュースをYahoo!で見たときは「うわっ!」と思わず声を上げ、「オープンしたら絶対に行こう!」と喜んだ覚えがあります。
しかし……
オープン直後から現在に至るまで、インターネット上では、「料金が高い」「子どもっぽい」「客が少なくてガラガラ」といったネガティブな風評や、あげくの果てにはガセネタまで飛び交っている状況。
周りにとても流されやすい僕は、このような「ネット上の意見」を見て、「あれ? もしかして、期待するほどではないのかな? 思い出補正がかかっているだけなのかな?」と思ってしまい、レゴランドに対するワクワク感がどこかに消えていってしまったのでした。
ただ、そうこうしているうちにレゴランドのオープンから3ヶ月以上が経ち……
生粋のレゴ好き人間である僕の心には、「やっぱりレゴランド、めっちゃ行ってみたいな…」という思いがふつふつとよみがえってきたのです。
とはいえ、ネットで調べても相変わらず否定的な意見が山ほど。
これではいったいどんな施設なのかが、よくわかりません。
というわけで今回は、それならばもういっそのこと、この目で確かめてみようと思い立ち、東京から新幹線に乗って「レゴランド・ジャパン」へやってきました!!!
しかもなんとなんと今回は特別に、レゴランド広報担当の高木さんが、パーク内のオススメの回り方を教えてくれるとのこと!
広報さんが一番楽しみ方を知っているはず! ということで聞きにくいこともアレコレ聞いてみようと思います!
(※一応お伝えしておきますと、本記事はPR記事ではありません)
高木さん、よろしくお願いします!
こちらこそ、きょうは楽しんでいってくださいね!
目次
実際にレゴランドに行ってみよう!
「レゴランド」に電車で行くには、名古屋駅を経由して行く必要があります。
名古屋駅で「あおなみ線」という電車に乗り、終点の「金城ふ頭駅」(きんじょうふとう)を目指しましょう。
ネット上では「名古屋駅から離れているので行くのが面倒くさい」的な意見がありましたが、実際は電車で一本、約24分で到着します(急行だと約17分)。
これが遠いと思うか否かは個人の解釈にもよりますが、僕はスマホでTwitterをいじっていたらあっという間に到着したので、そんなに遠いとは思いませんでした。
普段から電車移動に慣れてる、首都圏近郊に住んでいる方なら「むしろ近いな」って思うかも知れません。
さて、「金城ふ頭駅」を降りて約5分ほど歩けば、レゴランドに到着!
実際に中に入ってみましょう。
入り口で迎えてくれるのは、公式キャラクターのバディくん。
彼は「レゴランド・ジャパン」のオフィシャルキャラクターらしく、ここに来ないと会えないんだとか。
近くに行くと、一緒に写真を撮ってくれました。(地味にうれしい)
ちなみに「入場料の高さ」がネット上でとやかく言われていましたが、その辺りはどうなのでしょうか。せっかくなので、高木さんに聞いてみます。
大人6,900円、子ども5,300円の入園チケット、なんだか「高い高い」と言われていますが……。
はい、お客様の意見を反映して先日「ファミリー1DAYパスポート」という新しいチケットの販売を開始しました。3~4名分の1DAYパスポートがセットになった、家族の皆さんで利用するとお得なパスポートです。
入場日の7日以上前に買えば、更にお求め安くなっているんですよ。前売りチケットの割引は、どのチケットでも有効です。
https://www.legoland.jp/tickets/buy-tickets/
全然知らなかったです。
ちなみにレゴランドは、年間パスポートが非常にお得です。多いときは一日2割くらいの方が年パスを購入されています。なんと、もう36回来た方もいらっしゃるくらいで……(笑)
そりゃすごい。お安く行ける手段を別に用意してあるという事なんですね。
さて、レゴランドは大きく分けると7つのエリアに分かれているそうなのですが、まずはどこに行けば良いのでしょうか。
というよりも、、そもそもレゴランドにはどんな施設があるのか、皆さん知ってますか?(正直な話、僕もこの取材に来るまで詳しく知りませんでしたが…)
とりあえず初めての人は、あちらに行かれるのがオススメですよ!
あちら?
あの高いタワー「オブザベーション・タワー」に登って、まずはパーク内を一望してみてください!
ああいう高いタワー、昔レゴを積み上げて作ったな……。
「オブザベーション・タワー」は、パーク内で一番高い建物。
ここに登れば、レゴランドを見渡すことができるんだそう!
グングンと上まで登るこのタワーは、高さが約60メートル。
ちなみに展望席は回転しながら上昇するので、どの席に座っても問題なし!
また遊園地のフリーフォールのように、高速で落ちたりはしませんので安心してくださいね。
とまぁ、こんな感じで……
レゴランド内全体を見ることができます!!!(レゴランドはとにかくカラフル)
ネット上の話ばかりで恐縮なんですけど……「パーク内はめっちゃ狭い!」っていうコメントが拡散されてて、僕も来る前はそうなのかなって思ってたんですけど……。でも実際にこうやって見ると結構広いんですね……!
そうなんですよ。でもまあ、他の大きなテーマパークと比べたら、そんなに広くはないのかなと思います。広すぎると、お子さまは全部回れないですからね。小さなお子様がいらっしゃると、この広さでも一日では回れません。
確かにそうですね。大人だけがここに来るわけじゃないですからね……。
そんな風にまずタワーからレゴランドの全体を把握したところで…
お次は、僕が子どもの頃からずっと行きたかった「あの場所」へ向かいます!
最低3時間はここに確保したい!「MINILAND」
さて、僕がどうしても行きたかった「MINILAND」へやってきました!!!
ここは一体どんな場所なのか。その答えは下の写真を見ていただければすぐに解決します!
さて、これはパッと見、渋谷のスクランブル交差点のように見えますが……
なんと! 全てレゴで作られているのです!!!
やばくないですかやばくないですか???(しかも、人間の動きや服装が全員違う!!!)
(渋谷からスカイツリーが何故か見えてるのはご愛敬というところですが)こんな感じで、日本のいろいろな街並みがレゴブロックで再現されていて、レゴファンならずとも「すっっっっげえええ」ってなる夢のような場所なんです!(約1千万個のレゴブロックを使用しているそう)
せっかくなので、まだレゴランドに行ったことがない人に向けて、この街並みをたくさん紹介したいと思います!
日本全国を旅行している気分でお楽しみください!!!
最初はお台場!
次は東京駅!
浅草を挟んでの……
首都高!!!
新幹線に乗って名古屋城へ!
こっちはナゴヤドーム!
の反対側を見ると……
試合中です!!!しかも全員服装や表情が違うらしい!!!!!
大阪!心斎橋!グリコ!
道頓堀川!実物より水が綺麗!
京都!観光客多め!
姫路城!相変わらず白い!
札幌!雪まつり開催中!
新神戸駅!ここが終点!
とまあ、ざっと紹介してしまいましたが、これ、めちゃめちゃ凄くないですか??????(他にもたくさんの街があるけど、紹介しきれない)
この「MINILAND」を作るのにどれだけ膨大な時間がかかったのかというと、世界各地の「レゴビルダー」と呼ばれるレゴ作りのプロが、約2年ほどかけて作ったとのこと。「レゴビルダー」って響きめっちゃカッコイイな…。
ミニフィグの表情や服装は一つひとつ違うのですが、この他にも注目してみてほしいところがあるんです。
といいますと……
実はこの「MINILAND」で描かれている街並みには、一つひとつストーリーがあるんです。
え……?
例えばこちらを見てください。よく見ると、はしごの上から「ペンキが入ったバケツ」を落としてしまった人がいますよね? そのペンキを踏んだシカが歩いて、地面に足跡が付いてしまっているんです。
うわ! ほんとですね!
このような物語が「MINILAND」内にはたくさん隠れています。探してみると楽しいですよ!
たくさん探してインスタにアップしたい気持ちは山々ですが、今日は時間がないのでプライベートでまた来ます……。まじでここ、3時間は余裕でいれるな……。
「MINILAND」は、さらっと見ると15分足らずで歩けてしまうのですが、一つひとつをじっくり見ていくと、かなりの時間がかかると思われます。(これは個人の解釈によりますが……)
ちなみに、平日は人も少なめなのでゆっくり見れますよ!!!
ちなみに、ボタンを押すといろいろと動きます!(たくさん押してみよう)
アトラクションで遊ぼう
「MINILAND」を後にし、レゴランドが誇る「アトラクション」の数々を高木さんに紹介してもらうことにしました。
まず、この「パイレーツ・ショア」というエリア内には……
「スプラッシュ・バトル」と呼ばれるアトラクションがありまして、船に付いている水鉄砲で、他の船の乗客・アトラクションの周りにいる人・宝箱などを狙って遊ぶことができます。
※水が飛んできて濡れるので、絶対に濡れたくない人は近づかない方がいいです。
隣にある「ナイト・キングダム」というエリアには……
みんな大好きジェットコースター的な乗り物「ザ・ドラゴン」があります!(小さいけど結構こわかった)
そして、一番人気のアトラクションが……
「アドベンチャー」エリアにある「サブマリン・アドベンチャー」です!
ここでは専用の潜水艦に搭乗し、80種類約2000匹の魚が泳ぐ水槽を進みます!(もちろん本物の魚!)
要するに「水族館×レゴブロック」ってことですね!
まるで古代遺跡の中を探検しているかのような雰囲気!
なおかつ所々にレゴブロックが配置されているので、ここでしか味わえない不思議な感覚を楽しめます!
思ったよりもめちゃめちゃ楽しいですね! 高木さん、次はどこに向かうんですか? お化け屋敷? それとも観覧車ですか?
ありがとうございます。ただ正直な話……、そのような「遊園地的なアトラクション」は当施設にはそんなにないんですよね……。
え? そうなのですか? じゃあネットに書いてあった「アトラクションが少ない」っていう意見は本当なんですね……?
本当と言えば本当です。ただですね、そもそもレゴランドは「大人向け」ではないんですよ。これは日本だけではなく世界的にそうなのですが……。基本的にレゴランドのコア・ターゲットが2歳〜12歳のお子様と、そのご家族。そして、他のテーマパークと圧倒的に違うのが、体験ができることなんです。
大人がアトラクションを楽しむ施設ではないと……。
そうなんですよ……。実は、レゴランドは子どもにたくさんの体験をさせてあげることができる施設なんです。
ということで、これから色々ご紹介しますね!
「レゴランド」は、体験をしながら教育させてもらえる施設…?
例えばこの「ドライビング・スクール」というアトラクション。自動車教習所を模したコースで、レゴカーを操作して実際に運転を体験することができます。ここの対象年齢は6歳から13歳、大人の皆さんは乗ることができないんです。
なるほど。このような子ども向けのアトラクションが、レゴランドにはたくさんあるってことなんですね。
はい。また、こちらの「レゴ・クリエイティブ・ワークショップ」では、レゴモデルの作り方を学べるワークショップを開催しています。
プログラミングでレゴに指令を出してロボットを動かす「ロボティック・プレイセンター」も併設されていて、最新版のプログラミングロボット教材、「レゴ®マインドストーム®EV3」を使って本格的なプログラミングにチャレンジすることができるんです!
他にも、「ビルド・アンド・テスト」は、実際にレゴブロックを組み立てたあと、それらを使っていろいろな実験をすることができる施設。
レゴを積み上げて……
ボタンをおすと……地震がきて倒れます!
この施設では、タッチパネルでレゴを作ったり……
作ったレゴを走らせたりすることができるのだそう!(自分が子どもの頃にこの場所に来たら、めっちゃテンション上がってるだろうなと思います)
外でのアトラクションも、子ども向けのものが多いんです。この「キャット・クラウド・バスターズ」は、高さ約5メートルの塔の頂上を目指し、ロープをたぐり寄せて上に登るアトラクションなのですが、子供が実際に手を動かして挑戦するっていうのがミソなんです。
また、「レスキュー・アカデミー」では、消防車を操作し、火災現場で消火作業を体験できます。「火事になったら水をかける」という、大人は知っていて当たり前のことを子どもに体験させて教えています。
なるほど……。アトラクションを出たところにレゴがたくさんあったのも、そういうことなんですね!
はい、レゴブロックで遊べる場所はパーク内に点在していて、どこでも遊んで学べるようになっています。そして、一番のオススメはこちらの 「レゴ・ファクトリー・ツアー」。レゴブロックの製造過程を見学することができるんですよ!
めっちゃ楽しそうなやつじゃないですか!!!!!
ここ「レゴ・ファクトリー・ツアー」では、実際にレゴブロックを作っている現場を見ることができ、なおかつレゴの歴史を知ることができます。
これは子どもももちろん、大人も楽しめる!
大きなスクリーンでレゴブロックがどのように作られるのかを見たら……
実際に工場に潜入します!!!
機械が動いてブロックがガタンゴトンと運ばれていきます。
ちなみにレゴブロックを日本で製造しているのは、なんとここだけなんだそう! これはたかまるぅぅ~!!!
ガタガタガタ……ガタガタガタ……
ポン……!
見学が終わると、この工場で作られた「できたてほやほやのレゴブロック」をもらえます!これは嬉しい!
いやあ、楽しかったですね! とても勉強になりました!
ありがとうございます。そういえば長橋さん、そろそろお腹が空きませんか?
お昼ごはんを食べよう!
向かったのは、「ナイト・キングダム」エリアにある「ナイト・テーブル・レストラン」。
デンマーク料理やきしめんなどの「名古屋めし」を食べることができます!
高木さん毎度申し訳ございません。インターネット上で「レゴランドのごはんは、高くてあんまり美味しくない」的な意見を目にしたのですが、実際はどうなのでしょうか。
長橋さんって、本当にネットの意見に流されやすいんですね。実際にどうなのかは食べてみてからおっしゃってください!
すみません。それではいただきます……。
ん……! これは……!!!
普通に美味しい!!!
ありがとうございます。
僕は食レポが苦手なのであまり細かく説明ができなくて申し訳ないのですが、例えて言うと「いい感じのレストランで提供されていても問題ないレベル」に美味しいです。
量も少ないように見えますが、お肉のボリュームは意外とあってお腹いっぱい。ちなみにこちらはお値段1,700円。
確かにちょっと高いけど、テーマパーク価格であることと、なにより美味しかったので文句はありません。
こちらは名古屋名物(?)の「エビフライ」プレート。
エビは大きくて美味しいです。お値段1,400円。
名古屋メシ「冷やしきしめんと季節のごはん」のセット。
アサリごはんの上にイクラが乗っていて、ちょっぴり豪華。こちらもお値段1,400円。
ちなみにここ「ナイト・テーブル・レストラン」の料理長を務める堀田シェフは、なんとリッツカールトンでシェフを勤めていた経歴があるそう。あ、そりゃあ普通に美味しいわけですよね。
また、レゴランド名物のひとつ「レゴポテト」は、アドベンチャーエリアの「オアシス・スナックス」で購入することができます!
味は普通のポテトフライ(普通に美味しい)だけど、せっかく来たなら食べたいやつ!
また、入り口近くにあるここ「チキン・ダイナー」は、店内の雰囲気がポップで、テーマパークに来た感がとてもあります!
トリックアート的なことになっていたり……
大人気のホットドッグマンの大きなミニフィグがあったりします!
このほかにも、パーク内にはさまざまな飲食店があるので、お腹が空いてもごはんに困ることは無さそう。
特に夏は暑いので、水分補給はこまめにしましょう!(園内は水筒の持ち込みが可能で、水飲み場もあります)
「レゴランド」の意外に知らない楽しみ方
アトラクションやご飯など、オススメの場所はあらかた紹介できたと思いますので、最後はパーク内の「意外に知らない楽しみ方」をご紹介しますね。
おお! これは楽しみ! よろしくお願いします!
まずパーク内には、数え切れないくらいのフォトスポットがあります。皆さんもぜひ探してみてください!
高木さんのおっしゃる通り、レゴランド内には「インスタ映え」しそうなフォトスポットがたくさん!
「レゴランドはスマホの電池を減らしたいのかな?」と思わせるほど写真を撮りたくなる場所が多いのです。
「パレス・シネマ」の前には、パパラッチに囲まれるマリリン・モンローさんがいたり……
女の子に大人気の「レゴ フレンズ」の皆さんと一緒に写真を撮ったり……
思わず「デカっ」と口にしてしまうほど大きなスフィンクスが急に現れたりと、パーク内にはレゴブロックを使った建造物がたくさん!
また……
レゴランド内には「隠しポイント」がたくさんあるそうで……
たとえば、これ。
レゴランド独自の象形文字(?)をアルファベットに変換する表がタワーになっているのですが……
実際にこの文字を使って、表記されている建物があるのです!(なんて書いてあるかわかりますか?)
その他にも、このレゴで作られた猫。近寄るとなぜか急に鳴きます。少しだけびっくりします。
そして、列を仕切る時に使う「パーテーションポール」もレゴ…。
レストランの塩コショウの入れ物もレゴ……。
遊園地によくある「写真スタンド」もレゴで作られていて、とにかくなんでもレゴ!
このようにレゴランド内にいると、「あれ? もしかしてここもレゴで作られているのかな?」と疑心暗鬼に陥ること間違いありません。
そうそう、レゴランドに来ていただいたお客様に、ぜひともトライしてほしいことがあります。
はい。なんでしょう?
「ミニフィグ・トレード」です!
「ミニフィグ・トレード」……?
パーク内にいるスタッフの名札にはレゴの小さな人形「ミニフィグ」が付いています。このスタッフの名札についているミニフィグと自分の持っているミニフィグを交換することを「ミニフィグ・トレード」と言います!
なにそれ、めっちゃ面白そうじゃないですか!
ミニフィグを持っていない人は、パーク内のいたるところにあるショップでミニフィグを購入してみましょう。
僕も持っていないので、購入してみました。(一個550円で販売)
ふくろを開けてみると……
正直、僕の好みではないキャラクターが出てきてしまいました。残念。(彼はバットマンシリーズに登場する市長、アンソニー・ガルシアさんです)
ということで、「もっと可愛いミニフィグ」を求めて、パーク内にいるスタッフさんに会いに行くことに。
ミニフィグを交換してください!
と声をかけると……
快く応じてくれます!!!! バイバイ、アンソニー・ガルシア!!!!
これは『ミニフィグ・タッチ』というアクション。交換をするときにぜひやってみよう!
ちなみに「ミニフィグ」はこの「ミニフィギュア・マーケット」で自由に作ることが可能。
これは「ビルド・ア・ミニフィグ」というサービスで、各パーツを自由に組み合わせて、自分好みのオリジナルミニフィグを作ることができるもの。髪型、表情、上着、履物、そして手持ちのアイテムまで、その組み合わせは自由自在!(お値段は3つで1,200円)
キーホルダーもたくさん売ってるので、お土産にも良さそう!
「レゴランド」の今後の方針を聞いてみた
レゴランド、個人的にはとても楽しめてます! ただ、やっぱりその……何度も恐縮ですが、ネット上には厳しい意見が上がっていて……。今後どのように変化していくのかなと……。
はい、何度もありがとうございます。建設的な厳しい意見は、積極的に取り入れるように心がけていまして……。実はパーク内にタブレット端末がたくさんあって、ここから毎日お客様の意見を吸い上げているんですよ。それは社長含め、スタッフ全員確認しています。
社長さんまで見ているんですか。
はい。改善点はお客様のためになりますからね。
これまで、どんな意見があったのでしょうか?
「水筒の持ち込みを可にしてほしい」という意見がありました。水筒の持ち込みは安全面を考え、国内のテーマパークのほとんどが許可していないのですが、レゴランドでは5月の連休に持ち込みをOKにさせていただきました。
おお! どんな理由で許可したのでしょう?
第一に、名古屋の夏はとても暑いんです。暑い中、水分補給をしないと熱中症の危険があるため、とにかく「水分を摂ってほしい」と考えた結果です。また、お子さまのことを考えると、好みの飲み物を飲むとぐずるのがなくなったりします。そういうことを鑑みた結果ですね。
そこも子ども目線で考えているんですね。
そうですね。また、ベンチが少ないという意見がありまして……これに対してはすぐにベンチを増設し、さらに日除けを付けました。
なるほど。ちなみに営業時間の件なのですが、夜は閉まっているとか……。あと休みが多いとか……。
それもネットで言われていた意見ですね。レゴランドはそもそも、お子さま向けの施設。お子様は、そんなに夜更かししちゃダメですよね。夜9時に子どもがワーっと騒いでいるというのは、少し違うのかなと。ただ、夏の期間中は19時まで営業を行っている日もあります。後々、夜間営業も検討してなくもないのですが、まずお子様とそのご家族に楽しんでいただいてから、その後に大人の意見を反映していければなと思っています。
また、お休みですが、火曜・水曜は基本的に休園日となっています。これもお子さまをターゲットにしていることから、そうなっていて……。お子さまは平日に学校がありますからね。ちなみに世界中のレゴランドにこのような休園日があり、その休みがある分、大きなメンテナンスに当てたり、従業員の休みをしっかり確保できるようにしています。ちなみに今の季節のような「繁忙期」は休園日を設けていませんので、ご安心くださいね。
あと、最初にちらっとお話が出ましたが、値段の件。高い高いと言われているんですけども、例えば年間フリーパスを使えば、「ロボティック・プレイセンター」などの教育施設に毎日通うこともできるわけです(要予約)。そういったところは強みとして思っています。
ただもちろん、価値を理解していただけていない当方にも問題があると思っていて……。プレオープンの際「ファクトリーエリア」が間に合わず、メディア披露ができなかったんです。なので、アトラクションのイメージがどうしても強くなっているのかもしれませんね。
そんなことがあったんですね……。ちなみに新アトラクションを作ることとかも考えているんでしょうか?
おいおいは考えています。拡張予定も数年後にありますし……。その前に、まずは来年にホテルと水族館がオープンします。この水族館もただの水族館ではなくて、学びながら遊べる水族館となる予定です。
水族館できるんですか! めっちゃ楽しみです。たくさん答えていただきありがとうございました!
最後はおみやげとショーを見よう!
パーク内を楽しんだら、入り口近くにあるおみやげショップ「BIG SHOP」に行っておみやげを見てみましょう。
ここはレゴランドの中でも一番大きなショップなので、基本的にはなんでもあります!
テディベアのような、レゴランド限定商品を買うのも良いですが……
「Hard to find」と呼ばれるレゴブロックの中でも特に見つけにくい、レア商品のコーナーを見てみるのも楽しい!
ビートルズの「Yellow Submarine」レゴブロック!!! めっちゃ欲しい!!!!!!
また、夏休み期間中は「スマイルコネクション」というショーが入り口付近で行われています!
こちらも要チェック!
「レゴランド・ジャパン」のキャラクターたちが全員そろって歌ったり踊ったりし、ショーの後にはキャラクターたちと一緒に写真を撮ることができます!
さて、レゴランドの楽しみ方をお届けした本記事。いかがでしたでしょうか?
行ってみて思ったのが、レゴランドはとにかく子どものことを考えているパークだなということ。
アトラクションを自分で動かし、なおかつ「ロボティック・センター」などの施設で学ぶこともできる。自分がもし子どもの時にここに連れて行ってもらったら、とても感動しただろうなと思います。
オープンしてまだ4ヶ月。
広報の高木さんは「遠方からきたお客様には、まず名古屋を楽しんでもらいたいと思ってます。その一つがレゴランドになってもらえればと。ぜひまずは一度、名古屋へ来ていただければと思います」とお話しされていました。
いつか自分にも子どもが出来たら、連れて行ってあげたいなと……。
たとえ「レゴ」に触ったことがない子どもでも、楽しんでくれること間違いありません。
というか、個人的には、とても楽しかったです!
取材・文 長橋 諒
カメラ やまたねこ
取材協力 レゴランド・ジャパン https://www.legoland.jp/
【News】
現在夏休みイベントが開催中です、下記をご覧ください!
https://www.legoland.jp/plan-your-visit/summer-day/
また、9月よりハロウィンイベント『BRICK-or-TREAT』がスタート!
(期間:9月14日~11月6日)
ジャイアントパンプキンのレゴモデルの展示や、仮装をして一緒に写真撮影をおこなえます。
合言葉は『Brick or Treat』!
©2017 The LEGO Group.