新潟のライターがめぐる、夏のグルメ旅!
はじめまして、新潟県在住のライター、ルリ子です。 私はツイッターアイコンでショートケーキを両手に持っているぐらい、日頃から食べることが大好き! それで思い出したんですが、私、夏になってから夏らしい食べ物を全然食べていなかったんです……!これはもう、夏のグルメを堪能しに出かけるっきゃない! 題して、新潟のライターがめぐる、夏のグルメ旅!
※この記事は「SPOT 旅に出たくなる記事コンテスト」の入選作品です。
ライター : ルリ子(@ruricocoa)
はじめまして、新潟県在住のライター、ルリ子(@ruricocoa(https://twitter.com/ruricocoa))です。
私はツイッターアイコンでショートケーキを両手に持っているぐらい、日頃から食べることが大好き!
先日、『ジェラート屋さんに行って、味が選べないまま、電車に乗り遅れそうになる』なんて夢を見て、ハッと飛び起きました。
それで思い出したんですが、私、夏になってから夏らしい食べ物を全然食べていなかったんです……!
これはもう、夏のグルメを堪能しに出かけるっきゃない!
題して、新潟のライターがめぐる、夏のグルメ旅!
そのスタート地点に選んだのが、私が今いる「長野県の黒姫駅」です。
「黒姫駅ってそもそもどこ?」とお思いでしょう。さっそく今回の旅のコースを紹介したいと思います。
こちらが地図です。黒姫駅は、長野県北部の信濃町にあります。
東京からは、長野駅までの北陸新幹線を経由して、最短2時間の場所。
今回は、長野県と新潟県の県境付近である、長野県信濃町と新潟県妙高市のグルメをめぐります!
車の走行距離は約20キロ。黒姫駅の近くのレンタカー屋さんで、車を借りて出かけましょう。
それではさっそく行ってみよー!
もろこし街道!? 信濃町はトウモロコシの名産地だった!
最初にやってきたのは黒姫駅から車で約7分の「焼きとうもろこしのお店 小林農園」。
ここ信濃町は、北信五岳といわれる5つの山々に囲まれた標高700mの高原にあります。
昼夜の寒暖差が激しいので、トウモロコシの糖度が上がり、おいしいトウモロコシが育てられるってわけ。
そんなこともあり、信濃町から戸隠へ続く道は、トウモロコシの直売所がたくさん並び、「もろこし街道」と呼ばれているんですよ!
これを食べずして夏は乗り切れません!
さっそく近づいてみると、すでに販売所は長い列ができていました。
もちろん、ここで食べられるものはすべて、小林農園のトウモロコシ! 「甘さ抜群で香ばしい!」と看板に書いてあるぐらいですから、これは期待できますね。
うわぁ〜おいしそう!!
トウモロコシの食べ方は、【焼き/茹で/生】から選べます。
「生で食べて大丈夫なの?」って思ったでしょう?
これは普通のトウモロコシより糖度が高い品種なので、生で食べられるほどあっま〜いんです!
焼きの場合は、写真のように醤油をつけて、炭火でこんがり焼いてくれますよ(じゅるり…)。
私は茹で、焼きを1本ずつ注文。スーパーで売っているトウモロコシより断然、大きくないですか!? さっそくいただいてみます!
がぶり。
ふぉ! これは!
あっまぁ〜い!
ひと粒ひと粒の甘さもあるのですが、醤油で焼いた香ばしさとの相性がとてもいい!
これなら5本はイケますね。
茹では焼きよりもさらに、そのままの甘さがダイレクトに伝わってきました。これはぜひとも家に買って帰りたい!
そう、お店では採れたてのトウモロコシを買うことができるんです!
「サニーショコラ」や「ショコラコーン」など、とってもシャレた名前の品種です。
持ってみるとずっしりと重い、立派なトウモロコシで、お土産にピッタリ!
これだけ人気のトウモロコシだから、ここでしか手に入りませんよ〜。
店舗情報
■店名:小林農園
■サイトURL
http://kobayashinoen.web.fc2.com/
■住所:長野県上水内郡 信濃町柏原4352-2
ブルーベリー園まつきのブルーベリーソフト!
香ばしいとうもろこしを食べたら、甘いものが食べたくなっちゃいました!
お次は小林農園から約10分、おいしいブルーベリーソフトが食べられる、「ブルーベリー園まつき」にやって来ましたよ〜。
ブルーベリーといえば、眼にもよくて、美肌効果や老化予防もあると言われています。
ブルーベリーの実に入っているポリフェノールの一種、アントシアニンが…(ry
えぇい! とにかく、これは食べるっきゃない!
う〜ん、どれもおいしそう!!
説明書きを見ると、どうやら牛乳かブルーベリーのソフトクリームに、ソースか実の組み合わせで選ぶようです。私は悩みに悩んで「ブルーベリー・実」、キミに決めたっ!
「ブルーベリー・実をください…」注文してわかったけど、実(み)って言いづらいな(笑)。
受け取る私の口が空いています。食い意地が張っていますね。
見てくださいよ〜! ブルーベリーの実が一粒一粒光ってる!!
ブルーベリーは5月頃から出荷が始まり、夏にピークを迎えるんです。これも絶対外せない、夏のグルメですよ!
どれどれ? ん!
あまずっぱ!!
想像以上に、ブルーベリーがと〜っても甘酸っぱくてびっくり!
ブルーベリーといったら、最近ではパンにかける甘いジャムしか食べていなかったし、本来の味を忘れかけていました(笑)
甘さ控えめで、冷たくておいしいです!
外には座って食べられるスペースもあるので、ゆっくりできますよ〜!
店舗情報
■店名:ブルーベリー園まつき
■住所:長野県上水内郡信濃町野尻2497-51
これが本当の流しそうめん! 苗名滝食堂
さて、最後にやってきたのは、新潟県にある「苗名滝食堂(なえなだきしょくどう)」です。ブルーベリー園まつきから車で約15分。近くには日本の滝100選に選ばれている苗名滝があります!
お目当ては流しそうめん! 青や緑のテーブルが並んでいるこちらは、回転式流しそうめんが体験できます。
でも、流しそうめんっていったら、やっぱりこんなのを思い浮かべますよね?
こんな流れるそうめんを体験したい。それを叶えられるのが、ここ、苗名滝食堂なんです。
これこれ! 上から流れる、これぞ私が追い求めていた、本格派の流しそうめん。
竹のものもありましたが、私はステンレスの流し席に案内されました。
お店のお姉さんが準備をしてくれています。
流しそうめんは2人前からで、1人前は100g(670円)です。
他にも、にじますや、高原野菜の天ぷらも食べられるので、合わせて色々頼んじゃおうっと。
運ばれてきたそうめんは、上の台にセット。
一人が流して、ほかの人が下で待ち受けて食べる、というスタイルです。
そして取れなかったそうめんは、このザルに流れてくるって仕組み。
流れ出る湧き水を触ると、とっても冷たい!
山の湧き水から流れるそうめんを食べられるなんて、なかなかないですよ?
こっから、「流すよ〜!」と声をかけて、
こっちで、流れてきたそうめんをすくってと。
ほらほら、清涼感たっぷりでしょ? これを見るだけで夏の暑さが吹き飛んじゃいますな。
ずるずる〜
冷たくてうんま〜!
そうめんはこしがあって、つるんっと喉に入っていく感じ、こりゃうまい。
これは永遠に食べられそうです。
上から流すのに疲れたら、ザルのところに流れてきたそうめんを座って食べればいいだけ。
野外で食べられるっていうのもいいもんですねぇ。
ついでに頼んでいた、高原野菜の天ぷら!
んわぁ〜! さっくさく!
何もつけなくても、野菜が甘くておいしい…。この感動、みんなに教えてあげたい。
焼きトウモロコシにブルーベリーソフトに流しそうめん。たくさん食べて、大満足です。あぁ、次の週末はどこのグルメを堪能しようかなぁ〜!
店舗情報
■店名:苗名滝食堂
■住所:新潟県妙高市杉野沢2092
おまけ
食べるところばかりお見せしましたが、まわりにはこーんな絶景もあるんです!
この写真の屋根がある建物が見えますか? あそこが流しそうめんを食べていた苗名滝食堂ですよ。
近くには苗名滝があるので、食べた後は散歩してみるのもオススメです。
この大自然、壮大でしょ〜?
おいしいグルメと、おいしい空気を味わいに、よかったらアナタも長野と新潟に遊びに来てね♪