雲海テラスもファームもイベントもオールシーズン最高!『星野リゾート トマム』完全攻略ガイド

息を呑む絶景の『雲海テラス』、ゆったりとした北海道らしい風景を満喫できる『ファームエリア』、季節にあわせて開催される多彩なイベントなど、『星野リゾート トマム』を完全に楽しむプランをご紹介します。

天空に浮かぶCloud Bar(クラウドバー)から優雅に雲海モクテルを嗜みながら失礼します。北海道の道東地方で観光振興のお仕事をしながらライターをしている佐崎 リョウ(天空の民)です。

地上の皆さんは、北海道にある『星野リゾート トマム』にこんな素晴らしい世界が広がっていることをご存知でしょうか?

雲海が広がる天空の世界があるかと思えば…。

地上にはこんなにも雄大な、北海道らしい景色が広がっているのです。

そんな『星野リゾート トマム』の最高の過ごし方を実際に体験してきたので、ご紹介いたします!

トマムまでのアクセス

トマムの場所は、実は札幌や新千歳空港、富良野や帯広など北海道の主な観光地の中間くらいにあって、アクセスがよく交通機関も整っています。

そのため、空港からはJRでもバスでもレンタカーでも行きやすい! 詳しくは公式サイトを見てください。

感動の雲海テラス(早朝の楽しみ方)

朝の時点で雲の中…どうなる??

雲海が最も発生しやすいのは朝の5〜6時。宿泊しているリゾナーレトマムで早起きし、雲海テラスの状況を確認します。(ホテルについては後ほどご紹介します!)

早朝3時過ぎのテラスは『雲の中』との情報。ということは雲海は発生していないということになるんですが…。

だからといってホテルの部屋に引き籠もっていては、絶対に雲海を見ることはできません。眠い目をこすって奮起! 完全に雲に包まれる中、ゴンドラで雲海テラスを目指します。

予想通り、行きついた先は完全に雲の中でした! 己の不運を恨めしく思いつつ、せっかくだからと辺りを散策していると…。

でました雲海!!!  凄すぎる…言葉を失う…。

雲が流れているんですよ! 雲が! まるで! 海のように見えるんです! これが…うん…かい…。

永遠に見ていられる…。永遠って存在するんだなぁ…。

この日発生したのは『悪天候型雲海』。発生率は7%らしく、特別レアな瞬間に立ち会うことができたみたいです。

一般的にイメージされるモックモクでキュートな雲海とはまた違った魅力があるなぁ。

「都会の喧騒の中で疲弊し、新天地を求めて辿り着いた地もまた苦しみの連続。五里霧中の人生を儚んでいたところに、ふと一筋の風が吹いて展望が開けていくような…。」そんな力強さとドラマ性を悪天候型雲海には感じるよなぁ。

 

ぜひともこのSSR(スーパースペシャルレア)の悪天候型雲海を見るために、そして一般的なモックモクの雲海を見るために、星野リゾート トマムに永遠に宿泊し続けてほしいと思います!

提供:星野リゾート トマム

これが『太平洋産雲海』というダイナミックな雲海。悪天候型も味があって最高ですが、こんな『THE 雲海!』も最高ですね!

雲海の発生率自体は40%ということで、だいたい2回に1回は見られる計算です! これ、確率としてはかなり高い確率です。

だって 2〜3泊すればそのうち1回は見られるんですよ? 星野リゾートみたいな長期滞在してゆったり楽しむリゾートには、1泊じゃ絶対に足りないじゃないですか? てことは…うん、これは100%みたいなもんですね!(佐崎独自の解釈です)

Cloud9(クラウドナイン)計画

星野リゾート トマムの雲海テラスは、取材時(2019年7月)で6つの展望スポットがありましたが、今後は全部で9つまでスポットを増やすそうです。

スタッフの鈴木さん曰く、日本語で「この上ない幸せ」を意味する「I am on cloud nine.」がこの計画の名前の由来だそうです。残り3つが本当に楽しみなので、毎年行きたいくらい。

鈴木さんに雲海テラスの6つのスポットの溢れる魅力を伺ったので、ご紹介していきます!

まず一つ目は『Cloud Walk(クラウドウォーク)』です! よく目にする星野リゾート トマムの雲海テラスのイメージはこれではないでしょうか?

これ自体が雲形に設計されている上に、吊橋のような構造になっているので、まるで雲の上を歩いているような感覚を味わえます。

続いて『Sky Wedge(スカイウェッジ)』。雲「海」というくらいなので、船の軸先をイメージして作られた展望スポット! 定番の撮影スポットなので、ここで記念写真を撮りましょう。

これは『Contour Bench(コンターベンチ)』。等高線をイメージし、さらに自然の地形を生かして作られたベンチです。ここで雲の流れをじっと観察するのは最高の贅沢だな~と思います。

そしてこれが絶景の『Cloud Pool(クラウドプール)』です。雲の形をした巨大ハンモックで、足場はロープ。(地上からの高さが最大8メートルくらいあるので、高いところが苦手な人は少し怖いかも…)

工夫して撮影すると、こんな最高の写真がとれちゃいます! まるで雲の上! 雲のプールから顔を出しているみたいですね。

『Cloud Bed(クラウドベッド)』も楽しいっ!

雲を形作る雲粒をイメージして作られた、なんとも不思議な感触の球体。坂や階段の途中にあるので、ここで少し休憩しながら散策するのがおすすめです。

時間によってこんなにきれいな朝焼けも見られます。刻一刻と変化していく雲海の表情を見ていると時間を忘れます。

最後に、一番新しくできた『Cloud Bar(クラウドバー)』が至上の贅沢なんですっ!!

バーカウンターをイメージした展望スポットなのですが、高い場所にあって一面にパノラマが広がるので、雲海を独り占めしている気分…。

下からみるとこんな感じです。地上3メートルの高さなんですが、3メートル高くなるだけでも視界が段違い。絶対に登ってくださいね!

雲海テラスには他にも魅力がたくさん!

さっき飲んでいたこれ。Cloud Barのオープンに併せて開発された『雲海モクテル』といいます。モクテルはノンアルコールカクテルのことで、青空をイメージしたブルーと、雲をイメージしたメレンゲが爽やかなドリンクです。

『てんぼうかふぇ』では、その他にも雲海ソーダや雲海コーヒーなど、雲海をイメージしたドリンクがたくさんあります。晴れた日は優雅な時間を過ごすのもいいですね。

他にも、本当にお手紙を投函できる『雲海POST』や…。(ポストカードが販売されています)

こんな『雲みくじ』もあるんです。結果は「雨雲」…。大吉とか凶とかじゃないんですね。

「今は雨降りでも、雨上がりの虹のように突然の大きな幸運がまっています。ただ、チャンスは一瞬です。下を向かないで、見逃さないように」

これはっ! 朝は雲中だったけど、諦めないで待っていたら雲海が広がったことを暗示している!!!

この雲みくじ、当たります。

これは雲海仙人のイス。雲海を極めし仙人のみが座ることを許されます。(嘘)

見てくださいこの表情。雲海も見れたし、展望スポットも全て満喫しきったし、雲海モクテルも最高だったし。まさに雲海仙人にふさわしい。そんな満足感に浸った顔で記念写真を撮ってくださいね!

帰りのゴンドラからの景色も絶景です。遠くにホテルの『トマム ザ・タワー』も見えて最高の景色。(大自然&人工物のコラボレーションが大好き)

大自然とアクティビティ(日中の楽しみ方)

続いて、『星野リゾート トマム』での日中の過ごし方をご紹介していきます。早朝から起きているし、日中は昼寝でもして過ごそうかな…なんて考えたあなた。雲海だけで満足だなんて、甘い甘い。

早朝でも日中でも夜でも、オールタイム最高なのです。

北海道らしい景観が広がるファームエリア

昼寝なんて甘いとか言ったくせに、牧草ベッドの上から失礼します。気分はまるでハイジなこのベッド、周辺はのどかな風景が広がっているし、ベッドはフッカフカ。

雲海を見るために早起きしているので、これは…睡魔に勝てない…。気持ちいい…。

このままでは寝てしまう! と思って移動した先もこれですよ。ハンモックの上から失礼します。

ここは『羊とお昼寝ハンモック』。羊を数えながら、ハンモックでゆらゆらと揺られる最高に贅沢な時間を過ごせる場所です。もうね、最強の睡魔が襲来するので、ここは開き直ってゆっくりお昼くらいまで昼寝しちゃうのが最善です。

だって、絶対に勝てないから。睡魔に。

お部屋のベッドで眠るのもいいですが、ファームエリアでのんびり微睡むのが本当に気持ちいいのでおすすめです。

一眠りしてすっきりしたら、最高に可愛いヤギの郵便屋さんに会いに行きましょう。この衣装、めちゃくちゃ可愛いくないですか?

ここでは、葉っぱに手紙を書いて本当に投函することができるんです。(しかもちゃんと届きます)

タラヨウという葉っぱに、インクを使用しない専用のペンで傷を付けて書いていくんですが、最初はすごく薄いので「??」と思ってしまいます。ですが、少し時間が経つとじわじわと浮き出てくるんです。

ちなみにこのタラヨウ、『葉書』という言葉の由来になった葉っぱだそうです。

こんな感じでお手紙をしたためて…。

めちゃめちゃかわいいヤギたちに取られないように、無事にポストに投函できるか…。

ダメだ! あまりにせがまれるので、可愛さに根負けしてあげてしまいました!

実際は、ポストに投函するまでに油断しなければ簡単には食べられないので、ご安心ください。でも、あまりの可愛さに食べさせてあげたくなるのも無理はありませんよね。

エリア内にあるMilk Standでは、ファーム内で生産された乳製品を使用したメニューを楽しめます。

星野リゾート トマムのランドマークであるホテル『ザ・タワー』をイメージした、牛乳たっぷりの『トマシェイクⅠ(ワン)』(右)と『トマシェイクⅡ(ツー)』(左)。それぞれ抹茶味とコーヒー味のゼリーが絶品! ファームデザインズの牛クッキーも可愛い過ぎる。

Milk Standで買ったメニューは、この牧場ラウンジで食べるのがおすすめ! 牧草でできたソファーがいい雰囲気ですね。

もちろん、移動はこのモーモーカートで。 広大な敷地をこれで走るのは最高に楽しいですよ!

北海道らしい最高の体験ができるこの一連の取り組みを『ファーム星野』というのですが、その仕掛け人である宮武さんにお話を聞きました。

もうなんて言うか完全に女子会みたいな絵になっているし、可愛らしいポーズをしてくれていますが、このエリアの責任者のすごい人です。

 

佐崎:
この辺りって、もともとはゴルフ場ですよね? よく見るとバンカーの跡とか池とかもあって…。

宮武:
そうですね。でもトマムが位置するこのエリアは、リゾート開発される前は約700頭の牛が飼われ、農業が営まれていた土地だったんです。ファーム星野は、ここをその頃の北海道らしく美しい原風景に戻し、さらに新鮮でおいしい食を生み出す生産活動に取り組んでいるんです。

佐崎:
すごい…リゾートと聞くと開発するだけのイメージなんですが、逆に原風景に戻していく取り組みもしているんですね! そういえば牛も放牧されていますもんね。もしかして、この牛の牛乳でソフトクリームとかトマシェイクとかを作っているんですか?

宮武:
そうなんです。2018年から5頭のホルスタインを飼い始め、牛乳の生産を開始しました。牛乳本来の旨みを楽しめるよう「低温殺菌」「ノンホモジナイズ」という製法を採用しています。1頭の乳牛から、多い日は1日30リットルが搾乳でき、Milk Standだけではなく、ホテルのビュッフェレストランやカフェでも提供しています。

提供:星野リゾート トマム

(朝食で提供されるふわっふわのフレンチトースト。もちろん牛乳もあります)

佐崎:
レストランでもですか!? それは凄すぎますね、ちょっと雰囲気作りの為に牛を放牧しているだけかと思った…。(ごめんなさい) 今後はどのような展開をされる予定なんですか?

宮武:
景観づくりだけではなく、生産活動にもさらに力を入れていく予定です。まずはナチュラルチーズの生産に着手するつもりで、今後エリア内にチーズ工房も開設予定なんです。これらの活動が生み出す景観や食が、リゾートを訪れる人にとって豊かな体験になることを目指していきます。

 

明確な理念をもって運営されているこのファーム星野。来るたびにまた違った魅力が増えていくのは間違いなさそうですね。

少年の夢! バギーに乗って動物探しに出発

ファームエリアを堪能したら、バギーに乗って野生動物を探しに出かけましょう!

この無骨なフォルムが! どんな悪路でも突破できそうなタイヤが!

本当にかっこいい! 男なんていくつになってもお馬鹿な少年ですからね…。ホコリよけの可愛い水玉ポンチョを羽織っていようと、心はいつでもトレジャーハンターなんですよ!

提供:星野リゾート トマム

提供:星野リゾート トマム

もちろん、北海道らしい野生動物もひょっこり顔をのぞかせてくれます。エゾユキウサギエゾシカキタキツネタヌキなんかも見ることができる、男性も女性もお子さんだって大満足できるアクティビティだと思います。

他にも楽しみ方は色々

日中の楽しみ方は他にも挙げても挙げてもキリがありません。

例えば、ここはミナミナビーチ。大きな波が発生する屋内プールで、スラックラインやSUP(スタンドアップパドルボード)なども楽しめます。この広さと結構大きめな波がすごすぎます!

 

他にも、サファリカートツアーランチピクニックカヌーピクニックラフティングツリーイングなどなど…。世界に存在するアクティビティが全てあるんじゃないかと錯覚するくらいあるんです。

ここでは紹介しきれないので、詳しくは公式サイトを見てください。魅力的なアクティビティが多すぎて、全部コンプリートしたくなっちゃうと思います。

季節のイベント(夜やそれ以外の時間の楽しみ方)

早朝や日中も最高の楽しみ方を提案してくれる『星野リゾート トマム』。もう大満足ですか? お腹いっぱいですか? そうですね、甘いです。まだ早すぎます。

実は、季節にあわせて企画されるイベントこそが凄まじいと覚えておいてください。これが何を意味するかと言うと…。

「何回来てもいつ来ても違う体験ができて、さらにもっともっと楽しめる仕掛けがとどまることを知らない」ということなんです。雲海の辺りでも言いましたが、これぞ永遠に楽しめるやつです。

いくつか紹介させてください!

メロンとシャンパンのマリアージュ『メロンシャンパンフェス』

富良野メロンを中心とした、青肉系と赤肉系の2種のメロン、そして10種のシャンパンを楽しむことができるイベントです。

山の中腹、森に囲まれた『ホタルストリート』にあるcafe&bar『つきの』で開催されています。

「ミネラル豊富で爽やかな青肉メロンには、絹のような細かい泡立ちと柑橘系の香りが特徴のローランペリエのマリアージュが至高」

「濃厚な香りと甘みが特徴的な赤肉メロンには、新鮮な赤い果実を思わせる豊かな力強い香りのテタンジェ・プレスティージュ・ロゼの組み合わせをおすすめするね」

そんなウンチク語りながら女性にアプローチしてみたいところですが…。

すみません、僕レベルではこんな感じになっちゃいました。食いしん坊のシャンパンバージョン。

このメロンのシメパフェは、やばいです。そもそも、メロン半玉を一人で食べること自体が、人としての禁忌を破っているじゃないですか?(ちなみにシメパフェとは、お酒のシメにパフェを食べるという札幌発祥の文化です)

さらにファーム星野のトマム牛乳を使ったソフトクリームに、さっぱりとした口当たりのエルダーフラワーのジュレ。これは、人を駄目にするパフェなのではないかと、僕は思います。

最高すぎて、もう、何も考えられない…。

とうきびと北海道クラフトビール『とうきビアガーデン』

もう一つ、北海道の夏休みにぴったりな、アツすぎるイベントをご紹介します。

『とうきビアガーデン』です!

北海道では『とうもろこし』のことを『とうきび』と言うのですが、それとビアガーデンをかけ合わせた最強のイベント。しかも北海道のクラフトビールを楽しめるんです。

これもメロンシャンパンフェスと同様に、『ホタルストリート』にあるcafe&bar『つきの』で開催されています。

しかも、とうきびのフレーバーは7種類! クラフトビールのラインナップは10種類! 組み合わせは70通り!(そもそもとうきびのフレーバーって…。自分で言ってて意味がわからなくなってくる…)

担当の大黒さんが一番おすすめする組み合わせは、『サーモンフレーバー✕旅の始まりのビール』だそうです!

ちなみに、7種全てのフレーバーが詰まったレインボー(ジェノベーゼ・シチュー・醤油バター・サーモン・カレー・チーズバター・メイプルシナモン)もあります! 1種類かぶりついて堪能し、ビールをぐっと一口飲んで組み合わせを楽しむ。それを繰り返すこと7回!

どれもおいしいんですが、メキシカンのような風味を感じるチーズバターが、僕は一番おすすめです!

このロケーションがそもそも最高なんですよね。

季節に応じて色々なイベントが開催されるホタルストリート。イベントだけではなく食事や買い物が楽しめるエリアでもあるので、ぜひ足を伸ばしてみてください!

『星野リゾート リゾナーレトマム』

それでは前置きがだいぶ長くなりましたが、終盤にてやっとホテルの紹介に移りたいと思います!

今回宿泊したのは『星野リゾート リゾナーレトマム』。リゾナーレは、洗練されたデザインと豊富なアクティビティを備えた西洋型のリゾート。リゾナーレトマムは、なんと32階建ての超高層ホテルです。

1階ロビーにはこんな素敵な暖炉があって、リゾート内を移動するバスを待つ時間さえも、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

ホテル内には宿泊者が自由に使える『Books&Café』もあります。セルフサービスのコーヒーを楽しめる他、北海道やトマムに関する書籍を読むことができるんです! 読んでいるのは雲に関する本。ここで予習をしておけば、雲海のことをもっと理解することができますね!

1フロアーに4室、100㎡の広さの贅沢な客室が最大の魅力です! お部屋によっては、さらに豪華なコンセプトルームもあります。

全ての部屋には、見晴らし最高のジェットバス付き! そして、心して聞いてくださいよ…。なんと全室サウナ付き!!!

もしですよ、もしも3泊以上するようなゆったりスケジュールの人は、サウナ&ジェットバスに1日をつぎ込んだって良いってことです。サウナ&ジェットバスこそ永遠の象徴みたいなもんですよね!

リゾート内には、数多くの魅力的なレストランがあります。ここは森に囲まれた『ニニヌプリ』

和洋中そろったビュッフェレストランなんですが、なんと言っても最高なのが『肉ビュッフェ』というコンセプト。

牛・羊・豚・鶏の肉四天王は圧巻! 目の前でシェフが調理してくれます。特に、羊を司る四天王の一人『骨付きラム肉』が最高においしかったです!

結論。オールシーズン、オールタイム最高

『星野リゾート トマム』。そう聞いて、ほとんどの人は雲海を頭に思い浮かべることでしょう。それくらい雲海は感動的で神秘的で、最高なのは間違いありません。実際、感動のあまりライターなのに表現する言葉を見失ったくらいです。ライターなのに。

 

だけどそれ以上に僕が心奪われたのは、徹底されたおもてなしの心と、妥協のないエンターテイメント精神でした。

そしてさらに、滞在中に常に思っていたのは「そこまでやるか??」というくらいのこだわりっぷり。特に季節で開催されるイベントに顕著にあらわれているように思います。(とうきび7種✕クラフトビール10種で70通り! とか尋常じゃない…普通は3✕3=9通りぐらいで満足しちゃうのでは??)

本当は、『1泊2日でも満喫できる! 星野リゾート トマムの徹底ガイド!』みたいな感じで臨んだのですが、結論としては1泊2日どころか、最低3泊はしないと未練が残るような最強のリゾートがそこにありました。

 

雲海ももちろん凄いけど、それだけじゃない。

ファームエリアも凄いけど、それだけじゃない。

季節のイベントも凄いけど、それだけじゃない。

お部屋も豪華で料理も最高だけど、それだけじゃない。

 

何度も言いますが、結論は『オールシーズン・オールタイム最高』

次は必ず冬に行こうと思います。(運動神経死滅マンなのでスキーは滑れませんが)

 

取材・写真・文章:佐崎リョウ

星野リゾート リゾナーレトマム 参考情報Yahoo!トラベルじゃらん楽天トラベル