これぞ有名ライターの底力?!「知らない駅で2時間以内に記事を書き上げる」エクストリーム執筆コンテストやってみた_PR
日本のおもしろWEB業界を代表するライターが一堂に集結!知らない駅に訪れて2時間で記事を書き上げる「エクストリーム執筆コンテスト」で、優勝賞金10万円をかけて争ってもらいました。
下丸子のちんちん千鳥とインディーズとんかつ和幸(大北栄人 × 下丸子駅)
下丸子駅の看板の下には多摩川アートなんちゃらのオリジナルの写真が。文化的な香りもする駅です。
駅舎も古くていい感じののどかさ出てます。
駅おりてすぐには大田区民プラザが。住みよさ~。
330円でトレーニングしまくれるという、住民の筋力平均値高そうな下丸子ですが
最新マシンが18台!抽象×具体的!
よし、いっちょトレーニングしていくかと思ったら工事中でした。
駅前から商店街が短く3本くらいあります。これ一番近くのやつ。
のどかさ、推していきたい。神社の大事なものが入ってるやつが真ん中にある公園にお昼時にサラリーマンが二人で向かいます。大事なものをお昼どきにちょこっと覗くのでしょう。
海を臨む塾あります。そう書くと戸塚ヨットスクール的な香りがしてきました…。
これはもしかしてイルカセラピー!? グループイノウの!? こんなところにあったのか…。
さて下丸子で一番の老舗といえばここ、とよだやさん。和菓子とお弁当を扱ってます。もうとよだやビルといってもいいんじゃないでしょうか。大きい。
名物はちんちん千鳥。ちんちん連呼型お菓子です。
大田区もおす!
まさか多摩川に現れたアザラシが!?こんなところで和菓子に!?
和菓子なのにしゃれた味です、黄身餡にオレンジピールにチョコレートですよ。コーヒーにめちゃめちゃ合う(今マクドナルドであと9分!)
「すいません、聞き忘れました! なんでちんちん千鳥って言うんですか!?」と一回戻りました。北原白秋の歌に「ちんちん千鳥の~」とあるそうです。この辺は干潟になっていて千鳥がたくさんいたんだそうですね。
となりのお弁当屋では下丸子の隠れた名物とりめし弁当が…
しみしみのや~つじゃないの? え? しみしみのや~つじゃない?
ほらしみしみのや~つじゃないかやっぱり! くー!!
マサイショップがなぜかあります!
なんでケニアのもの扱ってるんですか!? と聞いてみたんですが、古すぎてもう話せない! と。どういうこと!? お店自体は去年からここにあるそうです。
で、この店がすごいんですよ、これがですね
とんかつの和幸なんです。あの!?
あの駅ビルとかにある和幸がこれ!? めちゃくちゃアットホームじゃないですか。
すごいかぶり方したなーと思って、なんで和幸ってつけたんですか? と聞いてみたんですが
じつはこのお父さんのお店、和幸の初期の頃にいて、暖簾分けを許されたたった2つのお店らしいんです。この和幸、あの和幸由来だったのか!!
下丸子の和幸はインディーズ和幸なんだけど分家和幸だったんです! 日本でたった2店の!
やっぱり当時の和幸もおいしい店として有名だったそうです。今のお店とチェーンの味はちがうが「おいしいからたべてってよー」と上ロース!
これは
わかっておる
うめええええええええええ
ソースが和幸由来!!
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あー、これ悔しいけど良いですね……。「インディーズ和幸」に出会うなんて持ってるとしか言いようなない。
でもなんか、急に終わっちゃうのが惜しいよね。ちゃんと締める時間が足りなかったのかな。
いや、でも僕はその唐突に終わるのが余韻を残す感じで好きですね。
そうなんです。記事の終わりに「いかがでしたか?」みたいな事を書きがちな昨今の風潮に対するアンチテーゼなんです。
絶対ウソでしょそれ。
【編集部補足】東急多摩川線「下丸子」駅周辺のおすすめスポット
東急「下丸子」駅付近は、昔ながらの街並みと住宅街が広がる落ち着いたエリア。今回紹介した「インディーズ和幸」は駅から徒歩3分の場所にある。
駅から10分ほど歩くと多摩川の河川敷があり、運動場や緑地が広がっている。都心と比べて空が広く、ファミリー層が過ごしやすい町と言えるだろう。
エントリーナンバー3 下村山
では続いて、僕が……。
「駅メモ!」と一緒に、知らない駅へ旅に出かけよう。
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