これぞ有名ライターの底力?!「知らない駅で2時間以内に記事を書き上げる」エクストリーム執筆コンテストやってみた_PR

日本のおもしろWEB業界を代表するライターが一堂に集結!知らない駅に訪れて2時間で記事を書き上げる「エクストリーム執筆コンテスト」で、優勝賞金10万円をかけて争ってもらいました。

「大塚駅前駅」という駅がどれほど大塚駅の前なのか熱弁させて頂こう(熊谷真士 × 大塚駅前駅)

東京の駅をランダムに一つ選び、その駅に行った上で2時間以内に当該駅のPR記事を作成するという企画に参加した。

 

 

 

早朝に大掛かりなボックスから1枚のクジを引かされ、僕は「大塚駅前」と書かれた紙を手に入れた。

 

 

 

 

 

 

 

大塚駅前駅..?

 

 

 

聞いたこともない駅名に戸惑ったが、いずれにしても恐らく、大塚駅の近くにあるんだろう。

 

 

それにしても、「外苑前駅」や「東大前駅」なら分かるが、大塚駅前という駅名は何なんだろう?駅の前に、駅をつくったの?

 

 

いや、さすがに駅の前に駅はいらないでしょ。

 

 

 

 

そんなことを考えているうちに大塚駅に到着する。

 

 

 

 

 

大塚駅前駅は、ここから徒歩圏内だというので、歩いてみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると20秒足らずで着いた。いやあ凄い。

 

 

 

 

 

本当に大塚駅の、前だ。

 

 

 

 

 

 

 

「前」

 

 

 

 

いや、前というか、ぶっちゃけまだ「大塚駅」の範囲内なんじゃないかというレベルの近さだ。恐ろしい。念のためマップで距離感を確認しよう。

 

 

 

 

 

 

すると、こうなっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっきり言おう。これは、事件だ。

 

 

 

 

 

 

大塚駅前という駅は、“大塚駅の北口”に存在してしまっている

 

 

 

 

 

「大塚駅」という敷地の中に、「大塚駅前駅」という別の駅が出現してしまっているのだ。これは人の家の玄関のスペースに、勝手に自分の家を建て始めているようなものだろう。

 

 

というか、大塚駅から大塚前駅までは、距離にして実に40メートル程度しか離れていないのだ。破天荒過ぎる。なにが「〜駅前駅」だ。

 

 

 

 

そんな暴挙が許されるなら、いよいよ「大塚駅前駅前駅」が出てきてもおかしくない。

 

 

大塚駅前駅から40メートル離れたところに新しく駅を設置したとしても、大塚駅前駅は文句の一つも言えないだろう。自分だって同じことをしているのだ

 

 

 

「他人の駅の敷地内に、〜駅前駅という名前で新しい駅をつくっていい」という鬼畜ルールを持ち出したのは他の誰でもない、大塚駅前駅である。貴様がトリガーを引いたのだ。

 

 

 

 

ついに無法地帯と化した大塚駅に、次に現れる駅の名前はもう皆さんもお分かりだと思う。無論、「大塚駅前駅前駅前駅」である。

 

 

大塚駅前駅前駅からわずか40メートル。大塚駅前駅前駅の敷地内に、その駅は悠然と姿を表し、いぶし銀な表情で佇み、周囲を睨みつける。

 

 

 

すると直後、大塚駅前駅前駅前駅からわずか40メートルの地点に、現れたのはそう、「大塚駅前駅前駅前駅前駅」。直後、その駅の真横に、「大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅」、その横には「大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅」、そしてその敷地内に「大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅」が出現し、そこから徒歩わずか20秒地点に「大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅」が現れたではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次は〜、大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅〜。

 

大塚駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅前駅〜。

 

お出口は〜 左側です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

このフェーズになってくるともう、お出口が左なのか右なのかなどは、どうでも良くなってくる。オデグチがどうした?大塚駅前の争いが激化し、次々と新しい駅が建設され、「大塚駅の前」という概念が途方もなく広がってしまっているのだ。大塚駅の敷地が、40メートルずつ、広がっている

 

 

 

 

ちなみに、大塚駅から巣鴨駅までは、距離にして約1.1kmである。これが何を意味しているかと言うと、275回分「前駅」が続くと、大塚駅前駅は巣鴨駅に到達してしまうということである。

 

 

すなわち、

 

 

大塚駅前駅前駅前駅…×275前駅 = 巣鴨駅

 

 

なのであり、

 

 

 

大塚駅前駅前駅前駅…×276前駅 > 巣鴨駅

 

 

なのである。

 

 

 

 

 

 

こうなってくると、巣鴨駅の寿命もそう長くはないだろうということがお分かり頂けるだろう

 

直に巣鴨は拡大し続ける大塚の波に飲まれ、“大塚駅前”という大いなる概念の一部を形成する要素でしかなくなってしまう。

 

 

 

しかしこれを見て巣鴨が不運だったと結論付けるのは早計だ。大塚駅前が拡大し続ける限り、遅かれ早かれ全ての駅が大塚駅に飲み込まれるのである。

 

東京駅は大塚駅から7.2kmの距離にあり、なんと大塚駅前駅前駅..×1,800時点で大塚駅の配下になってしまう。この程度の前駅は、すぐに訪れる。東京という駅の余命もそう長くはない。オリンピックまでもつかどうか

 

 

ちなみに、名古屋が大塚駅前になるのは、8,875前駅の段階だ。これは、令和内に充分起こりうるレンジだろう。

 

 

 

 

尚、48,050前駅までいくと、「那覇」がついに大塚駅前となる。こちらの線上に、40メートル感覚で駅が設置されていくと思うと甚だ恐ろしい事態である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、大塚駅前駅前駅前駅…×27万3千の時点で、アメリカの首都ワシントンD.C.が大塚駅前になる。

 

 

 

これは歴史的にみても非常に重大な出来事だ。日本がアメリカを配下に置いたのみならず、なんと日本の首都“東京”でも何でもない謎の土地「O-TSUKA」がワシントンD.C.を飲み込んだのだ。これにはアングロサクソン達もたまらずOH MY GOODNESSである。

 

 

 

 

 

では、「大塚駅前駅」は無限に拡大していくのか?大塚駅前駅の拡大は未来永劫止まることはないのか?実はそんなことはない。しっかり大塚駅前駅の拡大には終着点がある。

 

40,075km。すなわち、1,00,185前駅。これだけ大塚駅が拡大すると、なんと大塚駅は地球を一周して元いた場所へと戻ってくるのだ。すなわち、「大塚駅前駅前駅前駅×1,00185前駅 = 大塚駅」なのであり、そしてこの頃には、地球の表面は全て大塚駅前になっている。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えているうちに、大塚駅前駅のスターバックスで2時間ほどが経過しようとしていますので、以上を持ちまして「大塚駅前駅」のPRを終わりにします

 

何が言いたかったのかと言うと、とにかく駅前のロイヤルホストが馬鹿みたいにデカいということです。いやあ、デカい。大塚駅すら飲み込みかねないクレイジーサイズ。

 

 

宇宙の全てを飲み込まんとするあの大塚駅をも飲み込まんとする、異次元のロイヤルホスト。そこでランチ食べてきます。うふふ。

 

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あー、これは良い。熊谷さんらしさが現れてるな……。

大塚駅前駅に何かあるというか、ほぼJR山手線の大塚駅でした。というわけでこの記事になりました。

まあまあ、確かに面白いんだけど、でも熊谷くんにはまだ荒っぽさがあるよね。若いから。じゃあ、次に僕が出そうと思うんですけど。

【編集部補足】都電荒川線「大塚駅前」駅周辺のおすすめスポット

大塚駅前駅の周辺には、様々なグルメを楽しめる飲み屋街が広がっている。
駅近くの通り沿いには、行列ができるおにぎり屋さん「ぼんご」が店を構えている。

 

また南口の歓楽街には、大阪人も美味いと認めるたこ焼き屋「天王寺 はち八」がある。明石焼き・イカ焼きも絶品なので、付近を訪れたときには是非とも立ち寄っていただきたい。

 

 

エントリーナンバー5 pato

まずね、みんなはちゃんと理解してないよね。この企画にはスポンサーがいるっていう事を。やっぱりそういう大人の事情とかもちゃんと理解した上で企画に挑まなきゃいけないんだよね。それを踏まえて僕のやつをちょっと見て欲しいんだけどさあ。

 

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