【鹿児島観光の決定版】大自然、温泉、グルメ等全て網羅、地元民がおすすめする鹿児島旅行プラン!

鹿児島の観光といえば、桜島を中心とする絶景や、黒豚や焼酎のグルメが有名ですが、他にもたくさんの魅力的なスポットがあります。この記事では鹿児島中央周辺の飲食店や、霧島の温泉、指宿の砂蒸し風呂等の定番観光地は押さえつつ、地元民がおすすめする穴場のような場所も一緒にご紹介。家族、デート、一人旅でも楽しめる旅行の2泊3日のモデルコースになっています。

【2日目】土曜日の朝は車窓の旅へ

朝は遅めの行動開始で大丈夫です。
9:58に鹿児島中央駅を発車する列車に乗るので、ゆっくり寝るなり、朝風呂に行くなり好きなようにお過ごしください。

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列車に乗って指宿(いぶすき)へ行きます。「水曜どうでしょう」のファンならおなじみです。
鹿児島中央駅前のみやげ横丁で駅弁を買って車窓の旅に備えましょう。

 

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特に黒豚系が豊富なラインアップ。

 

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さつま揚げもたくさんあります。
宿での晩酌用に買ってもいいかもしれません。

 

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特急「指宿のたまて箱」は1日に3便出ている観光列車です。
人気列車なので、みどりの窓口か、JR九州列車予約サービスで事前に抑えておきましょう。

最近では海外からの観光客も多いため、平日でも予約が埋まることもあるそうです。
座席指定ができるので、海側の席を確保してくださいね。

 

いぶたま

提供:JR九州株式会社

海沿いの道を進む絶景列車です!
どうですか~~?最高でしょ?!

 

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車窓の風景。奥に見えるのは桜島です。
ダイナミックな自然と生活区域のコントラストがいいですよね。

 

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対岸の大隅半島も見えます。

 

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ずっと海沿いを走るので、住宅地→海→畑と変わりゆく景色の流れが楽しめます。
海を挟んで火山が見える風景はダイナミックでワクワクします。

 

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お弁当を開いて、遅い朝ごはん。私は九州駅弁グランプリで準優勝に輝いている「桜島灰干し弁当」をチョイスしました。

鹿児島には「灰干し」という食の技法があり、桜島の灰は素材の水分を抜いて臭みを抑えるために使われています。
灰の意外な活用法ですね。鹿児島では日々供給される灰を有効活用しようといろんな試みが行われています。

 

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車内販売で指宿サイダーを買いました。絵になる。

 

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難点は、50分と短すぎること。
お弁当食べて、飲み物飲んで、ぼーっとしたら着いてしまいます。

 

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車内には本も置いてあります!
読みたかったけど、ぜんぜん時間が足りませんでした。

 

 

指宿からはレンタカーで

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まずは指宿駅前でレンタカーを借りましょう。
翌日鹿児島空港店で乗り捨てできる、トヨタレンタカーがおすすめです。事前予約が確実です。

 

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観光地の電話番号リストを頂きました。
目的地を入れるとき、電話番号だと間違いが減るそうです(目的地名で入力すると、別の都道府県の施設が出ることもあるので注意してください)。

では!さっそく指宿をまわりましょう!

 

指宿観光あれこれ

池田湖

ドライブコースです。菜の花が綺麗。

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いい写真撮れた。

 

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気持ちいい!
池田湖は九州最大の湖なんです。
噴火して出てきた噴出物の分、地面が落ち込み、そこに雨水等がたまってできた湖です。
未確認生物「イッシー」がいるとかいないとか。

 

唐船峡

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指宿でランチと言えばここ唐船峡。鹿児島県民も大好きな場所です。
特に夏場は涼を求めてたくさんの人が訪れます。

 

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名水で有名なこの場所は、深い渓谷になっており、ひたすら歩いて降ります。エレベーターもありますよ。
ですが、降りるごとに涼しくなっていくのを歩いて体感してもらいたいです!。エレベーター6階分くらいの深さになるそうです。深い!!

 

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降りるとこんな景色が広がっています。
澄んだ水辺の風景に、神社の朱色のコントラストがさえます。「どこに迷い込んだんだろう?」と不思議な気持ちになる幻想的な光景です。

ひんやりと涼しく、夏場は気持ちいいです(取材は冬なのですごく寒いですが……)。澄んだ水が湧いている場所だからか、心まで洗われたような気持ちになれます。

 

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透明な湧水!ここの「唐船峡京田湧水(とうせんきょうきょうでんゆうすい)は平成20年に環境省の「平成の水百選」に認定を受けました。湧水量1日10万トンもの清涼な水が湧いています。
昔は地元民が、家でゆがいたそうめんを持ち寄り浸して食べていたそうです。

 

「そのアイデアを生かし、町に人を呼べないか」と試行錯誤して生まれたのが「回転式そうめん流し機」。
そうめんを入れる人も一緒に食べられて、竹のようにカビず、団体でも楽しめるという3拍子そろったもの。

左利きの人も安心。3台ほど左利き対応の「回転式そうめん流し機」がありますよ。上の画像のように2段式になっていて、左に流れる段と右に流れる段があります。


こんなPR動画もあります。(NPO法人 いぶすきムービープロジェクト)
そうめんに欠かせないめんつゆは、自家製で、毎朝かつお節と昆布をメインに出汁を引いて作っています。

指宿市の隣は、かつお節の名産地・枕崎市です。枕崎で作られたかつお節をふんだんに使った自家製つゆは、出汁の香りの効いた優しい味です。
そうめんってどこでも手軽に食べれるものですが、鹿児島のかつお節と鹿児島の名水の組み合わせは、ここでしか食べられないご当地グルメと言えますね。

私は一人で取材に来たので、一人でそうめん流しをします。

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自分で流して自分でそうめんをすくう。つらい。

 

こんなさみしそうな光景をお見せしてしまいましたが、お客さんが私しかいないのは1月末の寒い時期の取材で、撮影のため時間をずらしたからです。

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提供:指宿市営唐船峡そうめん流し

夏場は毎日こんな感じです。 お盆の時期は1日3000~3500人のお客さんで賑わいます。最近は特に海外からの観光客も多く訪れていて、「こんな風に食べ物が回るのは、珍しくて面白い」と評判だそうです。

 

 

梅里(ばいり)

観光客に人気のスポットが唐船峡だとすると、地元で今じわじわ人気なのが梅里(ばいり)です。
特に女性に好評で、鹿児島市内から週末ランチに出かける人も多いです。

土鍋の炊き立て、つやつやピカピカのごはんがいただけます。

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土日は人気で混雑します。
事前予約はできませんが、受付で名前を書いておくと順番に入れるので、スムーズです(朝10:00から受け付けています。お店は12:00から)。

 

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混んでいたら受付で名前を書いて、周辺を散策してもいいですね。少し歩けば海岸に出られます。

 

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築100年の古民家を改築した店内は、昔ながらの良さを残しつつ、モダンな雰囲気。

 

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ランチセットを注文すると、まず土鍋を持ってきてくれます。蓋を開けてはいけません。
「赤子泣いても蓋とるな」の鉄則はここでも守りましょう。

 

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ランチの「篤姫御膳」が届きました。
お味噌汁、天ぷらや煮物、きんぴら、サラダ、お刺身などです。彩り鮮やか、野菜たっぷり。

 

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このタイミングで、スタッフの方が土鍋の蓋を開けてご飯を盛ってくれます。
お米がつやつやのピカピカ!!

 

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最後にコーヒーとお団子のデザートが届きました。お団子のなんともいえない表情がかわいいですね。すぐ食べちゃいましたけど。

この周辺は天璋院篤姫ゆかりの地です。歴史好きの人は周辺の散策をしてみては。

 

 

長崎鼻

薩摩半島の南端です。
途中、昭和っぽい雰囲気のお土産物屋さんが並びます。

 

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こういうお土産物屋さんで売っているジュースって観光地価格で高いけど、本当は全国どこでも飲める業務用のものなのでは? と勝手な偏見を抱いてました。

しかし、なんとなく入ってみたこのお店。
マンゴージュースは自家農園で栽培したマンゴーをたっぷり使っていると!!

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濃厚でおいしい。指宿産マンゴーを使ったジュースが500円なんてすごいです。
国産マンゴーって貴重ですよね。すぐ近くに農園があるみたいで、シーズン中は観光農園も見学可能だそうです。

ジュースを飲んだら歩きます。

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岩礁の上を歩けます。
海の上を歩いているみたいな気持ちになれます。

 

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また桜島かよって思うじゃないですか。
これは開聞岳という別の山です。
どうですかこの大自然。都道府県ランキング決めてる人見てますか?鹿児島魅力たっぷりでしょ?

 

最南端の駅・JR西大山駅

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指宿市にある西大山駅は、JR日本の最南端駅です。

 

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無人駅です。鉄道が好きな方はぜひぜひ。菜の花の季節は特にきれいです。

 

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ダイヤはこの通り。

帰れなくならないようにお気をつけください。

 

指宿と言えばやっぱり砂蒸し! 波の音を聞きながら体験したい

砂蒸し温泉砂湯里&ヘルシーランド

ヘルシーランドは、トリップアドバイザーの日帰り温泉&スパ部門で3年連続受賞している絶景温泉です。
隣の砂蒸し温泉砂湯里とセットで1130円のお得なチケットがあります。

 

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まずは砂蒸しをして、それから温泉で汗を流すのが一連の流れでございます。

 

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入口で温泉の蒸気で蒸した卵や野菜が販売されています。
このあたりでは「すめ」と呼びます。塩をつけて食べると最高です。

 

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受付でチケットを購入したら、浴衣を渡してもらいます。

 

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目の前が一面、海のパノラマが広がります。ここで砂蒸しをします。

 

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ぜひ見ていただきたいのが砂蒸し場所の奥。
温泉の湯気が地中から湧き出していて、大地のエネルギーを感じます。

元々の砂蒸し温泉は、こんな風に温泉の湧いている砂浜を掘って入ったのが始まりだそう。

 

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絶景!! 崖の上から温泉が流れてきます。

 

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砂をかけてもらいます。ねずみ小僧みたいな頭なのは、砂が髪の中に入らないようにタオルを巻いているからです。

温泉の熱で50度~60度に温められた砂が血管を拡張し、さらにかぶせられた圧力で血液の流れが良くなります。じんわり温まっていい気持ち。激務でお疲れの人には全力でオススメします。

 

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ザーザー。聞こえるのはただ波の音だけ。

 

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身体が軽くなったような気がします。

砂蒸しが終わったら、砂を流して、浴衣を着替えて、絶景温泉のヘルシーランドへ向かいます。
車で移動してもいいのですが、海岸沿いを歩くコースが絶景です。

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崖を登ると、山川製塩工場跡があります。 昭和39年まで温泉熱を利用した製塩事業が行われていました。
今はもう稼働していませんが、取り残された姿にはどこかノスタルジーを感じます。廃墟好きにすすめたい。

 

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露天風呂ヘルシーランドで汗を流します。
洋風と和風の2種類の露天風呂があり、男女日替わり制です。

 

洋風露天

提供:ヘルシーランド

洋風露天風呂。

 

和風露天

こちらは和風露天風呂です。まさに絶景です。
海風を感じながら入る温泉、どれだけ最高かはこの画像を見れば一目瞭然ですね。

どうでしょうか?皆様の中での行きたい都道府県別ランキング5位くらいになりました?

 

知林ヶ島

3月~10月にかけての期間、潮の満ち引きで海の道が現れます。「日本のモンサンミッシェル」……は言いすぎかな。

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長さ約800メートルの海の道が現れたら、歩いて知林ヶ島に渡れます。1月の取材だったので海の道は現れず……。

「特定の条件下で現れる海の道を通って島に渡る」ってドラクエみたいですごくワクワクしませんか?
渡っても宝箱どころかこれといって特別なものはないですけどね。

ただし、海水に濡れた砂の上を歩くのはかなり体力消耗するので、歩きやすいサンダルを持参された方がいいです。けっこう疲れます。

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シーズン中に撮影したのがこちら。これが海の道です。
ちなみにシーズン中も潮の満ち引きで道がなくなる時間帯があるので、取り残されないようお気を付けください。

年に1人は帰ってこれなくなる人がいるそうです。

 

締めくくりは夕日を見て

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海と山と夕日。
感動的なプロポーズをしたい人は鹿児島にどうぞ。

 

温泉宿に泊まろう

いろんな温泉宿があるので、好みと予算に応じて泊まってください。
私が全力で勧めたいのがここ、指宿白水館

 

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楽天トラベル会員が選んだ「泊まってみて良かった!ベスト旅館」2015で加賀屋に続く2位。

こういう高級旅館って「あまりなじみもないし、いい温泉がついていたら安宿で十分(お金もないしね)」と思っていましたが、白水館にきてその考えを改めることになりました。やっぱり素敵な旅館は良いものです。

敷地がとても広くて、別世界にいるような気持ちになりました。

 

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敷地内を散策しつつ、温泉を目指します。

ライトアップされた松の木。スリッパのまま散策できます。毎日スタッフの方が綺麗に掃き清めています。高級宿ってすごい。

 

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温泉の入口へ。

 

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入口手前に焼酎の試飲コーナーもあります。
鹿児島のいろいろな蔵の銘柄が取り揃えてあり、自分好みの焼酎を探すことができます。風呂上りにここできゅっと一杯やりたいところ(注:あくまでも試飲です!)。

 

提供:白水館

提供:指宿白水館

大浴場「元禄風呂」。
江戸時代の入浴風景を描いた浮世絵が壁一面に施されているのがおもしろいです。温泉好きにはたまらない場所ですね。

圧倒的な広さ。これだけの規模で、源泉かけ流し、加水に使う水は地下水、豊富な湯量があるので塩素消毒なしの最高のお湯です。

提供:白水館

提供:指宿白水館

露天風呂も絶景。

泉質は塩化物泉。美肌成分であるメタケイ酸が245mmと豊富です。女性の方々はじっくり浸かっていただきたいところ。

 

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さらに、敷地内には「薩摩伝承館」という美術館があります。
幕末から明治にかけての薩摩の歴史と文化に関わるものを展示しています。

池の上に浮かぶ様は、幻想的な世界へ誘ってくれるようです。

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キラキラ輝くコレクションの「金襴の間」。
幕末から明治期に海外へ渡った薩摩焼を、逆輸入したものです。国内で流通しているものとは一味違う、「黄金の国ジパング」を象徴するきらびやかな装飾です。

こんなにキラキラしたもの見るの久しぶりで、目がちかちかする……。まばゆい!!

 

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資料館もあります。

2食付きで最低でも15000円~の宿ですが、その価値は十分にあるのでぜひ泊まっていただきたい(※薩摩伝承館の入館料、砂蒸し温泉代金は別途かかりますのでご注意を)。

温泉、美術館、食事、散歩コース。
これだけ揃っているので、出かけないでここでのんびり過ごすのもありだと思います。

私はここに泊まらなかったんですけどね……。

取材だけさせていただき、素泊まりの安宿に泊まりました。温泉にも入ったし、安宿で十分かなと甘く考えていましたが、侘しくなりました……。
せっかく遠方から訪れる皆様は、ぜひぜひリッチな気分になれる宿にお泊りくださいませ! 変なところで節約しちゃいけません。

 

【次ページ】歴史、温泉、黒豚を堪能

 

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