青春18きっぷで日本縦断。丸5日間、14,150円で最南端の鹿児島から稚内まで行ってみた[PR]

青春18きっぷを使い日本を縦断した記事をお届け!今回の旅では、旅の記録にアプリ「駅メモ」を使用。実際に行った駅全てでチェックインし、使用した鉄道のルートや、所要時間、料金まで細かくレポートいたします。青春18切符で日本縦断をする中でも、最短の「5日間」で達成したその記録をとくとご覧ください。(読了時間目安 : 30分)

5日目(最終日)

5:10 札幌(北海道)

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終電→始発コンボは確実に寿命を縮める気がする。全然休んだ気がしない。

それはそうと、皆さんに宣言しておかないとならないことがある。ここまで駅メモのチェックイン画面を乗り換えの駅でスクショをしていたが、あまりにスクショを多用したためか、スクショをするのに長押しする電源ボタンが引っ込んだまま戻らなくなってしまった。ゆえに、スクショが撮れなくなった。

それでも駅メモはステーションメモリーズの名に相応しく、アプリ内でチェックインした駅の記録を蓄積してくれているので、そのレポートを後日スクショしたものを用いたい。便利だね、「駅メモ!」

さて、ここから稚内を目指すにあたり、おそらく路線図的に旭川を目指す必要があるようだ。

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札幌駅改札にて、最終日、5日目のスタンプを押してもらう。これでフルになった。すげえな鹿児島中央駅から札幌まで押してある。なかなか感慨深いものがある。

 

6:00 函館本線 旭川行き

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始発列車は通勤の人でごったがえしていた。ただ数駅もすればすぐに景色は大自然になり、乗客もほとんどいなくなった。

 

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朝は雨模様だったのに晴れ間がのぞき始めた。この景色はなんか北海道感がある。

途中、昨日お前たちがあれだけ罵った岩見沢の駅を通った。良い街じゃないか。なんであんな酷いことが言えるんだ。岩見沢、アルフィーぽいとか言ってたろ。反省しろ。

車窓にはずっと広大な景色が流れている。函館-札幌間ではあまり見なかった景色だ。昨日はほとんど海沿いだったのでここまでの景色はなかった。やはり内陸にある旭川に行くだけあって、どこまでも続く大地、みたいな景色がずっと展開されていた。

途中、乗り合わせていた乗客から何やら不穏な言葉が聞こえてきた。

「昨日の大雨」「川が増水」「稚内」「運休」といった大変デンジャラスな単語が知らないオッサンの口から惜しげもなく披露された。繋げると「昨日の大雨で川が増水し稚内への列車が運休している」と連想できる。非常にまずい。なんだか心臓がバクバクしてきた。

もし稚内行きの列車が運休していた場合、青春18きっぷは運休による振り替えはない。つまり、今日が青春18きっぷのリミットである5回目を使ってしまっているので、明日はもう使えないのである。今日運休ということは不運だけど5日間かけた今回のチャレンジは失敗ということで最北端には行けなかった、ということになる。完全にハードラックとダンスっちまった格好だ。

すごい不安になってくるが、ルールなのでスマホで運休情報を調べることすらできない。ここまできてチャレンジ失敗、それだけは避けたい。早く旭川駅に行って状況を確認したい。その思いがグルグルとまわっていた。札幌から乗車時間3時間。ついに旭川駅へと到着した。

 

8:54 旭川(北海道)

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チェックインした駅
 苗場、白石(JR)、厚別、森林公園(北海道)、大麻、野幌、高砂(北海道)、江別、豊幌、幌向、上幌向、岩見沢、峰延、光珠内、美唄、茶志内、奈井江、豊沼、砂川、滝川、江部乙、妹背牛、北一已、深川、納内、伊納、近文、旭川
 [28駅/累計28駅/移動距離 130km]

ちょっと旭川のこと舐めてたわ。

旭川という町の規模をよく理解していなかった僕は旭川駅のでかさ、綺麗さに正直驚いた。近代的でかっこいい駅、おまけに駅直結のイオンや映画館なんかがあって鉄道利用以外でも市民が集まれるようになっている。駅前も都会的だ。

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駅の裏側は川を望んで休憩できるテラスみたいになっていて、みんな散歩だとか日光浴とかをしていた。この旅で数々の駅を見てきたけど、旭川駅が一番良かった。

さて、そんな旭川駅の素晴らしさはどうでもいいとして、問題は列車の中で小耳に挟んだ不穏な単語たちである。「昨日の大雨」「川が増水」「稚内」「運休」である。ここ旭川を見る限りそこまで大雨で大打撃を受けた感じもしないし、駅自体も落ち着いて全く平穏だ。

例えばここが東京だった場合、ちょっと離れた場所の路線が運休となれば駅は大パニックだ。運休のお知らせが掲示板に流れ、振り替え輸送の案内に放送、窓口は人でごった返す。駅員に怒鳴ってるオッサンとかまで出てきて、大パニック必須である。

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改札も平穏そのもの。もしかして、列車の中で聞いたあの話は嘘だったんじゃないか。幻だったんじゃないか。うんうん、この様子ではとても近くで運休が起こってるようには見えない。あの話は嘘だったんだ。大丈夫、稚内まで行ける。希望のようなものが沸き上がってきた。

それでも、一応聞いておきますかと窓口に行き、駅員さんに質問する。

「すいません、青春18きっぷで稚内まで行きたいんですけど」

「はいはい」

「なんか運休してるって悪い噂を聞いたんですけど、そんなことないですよね」

「あーちょっとまってください」

何やら書類をパラパラめくる駅員さん。

この反応の鈍さ。運休はない。もし近くで運休が起こってるなら即答だろう。それがないということは一応は確認してみるけどそもそも運休の話がないとうことだ。もらった。

「あー、運休してますね」

もっとこう、パニックになろうよ。めちゃくちゃ他人事やんけ。

なんでも、昨日局地的な大雨が降り、音威子府(おといねっぷ)と稚内の間の川が物凄い増水したらしい。雨は止んだが、川の増水が収まらないため、朝一番の稚内行きの普通列車と、稚内から来る普通列車が運休となったそうだ。特急は運行してるが、増水地点の前で停まっていて大幅に遅れが生じている状態のようだ。

ちなみに、普通列車で稚内に行くにはここ旭川から名寄(なよろ)という駅まで行き、そこから稚内行きに乗り換えるらしい。で、稚内にいく普通列車は1日に2本しかないらしい。朝一番と午後3時台の2本だ。おそろしい。やはり予想通り終電が早かった。午後3時終電とかとんでもない世界だ。とにかく1日2本しかない普通列車のうち朝の1本は運休、3時台の終電も運休となる可能性がものすごく高い。そう他人事みたいに言われた。

「どうしたらいいですかね」

「そうですね。とりあえずどんな状況になるのか読めません。ただ、最後の希望をもって名寄駅まで行かれた方がよろしいかと」

「そうですね」

けっこう他人事だった駅員さんだったが、「希望をもって」と言われ、励まされた気がした。そうだよな。ここで心配してても仕方がない。名寄駅まで行こう。

ちなみに、旭川から名寄までいく普通列車は2時間半後だ。相変わらず北海道スケールの待ち時間だ。イオン直結の駅なので待ち時間も安心。しかもこのイオン、9時から開店してる。

稚内は寒いかもしれないので防寒着を見てみたり、フードコートで朝食をとったり、何を血迷ったかコンタクトがキツイんでメガネを新調したりして時間をつぶした。

 

11:29 宗谷本線なよろ1号 名寄行き

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希望だけを胸に名寄に向けて走り出す。大雨のせいで稚内まで行けないかもしれない。その事実をあざ笑うかのように空は青く、綺麗だった。

 

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稚内へと向かう特急列車が大幅に遅れが発生している状況だ。その余波がここ名寄行きの路線にも影響している。基本的に特急列車が優先されるため、普通列車は待機させられる。

「この駅で遅れている特急の通過待ちをいたします。どれだけ待たされるかは不明です」

という放送が平然と流れる。

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何もない駅で漠然と待たされている間も考えることは一つだった。「稚内に行けなかったらどうするか」だ。普通に何事もトラブルがなければ3時の列車で稚内まで行けていたのだ。つまり、青春18きっぷ5日分で最南端の駅から最北端の駅まで、ギリギリだけど行けたということだ。

ただ、やはり実際にゴールできなかった場合、記事のおさまりとしては不完全燃焼となることは否めない。もう一度スタートの西大山駅からやるか。それとも名寄から歩くか。

列車でいけないなら名寄から歩いて稚内まで行く。その途中で駅を記録していけばいい。どこかでそんな記事を読んだことがある。名寄から稚内まで150キロ、40時間ぐらいで歩ける計算。やってやれないわけでもない。でもね、それだと青春18きっぷ行ったことにはならないと思うんですよ。どうするべきか。悶々と悩みながらやっと動き出した列車に揺られていた。

いよいよ最終乗り換え駅。そして希望と絶望が交差する駅。この旅における最後のクライマックスとなる名寄駅に17分遅れで到着した。

 

13:09 名寄(北海道)

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チェックインした駅
 旭川四条、新旭川、南比布、永山、北永山、比布、蘭留、北比布、塩狩、和寒、剣淵、東六線、北剣淵、士別、下士別、瑞穂、多寄、風連、東風連、名寄
 [19駅/累計47駅/移動距離74km]

本来なら2時間の待ち時間を経て稚内行きの最終列車に乗ることができるはずだった。けれども、それもかなり怪しい。とにかくすぐさま窓口に行き、駅員さんに詰め寄った。

さすがにここ名寄は運休と遅れによりパニック状態だった。駅員さんの話では、まだ特急も増水ポイントを通過しておらず、3時の普通列車の運行もなんとも言えない状態らしい。ただ「お待ちください」としか言われなかった。 「なんかダメな気がする」 雰囲気的に希望の3時の列車も運休しそうな気がする。もうダメだ。諦めるべきじゃないだろうか。そんな想いが生まれてきた。

待合室の固く無機質なベンチに腰をかける。ハッキリ言わせてもらうと、僕の心は折れかけていた。

鹿児島では鉄オタの人に助けてもらい、定休日のはずの温泉では爺さんが妖魔と戦っていた。スイッチバックに興奮するお父さんに無関心な子供、熊本では懐かしい知人に偶然遭遇した。そうそう、お前らは柳井駅のことを罵ったっけ。早朝からSLを撮影するためにスタンバっていた鉄オタの人と交流し、地獄のような乗り換えに、部活の先輩との関ケ原の決戦、120回おっぱいを揉む男、福島駅では駅員さんに駅メモの攻略を教えてもらった。そして車内で出会った同じ能力を持つ者たち。暴れまわるキャリ―ケースに忍びの末裔、頭をポンポンされる遠距離恋愛彼女が4駅消滅させた。大舘は地獄の闇だった。新幹線にも乗って、借りるんじゃなかったレンタルサイクルで転んだ。函館ではメロンを食べさせてもらい、イカ釣りでカップルを地獄に叩き落とした。長万部の温泉で生き返った。これらの全ての出来事は、まるで僕を両脇から支えてくれて最南端からここまで連れてきてくれたように感じていた。当人たちにその気は全くないだろうけど、僕に取っては全てが心強い旅のパートナーであり、支えだった。それなのに、ゴールできない。その事実が僕の心の奥底の部分をギュッと締め付けた。

「ごめんなあ、ゴールできなくて」

無性に悲しく、情けない気持ちになった。完全に心が折れていた。

もう諦めよう。そう思った。どうせチャレンジは失敗なんだから特急に乗ってもいいわけだ。今から特急に乗って札幌まで戻れば何とか今日中には東京に帰れるだろう。東京に戻って酒飲んで寝よう。そうしよう。僕の挑戦はここで終わったのだ。来ない列車を待つより、諦めて早めに動いて東京に帰ろう。もうルールも関係ないので、帰るルートを調べようとスマホを起動させた。

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起動しっぱなしだった駅メモの画面、「みろく」の顔が目に入った。

みろくは変わらず笑顔で、「もっと駅にチェックインしようよ」そう言ってるように見えた。「ここまで来たんだから諦めず待ってみよう」そう言っているように見えた。

そうだよな。5日間一緒に旅してきた「みろく」だ。地獄のような精神状態も体の痛みも待ち時間も、終電始発コンボも全部知っている。それらを踏まえたうえで「別に失敗してもいいじゃん」そう言われているような気がした。そうだよな。失敗してもいい。問題はどうやって失敗するかだ。最後まで信じて待つ。運休が決まる瞬間まで信じて待つ。

一緒に旅してきた「みろく」と共に待つことに決めた。もう弱気になったりしない。

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本来の出発時刻3時が近づく。本当ならば列車が駅に入ってきている時間だ。けれども、ホームにそんな気配はない。やはりだめか。

 

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こんなに晴れているのに、列車はやってこない。

 

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3時を超えても列車はやってこない。やはりだめだったか。今回のチャレンジは失敗だ。そう思った瞬間だった。

音が聞こえた。

それはこの5日間、ずっと嫌というほど聞いてきた音だった。もう始発から終電までずっと聞いていて、ちょっと精神的におかしくなりそうな、できればもう聞きたくないとすら思っていた、あの音が、希望の音となって僕の耳に届いた。列車と線路が織り成す、あのガタンゴトンという音と、ブレーキの軋む機械音だ。

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稚内行きの列車はやってきた。希望を乗せ、僕とみろくをゴールに運ぶ列車が奇跡的にやってきた。

 

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稚内行きの勇ましい文字。ついにここまできた。

 

15:35 宗谷本線 稚内行き

予定より40分ほど遅れて稚内行きの最終列車が出発した。ついにこの旅最後の列車が出発した。

列車は木々の間をすり抜けるようにして深い森の中をひた走っていた。乗客たちは示し合わせたかのように一斉に窓を開け、そこから入りこんでくる風が妙に気持ち良く、おまけに少し傾きかけた太陽が木々の隙間から木漏れ日となって車内を温め、丁度良い振動と相まって全ての乗客が寝てしまうという状態になっていた。なんだよこれ、こんな心地良い列車ってあるのか。駅にチェックインしないといけないので眠れない僕、それを恨んだりもしたがそんなことはどうでもいい。こんなにも心地よい列車がこの世にあるって知れただけ、この旅をした意味があるからだ。

特急を優先するため、途中の駅では結構な時間停車する。

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だんだんと日が落ちてきた。途中、徐行して増水ポイントを通過したけど、これよく復旧したなと言いたくなるレベルの増水具合だった。もう線路に水がかかってた。つくづく、この列車が動いたことが奇蹟だとしか思えない。

日が落ちて、気温が下がったためか、お腹が冷えてきた。やはり日本の最北端は寒い。旭川で少し温かい服を買えば良かったと後悔し始めていた。

ちなみに駅メモでは駅をゲットした実績に合わせて「称号」というものをくれる。例えば東京都にある駅のうちの何パーセントかにチェックインすれば「東京都マスター」みたいな感じで称号をくれる。この旅で約80個の称号を貰ったが、なんか新たな称号をもらってた。

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駅メモをはじめてからの総移動距離が2,500kmに達したので、その2,500kmって日本を縦断するのに相当する長さやで、と称号を貰った。当たり前だ、日本を縦断してるんだから。

さて、大幅に遅れたものの、いよいよゴールの稚内が近づいてきた。早く、早く到着してくれ。胸が高鳴る。その瞬間だった。

キーーーーー!ドン!

急ブレーキの衝突音。何が起こったのかと車内が騒然とする。しばらくして車内放送が入る。

「えー、ただいま鹿と衝突してしまいました。処理をしますのでしばらくお待ちください」

ワンマン運行なので車掌さんはおらず運転手さんが降りて行って鹿を処理する。遅れていた列車がさらに遅れた。ほんと、最後まで色々あるな。

しばらくして運転再開となり、いよいよ車窓からも稚内の町が見えてきた。大きな道路が見えて、その道路表示が日本語とロシア語の併記だったので、さすがロシアに最も近い都市、と感心した。

そして、ついについについに、列車は稚内駅のホームへと滑り込んだ。

 

20:11 稚内(北海道)

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チェックインした駅
 日進(北海道)、北星、智恵文、智北、南美深、美深、初野、紋穂内、恩根内、豊清水、天塩川温泉、咲来、音威子府、筬島、佐久、天塩中川、歌内、問寒別、糠南、雄信内、安牛、上幌延、幌延、下沼、豊富、豊満、兜沼、勇知、抜海、南稚内、稚内
 [31駅/累計78駅/移動距離179km]

「青春18きっぷ5日分で最南端から最北端の駅まで行くことができる」

そう叫びたい気持ちだった。何度かダメかと思ったけど、ついに最北端の駅に到達した。力が抜けてしばらくホームから動けなかった。ということで、5日目の旅のまとめはこちら。

 

5日目のまとめ

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通常、最南端の西大山駅から稚内まで行った場合、乗車運賃が28,940円かかるらしい。新幹線や特急を駆使すると30時間で58,000円ほどでいけるらしい。今回の旅は青春18きっぷを使って5日間の旅ということで、移動費だけで言えば青春18きっぷの11,850円とオプション券の2,300円、合計で14,150円だけでいけてしまった。かなりお得な切符といえる。

ということで5日間の総計がこちら。実に1081駅にチェックインしてた。これはたぶん日本にある全ての駅の10%くらいに相当すると思う。
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青春18きっぷの旅の魅力とはなんだろうか。一言で言ってしまうとそれは「日常の切り取り」なのかもしれない。

僕らは旅行に行く時、新幹線や特急列車や飛行機などを用いる。それらは特別な交通機関であるので、周りの乗客も特別である場合がほとんどだ。待ちに待った旅行かもしれないし、少し気が思い出張かもしれない。それらはよそ行きの顔なのかもしれない。よそ行きの顔でよそ行きの乗客に囲まれて特別な交通機関に乗る。そこでなされる会話や行動だって、いつもとは違うよそ行きのものなのかもしれない。その非日常感は旅行の醍醐味の一つだ。

その反面、青春18きっぷの旅は、その地方の日常に突如として放り込まれる。学校帰りの高校生、仕事をさぼっているサラリーマン、お団子を親戚に持っていくお婆ちゃん、それらの日常の中を旅していくことは多分に興味深くて面白い。しんどいことも沢山あったけど、様々な日常に触れられたことは大きな糧になったように思う。

綺麗な景色を見た。

美味しいものを食べた。

面白い話を聞いた。

変な人を見た。

誰かの悩みを聞いた。

親切にされた。

誰かが泣いていた。

誰かが笑っていた。

誰かが恋していた。

そして僕が旅していた。

雑多な日常の中を、日本の端から端まで旅をし、こんなにも面白い国なんだと実感した。世界地図で見ると日本という国は小さい島国だ。けれども、旅をしてみて分かった。この国は大きく、美しく、そして面白い。そこにある全ての日常が尊いものなのだ。だから僕は声を大にして言いたい。

僕らはこの国で暮らし、日常は明日も続いて行くんだって。

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